思い立って大阪と和歌山の工場夜景

2016/07/02 - 2016/07/03

土日休日出勤の合間に思い立って関西の工場夜景を見に行く事に。
大阪と和歌山の工場を堪能

7月頭、色々整理しなくてはいけないことがあって、土曜日休日出勤したが、色々やってられないことがあったこと、もともと家出るときに、帰りはどこかの夜景でも見に行こうと思って出てきたこともあって、ならば思い切って前から行きたかった大阪や和歌山の工場夜景でも見に行こうということに。

エリア 有田・有田川(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

当日思い立って飛ぼうと思うと飛行機は高い。しかし、大阪なら当日購入も可能なビジネス切符はそれほど割高ではないこと、近いうちにまた関空へ飛ぶことになっていて、その便は安くないことから、当日飛ぶ行きと後日飛ぶぶんをビジネス切符に充て、翌朝の帰りの便は早朝の安い便を特割で購入。

土曜夜のラウンジはがらがら

この時間、便は多いけど土曜の夜飛ぶ人は少ないようだ。平日は混みそうだけど。

気がついたら搭乗口にいた感じ。今回ほど「勢い」で思い立って当日飛んだのは初めて。正直まだ「旅行」に出かける心づもりができていない。1時間ちょっと前まではそもそも寄り道はしても家に帰るつもりだったのだから。

機内もガラガラ

目の前にいたCAさんがこの1月前、鳩間島の民宿で同宿になった人に違いなかったが、シャイだったので確認できずじまい。そうだったとしたら結構な確率ですよね？

順調に関空到着。

関空もひとがいない！開放感も人が少なすぎるとやや不気味に

今回はニッポンレンタカー関空支店を利用。日本の空港には珍しく到着ロビーを抜けてホテル日航の1階へエスカレータで降りればそこがカウンター、そして車はすぐそこの外に準備されているという便利ぶり。しかも24時間営業。関空利用時は激しくおすすめ

関西で運転するのは初めてなのでやや緊張しながら運転。橋で泉佐野に渡り阪神高速でまず向かったのは堺の近く、高石のコンビナート。

新日本石油のタンク群に

大阪国際石油精製の事業所

案外カップルで見に来ている人が多かった。
というか、東京近郊の工場でこんなにはカップル見ない気がすると思うほど、カップル率高し

コンビナート全体の敷地は広いのですが、道路からプラントが見られるポイントは案外少ないもの。

阪神高速の高架からは全体が見えて綺麗なんですけどね。

やはり石油化学系は無機質なパイプが照明に照らされるのが一番映えますね

場所を変えて、埋立地の先の方に行き、海越しにプラント

だけど距離が遠くて、風が強かったこともあり、なかなか上手く撮れない…

結局最初のポイント付近がメインに。

角度を変えたりアップにして見たり引いたりして工場夜景を満喫。

続いて阪神高速→阪和高速と走らせ、海南インターで降り、しばらく海岸沿いの国道42号線を南下。並行して走るＪＲ紀勢本線の初島駅付近からみかん畑へ入る道を登って、工場夜景ファンの間では有名な、東燃ゼネラル石油和歌山工場が見える場所を目指す。

しかしチラチラプラントの光は見えるものの、なかなかプラントの全貌を見ることができるスポットが見当たらない。

真っ暗なみかん畑の間を走る細い道。方角的にも絶対違うことは明らか。

もう引き返そうと思っても、まっすぐ走るのがギリギリな幅の細い道。容易に引き返せない。ようやく少し転回できる場所を見つけたものの、30センチ前に出してはハンドル切ってバック、みたいな感じでUターンできない。

挙げ句の果てに脱輪しかける。真っ暗で周りに人もいなく非常に焦った。なんとか1時間くらいかけて、強引にUターンに成功したが少し車こすってしまった。レンタカー会社に修理代を請求されるかもしれないと思うと憂鬱になった。

プラントを背にして、坂道を登ったので、どうしても上り坂道しか見えずスポットが見つからなかったのだが、Uターンして坂を下るとちらほらプラント全体を眺められる場所が見つかった。

ここの素晴らしいところはミカン畑の斜面からプラントを見下ろせる事が出来るので、非常に立体的に見られること。

加えて光量が非常に多いこと

暗いミカン畑のから突如現れる光りの海という構図で非常に高揚感を持って鑑賞できることがあげられる。

気がつくとだんだん空が明るくなってきた

脱輪しかけた状況で時間をロスしなければもっと堪能出来たのだが・・・

もっと規模の大きなプラントや、単一のプラントだけではないコンビナートは他にもあるけど、美しさ、見てのワクワク感でいうなら、今まで見た工場の中でナンバーワンかも。

斜面の途中降りかけた場所のポイント（道も少し広くなって車とめられる場所がかろうじて有るところ）からの眺めが一番良かった。三脚たてづらく撮影は苦労したのだけど。

曇り空だったので、「日の出」も意識せず、いつの間にか

すっかり明るくなってしまった。
帰りの飛行に間に合わせるために引き返す。

阪和自動車道のインター手前にあった和歌山石油精製のプラントに寄ってみると

小規模だけど「らしい」プラント。

夜に寄るんだった。

レンタカーを返して朝7：00の便で帰る。
（幸いすこしこすったところは見逃してもらえた）

本当はどこかで仮眠を取ろうと思っていたけど、例の狭いところでのUターンもあり、結局夜通し起きてしまった。

帰りもガラガラ

関空離陸後、昨夜見た堺のコンビナートが見えた

埋め立てた島の形状がよくわかる。
昨日はこの埋め立て地の内側の海岸から海越しに撮影したのだった。

とここまででさすがに夜通し運転した疲れが出て気絶。

次の記憶時はすでに富士山

羽田降下時、今回の約1月前に訪れた京葉工業地帯が見えてきた。養老川公園が見える

JFEの高炉も

旅客機だと一瞬しか見られないのは残念ではありますけどね。

無事羽田到着。このまま会社直行。さすがに眠くて何度か「落ちた」。
ま、日曜のモグリ休日出勤だからいいよね？

有田の東燃ゼネラルのプラントはマジでおすすめです。工場夜景好きなら一度はぜひどうぞ

この旅行記へのコメント （4）

• wakabunさん 2017/04/09 00:51:47

  徹夜！

  Matt Yさん、こんばんは、
  
  まさかの完徹！！工場夜景は見たいし、朝の風景がものすごくいいけれど、私に完徹は無理だわ。子連れじゃなかったとしても。本当にこれ見るためだけに行ったんですね。脱帽です。
  
  Wakabun

  Matt Yさん からの返信 2017/04/10 00:20:32

  RE: 徹夜！

  当初の予定では2，3時頃までは見たとしてもサービスエリアかどっかの公園脇でとかで仮眠を取るというつもりはしていたんですが、大阪で案外時間使ってしまったり、脱輪で深夜のミカン畑で格闘していたりで朝になってしまったと言うのが本当の所です。
  
  そのまま帰ってしまった方がレンタカーや関空→羽田の飛行機代もそれぞれ5千円くらい変わったというのも本当の所。次の日肉体労働的な作業な仕事だったのも幸いしました。
  
  因みに先日新大久保で某製薬メーカーにお勤めの人＆ワカコさんの元同僚の方と徹カラからの通常勤務の方がきつかった・・・
  
  
  > Matt Yさん、こんばんは、
  >
  > まさかの完徹！！工場夜景は見たいし、朝の風景がものすごくいいけれど、私に完徹は無理だわ。子連れじゃなかったとしても。本当にこれ見るためだけに行ったんですね。脱帽です。
  >
  > Wakabun

• kanaさん 2017/04/04 05:34:53

  お疲れ様でした

  Matt Yさん こんにちわ♪
  
  どこに泊まるんだろうと読んでたら、徹夜でそのまま戻ってきて仕事ですか！！
  私にはこんなことは到底できません(^◇^;)
  お疲れ様でした
  
  でわでわ
  kana

  Matt Yさん からの返信 2017/04/10 00:15:51

  RE: お疲れ様でした

  当初は泊まろうかと思ってはいたんですが、工場夜景を見ようとすると門限がないこととか案外制限が多く、かつ早朝関空を出る方が航空券が全然安い、レンタカーも同様ということで面倒くさくなって泊まらずに回ってしまいました。
  
  デスクワークだったら寝落ちしてしまうでしょうけど、この日は半分肉体労働的な事もあって何とかこなせました。
  
  > Matt Yさん こんにちわ♪
  >
  > どこに泊まるんだろうと読んでたら、徹夜でそのまま戻ってきて仕事ですか！！
  > 私にはこんなことは到底できません(^◇^;)
  > お疲れ様でした
  >
  > でわでわ
  > kana