2015/10/04 - 2015/10/04
658位(同エリア3331件中)
ハナコさん
ここ数年、近所の温泉へ行くことすら億劫になっていた、かなりの出不精な私。先日、のらりくらりと出かけた小諸の布引観音で、「山っていいな~」と思ったものの、さて次はどこへ行ったらいいものか。
そんな中、「とあるもの」をきっかけに出かけてみたのがここ「小浅間山」。 のちにこれが私の、山に目覚めるきっかけとなります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山登りを始めるつもりも、山ガールになるつもりもまるでなく・・・ただ、「見晴らしのいい場所でお弁当が食べたい」。そんな単純な理由で出かけてみた小浅間山。
そう、お察しの通り「小さなサイズの浅間山」=「小浅間山」なのです。浅間山の東麓、軽井沢から鬼押へ行く途中にある、プッチンプリンみたいな山がそれです。
自宅を出てしばらくすると、正面に浅間山が。「早く着かないかな〜」とワクワクするこの感じ・・・スキー場へ向かう時に似ていますね。 -
そう、これが小浅間山。コンパクトサイズでしょ?!
地元に住んでるのに遅い到着、もう11時半です。ま、今日の目的はお弁当ですから。避難小屋の前が満車だったので、峰の茶屋となりの公衆トイレ前に駐車します。バスだと軽井沢駅から峰の茶屋まで30分くらい。保育園児からシニアまで、気軽に登れる山 by ハナコさん小浅間山 自然・景勝地
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今年6月に噴火した浅間山は、10月になってもまだ入山禁止。ですが小浅間山までは行けます。
女性のソロなので、あまりに人がいないのも怖いものですが、日曜のお昼で5〜6組、20人くらいでしょうか。小さいお子さん連れのファミリーもいて、和やかな客層です。 -
登山口からしばらくはこんな道。晴れているのにジメジメと湿っている森の小道です。
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前回、布引観音のネコちゃん撮影に苦戦し・・・ええ、買いましたとも、「自撮り棒」
まだ慣れないのですが、せっかく買ったので使ってみます。(イエーイ) -
実は私、歩くのが大キライ。家から70m先のコンビニまで車で行くような人です。
まさかお弁当を食べるためだけに、好き好んでこんな山道を歩いているとは・・・自分の中で何かが変化し始めている・・・でもなんなんだろう、この不思議な感じ。 -
とりあえず今日は、家にあるものでアウトドアっぽい服装にしてみました。実はゴルフウエアの上下に、アシックスのジョギングシューズなんですけどね。
えぇ、山歩きはほぼお初です。 -
若干上り坂はあったものの、ここまで想定内。20分ほどで視界が開け、小浅間への分岐です。
「なんだ、もう山頂見えてるじゃーん、楽勝ー!」 (余裕の笑み) -
それが一転・・・
なんですか、コレ。(急坂ですやん) -
ええーっ!!聞いてませんよー!
来る前にちょろっとネットで調べた時は、「小学生が遠足で登る山」 とあったのですが・・・
「こっ・・これ、小学生が登ってるワケ???」(汗) -
そもそも今回、「とあるものを見てここに来た」という、「とあるもの」とは・・・
地元のフリーペーパー「月刊ぷらざ」さん。その中の、最後のページの、普段は読まない「おたよりBOX」のコーナーに、小さい文字で・・・ -
「秋に行きたいオススメ紅葉スポットは?」
「小浅間山。比較的簡単に登れて、浅間山や軽井沢、群馬方面の景色が素晴らしいです。」
この数行の記事に、なにか 「ピンッ」 と来るものがあって来てみたのですが・・・
比較的簡単 ・・・ 「比較的簡単」 ・・・ 『比較的簡単』 ・・・ (無限ループ) -
えーっ!これ登らないと、お弁当食べれないじゃーん(泣)
なんせ「70m車で移動女」なので、体力のないことないこと。。。上にポツンと見える人影、あとで聞いたら4歳の男の子でした。
「すげーなぁー、負けてらんないよなぁー」 体力はないのですが、根性ならあります。ここはアラフォーの意地にかけて、気合でカバーです。 -
それにしてもキツい・・・「比較的簡単」 な山登りレベルでも、こんなに苦しいものなのでしょうか。私はただ、景色のいいところでお弁当が食べたかっただけなんです。。。(ぐじぐじ)
やる気があるのかないのか、半ベソかきながら、うだうだ登ります。 -
男の子のお母さんによると、なんでも今年は浅間山の噴火で、毎年ここへ来ていた保育園の遠足が中止になったそう。 なので今日家族で来てみたとのこと。
まじーっ!小学校じゃなくて、保育園の遠足だったんですか?!
恐るべし、長野県民。すごい英才教育です。(ちなみに私は広島出身なので、そんな教育は受けてませーん) -
「がんばれ〜!」と男の子を応援しているフリをしながら実は、「どこを通ったら少しでも楽に登れるか」 を観察している、腹黒いワタシです。。。保育園児をお手本に、ザラザラ急斜面の火山礫を、滑りながらもなんとか登ります。
中腹まで来ると、かなり見晴らしがよくなってきました。佐久平方面に山が幾重にも見えます。一番向こうに見えるのが八ヶ岳でしょうか。
キャーッ!すごーい!いい眺めじゃないですかー! -
振り返ると、浅間山が大きくなっていました。なんだか 「山に登ってるなぁ」 という感じがしてきます。
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「ハー」 「フー」 「ゼーゼー」 言いながら、やっと着きました。東峰の山頂です。
雄大な浅間山を前に、あまり山頂っぽくないかもしれませんが、これでも「プッチンプリン」のてっぺんです。南に軽井沢、佐久平、西に浅間山。かなりのパノラマ、気持ちいいです。保育園児からシニアまで、気軽に登れる山 by ハナコさん小浅間山 自然・景勝地
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いつもは他人事のように見ていた噴煙も、間近で見ると「火山なんだなぁ」と実感します。
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小浅間山にふさわしい、小さなかわいい山頂の標識。
私も小さい山ながらも登頂できて、ちょっぴり誇らしげ。 -
山頂はなだらかな丘。メロンパンをペッタンコにしたようなイメージ?
結構広くて、ドッジボールのコートが2面くらいとれそうです。あ、でもボールが谷に落ちると、拾ってくるまで1時間くらいかかりそう。。。(いや、ここではやらないから) -
山頂は岩っぽいものがまるでないので、腰をかける場所がありません。完全お座敷タイプです。
なので山頂のど真ん中にブランケットを敷き、待望のお弁当タイム。写真はないのですが今日のメニューは、ゴーヤチャンプルー、おにぎり、唐揚げ、卵焼き、それからカツサンド。。。
なんせ程度がわからないので、一人なのに三人前くらいのボリュームを作ってきてしまいました。だからリュックが重かったんだ〜 -
いやー、山で食べるお弁当は格別ですね。来てよかった!!!さっきの半ベソはすっかり忘れ、もう山の魅力にメロメロです。
そんな時、山男っぽい子連れのお父さんが、「今日はソロですか?」 と話しかけてくれました。
「今日はソロ」 ・・・ 今日 「は」 ソロ ・・・ 今日 「は」 ・・・キャーッ!!! -
この歩くの大キライな私が、いつも山に登っているおねえさんに見えたのでしょうか?!何気ない会話なんですが、私にとってはもう、天にも登るほどに嬉しかったのです。
「ええ、そうなんですよー」 なんて言いながら・・・心はキャーキャー。 山の先輩に入門を認められたというか、同じ目線で話しかけていただいたような気がして・・・山登りってもっと、遠い世界っていうか、大変な趣味かと思っていたら・・・あら、もうすでに片足つっこんでるんですね、私。 -
そんなこと言われちゃうと、「この浅間山もいつか登っちゃおっかな〜」なんて、調子に乗っちゃいますよー。ええ、褒められると伸びるタイプです。
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すっかり山に魅せられ、気分は「イエーイ」です。
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お弁当を食べた「東峰」から、浅間山がより間近に見える「西峰」に移動します。
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浅間山の北斜面、ここだけでも雄大な景色です。
今日は小浅間に登ったとはいえ、浅間山からすると展望台のような存在。少しずつでいいから、360度絶景パノラマの単独峰に登ってみたいなぁと、夢は膨らみます。 -
軽井沢おもちゃ王国の向こうには、嬬恋が見えます。あっちは群馬県なんだ〜
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いいですねー!小浅間山! 小さいながらもなかなかの眺望です。
あとはこの山が「比較的簡単」と思えるよう、体力をつけねば!(今日からコンビニまで歩きます) -
最後に、西峰からiPhoneでパノラマ撮影。早く噴火がおさまるといいなぁ。
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さて、お帰りはこちらです。
来た道ではなく、南斜面の火山礫を「砂走り」と言うのでしょうか? 「ザクーン、ザクーン」と滑りながら下ります。ファーストガンダムに、ザクがこういうところを滑り降りるシーンがあったような気がしますが・・・
なんだか一歩一歩が大きくて、モビルスーツのように足が長くなったような気分です。楽しいです♪ -
方向さえ合っていれば、なんとなく下っても、行きに通った雑木林の登山道へ出るような感じです。(一応地図は持ってきましたが)
あんなに苦労して登ったこの標高差ですが、下りはかなり楽しいアトラクション、しかも相当なショートカットです。 -
登り50分、下り30分。1時半には下山してきました。
なんだかテンションが上がってしまい、まだまだ歩きたい感じ。
なので「峰の茶屋」から「信濃路自然歩道」を3キロほど歩いて、「白糸の滝」まで行ってみます。 -
あれ?歩き始めてしばらくしても・・・えーっ・・・誰もいない〜(汗)
肝だめし、お化け屋敷系は平気な私ですが、この人のいない森の遊歩道、しかも3キロ。昼間とはいえ、めちゃめちゃ怖いです。歩道は整備されていますが、左右はホント、クマが出そうなこんな感じ。
鈴がないので「いい部屋ネット」のCMソングを歌いつつ、ビクビクしながら歩きます。(♪おとなーりさーんは・・・超イケメン!ワオッ!) -
途中2人組とすれ違い、少し安心。 しばらくしてまた人とすれ違い、もうひと安心。
紅葉している葉っぱに目をやる余裕も出てきて、落ち葉コレクションで記念撮影。 -
森の中をアップダウンしながら歩くこと50分。最後は白糸の滝の上から、階段で一気に下ってきます。
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そういえば、来るのは初めて「白糸の滝」。ホント、カーテンのように同じ高さから、岩清水が爽やかな水量で流れています。
恐怖の遊歩道を歩いてきた私にとって、ここはまさにオアシスです。白糸の滝 自然・景勝地
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自撮り棒も慣れてきました(笑) 片手でパチリです。
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ここは適度に人がいてくれてホッとします。
記念撮影で賑わう滝を見ながら、うしろのベンチで「作りすぎたお弁当の残りのカツサンド」をほおばります。爽やかなこの観光地とミスマッチですが、おなかがすいているので気にしません。
うん、まいうー!! -
苔生す石垣も、軽井沢だとなんだかオシャレに見えます。
さて、帰りは「峰の茶屋」までバスで戻ります。バス代270円、今日の出費はこれだけ〜 -
そんなこんなで、行ってきました、初めての山登り。単なる「ひとりお弁当遠足」のつもりが、山に目覚めるきっかけとなった、記念すべき1日となりました。
ぷらざ編集部さん、投稿された「やまぼ〜ず」さん、先導してくれたボクちゃん、声をかけてくれたお兄さん・・・ホントにありがとうございました。
これからちょっとずつ、自分のレベルに合った山登りを楽しんでみます。登ったらまたレポートしまーす! -
おまけ
帰ってからソッコー買いました。鈴木ともこさんの、女子向け山登り入門コミック 「山登りはじめました」。これを見ながら「リュックはミレーにしようかな〜」とか「ここにも行きたいな〜」とか、毎日ニマニマです。 -
おまけ、その2
いつでも迫力ある浅間山が見える、黒斑山の監視カメラ。(これは11月30日の夜10時)
http://www.sakuken-asama.jp/
北八ヶ岳 にゅう 日帰りトレッキング http://4travel.jp/travelogue/11077977
でも紹介したのですが、曇ってなければ深夜でもこんな感じ。
おもしろいですよ♪
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