2016/11/23 - 2016/11/23
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Islanderさん
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2016年11月27日にラストランとなる「絶景!土讃線秘境トロッコ」に乗って晩秋の大歩危へ。トロッコ列車は琴平駅から大歩危駅まで約2時間かけてのんびりと走ります。途中、秘境駅の坪尻駅に停車し特急列車を見送り。吉野川に架かる鉄橋を渡るトロッコからの眺めはまさに絶景。終点の大歩危駅で下車し小歩危駅までハイキング。撮り鉄、温泉、そして居酒屋ありの日帰り旅行となりました。
土讃線トロッコ列車の運行は終了することになりましたが、2017年4月からは「四国まんなか千年ものがたり」が多度津駅・琴平駅・大歩危駅間を走る予定です。今から楽しみです。
【旅程】
・2016年11月23日(祝)
岡山駅7:55(瀬戸大橋線ほか)8:34坂出駅8:49(予讃線)9:03多度津駅9:10(土讃線)9:23琴平駅9:59(土讃線・秘境トロッコ)12:02大歩危駅(徒歩・約7Km)小歩危駅15:50(土讃線)17:20琴平駅17:25(土讃線・予讃線)17:48丸亀駅19:33(瀬戸大橋線ほか・特急しおかぜ)20:11岡山駅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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瀬戸大橋線、予讃線、土讃線と普通列車を乗継ぎ、琴平へ。この日はサンライズ瀬戸が琴平駅まで延長運転されていました。
JR 琴平駅 駅
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琴平駅を9時59分に出発する「秘境トロッコ」は既に入線し発車を待っています。
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2両編成で1両目が「トロッコ」、2両目は控え車。途中の坪尻駅まではトロッコ車両に乗ることができず、控え車に乗ることになります。トロッコ車両では寒くて耐えられない時など控え車で過ごすことができます。
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控え車のキハ185系は懐かしいカラー。ホームにある船の形をした洗面台は蒸気機関車が走っていた時代からあるのでしょう。
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トロッコ車両の内部。窓ガラスはありません。
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座席には沿線ガイドマップと
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乗車記念カード(裏面には駅スタンプが押せます)が用意されていました。
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琴平駅を定刻どおり発車。しばらく走ると山深くなってきます。
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香川県と徳島県の県境にある猪鼻トンネルに入りました。このトンネルは昭和4年に開業、全長3,845メートル。開業当時は中央本線の笹子トンネルに次いで全国で2番目の長さだったとの車内アナウンスがありました。
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トンネルを抜け、スイッチバックして坪尻駅に停車しました。停車時間は13分。秘境駅の西の横綱と言われるだけに、駅周辺には人家どころか車が通れる道路もありません。
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この駅は列車の通過待ちをするために存在しています。急こう配の途中にある駅で、スイッチバックのための折返し線もあるとても珍しい駅です。
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しばらくすると高知方面から岡山へ向かう特急南風が駆け抜けて行きました。
坪尻駅 駅
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無人駅ですが古い駅舎があります。周辺はマムシが出没ようで注意の看板が所々にありました。こんな秘境でマムシに噛まれたたら一巻の終わりです。
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坪尻駅からはトロッコ車両に乗ることができます。この車両は運転台はありますが、エンジンがないので「キクハ」。
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この日の気温は13℃。皆さん震えながら乗っています。
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吉野川橋梁では徐行します。四国三郎の異名を持つ吉野川。この辺りでは緩やかな流れを見せています。
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坪尻駅から20分少々で阿波池田駅に到着。23分停車します。
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ホームにはミニチュアのかずら橋があります。阿波池田駅からはボンネットバスで運行されている西祖谷方面への定期観光バスが出ています。
阿波池田駅 駅
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阿波池田を出発してしばらくすると吉野川の渓谷に沿って走ります。
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イチオシ
白川橋梁では徐行します。小歩危峡のV字谷が望めるこの場所が土讃線一の絶景ポイントと思います。
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荒々しい吉野川の流れ。
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第二吉野川橋梁でも徐行します。ここから上流は大歩危峡ですが、トンネルが多く車内からの展望はイマイチ。
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琴平駅から約2時間で終点の大歩危駅に到着。
大歩危駅 駅
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大歩危駅のすぐ近くには名物スーパー、歩危マートがあります。歩危マートのフードコートのような役割を持つ2号店で食事にします。
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祖谷そばと「ぼけあげ」をいただきます。トロッコに乗って冷えた体が温まります。
歩危マート 専門店
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山間の駅としては大きな駅構内を持つ大歩危駅。駅の上に架かる橋を歩きます。
大歩危駅 駅
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そして吉野川も渡ります。
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吉野川に沿う国道32号線を歩きます。歩道から川を覗きこんで見た紅葉。
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国道からの大歩危峡の眺め。子供の頃、遊覧船に乗ったことを思い出しました。
大歩危 小歩危 自然・景勝地
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歩道の柵の向こうは絶壁。まさに大歩危。
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柵から手を伸ばして撮った写真。歩道と川の位置関係はこんな感じです。
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対岸の斜面には土讃線がへばりつくように通っています。
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大歩危駅からゆっくり歩くこと1時間で第二吉野川橋梁が一望できるお立ち台へ。にわか撮り鉄になります。表紙の写真は折り返し琴平行きの秘境トロッコ号を撮ったものです。
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体が冷えてきたので温泉に入って体を温めます。日帰り入浴は大人700円。アルカリ性の温泉で肌がツルツルになりました。展望露天風呂からは吉野川第二橋梁を眺めることができます。
大歩危温泉 サンリバー大歩危 宿・ホテル
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このホテルには鉄橋を眺められる「鉄道部屋」やロビーには鉄道関係の資料が展示されています。鉄ちゃんの皆さんにはオススメの宿です。
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小歩危駅に向けて歩きます。このあたりから吉野川はやや穏やかになります。
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つり橋があったので渡ってみました。
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大歩危駅から約6kmを歩いて来ました。小歩危駅に無事到着。
小歩危駅 駅
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琴平行きのディーゼルカーがやって来ました。この列車に乗り込みます。
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JR四国のワンマン列車の入口出口はそれぞれ1箇所のみで、後ろ乗り前降り。駅に乗車場所を示す表示があり、その場所からのみの乗車になります。乗車時に整理券を取り、下車の際に清算します(有人駅では改札で清算)。ワンマン列車の乗り方、降り方が分からない人をよく見かけますので敢えて説明しました。
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吉野川に沿って走ります。
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阿波池田駅で約30分停車。停車時間を使って改札で小歩危駅から岡山駅までの切符を買い、飲み物を調達。
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普通列車ですが坪尻駅は通過します。
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琴平駅で乗り換え、丸亀駅で途中下車します。謎のオブジェに加えイルミネーションが輝いています。
丸亀駅 駅
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丸亀の中心商店街はシャッター街で寂しい雰囲気。
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今日は祝日で休みの目当てにしていた居酒屋は休み。近くの居酒屋で一杯飲ることにします。
居酒屋 うさぎ グルメ・レストラン
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まずはもつ煮込みで一杯。少々甘めの味付けですがビールが進みます。、
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名物の骨付鶏をいただきます。ここの骨付鶏はハーブが効いていて日本離れしたワイルドな味わい。ビールが進みます。
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ほろ酔い加減で店を後にし駅へ向かいます。パトロール中のねこ様に呼び止められました。
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丸亀駅から特急しおかぜで帰途に。なんだかんだ盛りだくさんの日帰り旅になりました。最後までご覧いただきありがとうございました。(おわり)
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