2016/11/10 - 2016/11/11
901位(同エリア1523件中)
シトラスさん
松山には以前仕事を通じて仲良くなった友人が住んでいて、
いつか行ってみたいなーと思いつつ行ってなかった場所の一つ。
数ヶ月前、好きな画家である山口晃さんが道後アートを手がけることに
なったのを知って、これは絶対行かなきゃ!友人にも久々に会いたい!
ということで今回訪れることになりました。
初訪問なので観光地、グルメ共に定番ものを楽しむ旅でしたが、
道後ですれ違った人が「道後…なんかいいよね…。思ってた以上に
いいわ~」と連れの人に言っていたのを聞いて、そうだよねー!と
心の中で相槌を打ってしまう程、期待以上の素敵な旅となりました。
一日目のこの日は、初めて乗る特急しおかぜの揺れっぷりにちょっと
辟易しつつ、松山城を見学、念願の宇和島鯛めしに舌鼓を打ち、
午後からは久々に再会した友人おすすめの三浦美術館で展覧会を鑑賞、
夕暮れ時の道後をブラブラしながら足湯初体験、
夜は大街道の居酒屋で楽しく話をしながら過ごしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
初めて乗る特急しおかぜで松山に向かいます。
瀬戸大橋通過中に撮った一枚。海がきれい。
と、乗ってさほど時間も経っていないこの頃は
景色を楽しむ余裕もあったのですが、
しおかぜ、揺れまくることこの上ない!
そしてカーブにさしかかると、
えっ?こんなに?と思うくらい傾く。
後で調べたところ、しおかぜは振り子式?の車両で、
カーブで車両を傾けることによって
速度を落とさず運転できるとか。
友人から揺れるよーとは聞いてはいたけれど、
ここまでとは思わず。
私は車には酔いやすいタイプですが、
電車飛行機はまず酔わないはずなのに
松山到着前には酔いそうな前兆がうっすらと…
でも遅れもなく到着してくれてホッ。
なんというか、新幹線に乗ってないのに
新幹線のすごさを噛みしめるひとときでした。 -
到着後、駅の観光案内所で伊予鉄のお得なチケット2種を購入。
窓口のハッピを着たおじさんの対応がとても感じよく、
気持ちよく旅のスタートを切れた感じ。
こちらの松山城らくトクセット券は、
・松山城天守観覧チケット
・松山城に向かうリフトまたはロープウェイ往復チケット
・二之丸史跡庭園入園チケット
・坊っちゃん列車1回分乗車チケット
がセットになったもの。
発行日からその翌日までが有効期限になっていて、
私は坊っちゃん列車のみ翌日に使用しました。 -
こちらは路面電車の市内区間乗り放題1Dayチケット。500円。
1回の乗車が160円均一なので4回以上乗ればお得です。
これのおかげで一区間でも気兼ねなく乗れてよかったです。 -
最初の目的地は松山城。
路面電車で大街道まで行き、ホテルに荷物を預けます。
たくさんのお店が並ぶロープウェイ街を歩いて
リフト&ロープウェイ乗り場を目指します。
平日の午前中とあってさすがの観光地も人はまばら。 -
乗り場に到着。
「坊っちゃん」に出てくる登場人物たちの顔はめパネルがお出迎え。 -
リフトもロープウェイも料金は同じですが、リフトはゆっくり。
ちょっとしたアトラクション感を楽しみたかった私はもちろんリフトへ。
足下には画像のようにネットも張ってあるので恐怖感もさほどなく、
この日の天気も個人的にはちょっと寒いかな?程度だったので
心地よいリフトタイムとなりました。 -
リフトを降りて、天守を目指します。
リフトでけっこう上まで来たはずなのに、
さらに坂を上っていきます。
この辺はまだ門とかだったかな。 -
途中、広いスペースに出ました。
お土産屋さんなどの売店あり。 -
やっと近づいてきた感が。
-
ついに天守へ。
靴を簡易ロッカーに預けてスリッパに履き替え中へ。
階段の傾斜にびっくり!
お城ってだいたいどこもこんなものだとは思うけど
久々のお城見学なのでうろたえる。
最上部分はさすがの景色。
望遠鏡も設置してありました。
この画像はそこより低いところだったかな?
階段でけっこう疲れたのか
あんまり写真を撮ってないことに気づいた…。
なんだかすでに足が筋肉痛になってる気がする…
普段いかに運動してないかってことか…。 -
帰りももちろんリフトで。
途中ロープウェイがぐいーんと追い越していって、さすがに速い。 -
リフトを降りて、再びロープウェイ街を歩きます。
今治タオルや雑貨などを販売している
「伊織」というおしゃれなお店でタオルハンカチを購入。
このタオルハンカチ、二つ折りになっていて
広げると長方形になります。
裏面は色が反転しているので
気分で折り目を変えて楽しむこともできます。
このOttaシリーズ、
デザインや色使いが北欧っぽい雰囲気で
どれにしようか迷うほど素敵でした。
伊織、リフト乗り場のすぐそばにあり、最高の立地かと。
ほとんどの人は帰りに寄りたくなるお店だと思います。 -
次は、みかんゼリーやジュースなどの専門店
「10ファクトリー」へ。
画像では分かりにくいけど、
立派な門の右隣がお店です。
コンクリート打ちっぱなしみたいな感じで、
かなりおしゃれな空間。
温州みかんのドリンクゼリーをマイお土産に買い、
ホットみかんジュースを
イートインコーナーでいただくことに。
そもそも客がほとんどいない上に
店内で飲んでるのは私だけで、
店員さんが作業しているそばで
ちょっと気まずい感じでいただく。
味はおいしかったです。 -
ロープウェイ街を抜けて、
大街道の商店街をぶらついてみることに。
天井が高くて開放感があっていい雰囲気。
翌日の朝食の候補に入れている、フライング・スコッツマンという
分厚いホットケーキが自慢のお店をチェック。行ってみたいなー。
商店街の通路中央では「降りてください」とだけ書かれた
看板を持って立っている人を2回ほどみかけました。
自転車の人に呼び掛けるシンプルなメッセージ、
もちろん乗ったまま通り過ぎる人は
私が歩いた時には一人も見かけませんでした。 -
そろそろお腹もすいてきたのでお昼にすることに。
ロープウェイ街へ戻り、事前に決めていた「丸水」で
いただくことにしました。
道後のハイカラ通りにもお店があります。 -
念願の宇和島鯛めし。
養殖の「鯛一郎クン」と
天然ものの鯛を選べるようになっていて、
せっかくだし天然もの行っちゃおうかなーとも思ったけど、
約700円もの価格差にちょっと尻込み…
結局鯛一郎クンにすることに。
おそらく私の舌では違いが分からないだろうと思うので
これでよかったと思います。
もちろんおいしくおいしくいただきました。 -
天然ものを注文しなかった代わりというわけではないけれど
三種類の小鉢料理のセットを追加してみました。
上から、ふくめん、じゃこ天、ふかの湯ざらしだそうです。 -
チェックインまでまだ時間があったので、
らくトクセット券に含まれている二之丸史跡に行ってみることに。
最寄りの県庁前駅で下車して、すぐ二之丸へは行かず
そのまままっすぐ歩いてみると広い敷地が。
ここは城山公園というところになるのかな。 -
そして、二之丸と反対方面に少し歩いてみるとこんなものを発見。
白鳥のおうち?天候が悪い日もこういうのがあれば大丈夫だね。 -
そしていざ二之丸へ。
-
この画像の看板に書かれていたのかもしれませんが、
中に入って小さな展示室を見学していると、
簡単な幕で仕切った隣の部屋から
ピアノやハープみたいな美しい音色が。
関係者以外は入れないような感じなのかな?と思って
中を覗いたりはしなかったけど、
思いがけず優雅な時間を過ごせてしまった。 -
しかも園内一部ちょっと紅葉してるし…!
さきほどのイベントの関係者なのか、
着物姿の人がポツポツ歩いてはいたけれど、
観光客らしき人がほとんどいない。 -
小さな滝発見。
この滝の前の小川に飛び石があったので渡ってみた。 -
案内に従って竹に耳を傾けてみると、
金管楽器のような高く澄んだ音が聞こえました。
着物姿の人もそのうち見えなくなって、しばらく貸し切り状態。
自分だけではどうしようもできない静けさというものを
こういう雰囲気の場所で得られるなんて嬉しいおまけ。
二之丸、当初は小ぢんまりしてそうだし
わざわざ行くほとでもないかな…?位の認識でしたが、
行ってよかったー。
帰り道、少し前を歩くご夫婦らしき年配の二人組はやはり着物姿。
タイムスリップしたような気分を味わいながら二之丸を後にしました。 -
ちょうどチェックイン可能な時間を過ぎたため、
ホテルへと向かいます。
本日の宿は「ダイワロイネットホテル松山」。
2016年3月にオープンしたばかりの新しいホテル。
大きな駅直結といったホテルを好む傾向のある私。
松山の地理もよく分かっていない最初の頃は
JR松山駅周辺が絶対いいよねなんて思っていましたが、
調べるうちに大街道はどこに行くにも便利な場所だと分かり、
向かい側のカンデオホテルズと迷った結果こちらにしました。 -
平日の木曜ということで空いていたのか、
レディースルームにアップグレードしていただき、
広いツインルームに泊まることができました。やったー。
LEDミラー、イオンスチーマー、ミニアイロンといった
レディースルーム用備品がありました。 -
部屋で少し休憩してから、
道後方面へ向かうべく電車乗り場へ。
ホームで待っていたら、
自分がいたホームが反対の松山駅方面だったと気づき、
急いで反対側に渡りたくても信号は赤、
その間に道後方面の電車が無情にも通過…。
実は数時間前にも同じ場所で同じように間違えたのに、
なんら学習できてない私…。 -
そんなこんなで待ち合わせ時間に遅れるという失態を犯しつつ、
友人と数年ぶりの再会。
待ち合わせていた道後公園そばにある湯築城資料館に寄り、
ちょこっと見学。猫の足跡のある皿がかわいかった。 -
そして、友人の運転する車で20分ほど走って三浦美術館へ。
野間仁根という愛媛生まれの画家の展覧会を見にやってきました。
私は友人に教えてもらうまで知らなかった画家でしたが、
とても興味を惹かれる絵がいくつかあり、
またこちらでも最初の20分位は貸し切り状態になって
二人で話しながら鑑賞できたりと
素敵な時間を過ごすことができました。 -
道後に戻ってきて、ちょっと散策。
有名なカラクリ時計。
ちょうど仕掛けが動くタイミングに遭遇。
携帯をかざす人の多いこと! -
坊っちゃん列車も発見。翌日乗るぞー。
-
道後温泉駅。レトロでいいな。
そして、お土産やさんなどで賑わうハイカラ通りを抜けると… -
道後温泉本館が!
素敵な建物だなぁ。そしてさすがに人が多い。
浴衣を着て、かごを持って歩く人の姿もたくさん。
風情あるなぁ。
私は大浴場が少し苦手だったり、
温泉などの高温の湯ではのぼせそうな不安があるので
入りませんでしたが、
できることなら個室だけ利用してみたかったなー。 -
ここにも坊っちゃんの登場人物たちが!
-
ちなみにこの本館の前が、
2016年の道後アートに関連した
漫画スタンプラリーの一つになっていて、
一コマ目を押すことができました。
道後アートは翌日巡る予定なので今日はこれだけ。
全部押せるかなー? -
さて、道後温泉本館、
千と千尋の神隠しの油屋の参考にしたらしいとのことで、
この辺りとかすごく雰囲気が出てる気がする。 -
本館をぐるっと回って、次は足湯体験。
友人が利用したことのあるところに行きました。
写真を完全に取り損ねたー。
意外に空いていて利用しやすいとのことだったけど、
この日は残念ながら先客が。
サラリーマン風4~5人組で、
おそらくそこの宿の宿泊客なのでしょう、
とっくりとおちょこの熱燗セットを頼んだりして
ガハハ~!と盛り上がり中。
先に上がってくれるかな…と淡い期待を抱きつつ
隅っこで40~50分は入っていましたが、
結局私たちのほうが先に上がることに。
ちょっと周りがうるさかった(←失礼)けれど、
初めての足湯はほんとに気持ちよかった!
少しお湯がぬるっとしていて、
なんだか肌に効きそうな予感。
しばらくすると体全体がぽかぽか温まってくる感じで、
温泉っていいなーと。 -
夕食は、大街道で友人の友人おすすめの居酒屋「炉辺人」にて。
話に夢中で、写真は明石焼きオムレツ一枚のみ。
他には活ハギの薄造り、ささみしそ梅チーズカツ、
手作りベーコンサラダ、たこわさ、枝豆、じゃこ天など。
最後に頼んだ梅のおにぎりがものすごい大きさでびっくり。
どれもこれもおいしくて幸せ。
お酒はビールに始まり地元の梅酒、しそ焼酎の鍛高譚、
お店おすすめの栗の焼酎をいただき、
こんなにお酒を飲むのは久々。
車で来た友人はもちろんオールソフトドリンクで
なんだか申し訳ない感じでしたが、
色々話ができて楽しい夜となりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38