2016年5月22日　岡山旅行２泊３日　　３日目は鬼退治伝説の吉備津神社へ

2016/05/22 - 2016/05/24

　〜温羅（ウラ）〜〜〜〜〜〜！　〜
　
♪
　ウララ ウララ ウラウラで
　ウララ ウララ ウラウラよ
　・・・
　　この世は私のためにある 　♪
　
なんちゃって！
昔の鬼さんはウラさんと呼ぶそうな？　(^^ゞ
　
まさに、この世は私のためにある！　なんて、リンダの歌の如くやりたい放題の鬼さんだったようで
　
それを退治しようと登場したのが「吉備津彦」で通称「モモたろう」さんとか？
　
吉備津彦の温羅退治
http://www.kibitujinja.com/kibituhiko/index.html
　
　
岡山から少し離れた吉備路は神話の話が多く残ってました。
吉備津神社のお参りする時、その凛とした空気で満足しちゃった
　
もう少し時間をかけて、神話を辿ってみたかったな。
それは次回の楽しみとしようか　(*^^)v

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

最近、下流老人どころか俗悪老人とのトラブルに見舞われてしまい
ウラと同じく異国人、前科３犯、生活保護受給者、高齢単身者
　
まさに最強の俗悪老人で、油断したら血の雨を降らされてしまいました。で反撃したら・・、過剰防衛にて前科１犯に　ちーん！　(笑)
　
　
今回の旅行の目的の一つに、吉備津神社にて
「悪霊退散！基地外退散！獄宮退散！　」と、吉備津彦命にお願いすれば何とかなるかもとやってきました。　
　
なにとぞ、神仏のご加護を・・・
しつこいんですよ！　この異国人は　(-_-メ)
　　

岡山駅から４つ目の吉備津駅に降り立ち、１０分ほど歩いて吉備津神社へ向かいます。
　
参道には荘厳な雰囲気が漂います。

参道の松並木が残ってました

古代は、この辺りは全て海だったようで
現代の小高い山は島でした。
　
交通の要所で温羅さんがお城を造り、通りかかる船を襲ったとか
いつの時代も悪い奴はおるもんです。　( ^^)
　

はてっ？
何と読むのでしょう？
　
「桃神」と読めないこともない？
　

桃太郎
岡山名物「きびだんご」を売ってます。

赤鬼さんがソフトクリームを売ってます。(^^ゞ

吉備津神社
　
山の反対側には吉備津彦神社があります。
鬼の温羅の評価が少々異なるような？

矢置岩
　
吉備津彦の命がこの岩の上に矢を置き、新山鬼の城に居を構える温羅と矢を打ち合ったそうな

　由来
　
矢喰宮やら矢取明神など神話の世界が出てきます。
　
この吉備路は丹念に見て歩くと楽しいかも？
神話の世界は、出雲大社を思い起こします。
　

官幣中社　吉備津神社

随神門
　
でも、随神様は不在でした。

授与所

吉備津宮の額が年代を感じさせます

拝殿
　
　「賊を平らげ民を安らかに」

国宝です

素晴らしい！

国宝を横から見ると、独特の２重屋根が見えます。

神木のいちょうの木

本殿参拝後は、回廊を通り御釜殿を見に行きます。

なだらかな坂に回廊が設えてあります。
　
めっちゃ、良い雰囲気です。
絶対に、人の少ない平日に行くべき所です。

ゑびす宮
　
認知症にならぬようにと願いを込めて手を合わせます。

熊小路
山奥の岩山宮へ続く道のようですが、熊もいるのかな？
　
ここの鳥居の上も石が乗ってます。
　

鳴動　御釜殿
　
ちょうど団体客の神事が行われてるようで、個人の参拝は後にしました。

当然、内部は撮影禁止です。
もちろん、土足も厳禁です。

温羅は退治されてからも世間を騒がせたようで・・
御釜殿の下に埋められてもウララっと叫び続けたような？　( ^^)

神事を終えても後片付けがあるようで、参拝はもうしばらく後にします

回廊の内側の庭園も整備されてます。

吉備津彦と温羅の弓合戦の神話にならい弓道場がありました。
　
　春桜秋楓啼鳥来
　文人曳杖細谷涯
　鎮座四道将軍神
　武勲赫々輝中外
　
中々、素晴らしい七言絶句です。
誰の作かな？

三社を祀ってます

御供殿
　
これは・・？
お供え物を仕舞って置く建物？

本宮社
　
両脇に内宮と新宮があり、さらにその外に御崎社とされてます。
良く見ると・・・

おっぱいの絵馬があります。
乳がんが治りますように・・との願掛けが
　
おっぱい寺ならぬおっぱい社のようです。
藁をもつかむ気持ちでの願掛けでしょうか？

境内も終わり、外へ出ると中山遊歩道の案内がありました。
「中山」そのものが、昔の小島で現在では信仰対象の神の山！
　
吉備津神社や吉備津彦神社があります。

小さな祠もありました。

さて、御釜殿まで戻ってきましてお参りをさせて頂きます。
　
何度見ても、坂道での回廊は素敵です。

閉ざされていた暖簾も上がり注意書きもありませんでしたので、入らせていただきお賽銭をあげ、二礼二拍手一礼の作法でお参りしました。
　
　
物音に気付いた温羅の妻「阿曽暖」の子孫と思われる女性が出て来て、静かに見守ってくれました。
　
桃太郎伝説では悪人でしょうが、渡来人として文化・技術を伝えた功績は別評価でしょう。
鳴釜神事により未来の平穏を占う故事は大切にして良いと思います。

私らも多くの神社仏閣を見てきましたが、ここの吉備津神社は最高クラスの感動を得られました。
　
まさに、神宿る・・そんな雰囲気があります。

神話の世界かな？
　

現世に戻るのがつらいです。
このまま、ずっと座っていたい夢の中の世界です。

神社の結界を抜け、現世に繋がる参道を戻ります。

克明に残された神話伝説のまほろばの里
　
♪
　坊や良い子だ　ねんねしな
　今も昔もかわりなく 母のめぐみの子守唄
　遠い昔の物語 　　　♪
　
日本昔ばなしのメロディが聞こえてくるような吉備津でした。

岡山へ戻り、新幹線で帰名します。
　
新幹線って、速いね！
駅弁食べてビールを飲んだら、もう京都。
　
京都も古い都だけど、神話とは縁遠い町？
佇まいは古いけど、坊主と商人が威張って世俗的すぎる？
　
西国三十三ヶ所の御朱印帳巡りを始めるので来なければいけないけど、私的には二番目に嫌いな町！
　
一番嫌いなのは？　もちろん神戸！　(^_-)