2013/07/15 - 2013/07/15
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ブランメル伊達さん
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過去の旅行を思い出しつつ整理,作成した回顧録兼備忘録.
作成中に再発見もあり,再訪のきっかけになるやも.
2013年7月3連休に群馬を周遊,一部栃木埼玉茨城の県境付近も含む.
群馬は2012年GWに富岡製糸場・伊香保温泉・草津を回って以来.
最終日(3日目;7/15)は朝から安中市碓氷峠鉄道関連施設へ.昼過ぎにいわきへの帰路へ.北関東道川筑西ICまで一般道を文化財巡りをしながら帰った.
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
3日目朝一で高崎駅から西へ約33km,碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」に.
ここに車をとめて碓氷峠鉄道関連施設がある旧信越線跡に整備された遊歩道アプトの道を散策する.
峠の湯は訪問2週間後に火災により休止するも去年(2015年)12月に再開したようだ.写真は駐車場からの妙義山.
アプトの道を3km弱,熊ノ平を目指す.峠の湯 温泉
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峠の湯より軽井沢方へ進む.
最初は碓氷峠鉄道施設第一隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,187m,国重要文化財.
横川方坑口,切石積である. -
碓氷峠鉄道施設第一隧道の内部.
煉瓦で覆われている. -
碓氷峠鉄道施設第二橋梁.
1893(M26)年建造,煉瓦造,アーチ橋,橋長25m,高さ12.2m,国重要文化財.
橋の両端にはほとんどスペースがないので橋を見るにはアングルが良くない.
第二ということは第一もあるのかと思いつつ歩を進める. -
碓氷峠鉄道施設第二橋梁説明板.
手摺に括りつけられ手製感ありありだった.
すぐ破れたり飛んで行ったりしそうだ. -
碓氷峠鉄道施設第二隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,113m,国重要文化財.
軽井沢方坑口,煉瓦積. -
碓氷峠鉄道施設第二隧道の内部.
ここが中の傷みが一番酷かったように思う. -
碓氷峠鉄道施設第二隧道の内部.
一部修復状況が見て取れた.
鋼製の支保が組まれ吹付けモルタルが施されていた. -
第二隧道を出ると道の下方に碓氷湖が見えてくる.
利根川水系碓氷川に建設された坂本ダムによる人造湖.
アプトの道を逸れ湖畔に寄り道.碓氷湖 自然・景勝地
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アプトの道に戻り碓氷峠鉄道施設第三隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,78m,国重要文化財.
軽井沢方坑口,切石積. -
碓氷峠鉄道施設第三隧道の内部.
煉瓦が崩れている箇所があった. -
碓氷峠鉄道施設第四隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,100m,国重要文化財.
横川方坑口,切石積.
3,4,5号隧道は3本連なる.坑口間(明かり部分)は短い. -
碓氷峠鉄道施設第五隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,244m,国重要文化財.
横川方坑口,切石積.
アプトの道で2番目に長いトンネル. -
碓氷峠鉄道施設第五隧道の内部.
長いトンネルは明かりが無いと真っ暗になるのでナトリウム灯が点いている. -
碓氷峠鉄道施設第五隧道の内部.
待避所?だろうか. -
第五隧道を出るとすぐに第三橋梁(めがね橋)となる.
碓氷峠のシンボルである.碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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めがね橋からの眺め.
国道18号線が近接し,階段で降りられる.
帰りに下に降りてめがね橋をじっくり見ることとし先を急ぐ.碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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めがね橋からの眺め.
国道と反対側,緑の中に旧信越線の鉄橋が見える.碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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碓氷峠鉄道施設第六隧道.
めがね橋を渡り切るとすぐに坑口が迎える.
1893(M26)年建造,煉瓦造,546m,国重要文化財.
横川方坑口,切石煉瓦併用.
アプトの道で最も長いトンネル. -
碓氷峠鉄道施設第六隧道の内部.
長い上にカーブしている(と思った)ので先が見えない. -
碓氷峠鉄道施設第六隧道の内部.
長いトンネルなので途中からも掘削ができるように開けられた横坑.
中間程に2箇所設けられている. -
碓氷峠鉄道施設第六隧道の内部.
こちらは天井に開いている竪坑,恐らく排煙孔だろう. -
第六隧道を抜けると橋梁が2基続く.
碓氷峠鉄道施設第四橋梁.
1893(M26)年建造,煉瓦造,アーチ橋,橋長10m,高さ4.4m,国重要文化財. -
碓氷峠鉄道施設第五橋梁.
1893(M26)年建造,煉瓦造,アーチ橋,橋長16m,高さ8.8m,国重要文化財.
橋を渡り軽井沢方に国道へ降りる階段がある.
降りると途中からアングル良く見ることができる. -
第六橋梁の先は100mに満たないトンネルが2本続く.
碓氷峠鉄道施設第七隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,75m,国重要文化財.
横川方坑口,煉瓦積. -
碓氷峠鉄道施設第七隧道の内部.
天井アーチの支保かな. -
碓氷峠鉄道施設第八隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,92m,国重要文化財.
横川方坑口,煉瓦積. -
碓氷峠鉄道施設第八隧道の内部.
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碓氷峠鉄道施設第六橋梁.
1893(M26)年建造,煉瓦造,アーチ橋,橋長52m,高さ17.4m,国重要文化財.
めがね橋に次ぎ大きい橋である.高欄も建造当時のものである. -
碓氷峠鉄道施設第六橋梁.
アプトの道からはアングルよく見ることはできない.これが限度. -
碓氷峠鉄道施設第九隧道.
1893(M26)年建造,煉瓦造,120m,国重要文化財.
横川方坑口,煉瓦積. -
碓氷峠鉄道施設第九隧道の内部.
覆工面の煉瓦,傷みは少なさそうだが風化している箇所もある. -
碓氷峠鉄道施設第九隧道の内部.
軽井沢方の坑口付近に岩盤が出ている箇所があり,周囲はコンクリートが打たれている.調査用なのか,単に煉瓦が崩れて補強したのか. -
碓氷峠鉄道施設第十隧道.熊ノ平までの最後のトンネル.
1893(M26)年建造,煉瓦造,103m,国重要文化財.
横川方坑口,煉瓦積. -
第十隧道を出ると熊ノ平に到着.
廃線となった信越線のトンネルと横並び. -
旧熊ノ平変電所.
完全に廃墟となっている.
駅(停車場)のプラットホームも残る. -
熊ノ平駅の説明板.
1966(S41)年まであったそうでその後は信号所として使われた.
ここではかつて脱線事故や大規模崩落があり多くの犠牲者を出してしまったそうだ. -
熊ノ平より軽井沢方の様子.
廃線になった鉄道施設はここまで見たものの他にも多数ある(橋梁・隧道など).
文化財指定や整備はされていない.
金がかかる話だろうがこのまま埋もれさせておくのも惜しい.
取って返し峠の湯方面に戻る. -
行きの際は上を通過しただけだっためがね橋を帰りはじっくり見る.
碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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国道へ降りて下から眺める.
碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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イチオシ
碓氷峠鉄道施設第三橋梁.
1893(M26)年建造,煉瓦造,4連アーチ橋,橋長91m,高さ31.4m,国重要文化財.
この付近の国道沿いには駐車場があり,めがね橋だけを見に来る時はここを利用するといい.碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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碓氷峠鉄道施設第三橋梁説明板.
碓氷第三橋梁(めがね橋) 名所・史跡
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峠の湯まで戻り今度は横川方の丸山変電所を目指す.
約1㎞のみちのり.
ここの遊歩道には軌道が残されている.熊ノ平まで行き来したガタガタの足にはこたえる直線と舗装だ. -
第一橋梁跡.
第二橋梁を通った際に気になった第一橋梁ありました.
霧積川(旧信越線;現在トロッコ列車で使用)に架かる橋梁とアプトの道の間に煉瓦製の橋台のみ残る. -
アプトの道と並行するトロッコ列車(旧信越線下り線の軌道使用).
峠の湯とJR横川駅に隣接する碓氷峠鉄道文化むら間を走っている. -
碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所蓄電池室.
1912(M45)年建造,煉瓦造平屋建,国重要文化財.旧丸山変電所 名所・史跡
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碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所蓄電池室妻側正面.
アプトの道整備までは廃墟化していたとのこと.
内部は入れなかった.整備の途中といった感じだった.
現在はどうなっているのか?旧丸山変電所 名所・史跡
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イチオシ
碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所機械室.
蓄電池室の軽井沢方に建つ.
1912(M45)年建造,煉瓦造平屋建,国重要文化財.旧丸山変電所 名所・史跡
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碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所機械室側方中央出入口部.
変電所自体は信越線(当時碓氷線)が電化された1912(M45)年に設置されたので現存の2棟の建造物は設置当時の建物ということになる.
こちらも内部には入れず.旧丸山変電所 名所・史跡
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旧丸山変電所の説明板.
旧丸山変電所 名所・史跡
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峠の湯まで戻り車でJR横川駅へ.
北陸新幹線の先行開業(長野新幹線)で軽井沢間が廃止となり終着駅となっている.横川駅 (群馬県) 駅
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横川駅の車止.
横川駅 (群馬県) 駅
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横川駅前にて峠の釜めし.美味しかった.
列車に乗って車窓から景色を眺めながら食べたいとは思ったが,峠越えの補機連結・開放のため長時間停車したために人気がでた駅弁とのことだ.峠の釜めし本舗 おぎのや 横川本店 グルメ・レストラン
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横川駅隣接の碓氷峠鉄道文化むらに.
元々横川運転区だった場所で廃止になった信越線(旧碓氷線)にちなむ鉄道テーマパーク.
営業時間9:00~16:30(夏季),入園料\500(体験施設各種別途),火曜(8月無休)及び年末年始休館,駐車場あり.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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碓氷峠鉄道文化むら,旧信越線を利用したトロッコ列車.
とおげのゆ駅(前述峠の湯隣接)まで1日5往復している.
鉄道文化むらの入園料込で乗車料片道\900,往復\1,300である.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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碓氷峠鉄道文化むら展示物,新幹線用軌道確認車.
入口付近に展示されている.
名の通り,線路の異常の有無を確認するための車両.
園内には旧碓氷線に関係ない展示物も多く,総合鉄道記念館といったところか.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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イチオシ
碓氷峠鉄道文化むら展示物,189系特急「あさま号」.
これは実際碓氷峠を走っていた特急だ.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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碓氷峠鉄道文化むら展示物,電気機関車2台.
手前のものは昭和初期の製造.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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イチオシ
碓氷峠鉄道文化むら展示物,直流電気機関車EF58 1721(手前).
子供の頃に見た記憶がある機関車だ.
昭和60年頃まで東北線でも走っていたようなので間違いないだろう.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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碓氷峠鉄道文化むら展示物,直流電気機関車EF58 1721に接続する寝台車.
このシートの匂いは子供の頃異常に嫌いだった記憶がある.
訪問時もいい感じはしなかったが懐かしい気持ちにはなった.
この後いわきへの帰路に就く.碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク
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横川駅から東へ82kmほど,館林市堀工町の茂林寺へ.
分福茶釜で有名な寺.
創建は1426年,本尊釈迦牟尼仏の曹洞宗寺院.
境内拝観自由,駐車場あり.
写真は総門(1468年建造[寺伝],四脚門,切妻造,桟瓦葺,袖塀付).茂林寺 寺・神社・教会
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茂林寺本堂.
1468年建造(寺伝),1727年改修,寄棟造,茅葺.茂林寺 寺・神社・教会
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茂林寺境内の狸の像.
茂林寺 寺・神社・教会
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イチオシ
茂林寺境内.釜から顔を出す狸の像.
この他に総数20体以上の狸の像が境内にある.茂林寺 寺・神社・教会
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茂林寺から東へ約10km,板倉町板倉の雷電神社.
関東一帯にある雷電神社の総本宮ということだが非関東民にはよくわからない.
創建は598年と伝わる.主祭神は火雷大神・大雷大神・別雷大神.
境内拝観自由,駐車場あり. -
雷電神社本社社殿.背後から.
1835年建造,二間社権現造,群馬県指定文化財.
北側に国重文の末社稲荷神社社殿があったが撮影漏れ. -
雷電神社から南東へ12kmほど古河総合公園に.茨城県に入った.
園内にある古民家旧中山家住宅.
江戸中期の建造,寄棟造,茅葺,茨城県指定文化財.
園内散策自由,駐車場あり.古河公方公園(古河総合公園) 公園・植物園
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イチオシ
園内もう1軒の古民家,旧飛田家住宅.
江戸中期の建造,寄棟造,北面土庇附属,茅葺,国重要文化財.
中山家が直屋なのに対しこちらは曲屋.
県北部の久慈郡にあったものが移築されている.古河公方公園(古河総合公園) 公園・植物園
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古河総合公園から北へ5km,旧下野煉化製造会社煉瓦窯.
明治期につくられたの煉瓦製造施設である.1971(S46)年まで稼働した.
1889年頃の建造,煉瓦及び木造,十六角造,鉄板葺,中央煙突付,階段二箇所附属,国重要文化財.
訪問時は残念ながら修復工事中だった.敷地外より撮影.
こちらの所在地は栃木県野木町. -
旧下野煉化製造会社煉瓦窯修復工事の案内看板.
本年(2016年)5月に修復が終わり見学が再開されているようなので再訪したい.
煉瓦窯はホフマン式と呼ばれ国内に4基残るもののひとつ.
この旅でも訪問した深谷市の旧日本煉瓦製造のものもそうだ.
そのうちここのものが最も保存状態がいいとのこと. -
野木町から東へ約30km,下妻市大宝の大宝八幡宮に,この旅最後の訪問地.
創建は701年,主祭神は誉田別命・足仲彦命・気長足姫命.
境内拝観自由,駐車場あり.
写真は三の鳥居.大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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大宝八幡宮随身門.
昭和天皇御座位六十年を記念して建てられた神門,仁王像を安置する.大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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大宝八幡宮随身門安置仁王像(阿形像).
大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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大宝八幡宮随身門安置仁王像(吽形像).
大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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大宝八幡宮拝殿.
入母屋造,桟瓦葺,正面突出部(拝所;入母屋造)附属.大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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大宝八幡宮本殿.拝殿後方に鎮座.
1577年建造,三間社流造,茅葺形銅板葺,国重要文化財.大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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大宝八幡宮相撲場.三の鳥居奥西側にある.
毎年高砂部屋が合宿しているとのことだった.
これにて全行程終了,北関東道桜川筑西ICより高速にのりいわき市小名浜へ戻った.大宝八幡宮本殿 寺・神社・教会
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