初夏のレッサーパンダ紀行【９】 浜松市動物園＆三島市立楽寿園　安心しました・・・元気なキンタロウじいちゃん＠浜松　更に星奈ママに似てきたね、可愛らしいココロちゃん＠楽寿園

2016/06/19 - 2016/06/19

２０１６年に足を運べていない動物園を中心に回る今回の関東遠征。
２日目の今日は浜松市動物園と三島市楽寿園です。

当初は昨年１月１０日以来の楽寿園のみを考えていたのですが、同日に浜松市動物園で天王寺動物園から里帰りしたホッキョクグマのバフィンさんとモモちゃんのお披露目会が開催されることを知り、浜松と三島のハシゴを決行しました。

新幹線でも４駅の浜松と三島・・・静岡県は広いですね！！


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 三島(静岡)

今日は静岡県内のレッサーパンダ飼育園を２つ回る予定、まずは浜松市動物園です。
いつも間にやら静岡県内には５園のレッサーパンダ飼育園が・・・レッサーパンダ県ですね。

浜松市動物園は浜松駅から路線バスで約４０分、入園料は大人４１０円。
僕は年間パス（８２０円）を持っているのでそれを提示して入園です。

今日は天王寺動物園から里帰りしたホッキョクグマのバフィンさんとモモちゃんのお披露目会があります。

本当はレッサーを見てからホッキョクグマ舎に来る予定だったのですが、先にホッキョクグマ舎を偵察に行くとなんだかよさ気なポジションを確保できたのでそのままお披露目会まで居残ることに。

バフィンさんとモモちゃんのお披露目会の様子はこちらの旅行記でどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/11140476

お披露目会を途中で抜けてレッサー舎へ。
その途中でアミメキリン舎に寄ってみました。

左からゴロウマル君、リョウ君、シウンちゃん。
そろそろ、家族での同居も見てみたいですね。

レッサーパンダ舎到着です。

屋内展示室と屋外放飼場で構成されています。

今日は屋外放飼場にチイタ君とテルちゃんのご夫妻が出ていました。

どうやら僕が到着する直前にリンゴと竹の葉の差し入れがあったようでご夫婦でもぐもぐ食べていました。

ペアを組んで４年ほど経つでしょうか？

お互い意識していて、大きな喧嘩もなくいいペアだと思うのですが、現在まで子宝に恵まれていません。

テルちゃんの発情がポイントになると思うのですがなかなか上手く行きませんね。

チイタ君。

風太一族で一二を争うほど換毛の激しかったチイタ君ですが昨年、今年ととても綺麗に換毛していますね。

ここまで体質が変わるなんて・・・何か食生活とか変えたことがあったのでしょうか？

野毛山のキンタちゃんと賢健君に毛並みが良くなる秘訣を教えてあげたい・・・。

寝室に戻って一休みのテルちゃん。

日本３大おもろ顔のレッサー（ちょー可愛いと言う意味でもあります）と言えば、
テルちゃん、后ちゃん（現、南紀白浜アドベンチャーワールド）、ミホちゃん（現、姫路市立動物園）ですが、昨年、東北サファリで生まれた桃花（タォファ）ちゃんもなかなかのおもろ顔・・・なんせおもろ顔のレッサーは超絶的に可愛らしいのです。

屋内にはキンタロウじいちゃん。

じいちゃん、残っているリンゴを見つけました。

長年連れ添ってとても仲の良かったチャおばあちゃんが天国に旅立ち、気落ちしていないか心配していましたが、

元気そうでなによりです。

相変わらず素敵な「美味い顔」のキンタロウじいちゃん。

長生きしてくださいね。

まだまだ食べるテルちゃん、チイタ君はお昼寝。

キンタロウじいちゃんも可愛くお昼寝。

お顔をこちらに向けて寝るあたり・・・さすがです。

いしかわ動物園からやってきたカピの双子兄妹に名前がつきました。

この子達は兄妹なのでいずれ他園からペアを呼びたいですね。

アムールトラ舎。

本日の屋外担当はローラちゃん。
この子はとても遊び好き、今日は竹？の枝で遊んでいました。

他にお客さんがないな時には、かくれんぼ遊びにも付き合ってくれますよ。

すごいもので、ローラちゃんが遊び始めると周りにお客さんが集まってきます。

ローラちゃんもお客さんの反応を楽しんでいるように感じます。

本当に可愛い子です。

ちなみにテン君は屋内展示室で爆睡していました。

浜松市動物園から路線バスと新幹線を乗り継いで三島駅前の楽寿園へ。

楽寿園の入園料は大人３００円です。

どうぶつ広場へ。

まずはカピ様。
手前が風（フウ）君　奥がメイちゃん。
メイちゃんは小さくて可愛らしいですね。

アルパカの丘にはココア君とクララちゃんご夫妻。

アルパカの丘の隣に、マーラとミニブタの里　ミニチュアホースの苑が出来ていました。

楽寿園さんは今後も動物飼育を続ける方向でしっかり整備をしてきているようですね、嬉しい限りです。

現在は猿舎の整備中でした。

噛みつき猿で有名になったらっきーちゃんも新しい住まいに移るのでしょうか？

レッサー舎のお隣のケープハイラックス。

レッサーもそうですが、この子にもペアを見つけてあげたいですね。

そして、レッサーパンダ舎です。

先代の康平君、涼君の双子兄弟が天国に旅立った後に、長野市茶臼山動物園からココロちゃんとルナちゃんの姉妹が来園。
将来の繁殖を見据えて、放飼場を分けるための柵の整備などを行いましたが、メインで繁殖を務めるはずだったルナちゃんが若くして昨年の元日に天国に旅立ってしまい、現在は少しトーンダウンな感じは否めません。

ルナちゃんでの繁殖の期待が大きかっただけにキーパーさんも責任を感じてらっしゃるのかもしれませんが、そればっかりは仕方ないことだったと思います。

園、そして、キーパーさんの気持ちが癒えたら、是非、新たなチャレンジに取り組んで頂きたいと思っています。

若いペアでの繁殖への取り組みにチャレンジしてもいいでしょうし、
あるいは、昨日訪問したさいたま市大崎公園子供動物園のように、他園の老齢なパンダを引き取り、間接的に繁殖のサポートをする方向に舵を切るのもいいかもしれません、
あるいは、同県内の日本平動物園（レッサーパンダの種別調整園）、熱川バナナワニ園（日本唯一のニシレッサーパンダ飼育園）と協議して、シセンレッサーパンダとニシレッサーパンダを同時に見れる園・・・できれば同居も・・・を目指すのもいいかもしれません。

若いキーパーさんの多い素敵な園ですから是非新しい取り組みにチャレンジして欲しいのです。

現在、楽寿園で暮らすレッサーパンダはココロちゃん１匹のみ。

茶臼山時代から別嬪さんの代名詞だっやココロちゃんですが、理想が高いのかなんなのか、繁殖向きの個体では確かになかったですね（苦笑）

茶臼のチャオ王子の求愛を頑として受け入れなかったココロちゃんですから、今から他園の雄が来てもなかなかペアリングが難しいでしょうね。

まあ、妹のルナちゃんとの同居も難しかったようですから、雄云々の問題ではないのかもしれませんが・・・。

ココロちゃんと言い、妹のサラちゃんと言い・・・本当に可愛らしい子なのに、ペアリングには向かないんですよね〜。

人間には分からないのですが性格的な問題なのかな？

雨の中、必死に写真を撮っている人間が気になるようで今日はすごくカメラ目線をくれます。

妹のサラちゃんは茶臼のフォトジェニッククイーンですが、そう言えば、ココロちゃんも茶臼時代からよくカメラ目線をくれていましたね。

舌ちょろ。

雨が強くなってきました。

「そろそろ晩ご飯かな〜」ｂｙココロちゃん

雨が強くなり、ワラビーやハイラックスの収容を急ぐキーパーさんの動きをチェックするココロちゃんです。

キーパーさんがバックヤードに入りご飯の準備を始めるとココロちゃん始動。

てくてくと放飼場をお散歩です。

１６時１０分、ココロちゃん収容。
てっきり屋内展示室に入るのかと思っていたら、奥の寝室に入ったようでした。

また会いに来るね、ココロちゃん。

楽寿園の後は、４トラベラーのspitfirebuzz90さんと合流し三島駅近くのむさしで夕食。

桜えびのかき揚げ、９７０円。

して、三島に来たからには鰻を食べねば。
うな重の松、４４００円！！

美味しかったぁ。