県境のまち1606　　「熊野皇大神社＆熊野神社」　 　 ～軽井沢・長野＆安中・群馬～

2016/06/24 - 2016/06/24

全国には、都道府県境にまたがっている場所があります。

今回は、長野県と群馬県の県境にある熊野皇大神社＆熊野神社をご紹介します。


★県境のまちシリーズ

鷲子山上神社（栃木県＆茨城県）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10430048/
ＪＲ宝珠山駅(福岡県＆大分県)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10477925/
ＪＲ山崎駅（大阪府＆京都府）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10466487/
鼠ヶ関（新潟県＆山形県)
http://4travel.jp/travelogue/10483567
堺田越（山形県）
http://4travel.jp/travelogue/10468860
埼玉・群馬・栃木三県境(埼玉県＆群馬県＆栃木県)
http://4travel.jp/travelogue/11092359
熊野皇大神社＆熊野神社(長野県＆群馬県)
http://4travel.jp/travelogue/11157056

エリア 軽井沢(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前中の仕事を終え、夕方の仕事までのわずかな時間を利用して軽井沢まで日帰りです。東京駅より上越新幹線「MAXとき」に乗車します。

高崎でいったん下車します。

後続の北陸新幹線「あさま」に乗り換えます。今回もＪＲ東日本乗り放題の「大人の休日倶楽部パス」使用なので、心置きなく新幹線を利用することができます。

高崎からわずか20分で軽井沢に到着です。

東京と比較すると、5℃程気温が低いでしょうか。

軽井沢本通りを旧軽井沢方面に向かって歩いてゆきます。

30分ほどで旧軽井沢の街並みが見えてきました。

ふだんこういった場所にはあまり来ないので、少々緊張しながら歩いてゆきます。

旧軽井沢銀座を進むと、右手に軽井沢観光協会の建物があります。

きょうの目的地「熊野皇大神社＆熊野神社」がある見晴台行きのバスはここから出発するようです。

観光協会の内部の様子です。

観光協会で無料のるるぶなど、パンフレット類をいただくことができますが、トイレは有料。さすが軽井沢です。

かわいらしいバスがやってきました。

運賃は片道500円、往復800円です。

バスは旧中山道をうんうんと登ってゆきます。

15分ほどで見晴台に着きました。

ここは、長野県と群馬県の県境の碓氷峠です。

左手にあるのが熊野皇大神社（くまのこうたいじんじゃ）＆熊野神社です。

長野県と群馬県またがっていて、参道と本宮の中央が県境にあたります。

左が長野県、右が群馬県です。

参道をさらに進んでゆきます。

隋神門をくぐります。

熊野皇大神社の境内です。

ひとつの神社ではありますが、長野県側は熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社という別々の宗教法人となっています。

宮司や社務所、賽銭箱はそれぞれ別々にあります。

宗教法人法においては、都道府県ごとに登記がなされるというルールのため、こういった形になっているそうです。

なかなか珍しい光景です。

ただ元はひとつということは、お賽銭などの収入は倍となるのでしょうか。

神聖なる神社におりながら、話題が下世話な方に進んでいくのは商売人の悪いクセですw

参道を下った正面にお茶屋がありました。

店の中に県境があるようです。

店の中にも、県境を示す赤いラインが引かれています。2015年12月に訪れたウガンダの赤道上にある土産物屋を思い出しました。

★2015年12月「ウガンダの赤道」の旅行記はコチラ
http://4travel.jp/travelogue/11116019

帰りのバスが出るまで、しばしの休憩です。

「峠の力餅」です。峠に行くとお約束のようにあるメニューですが、昼食抜きの私はすべておいしくいただきました。

まだ少々時間があるので、見晴台にも立ち寄りました。

霧がでんでろでんでろと漂っていて、まったく眺望はききません。

県境を示す標識の前で記念撮影をし、バス停に戻ります。

下りのバスが出た後は、濃霧のためきょうの便は運休。ぎりぎりの所で碓氷峠までこれたようで、大変ラッキーです。

さてこの後は、東京にトンボ帰り。仕事の続きです。