春の動物園まつり前の日本平動物園レッサーパンダ日帰り遠征(3)猛獣館299の猛獣達~豪快な遊びを続けていたホッキョクグマのロッシーくんと同居中の美しきバニラちゃん&食事タイムのアジアゾウほか大型草食動物
2017/03/05 - 2017/03/05
545位(同エリア1498件中)
まみさん
日本平動物園を訪れたら、一番目当てはもちろんレッサーパンダですが、猛獣館の猛獣たちも楽しみです。
いまの時期は、ホッキョクグマのロッシーくんとバニラちゃんが同居しているのでなおさら。
前回日本平動物園を訪れたときは、レッサーパンダのホーリーちゃんがまだやんちゃ盛りの赤ちゃんだったからか、ほとんど昼寝せず、起きている時間が長かったので、レッサーパンダ展示場の前をなかなか離れられませんでした。
今回は幸か不幸か、ホーリーちゃんも12時すぎにはお昼寝に入ってしまったため、ほかの動物達を見に行く時間は前回よりもたっぷりありました。
もっとも、ホッキョクグマには、午前中、レッサーパンダを見ている合間に様子を見に行きました。
レッサーパンダもそうですが、ホッキョクグマも、少なくとも日本平動物園にいるロッシーくんは、どちらかというと活発なのは午前中のようなので。
今回のロッシーは、常同行動かもしれませんが、背面飛び込みという、面白い遊びを延々と繰り返していました。
水面からぐっと乗り上げ、後ろに体をそらして水に飛び込み、ガラス面に足をつけて、また陸に上がる……その様子、上から横から下から見ることができました。
バニラちゃんとロッシーは同居していましたが、ロッシーがずっとその遊びに夢中(?)だったので、バニラちゃんは1人で過ごしていました。
日の光を浴びたバニラちゃんは、バニラアイスのように真っ白で光っていて、とても美しかったです。
日本平動物園の猛獣館は一部には旭山動物園の展示場をモデルにしたところがあると思います。
去年2016年10月に初めて旭山動物園を訪れることができて、日本平動物園の展示方法と比べことができました。
旭山動物園は、だいたい動物ごとに建物が別れていましたが、見学者が外から中から順番にいろんなアングルで動物が見られるようになっています。
日本平動物園の猛獣館では、スペースの都合からか、ホッキョクグマ、ゴマフアザラシ、ライオン、アムールトラ、ジャガー、ピューマの展示場が一つの建物にまとまっていますが、その分、いろんな動物たちをいっぺんにすぐに見られますし、猛獣たちを少なくとも2フロアの違ったアングルで見ることができます。
もう日本平動物園を訪れるのは6度目になるので、どちらのアングルの方が見やすい、写真を撮りたいというのが分かっていますが、それでも両方のアングルから猛獣たちを見るのが楽しみです。
ホッキョクグマの次に猛獣館で楽しみにしていたのは、ガラスの円筒をぬぼーっと行き来するゴマフアザラシです。
泳いでいる最中のアザラシたちは、別に笑っているつもりはないかもしれないのですが、口角が上がっているので、にやりと笑っているように見えます。
それが円筒のレンズ効果で横にびよーんと伸びるので、とてもユニークに見られます。
円筒を行き来するのはアザラシの展示方法を最初に編み出したのは旭山動物園のようですが、旭山動物園は埼玉に住む私にとって遠すぎます。
その代わり、旭山よりずっと行きやすい日本平で何度も見ることができるのは幸せだと思っています。
いくつかあったイベントの中で、13時15分からのアジアゾウのトレーニングも、前に見たことがあるけれど、どうせならまた見たいと思っていました。
ただ、アジアゾウのシャンティちゃんは足を痛めたらしく、トレーニングはお休みでしたが、給餌と飼育員さんのトークはありました。
そろそろトレーニングという名のランチタイムが近いことを知っていたシャンティちゃんのそわそわぶりはとても可愛らしかったです。
つい最近、私がよくいくアドベンチャーワールドで象の飼育中の事故で飼育員さんが亡くなったニュースを知りました。
ゾウにしてみれば、悪気のない動きや悪ふざけだったとしても、その威力は簡単に人を殺めてしまいます。
日本平動物園でも以前見たトレーニングのときは慎重でした。
少し気が荒くなってきたダンボちゃんはトレーニングをあきらめているようです。
穏やかなシャンティちゃんのときは、飼育員さんたちは気軽に同じエリアでそうじをしたり、給餌をしているように見えましたが、ほんとは命がけの仕事なんだなとつくづく思いました。
<半年ぶりで通算6回目の日本平動物園の旅行記のシリーズ構成>
□(1)いつもとちょっと違うアクセス編&やっぱり楽しんだグルメとおみやげ編
□(2)レッサーパンダ特集:楽しみにしていたまつばちゃん・ホーリーちゃんとタクくん・ホーマーちゃんの同居&換毛が始まっていたけど恋鳴きもしていたヤマトくん&非展示だけど元気そうだったスミレちゃん
■(3)猛獣館299の猛獣達~豪快な遊びを続けていたホッキョクグマのロッシーくんと同居中の美しきバニラちゃん&食事タイムのアジアゾウほか大型草食動物
□(4)豊富なサルの仲間たち~ブラッザゲノンのトリプル赤ちゃんや初めてまともに見たヒゲサキの意外な可愛らしさ&起きているタイミングで会いに行けた夜行性動物たち
日本平動物園の公式サイト
http://www.nhdzoo.jp/
<タイムメモ>
05:00 家を出る
06:35 JR品川駅に到着
07:10 品川駅発の東海道新幹線ひかり461号に乗車(自由席)
08:04 静岡駅到着
08:10-08:30 駅前バスターミナル下見ほか
(08:13発のバスに乗ろうと思えば乗れた)
08:35-08:45 駅隣接のASTY内のカフェ「ディキシーダイナーズ」で朝食
08:53 静岡駅前発のバスに乗車
09:20頃 日本平動物園のバス停に到着(定刻09:12)
09:20 日本平動物園に入園(開園09:00)
09:20-10:30 レッサーパンダ
10:35-10:40 ブラッザゲノン(トリプル赤ちゃん)
10:45-10:55 ホッキョクグマ
10:55-11:05 ゴマフアザラシ
11:10-11:50 レッサーパンダ
(11:20すぎからリンゴタイム)
11:50-12:00 写真チェック休憩
12:00-12:10 レッサーパンダ(12:10には全員昼寝)
12:10-12:25 ランチ休憩
12:30-12:35 レッサーパンダ(非展示のスミレ)
12:35-12:45 ブラッザゲノン・シシオザルほか中型サル
12:45-13:00 猛獣館299(ゴマフアザラシ・ホッキョクグマ)
13:00-13:15 バイソン・キリン・ゾウ
13:15-13:30 ゾウの食事(トレーニングお休み)
13:30-14:15 猛獣館(アムールトラ・ライオン・ジャガー・ピューマ)
14:15-14:40 休憩
14:40-14:45 ボルネオオランウータン
14:45-14:50 シロサイ
14:50-14:55 マレーバク(屋内)
14:55-15:05 小型サル
(エリマキキツネザル・リスザル・ヒゲサキ・ワオキツネザル)
15:10-15:40 夜行性動物館
15:45-16:25 レッサーパンダ
(16:15 レッサーパンダ館屋外のヤマト・まつば・ホーリー収容)
(16:25 飼育棟のタク・ホーマー収容)
16:30 動物園を出る(16:30閉園)
16:47 動物園入口停留所発のバスに乗車(実際は2分遅れ)
17:15頃 静岡駅前に到着
17:20-18:00 パルシェ食彩館の沼津魚がし鮨で夕食
18:15-18:25 ASTYのグランドキオスクで静岡みやげの買い物
18:38 静岡駅発の新幹線ひかり476号に乗車(指定席)
19:33 品川駅着
22:00頃 帰宅
※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物/動物園と水族館の旅行記~レッサーパンダ大好き~ 目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070
※これまでの日本平動物園とアクセスなどのプロローグ編の旅行記のURL集は、この旅行記シリーズ最初の旅行記「の動物園まつり前の日本平動物園レッサーパンダ日帰り遠征(1)いつもとちょっと違うアクセス編&やっぱり楽しんだグルメとおみやげ編」の最後の写真コメントの末尾にまとめました。
http://4travel.jp/travelogue/11221949
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホッキョクグマ、ゴマフアザラシ、ライオン、アムールトラ、ジャガー、ピューマがいっぺんに見られる4階建ての猛獣館299(ニクキュ)の入口
-
ホッキョクグマのロッシーくんのプロフィール
ロッシーくんは双子で、どこの動物園でも欲しがったようです。
レッサーパンダがまだ活動的な午前中、離れるのはしのびなかったですが、ホッキョクグマも活動的なのは午前の方だと思ったので、ちょっとだけ合間に見に行きました。 -
地上からプールを見下ろしたロッシーくん
おわっ、ロッシーくん、どうしたの! -
ロッシーくんの反り返り
-
時々あたりを見回すしぐさもしたけど
-
仰向けになって、バク転ロッシー!
-
バニラちゃんにおかまいなく
ロッシーくんはひとり遊びに興じていました。 -
仰向けになるときは口がぱかっと開いてしまうらしい@
-
頭からざぶんと水に飛び込んだロッシーくん
今度は建物の中に入って、ロッシーくんが水に飛び込む姿を少し見上げる視点で見学しました。 -
頭が下になって、潜水!
-
イチオシ
ガラスに足を付いて浮力をつける
-
迫力あるけど、どこか可愛い足裏@
-
浮き上がるときの体勢
-
ざぶーんと飛び込んできた半ばシルエットなロッシーくん
-
足でガラスを蹴っ飛ばす@
子供の小さな手と比べると、どれほど足裏が大きいか分かります。 -
覗く窓を変えてみたら、バク転で水に入ったロッシーくんの全身が見えた@
-
水中で一回転して向きを変える
-
次に、今回、ロッシーと同居中の様子が見られたバニラちゃん
同居中といっても、ロッシーくんはバク転遊びに夢中で、バニラちゃんも1人で過ごしていました。 -
遠吠えスタイルのバニラちゃん
遠吠えしていたわけではありません。 -
なにかを待ちわびるバニラちゃん
-
プールに入りそうで、入らない
みんな期待して見ていたんですけどネ。 -
ほのかに微笑みを浮かべるバニラちゃん
-
水が冷たそうで、躊躇しているのかな
-
イチオシ
ふんふんふんなパニラちゃん、可愛いぞ!
-
全体的にも可愛らしいバニラちゃん@
-
猛獣館の中に入ってしまえば無視できないのでゴマフアザラシたち@
いつものメンバーなのですが、いまだにちゃんと見分けがついていません。 -
円筒を下りてくるゴマフアザラシちゃん
円筒のレンズ効果で実際以上にまるまるに見えるところが可愛いのです。 -
可愛いねーっ!
-
にっこりゴマフアザラシちゃん@
向こう側にいる人がびよーんと伸びているところからして、アザラシちゃんも実はびよーんと伸びているのがよく分かります。 -
イチオシ
ちょっと首をかしげ気味に、眠そうな顔で上に上がる
いつもこの円筒を上下するときに目をつぶっているので、笑っているように見えるようです。
でも、たぷたぷのあごと、体に比して短いひれもたまりません! -
今回は上から円筒を下りて底でつながった隣の水槽から上ることが多くて
円筒の底でお休みしているゴマフアザラシちゃんもいました。 -
隣の水槽でも、もこもこ@
-
こっちの水槽を泳ぐときは目が開いていて@
ときどき、水槽のすぐそばにいる見学者に寄ってくることありました。 -
13時、ゾウのトレーニングを見に行く途中のバイソン展示場
-
ここで暮らしているのは22才の国内最高齢のモモちゃん
-
いかつい姿に反してやさしい性質のバッファロー
もちろんこの体格と力ですので、性質が優しくても、飼育のときに油断すると大けがするでしょう。 -
バッファロー舎の隣のキリン展示場のキリンたちの様子は……
-
日本平動物園の2016年3月現在のキリンたちのプロフィール
サクラちゃんと一緒に来日したキリくんは、命名式のおひろめの前に2015年11月に亡くなってしまいましたが、去年2016年7月にリオくんが来日しました。
名前はどの子も日本に来てからついたもので、リオくんはリオデジャネイロ・オリンピックにちなんだ名前です。 -
まだ一回り小さかったこちらの子がリオくん
-
そしてサクラちゃん
はじめ見に行ったときは、リオくんとサクラちゃんははじっこ同士で離れていました。 -
13時15分からのゾウのトレーニングを見に行くも
トレーニングは中止との表示がありましたが、餌やりはありました。
トレーニングが中止になったのは、シャンティちゃんがケガをしているせいでした。
ダンボちゃんの方は年を取って少し気が荒くなったので、トレーニングをしなくなって久しいです。
ちなみにあとで正門前広場のお知らせを見てみたら、ゾウ・イベントは13時15分からのトレーニングではなく、13時30分からのおやつタイムとなっていました。 -
13時15分、そわそわしていたシャンティちゃん
足を体を左に寄せ……。 -
足を戻して体を右に寄せる
この繰り返しをして、そわそわとエサを待っていました。 -
プールの方に歩き出したシャンティちゃん
-
イチオシ
お鼻の準備体操?
エサを食べるスタンバイオッケーです。 -
またそわそわと左右に体を揺らすシャンティちゃん
それはそれは可愛らしいしぐさでした。 -
右に体を戻す
時間が来てもなかなか飼育員さんたちが来ないときは、鼻で扉をがんがん叩くこともありました。 -
まだかなーっなシャンティちゃんのデモンストレーション
-
可愛くて目が話せなかったシャンティちゃんのゆらゆら
-
体を左に寄せたシャンティちゃんの後ろにはダンボちゃんの姿あり
飼育員さんたちはシャンティちゃんと同じ空間に入ることができるのですが、ダンボちゃんの場合は飼育員さんの指示無視もすることがあるので、太い柱でこちらにこられないように遮られたエリアに一時いてもらってもいます。 -
しばらくして見に行ったら、接近しはじめていたリオくんとサクラちゃん
-
2頭そろって、はい、チーズ!
-
しっぽふりふり、シャンティちゃん
トレーニングが中止なので、立ち去ってしまったお客さんもいましたが、少し遅れて給餌はありました。 -
おやつはまだですかーっと催促するシャンティちゃん
-
ダンボちゃんも柱の向こうからまだかまだかとじれじれ
-
舌見せシャンティちゃん
-
飼育員さんがおやつを持って来たよ
エサではあるのですが、ゾウのごはんはこんな量ではなく、量的にはおやつなのです。 -
飼育員さんたちに歯をチェックしてもらう
-
ご褒美のエサは笹だね
-
鼻でくるっと笹を束ね、葉だけ一気にはがして食べる
-
ちょっと落ち着ける場所に移動したくなったシャンティちゃん
-
足で笹を踏んで支え
-
器用に葉っぱだけを引っ張る
-
嬉しそうに食べるシャンティちゃん@
-
再び猛獣館へ
今度は2階入口から入りました。
前回2016年9月には体調管理のため展示がお休みだったシロフクロウは11月から展示再開となりました。
こっちを覗きみるようにしていた様子が可愛らしかったのでぱちり。 -
本日の当番のアムールトラはフジくん
2階から見上げたところです。
高いところにいるのが好きみたいです。 -
日本平動物園のライオンたちのプロフィール
本日でていたのはマッチちゃんかムールちゃんのどちらかしら。 -
ガラスのすぐ前を歩くキングくん
-
続いてライオンの女の子も@
-
イチオシ
目を見開いたマッチちゃん
目の上の毛並みが丸くなっているのは、プロフィール写真ではマッチちゃんの方ではないかと推定。 -
あご出しポーズは可愛いかんじ
-
イチオシ
キングくんの方が表情がやわらかくて、どこかおとぼけなかんじがするかも@
-
マッチちゃんのいさましげなサイドビュー
-
違う窓から覗いてみたキングくん
ちょっとうつむき加減で歩いていました。 -
奥さんの方がいさましい!?
-
奥さんとすれ違うキングくん
-
3階から見たフジくん
-
現在、日本平動物園にいるジャガーはアラシくんのみ
黒ジャガーは、ふつうの黄色に黒模様のジャガーの変種で、同じ種です。
アラシくんのジャガー特有の梅花模様を見てみたいですが、いつもよく動いているのでなかなか難しいです。 -
イチオシ
口を開けたまま歩くアラシくん
-
面長なアラシくんは迫力あるハンサムくん
-
日本平動物園のピューマたちのプロフィール
リンカーンくんとエリザベスちゃん、写真を見るとそっくりです。 -
今回は窓枠を枕にしていてまったりしていたピューマのカップル
-
眠そうなビューマは可愛らしい@
-
舌を出して、むにゃむにゃ、いい夢を見ていそう@
-
イチオシ
あごから見たピューマ@
お鼻がピンクです。 -
こうしてみるとけっこう童顔!?
-
寝たね~
-
すやすやピューマのカップル
-
しばらくしてお水を飲みに起きてきた一頭
上のフロアから見下ろしたところです。 -
もう一頭は熟睡中
-
ポーズが決まったリンカーンくんか、エリザベスちゃん
可愛い顔して、目つきが鋭いです。
猛獣館のみなさんの写真は以上です。
「春の動物園まつり前の日本平動物園レッサーパンダ日帰り遠征(4)豊富なサルの仲間たち~ブラッザゲノンのトリプル赤ちゃんや初めてまともに見たヒゲサキの意外な可愛らしさ&起きているタイミングで会いに行けた夜行性動物たち」へとつづく。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
静岡市(葵区・駿河区)(静岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
91