2015/07/23 - 2015/07/26
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shinkさん
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いまもっともイケてるテーマパークな「スイティエン公園」へ行ってきた。
ホーチミンシティの郊外にあるスイティエン公園は別名「狂ったディズニーランド」とも呼ばれているテーマパーク。
とはいえ、ガラの悪いネズミのカップルにからまれるわけではないし、突然後ろから赤いバンダナ巻いた黄色いクマに襲われることもない。アヒルは食堂のご飯には出てくるが、これは美味しい。
なにがそんなに面白いのか、狂っているのか。写真をみればまあわかるのだけど、自分の目で見にいってみることにした。
結論としては、1日あっても楽しみきれない。オフィシャルホテルが近くにあれば泊まるのに・・って思ったくらい面白かった。
なお、この公園は仏教系の団体が運営していて、仏教がテーマになっている。一周まわるとホトケの道について理解が深まるに違いないと思う。
- 旅行の満足度
- 4.0
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ひさびさにやってきたホーチミンシティ(旧名サイゴン)。すっかり開発が進んでいてびっくりするくらい巨大な都市になっている。
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ファングーラオ界隈の宿に荷物を置いてベンタイン市場までバイクタクシーで移動。
このバイクタクシーも、いまとなっては絶滅しかかっている存在なのだが、街中を走る爽快感が好きなのです。 -
スイティエン公園はホーチミンシティの郊外にあり、ベンタイン市場の前にあるバスターミナルから19番のバスで行くことができる。
バスに乗りこんで運転手さんにスイティエン公園に行きたいっていってお金を払うわけだが、公園が近くになってそろそろ降りろっていわれることもなかった。 -
何故ならば、近くにきたらすぐわかったから。
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公園のまわりは荒れ果てた工業地域といった感じで路肩の砂煙が舞うなか、車が疾走している。
公園にいくときにはバス停は公園側にあるのだけど、帰りは近くの歩道橋を渡って反対側にわたりバスに乗りこむ。バス停というものはないので、人が集まっているあたりで適当に乗りこむっていう感じ。 -
料金は入場料のほかに、個別のアトラクションの入口でそれぞれお金を払う「ナガシマスパーランド方式」を採用している。
子供料金という区分ではなく、身長130cm以上かどうかというものすごくシンプルな料金体系にも好感が持てます。 -
入場料払ったら入れるので、たあとはやたと広い公園の中でうだうだと昼寝をするのもいい。
なんといっても、敷地面積は東京ディズニーランドとディズニーシーをあわせたのより広く、さらに拡大中という脅威の広さ。はぐれたらもう二度と会えないんじゃないかって思ったりする。 -
実際、公園のあちこちには東屋みたいなところが沢山あって、ベトナム人の人たちはそこで昼寝したり、お弁当食べたりしている。
地方から夜行バスでやってきて疲れちゃうから、こうして休みながら楽しむのがベトナム人の流儀らしい。 -
入口入ってすぐのところではやくも一発くらう感じ。
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ここはどこ・・。どうやら変な世界に迷い込んだようだ。
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みなさん、こちらがベトナムの国花である蓮の花です。
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し...死んでる!
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突然ですが、桃太郎の生まれたあとです。
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すっかり忘れかけていたけれど、ここは仏教をテーマにした公園になっている。なので、仏教についてのモニュメント的なものもある。
たとえば、こんなのとか(すごくでかい)。 -
あるいはこんなのとか。
そういや、ここにくる前週にカンボジアのアンコールワットでこれの祖先を見てきたな・・。 -
またはこんなのとか。。
それにしても、ここには「ほどほど」とか「ちょうどいい」という言葉は存在しない。
あるのは「力いっぱいでかいものを作りきる」という清々しいまでの心意気である。 -
さて、このテーマパークのメインはやはりプールだと思う。たとえ水着をもっていなくても、ここには入る価値がある。
この圧倒的なおっさんの像は、郊外の駅前にあるデパートくらいの大きさがある。この方はベトナムの古くにいる創始者?とかいう人らしいのだが、説明等は一切されていない。 -
この像のおじさん。ぱっとみた感じの雰囲気的にはフジロックとかに行くと後ろの方でタバコ吸ってる、バンダナ巻いたロン毛のおじさんみたいな風貌。
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この像の両側には龍がくっついていて、この龍がなんとウォータースライダーになっている。
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プールサイドでのんびりしていると、時折「うぎゃあああああ」って悲鳴とともに龍の口からスイカの種みたいに人が吐き出されてくる。
この様子は必見です。そんな恐いのか、龍のハラのなか・・。 -
プールにいる脇役のおじさん。
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横をみると、火の鳥に出てくる鳳凰みたいなのが五円玉くわえているのが見える。どこかへ行こうとしている。
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すごいどうでもいいのだが、これを見ていると「僕らはどこへも行くことができない」というどこかで読んだ小説のフレーズを思い出す。
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それにしても巨大すぎるだろう、この公園。入場するときに地図を渡されるのだが、その縮尺感と実際にあるく距離感の乖離に絶望的な気持ちになる。
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命がけ感があるアトラクション。
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さあ、ようやくこの公園のメインであるワニ園にやってきました。
ここはあのプールとともに、訪れる価値があるアトラクションなのです。
まずは、置物がおでむかえ。 -
コラボレーション。
ちょっとやる気がない。 -
このワニ園の特徴はなんといってもワニ釣りができること。
しかし・・ワニとの距離が近すぎやしませんかね。 -
ワニ釣りとはいっても、実際に釣り上げるとむしろ危険なので、実際はこの肉を巡ってワニと駆け引きをするゲームとなります。
釣り竿と餌のセットを買っていざ勝負。餌の肉は赤身の熟成肉でちょっと美味しそう。 -
とりあえず一番でかそうなのを狙ってみるとするか。
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ということで、そろそろと餌をワニの鼻先あたりにおろしていく。すごいどきどきする。下手なお化け屋敷いくよりこわい。
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と思ったら手前の死角から突然ワニが躍りでてきて、死にそうなくらい驚く。
あぶねえ・・こんなアグレッシブなのいるなんて。 -
そして、餌に食いつかれてしまった! このときのワニの力がすごくて、まるで自分が食べられてしまいそうな感覚になる。この釣りのスリル具合はやってみないと伝えられそうもないが・・すごいです。
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ワニとの戦いの後。釣り竿戻したらすぐ横のショーケースにはワニ革の製品がずらりとならんでいた。
おれと死闘を繰り広げたあいつらもやがてはこうなるのかと思うと、ちょっとせつない。持っていたらきっと大事に使おうって思う。しかし、こういうの趣味ではないので、買ってないけれど。 -
さて・・雨も降り出しそうだったし、ワニ釣りしてすっかり疲れてきたのでホーチミンシティへ帰るとする。
それにしても、仏教的な世界観だとタイの地獄寺「ワットファイロンウア」と対極にはあるけれど、同じくらいの距離感で壮絶なところだった。最近新しいアトラクションもできたみたいだし、また行かなくては・・・。 -
さあ、ホーチミンシティに戻ってきた。現実世界。
お腹も空いていたので、1区の北側にあるCuc Gach Quanで食事をとることにする。
アンティークな店内の雰囲気、家庭的なベトナム料理、洗練された対応のすべてがいい感じ。クック ガック クアン 地元の料理
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生春巻きとか、フォーとかわかりやすいベトナム料理というのではなく、もっと一般家庭で作られているようなものが多い。
でも、素材が厳選されているのか、本当に美味しい。 -
食後のデザートもまた美味しい。ベトナムコーヒーの甘さもまたこの国にはあっているんだよなあ。
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夜はこちらで友人と合流して、マンダリンで高級なベトナム料理。
野菜のカービングが手が混んでいてすごい!と思ったが、近くで見てみると、どうみても食べられるようなものじゃなかったので、そっと戻しておく。マンダリン 地元の料理
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日本の首相からアメリカの大統領まで、各種有名人が訪れているベトナムを代表する高級レストラン。
デザートのフラッペはテーブルでやってくれます。 -
いきなり炎が上がって、写真ではクールな感じですが、実際はちょっと焦り気味です。
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高級なものを食べ歩いたので、シメのデザートはチェというベトナムぜんざいを食べることにする。
このチェが美味しいんだよなあ。ベトナム中部の街、フエにすごく美味しいチェのお店があって、僕にはそこが旅の思い出の場所のひとつ。夜中に食べたりしたなあ・・ってことを思い出す。
スイティエン公園だけではなく、ベトナムにはまた行きたいところだ。
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