2016/09/10 - 2016/09/16
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駿河大納言さん
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地中海の一番東、四国の半分位の大きさの島が、キプロスです。その空の玄関口であり、リゾート地でもあるラルナカに5日間ほど滞在しました。そのラルナカの詳細です。
この旅行記の内容はすべて歩いたものです。半日あれば主なところを歩いて観ることはできると思います。もし、浜辺のパラソルで、ゆっくり。。。ということなら、1日とみれば良いと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ビーチを海から見ると、こんな感じです。
浜辺から100m位行っても脚が立つほどの遠浅の海、浜辺には、ビーチ・パラソルが並び、その奥にアシノン通り(通称、ヤシの木通り)、その奥には、いろいろなレストランがあり、ホテルが林立しています。
水着の私による撮影です! -
こんな感じで、パラソルが並んでいます。
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アシノン通りの両側は、ヤシの木が並びます。
この建物は、バスストップで、空港から到着するのもここですし、他の都市へのインターシティ・バスもここから出ます。キプロスには、鉄道がありませんので、バスを使うのがメインの移動手段です。 -
このアシノン通りの南の突き当りが、ラルナカ要塞。中は、中世博物館になっています。
この要塞(城)は、歴史的には、14世紀の終わりまで遡る。ラルナカ要塞 (中世博物館) 史跡・遺跡
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海に向かって、城壁があり、大砲の銃口が開いている。
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城内では、中世の大砲が並んでいるのがわかる。
この先に見える、塔の中には、中世の墓石が置かれている。 -
開口部はこんな感じです。
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かなり薄くなってしまっていますが、線刻が見られます。
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その隣の部屋には、乱雑に大砲の弾が置かれています。
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塔に登ると、隣のモスク(Beyuk or Kebr Tzami)の塔が見えます。
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この要塞のさらに南にも、海岸線が続き、この先には漁港があります。漁港の近くには、美味しいシーフードが食べられるレストランがあるそうですが、歩いて30分ということで、諦めました。
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こんどは、逆の北側。ビーチ・パラソルが整然と並んでいます。
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塔の上からも、海の方向に大砲が並んでいます。
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この建物が、この要塞に入口であり、それ以外は、中世美術館となっています。
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塔を降りると、墓碑が整然と陳列されています。
これは、イスラム教のお墓の碑のような思えました。 -
一部を拡大してみるとこんな感じで、イスラムの文字が斜めに書かれています。
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そんな中に、なぜか20世紀のカノン砲が3基。
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こんな要塞の今の住人。キプロスでは、このタイプのトカゲをたくさん見ました。
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城内に見つけた、いかにも歴史がありそうな彫刻。この要塞の中では、一番印象的でした。
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ここで、中世博物館に入ってみます。
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地中海だけあって、魚の表現は非常に巧みだと思いました。
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中世のカップルを描いた皿。この形式で書かれたカップル(あるいは、1人だけのこともあります)は、アチコチで見かけました。
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いろいろな時代の銃の展示。
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オスマン時代に作られた部屋。
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この建物は牢獄として使われていたこともあり、その刑が執行された跡。
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要塞の隣のモスク(Beyuk or Kebr Tzami)の正面。
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このモスクの一部にある墓所。墓碑が並ぶ。
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城塞から少し西にいくと、イスラエルでキリストによって蘇生したラザロが主教をしていた聖ラザロ教会。多分、ラルナカで一番の観光地。
聖ラザロ教会 寺院・教会
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聖ラザロ教会にある、牛(?)のガーゴイル(gargoyle)。造形的に面白い。
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聖ラザロ教会は、ギリシャ正教の教会。ギリシャ正教の教会の場合には、撮影禁止であることが多いが、ここは、写真OK。
まずは、正面の祭壇を遠くからみたところ。 -
近寄ってみると。。。
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さらに近寄ってみると。。。
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さらに近寄ってみると。。。
どこまでも豪勢。 -
地下の聖ラザロのお墓。2つあって、どちらがそうかは不明。ローマ時代のものらしい。
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外に出て、横から見てみると、こんな感じ。
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空港近くの街外れのソルト湖近くにあるKamares。
明らかにローマ時代の遺構 -
さらに西にいくと、Faneromeni教会(Agia)。小さいけれど、そして誰もいないけれど、ちゃんとしている。
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その内部。
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正面には、受胎告知。マリアが立っているところと、右側から大天使ガブリエルが出現しているところが珍しい。このパターンは、キプロスでは数多く見ることができた。
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Faneromeni教会を反対側からみたところ。
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手前の岩に下に入れるようになっていて、古いカタコンベを見ることができる。
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そこから北にいくと、ゼノン競技スタジアム。入口がギリシャ風。
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ゼノン競技スタジアムの前が市民ガーデン。その前の石像。
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さらに北にいくと、Virgin Mary of Chrysopolitissa教会。18世紀に建てられたもので、非常に大規模で、意匠も面白いが中に入れず。
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Virgin Mary of Chrysopolitissa教会から東にいったところにあるキティオン。紀元前13世紀の初めに、ペロポネソス半島からのミケーネ人が最初に町を築いた。その後、紀元前9世紀には、フェニキア人が来て、さらの発展したが、紀元前312年、町は滅びた。
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その南側の近くで発掘が行われているAncient Portの発掘現場。
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ラルナカ考古学博物館(正面からみたところ)
ラルナカ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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聖ヨセフ修道会。修道会もほとんど入ることはできない。
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港の近くに戻ってきて、そこにあるヨーロッパスクエア、EUに加入したことを記念して名付けられた。1881年に英国の植民地に最初になった場所。今は、さまざまな美術館になっている。
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紀元前334年にラルナカ(古い名称では、キティオン)で生まれた偉大なる哲学者Zenoの像。彼は、最初に、哲学を、論理学と物理学と倫理学に分けた(らしい)。
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海岸にでると、木製桟橋。
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その先は、当然、ヨットハーバー!
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海辺に建つKimon大将の胸像
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そして、夜がきます。月光が地中海の水面を照らします。
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要塞はライトアップ。光が水面に映ります。
ラルナカ要塞 (中世博物館) 史跡・遺跡
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聖ラザロ教会まで脚を延ばしてみると、やはり!
聖ラザロ教会 寺院・教会
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ハーバーの光も受け、海も輝きます。
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海岸沿いのホテルの光も受け、海も、波も光ります。
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ビーチ・パラソルの幾何学的な美しさ。
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そして、ヤシの木も光を受けます。
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そして、夜が空け、海から太陽が昇ります。
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ヤシの木にも。
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ビーチ・パラソルにも!
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