真夏のレッサーパンダ紀行【2】 東北サファリパーク&那須ワールドモンキーパーク&那須どうぶつ王国 夏休みレッサー遠征!! 第1日目はライライ君@東北サ&シーレン君@那須モンパ&栄栄ちゃん@那須どに会うために3園ハシゴです
2016/08/12 - 2016/08/13
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jilllucaさん
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2016年の夏休みも当然の様にやはりレッサーパンダ紀行です(苦笑)
盛夏のこの時期は暑さが苦手なレッサーパンダを見に行くには一番不向きな時期ではありますが、共にバタバタの訪問になる春の恋の季節と秋の仔パンダの公開の間の比較的日常なレッサーを見ることが出来る貴重な期間とも言えなくはないです。
今年の夏休みのレッサーパンダ紀行は東北、信越、北陸の園を経て最終は白浜に辿り着くなかなか壮大なものとなりました。
まずはその第1日目、美パンダの郷・東北サファリと那須高原の2園をお楽しみください。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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夏休みのレッサー遠征のスタートは伊丹空港です。
当初は今日の最終便で福島に入る予定でしたが、今日1日がもったいなく感じて函館便の空席待ちを掛けたところ目出度く入手できました。
ANA0745 伊丹→函館 1267PP
(2016年トータル 85029PP 内 ANA 46464PP) -
函館空港からバスで函館駅へ移動。
結構待ち時間があったので駅前を散策した時に摩周丸のことを思い出しました。
元青函連絡船の摩周丸は函館駅横の第2岸壁に函館市青函連絡船記念館「摩周丸」として係留されています→http://www.mashumaru.com/
入館料は500円です。 -
僕は青函連絡船は羊蹄丸しか乗船してことはないのですが、同じ津軽丸型の摩周丸は心に響く懐かしさでした。
なお、津軽海峡を挟んだ対岸の青森駅岸壁には同じく元青函連絡船の十和田丸が係留展示されています。 -
函館駅から新函館北斗駅までは在来線で移動。
このカーブの終着駅と言うのがなんとも言えず素敵です。 -
新函館北斗駅から北海道新幹線&東北新幹線「はやぶさ号」と「やまびこ号」を仙台駅で乗り継いで郡山駅へ。
途中で乗継があるものの函館駅から郡山駅まで4時間切るのはなかなか魅力的ですが、特急券が1万円弱するのはとても割高に感じました。
本日は郡山泊まり。 -
明けて翌日。
昨晩に借り出しておいたレンタカーで二本松の東北サファリパークを目指します。
郡山からは東北自動車道経由で約40分です。
東北サファリパークの入園料はレッサーのいるウォーキングサファリのみなら大人1500円、車で回るサファリに入る場合には別途料金が必要となります。 -
こちらが東北サファリのレッサーパンダ舎。
3つの放飼場があり、写真が1号舎です。
東北サファリ自体は土日祝は8時からオープンですが、レッサーの展示は基本的には平日の8時半開園に合わせてスタートとなることが多いようです・・・キーパーさんの都合次第で早くなることも。
個人的には朝一で入った時には既にレッサーが放飼場に出ている状態よりかは、キーパーさんの準備を含めてレッサーがバックヤードから放飼場に出て来る様子を見るのが好きです。 -
キーパーさんがレッサーを出す準備をしている間に掲示物をチェック。
テンテンじいちゃんの訃報。
19歳1ヶ月・・・10匹の父となり繁殖にも大貢献し、天寿を全うしてくれました。
ありがとう、テンテンじいちゃん、やすらかに。 -
レッサーパンダ新聞。
キーパーさんのレッサー愛が感じられて嬉しくなります。 -
えさあげ体験の立て看板にはシール(杏)ちゃん!!
美形パンダの多い東北サファリの中でも一番の別嬪さんでした・・・長生きして欲しかったなぁ・・・。 -
そろそろ1号舎の準備が整ったようです。
1号舎はシーリィウ(石榴)ちゃんとリーリー(日暦)ちゃん、タォファ(桃花)ちゃんの母娘3匹展示となります。
看板では”シーリュウ”になってますね。 -
8時25分、キーパーさんと一緒にシーリィウちゃん、リーリーちゃん、タォファちゃんが出てきました。
母娘ですがそれぞれに特徴的な3匹なので個体識別出来ました・・・朝から幸先のいいスタート(笑) -
シーリィウちゃん。
尻尾がポシャポシャなのは育児ストレスで自分で抜いちゃったから・・・、娘の毛も抜こうとするので、キーパーさんが娘の毛にレモン汁を塗ってなんとか阻止したそうです(苦笑)
2011年にティエン君(現、仙台市八木山動物公園)、2013年にリーリーちゃん、2015年にタォファちゃんを産んだベテランママです。 -
リーリーちゃん。
今年で3歳の女の子、いよいよ来年から繁殖のステージに立ちようです。 -
タォファちゃん。
1歳になりました。
全体的な雰囲気はティエン兄ちゃんに似ていますが、顔のパーツがきゅっと中央寄りなのか絶妙に、素晴らしく可愛らしいです。
将来、大人顔になった時に超絶美人に化けるタイプかも・・・個人的にはこのままのキュートさでももちろんいいです。 -
あっと言う間に自分の分のリンゴを食べ、娘リーリーちゃんのリンゴを奪いにきたシーリィウちゃん。
母娘とは言えリンゴ争奪は真剣勝負です。 -
「娘から奪ったリンゴは蜜の味・・・美味しいわぁ」byシーリィウちゃん
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シーリィウちゃん。
先ほども書きましたが、ロンロン君とのペアで3匹の子供を持つベテランママさん。
ロンロン君が14歳になり繁殖を離れたので今年はペアリングがありませんでしたが、来年は場合によってはライライ君とのペアリングもあり得るそうです・・・まだ9歳なので可能性は十分ですよね。 -
リーリーちゃん。
東北サファリとしては、来年以降はこの子がメインでペアリングを行いたい意向のようですね。 -
そして、タォファちゃん!!
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なんか丸々しててとっても可愛いタォファちゃん・・・もうめちゃくちゃキュート!!
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タォファちゃんの体重は約6.5kgで東北サファリレッサーの最重量クラスだそです。
なお、東北サファリでは体重が5〜7kgの間で保てるように給餌量を調整しているそうです。
タォファちゃんは将来どこかへお嫁入りする可能性大との事・・・場合によっては海外の可能性もあるのかな??
できれば国内に残って欲しい子です。 -
2号舎も準備完了。
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まずは通路にターシャン(稲光)君・・・2号舎横の通路も予備放飼場として使用されます。
ターシャン君は午前通路、午後放飼場の予定です。 -
14歳となりそろそろ年齢からくる衰えも見えだしたと言うターシャン君ですが、眼光も鋭く毛並もなかなかいいです。
昨年までは線量の関係で筍をあげれなかったのですが、今年は竹の食いがおちた頃に筍を給餌したところ取り合いになるほどの人気だったそうで、各パンダの体調が例年よりいいとのこと。
来年は筍タイムを期待したいですね。 -
続いて放飼場にロンロン君が出てきました。
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ターシャン君と同じ14歳のロンロン君。
ロンロン君は暑さにも寒さにも弱いそうで、今日も展示は午前中だけで午後は涼しい寝室で過ごします。
2010年に8歳で砥部から東北に移ってきて3匹のお父さんになってくれた優秀な男の子です。 -
さて、お待ちかねの3号舎も準備が整いました。
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ライライ(来来)君。
多摩で生まれた同い年のヤンヤン君、フーフー君と組んだ3兄弟(実際はヤンフーの双子兄弟とライライ君)展示は近年では一番の素晴らしい展示だったと思います。
そんな中でも3男格だったライライ君の成長は心にずしんと響きました。 -
多摩から東北にやってきて早9カ月が経ち、新しい環境にもペアを組んでいるチュイホワ(菊花)ちゃんとにも完全に馴染んでいます。
キーパーさん曰く「とっても性格が良く、多摩で人に十分に慣れていた」そうで、来園翌日に想定外に放飼場に出て行ってしまった時も、キーパーさんの誘導ですんなり寝室に戻ったそうです。 -
そして、ライライ君とペアを組むのが6歳のチュイホワ(菊花)ちゃん。
チュイホワちゃんがもう6歳なんてなんか信じられません・・・僕の中ではまだ4歳くらいな感覚でした(苦笑)
実はチュイホワちゃんは今年、妊娠し出産したそうですが、残念ながら赤ちゃんは生育しなかったとのこと。
ただ、昨年までのロンロン君との3年間のペアリングで妊娠しなかったチュイホワちゃんが、今年のライライ君とのペアリングで妊娠できたことはキーパーさんも評価されていました。 -
そして、来園1年目でチュイホワちゃんを妊娠させたライライ君へのキーパーさんの評価も高いです。
先ほども書きましたが、来年はチュイホワちゃんだけではなく、リーリーちゃん、場合によってはシーリィウちゃんとのペアリングの視野に入れているそうです。 -
ライライ君にとってあの多摩での3兄弟で切磋琢磨した暮らしは大きな糧となっていると思います。
東北サファリのエースパンダになれるように頑張れ!!ライライ君!!
日本のレッサーファンみんなが君を応援しているからね!! -
ショーアップから1時間半が経ち10時前には東北レッサー達がうつらうつらし始めたので東北サファリを早々に切り上げ、東北自動車道経由で那須ワールドモンキーパークに向かいました。
幸いに大した渋滞もなく11時20分頃には到着できました。
那須ワールドモンキーパークの入園料は大人1800円。
今年で開園20周年だそうです。 -
レッサー舎横に鳥居が出来てました。
那須モンパ―にはレッサーは1匹しかいませんので、彼が起きているかどうかが勝負となります。 -
まずは僕の負け・・・シーレン(詩人)君お昼寝中でした。
ちなみに東北サファリパークとこの那須ワールドモンキーパークは系列園でシーレン君も東北サファリから派遣されてきています・・・金網越しの撮影になるのも東北サファリと一緒(苦笑) -
シーレン君は今年12歳です。
先ほど東北サファリで会ったターシャン君の弟、チュイホワちゃんのお兄ちゃんです。 -
シーレン君が寝ているので昼食を取りつつ園内をぶらぶら。
総選挙してました。 -
もちろんシーレン君もエントリーしています。
まあ、場所柄が場所柄なので彼がセンターを取ることはないと思いますが、ここでもレッサーパンダの可愛らしさをアピールしてくれたらと思います。 -
食事から戻るとシーレン君がお食事中でした!!
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東北サファリでキーパーさんにお聞きしたところ、那須モンパでは竹の葉の入手が難しいのでレッサーのペア飼いは難しいだろうとの事。
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ファンとしては出来ればシーレン君もお嫁さんが欲しいと言う希望はあるのですが、12歳まで1匹飼いをして来たこともあり、彼としてはこのままのんびり1匹で暮らす方がいいのかもしれませんね。
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さすが美パンダの郷・東北サファリ出身だけあって整った顔立ちですね。
レッサーファンの皆さんにお願いがあります。
那須どうぶつ王国に行かれる際は是非モンパ―にも足を運んであげて欲しいです。
那須どからモンパまでのアクセスは確かにわるいですが・・・そこをなんとか。 -
モンパでシーレン君に会えましたので那須どうぶつ王国に移動です。
モンパから那須どまでは車で30分ほどです。
那須どうぶつ王国の入園料は大人2000円です。 -
入ってすぐ右の元のバンブーフォレストレッサーハウスがビントロングハウスになっていました。
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ここでは3匹のビントロさんが暮らしていました・・・母子です。
大熊猫(ジャイアントパンダ)、熊猫(ビントロング)、小熊猫(レッサーパンダ)は科が全く違う動物ですが、なんか共通した雰囲気がありますよね。 -
個体識別は全くできませんが(苦笑)
おっぱいの張りの感じから見て手前の子がシャロンお母さん、ママにべったりなのはだいたい男の子なので奥の子がガンタン君、そして、前の写真で天井のケーブルで寛いでいるのがルチュちゃんでしょうか?
天井のケーブルに乗ってる子が遠近感含んでも大きく見えるので子供は逆かもしれませんね。 -
保全ハウス内のレッサーハウスへ。
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レッサーハウスには2面の放飼場と1面の展示室があります。
左の放飼場にジジ君、右の放飼場にダイズちゃんが展示されていました。
朝日君、須々ちゃん、陽那ちゃんの3つ子兄妹が神戸どうぶつ王国に移動して以来、ジジ君とダイズちゃんがメインで展示されることが多いようです。 -
ダイズちゃん。
多摩動物公園から那須にお嫁入りしてきました。 -
ジジ君が優しい顔立ちなのでダイズちゃんが男の子に間違われることが多いのですが、2度の出産で5匹の子供を育てあげたお母さんです。
長女の那々ちゃんが天国に旅立ってしまったのが残念でなりません。
結局のところ那々ちゃんの死因は感染症だったのでしょうか? -
こちらジジ君。
ジジ君は長野市茶臼山動物園生まれ、那須どうぶつ王国に初めてやってきたレッサーパンダです。 -
優しく可愛らしい顔立ちのジジ君ですが、すでに5匹のお父さん・・・やる時はやる頼もしい男の子です。
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ジジ&ダイズ家の長男の与一君はガラスの展示室にいました。
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幼い頃に手術した足は特に問題ないようですね、お嫁さんも来園したので来年以降の恋の季節が楽しみですね。
与一君はレッサートーク前にバックヤードへ戻りました。 -
与一君に代わってガラスの展示室に出て来たのお嫁さん候補の栄栄(ロンロン)ちゃんです。
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栄栄ちゃんは旭川市旭山動物園生まれで今年3歳、与一君と同い年です。
与一君と栄栄ちゃんは共に多摩の流れを汲むパンダなのでもし子供が生まれたら盛り上がりそうですね・・・子供、しかも、焦げパンな子供が生まれたらいいなぁ。 -
ちょっと那須どの生活に慣れるまでに時間が掛かちゃったようにも感じる栄栄ちゃん。
でも、今日見る感じでは全然問題なさそう・・・いずれはメイン放飼場にも出て来るのかな? -
レッサートークとその後のリンゴあげは大混雑だったのでほとんど写真は撮らずに雰囲気を楽しむことに専念しました。
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今日はフラッシュを焚く人がほとんどいなかったのは気持ち良かったですが、寝ているジジ君の尻尾を触る不届者が数名いたのが残念でした。
ただ、”触るな”との掲示が見やすい場所にあるかと言えばそうとも言えず、もっともっとしっかりと告知して欲しいと思いました。
神戸どうぶつ王国の様にできる限りスタッフの方が張り付いて、案内かたがた監視してくれたら安心なのですが・・・。
リンゴあげのお客さんに事前に手の消毒をしてもらっていたのはいい事ですね。 -
レンタカーを新白河駅で返却。
新幹線で小山駅に出るつもりでしたが、新幹線に停電事故の影響による遅れがでていたために在来線を乗り継ぎ小山駅へ、小山駅からは両毛線で足利駅へ。
今晩は足利泊まりです。
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