1996/06/05 - 1996/07/15
117位(同エリア207件中)
みどくつさん
ストーンヘンジを見るには、ロンドンから出るツアーバスで行くのが便利だ。
ほかの観光地とセットになっていて、時間も有効に使えるからね。
しかし、世界旅行者はもちろん、現地の交通機関を使って一人で行く。
この時代は、アフリカを縦断して、ケープタウンからナミビアにストップオーバーしてロンドンへ到着した1996年です。
ロンドンのトレイルファインダー(TRAILFINDER)という有名な旅行代理店で、フィンランド航空の成田往復切符を買う。
これが、確か3日後の出発なので、以前から気になっていた「ストーンヘンジ」を見に行きました。
鉄道のソールズベリーの日帰り往復切符(ワンデイリターン、19.20ポンド)を買って、行きましたよー!
WATERLOO駅からSALISBURY列車は1時間に1本程度あって、所要時間も1時間半程度。
列車の中は、旅行者風の人は誰も見えず、ガラガラでした。
目立ったのは香港からの4人の若者の観光客くらい(ただしこれは、帰りの列車)。
ところで、そんなまともな旅をする人間は少ないわけで、ソールズベリーの駅を降りると、誰もいない。
ちょうどそのとき駅前にストーンヘンジ行きのバスが停まってたんだけれど、それに乗り遅れてしまった。
町を歩いて、バスターミナルを見つけて、次のストーンヘンジへのバスの時間まで、ついでにソールズベリー大聖堂を見学する。
しかし、駅前のバス停で待ってても、バスはなかなか来ない。
この日は日曜日だったし、バスの本数も少なく、ちょっといらいらしていると、タクシーが声をかけてきた。
「ストーンヘンジで30分待って往復で20ポンド」というl。
僕はストーンヘンジからのバスがあるのを調べていたので、片道13ポンドで話を付ける。
タクシーでストーンヘンジへと、イギリスの田舎の風景を、ぶっ飛ばしました。
ストーンヘンジの周りはただの野原で、突然ストーンヘンジが現れます。
イギリスの田園風景の中に、大型の観光バスがずらりと並んで、観光客がたくさんいました。
先にも書いたように、「ストーンヘンジはツアーでくるのが安くて便利」なわけだね。
ほとんどは、ストーンヘンジと別の観光地(バースなど)との組み合わせた一日ツアーで来ているようです。
ストーンヘンジには、周りをロープで丸く囲った通路があり、夏なので、観光客ウジャウジャいた。
写真を取っても、そのロープが写ったり、観光客の姿がはいったりして、感心しません。
ポイントは、ストーンヘンジの解説用の手持ちのマシン(Audio Guide)があって、それを聞きながら回ること。
これは、日本語もあります。
なぜか持っていた国際学生証(ISIC)を見せる。
と、大人の入場料3.50ポンドが学生割引(2.90ポンド)になりました。
ストーンヘンジはロープで周りを囲まれていて、中に入ったり、巨石に触ることもできない。
ちょっとつまんないわけですが、天気はよかったので、周囲の芝生に寝転がったりしました。
最終のバスが15:45なので、遅れないように乗り込んだら、ダブルデッカーでした。
ソールズベリーへの帰り道は、いかにもイギリスの田舎風景で、道の両側は、牧場が広がっています。
すると、そこに豚がたくさんいる場所があって、これがまた、大きいんです。
「イギリスの豚は牛ぐらいあるなー!」と見ていたら、突然、大きな豚が別の豚にのしかかって、ぶいっぶいっ、と交尾を始めた!
バスに乗ってたみんなは、「ホーイ!」「あっはっは!」と大喜び。
笑い声と、驚きのざわめきで、バスの中がなごやかな雰囲気になりました。
「世界中どこでも、どんな人種の人でも、誰でも、セックスが大好きなんだなー♪」と、世界旅行者はさらに確信を深めましたとさ。
この話は1996年です。
【写真】ストーンヘンジに立つ世界旅行者
注:ついでにバースも見る場合、交通手段があまりないようなので、ストーンヘンジとバースを一度に見るバスツアーが便利です(が、高いかもね)。
- 旅行の満足度
- 4.5
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