北京１人旅（３／５）天壇・天安門編

2015/09/07 - 2015/09/10

そうだ、万里の長城に行こう！ほとんど迷うことなく、早々に特典航空券を発券しちゃいました。

ところが、出発の一週間程前に9/3が「抗日戦勝７０年軍事パレード」だと知りました。軍事パレード当日じゃなくてよかったなぁなんて考えていると、青空にするための交通や工場の規制が、解除され一気に空が汚れるかもとの情報が・・・。一抹の不安を抱えながら当日を迎えました。

初日に念願の万里の長城と頤和園を見学しスケールの大きさに驚かされました。次は天壇、そして軍事パレード直後の天安門へ。

【旅程】
　　09/07 大阪～東京～北京
　　09/08 北京(八達嶺長城・頤和園・北海・什刹海・王府井)
　　09/09 北京(東交民巷・天壇・前門・天安門・故宮・景山・北海・大柵欄)
　　09/10 北京(鳥の巣・什刹海・鼓楼・鐘楼・南鑼鼓巷）～大阪

【フライト等】
　　09/07 1200大阪ITM→1310東京HND NH24
　　　　　 1805東京NRT→2105北京PEK NH955
　　09/08 0612北京北駅→0731八達嶺駅 和諧長城号
　　　　　 1045八達嶺→1215徳勝門 877路バス
　　09/10 1625北京PEK→2030大阪KIX CA161
※ANA特典航空券の一部を使用

【この旅の軌跡】
　（１）万里の長城編→http://4travel.jp/travelogue/11153360
　（２）頤和園編→http://4travel.jp/travelogue/11206365

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: 中国国際航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

５時に起きて６時に出発するつもりが大寝坊。

大慌てで準備して、06:40ホテルを出発。

Botai Hotel - Beijing ホテル

張自忠路を東へ散策しつつ駅に向かって歩きます。

路線バスにパンタグラフみたいなん付いてますね。

清陸軍部和海軍部旧趾という掲示があり、

三・一八惨案発生地という碑がありました。


日本が関係する事件だったようですね。

06:55 張自忠路駅から地下鉄に乗って、

張自忠路駅 駅

崇文門駅に着いて、東交民巷へ

崇文門駅 駅

07:20 聖弥額爾天主堂

ここが中国というのを忘れてしまう程の雰囲気。

旧フランス大使館の前を通り、

07:25 旧フランス郵便局

07:30 旧横浜正金銀行

横浜の文字がありません。

この建物は一際目立ってました。

正義路の遊歩道を北上。

旧日本公使館正門（北京市人民政府）の辺りからタクシーに乗車。

08:00 天壇公園北門

天壇公園 広場・公園

案内図をチェック

各ゲートとバス路線が書かれてるとこがスゴイ！

共通券35元でした。

北天門

皇乾殿の北面

左手に回り込むと見えてきました祈年殿！

皆さん朝早くから体操しておられます。

こんなところにも長廊がありましたよ！

頤和園の長廊より幅広ですね。

これ牌九ですよね？

トランプに夢中な皆さん。

チケットオフィスを通過し、

08:15 祈年殿

天壇を代表する建物で、大理石でできた３層の基壇の上に立ち、高さ38m・直径30mの円形の木造建築物。

立派な雲龍石ですね。基壇３層分続いています。

基壇の一番上に登りました。

皇帝の玉座が安置されています。

北側に回り込んで、皇乾殿に行ってみましょう。

皇乾殿


もともとは歴代皇帝の位牌を安置する宮殿だったが、後に祭祀の道具や楽器も収納する専門倉庫となり、天庫とも呼ばれたようです。

再び祈年殿全景。基壇が大きいですね！

各基壇が回廊状になっています。

一番上の基壇も大きいです。

祈年門（祈年殿の基壇から）

祈年殿西配殿

祈年殿東配殿

祈年門

門の外に出て、南へ進みましょう！


丹陛橋と呼ばれる道が繋がっています。360mもあるようです。

時々振り返ってみて、

少し離れると祈年殿がよく見えます。

成貞門

皇穹宇が見えてきました！

こちらは一層ですが青い瑠璃瓦の曲線がとても綺麗です。周りを囲む塀にも同じ瓦が使われ統一感がありますね。

正面に回り込んで、門のところにきました。


回音壁って掲示が大きく出てたのでこの門がそれだと思ったんですが、周りを取り囲む壁が回音壁なんですよね？

08:50 皇穹宇


ここも石の基壇の上に建ち、祭祀の場所だったんですね。

三音石


中庭にあるこちらで手を叩くと反射してこだまが聞こえるらしい。

回音壁に三音石と、皇穹宇は音の反射を利用した特殊な構造になってるんですね。

内部はこんな感じでした。

さらに進むと、白亜の門がありました。この門は3つで１組のスタイルになっているようです。

09:00 圜丘


こちらは基壇だけで建物はありませんが、大きな３層の基壇です。

石の欄干は、下層180、中層108、上層72と全て9の倍数、足すと360で陰暦の日数になるそうです。

天心石


皇帝は冬至になると訪れ、中央の天心石に立って三跪九拝（さんききゅうはい）の礼をとり、祈りを捧げたそうです。天心石の周りに広がる扇方の石も全て９の倍数のようですよ。

白亜の欄干とそれを取り囲む瑠璃瓦の赤い壁。天と地の境目を意識させられますね。

では、堪能しましたので、出口へ向かいましょうか。

でも、ちょっと寄り道…立派なお濠に誘われて、

斎宮へ。

斎宮 史跡・遺跡

そして、西天門を通り、

09:40 天壇公園西門へ。

天壇西門バス停から71番バスに乗り、珠市口南バス停で下車。

10:05 前門大街


ものすごく整備された歩行者天国です。路面電車のレールがありますが、この時間は運行してませんでした。

前門大街 市場

あちこちに銅像がありました。

鮮魚口

大柵欄


このあたりは夜に来るとしましょう。

マダムタッソーもありました。

正陽橋（五牌楼）

前門 正陽橋 建造物

路面電車がいました。

すごい外観のスタバがあります！


朝から歩きっ放しなので、ちょっと休憩しましょ^^

上にあがってみると、

正陽橋がよく見えますね。

10:50 休憩後はまず、正陽門箭楼。

少し回り込んでの一枚。

箭楼は外敵を追い払う砦のような役割だったようです。

箭楼をくぐると、正陽門（前門）です。


向こう側にはどうやって渡るんでしょうか？右手の方に行ってみます。

先程の箭楼の北面です。

地下鉄の出入口を利用して北側へ渡ろうとしたら通行禁止でした。

仕方なく地上に戻りキョロキョロ…地下道があるようです。

北京鉄路博物館 (旧北京正陽門東站)がありました。

ここを降りて、

一度、鉄道博物館側に渡り、

北京鉄路博物館 (旧北京正陽門東站) 博物館・美術館・ギャラリー

もう一度地下道へ。

北側の対面に出ました。

さらに地下道へ。

今度はセキュリティチェックがあり、長蛇の列になっています。

はい、やっと渡れました・・・疲れました。


左手が正陽門（前門）ですね。

右手には毛主席記念堂。出口側のようです。


ここには毛沢東の遺体が安置され見学できますが、入口は長蛇の列だったので諦めました。

毛主席記念堂 建造物

11:35 人民英雄記念碑


後ろは人民大会堂ですね。

人民英雄紀念碑 モニュメント・記念碑

東側には中国国家博物館があります。

記念碑前には数日前の70周年記念軍事パレードの設え。

そして、天安門！


国旗掲揚台の周りは厳重な警戒。

天安門広場 広場・公園

いや～凄いですね。もっと近くに行ってみましょう！

また地下道を使って、

12:00 天安門に到着。

天安門 建造物

天安門華表


トーテムポールのような石柱ですね。

立派な石獅子もありました。

毛沢東さんの肖像画にナショナルフラッグ。


何とも言えない感じです。

肖像画の大きいこと・・・高さ６mだそうです。

さあ、天安門の中へ入ってみましょうか！


すごい行列になっていますね。

天安門を抜けると見えてくるのは端門ですが、

まずチケットオフィスで１５元。

こちらの列に並んで、

荷物を預かってもらいます。

セキュリティチェックを受けて、

いざ、天安門へ。

レッドカーペットの階段を登り、

天安門広場


ここは、毛沢東が建国宣言を行った場所。
そして、数日前軍事パレードがあった場所。

ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領も座ったんでしょうか？

天安門の見学を終え、

荷物を回収し、

端門を通ったら、いよいよ故宮（紫禁城）です！


（４）故宮・景山公園編に続く→http://4travel.jp/travelogue/11208085