2016/06/08 - 2016/06/08
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チューぱぱさん
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〜名古屋に住んでいながら、名古屋城へ来るのはやっとかめ!!〜
復元中の本丸御殿が6月1日より対面所並びに下御膳所の公開を始めました
従来の玄関・表書院に加えて、第二期工事分の対面所と下御膳所が公開されました。
障壁画などは豪華絢爛で、復元と言えど精密に描かれています。まさに眼福です。
名古屋城本丸御殿と言えば、京都二条城と同じく上洛する将軍専用の宿泊所。名古屋城主と言えど寝泊りの出来ない御殿。暴れん坊将軍吉宗の上洛時には名古屋城城主の宗春は二の丸御殿で苦虫を潰していたかも? (^_-)-☆
折しも、名古屋城天守閣の木造再建が提案されてますが、この本丸御殿がすべて完成されれば天守閣の再建もされることでしょう。
名古屋城は空襲により鉄筋コンクリートで復元されましたが、内部の襖絵など外せるものは全て外して無事に保管されてる。当時の狩野派の芸術作品が多数重要文化財として保存されてるから、二の丸御殿等も復元されれば姫路城以上のお城が出来上がることは間違いなし。
伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は城で持つ!
そんな名古屋城の未来の姿を想像しながら、目の保養をしてきました。
合わせて、名古屋のご当地ソングを紹介します。
腹を抱えてお聴き下され (^_-)-☆
♪ 名古屋はええよ!やっとかめ ♪
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Percussion/1242/yattokame.swf
- 旅行の満足度
- 5.0
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但し、観覧時には注意事項が多々あります。
なにせ、出来立てのほやほやですので未来永劫残せるように、大切に見て頂きたいものです。
※ 内部はとても暑いです。
埃などの汚れの進入を防ぐため、雨戸などは閉められてます。天井は高いものの狭い空間に多くの人が入場するため体感温度はとても高いです。夏場は遠慮された方が無難かも?
※ 昔の建物の復元のため、当然冷暖房はありません。トイレもありません。
※ 内部は写真撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です。せっかくの忠実に復元されたものが色落ちする可能性があるからと思われます。
※ 入口で靴を脱ぎます。素足・ストッキングの女性にはスリッパが用意されてます。男性の靴下の場合はスリッパは必要ありませんが、求めれば貸していただけます。
※ リュックなどは貸ロッカーが用意されてます。また小さなリュックでしたら背中ではなく前向きに抱けばOKです。ふいに振り向いて柱等へぶつけることが無いようにとの配慮です。
あとは常識の範囲ですが、文化財に対する畏敬の念を持って観覧することでしょうか
実際に、カメラのフラッシュ機能を解除できずにそのまま写してる婆さんが注意を受けてました。
とにかく、汚さないようにが第一ですが、すぐに触り始める老人もいて係員が目を見張らせていました。ただ、文化財を理解できない年齢の子供は見当たりませんでした。言語の異なる観光客は大声で話をしてましたけど (-_-メ)
本丸御殿の入場料は無料ですが、名古屋城入場料が大人¥500必要です。
名古屋市内在住の高齢者は¥100 (^◇^)
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この写真、分かりますか?
ホコリの溜まりやすい昔の造りを守るため、係員が刷毛でホコリを払ってます。
最低限の換気のために開けてある所から入ってくるホコリを、雑巾ではなく刷毛で拭いてます。
一度でも水に濡らせば、せっかくの木曽ヒノキに染みが付く。仕事だからとは言え、思わずシャッターを押しました。
お疲れ様です!!!
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閉ざされた雨戸の中はとても暑かったです。
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唐破風の屋根の三つ葉葵が光ってます。
徳川御三家でも三つ葉葵はそれぞれ少し異なるとか?
杉などの薄板を重ねたこけら葺きの屋根がとってもステキ!
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観覧用入り口の内部
ここだけは昔とは異なるとか?
手前に下駄箱がありロッカーもあります。来た人・帰る人でごった返していました。 -
狭い廊下を抜け・・
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広い廊下に出ると・・
説明の案内板があります
でも、この後は圧倒される色彩画の前にどこをどう通ったやら?
無垢の木曽ヒノキの前に、声も出さずにシャッターを押すのみ (^^ゞ
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しばらく説明のコメントはなしです
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表書院だったかな?
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組木の細工も素晴らしいものです。
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飾り金具も丁寧に作られてます
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雨戸が締め切られてました
おかげでとても暑いです。 -
天井も高く、開け放てば涼しいはずだけど
木曽ヒノキの正目板が交互になってます。 -
新規公開の対面所
あそこの部屋に吉宗が座ったのかな? -
部屋の襖に描かれた絵の説明文があります。
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二重折上げ小組格天井
高位の人が座る部屋は天井も豪華絢爛。
黒漆塗りに金箔が張り付けられてます。 -
細部にわたって細かい仕事になってます
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んっ!杉の一枚板?
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飾り金具も対面所は金ピカです
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下御膳所のいろり
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下御膳所には本丸御殿復元に寄付を出した人の名前が書いてありました。
一口 五万円以上寄付すると、名札を出して頂けます。どこかの婆さん連中が一生懸命自分の名前を探してました。(^^ゞ -
う〜ん!
黒と金色のコントラストに目がちかちかし、頭はくらくらです。
白木の木目の美しさに感動しました。 -
天守閣は金の鯱が輝いてます
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諸説ありますが、日本三名城とされる姫路城・熊本城と並んでの名古屋城
でも、岡山城と同じくコンクリートでは (-_-メ)
二条城と同レベルの障壁画が残ってるのだから、木造建て替えに1票! -
久しぶりに天守閣へ登りました。
名古屋城と言えば金のシャチホコ!
初代のシャチホコは慶長大判にして1940枚張り付けられていたそうな。
慶長大判は1枚で金165g前後、本日の金相場は¥4773/g
すると、今の感覚ならトータル15億? 尾張名古屋藩の隠し金庫だったようで
10年ほど前の愛知万博の時に下界に降ろされたことがあり、私も3時間並んで触ってきました。目の前で見る金のシャチホコはとっても輝いてました。 -
各種展示品を見ながら展望室へ登ります。
5階までエレベーターがあるから利用すれば良いのですが、久しぶりでしたので展示品を見ながら階段を登ります。 -
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本丸御殿の対面所の模型があります
もちろん、今見て来たばかりの本物の方がずっとええ! -
展望台まで登ってきました。北方面です
ちょっと窓が汚く、また霞がかっているから遠くは見えません
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駅前方面
名古屋も高層ビルが並び始めました。 -
ホテル ナゴヤキャッスル
西方面です
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名古屋市役所方面
日本一薄給の河村たかし名古屋市長の居城です。( ;^^)ヘ.. -
ナゴヤドームも見えます
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名古屋テレビ塔
役目を終えてます -
久しぶりの天守閣でした。
シャチホコのお尻が見えるけど、昔屋根を上って金のウロコ盗んだ石川五右衛門のような男がいました。
どうやって登って行ったんだろう? -
かの有名な清正石
こんな巨石を積み上げて名古屋城は建造されました。 -
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つわものどもが夢の跡・・でしょうか?
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表題の中の名古屋ご当地ソングに、こんな一節があります。
♪
あなたは知ってるか、今からおよそ三百年前、江戸城の中で名古屋弁がはやっていた事実を! ♪
そう、信長も秀吉もそして家康も名古屋出身。この3人を名古屋人は郷土3英雄と呼んでる。戦国武将で名を馳せた人は大半が中部地方出身!
熊本の清正も、高知の山内由紀恵ちゃんも、戦国の傾奇者前田慶次も・・・(*^^)v
ふろくで河村たかしもおるでよ (笑)
名古屋弁解説書
http://www.geocities.jp/monatororo/yattokame.html
う〜ん!熊本城がつくづく残念です!
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戦国武将 河村たかし
完全にふろくです 爆笑
ここからは6月12日熱田神宮神楽殿前で行われた桶狭間再現イベントです。
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永禄3年5月19日(1560年6月12日)尾張国桶狭間で日本三大奇襲とされる戦がありました。
東海道を2万5千といわれる大軍を率いて上洛する今川義元を、わずか2千人あまりで打ち破った織田信長の奇跡の出世戦。
「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」
腹をくくった信長が、神も仏も信じなかったはずが熱田神宮にて戦勝祈願をした、
そんな6月12日を記念して、歴史再現劇が、朝4時清州城にて、朝8時熱田神宮にて、昼1時桶狭間古戦場公園にて開かれ、名古屋おもてなし武将隊の寸劇が行なわれました。
ここは熱田神宮神楽殿前 朝8時
先頭はもちろん織田信長、続いては権六こと柴田勝家かな?
そして、足軽 章右衛門と最後は前田慶次?
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アイドルも来てましたが、ただ立ってるのみ? (・・?
このイベントを追っかけるバスツアーもあったようで、へんてこなおばさん族が後ろから割り込まれました。
だから、人寄せイベントなんて嫌いなんだけど 怒 -
イベントスタッフも打ち合わせで大変そう
http://www.okehazama-saigen.com/
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熱田神宮神楽殿の前で、喜んでるのはお祭り好きなこのオッサンだけか? (^^♪
でも、桶狭間の戦いは現代も続いてるのを、皆さんご存知ですか?
実は、桶狭間の戦い場所は2ヶ所ありまして・・
名古屋市緑区に桶狭間古戦場公園が、隣の豊明市には桶狭間古戦場跡がありまして、それぞれがオラが所が「桶狭間はこっちのもんだぎゃぁ〜」と怒鳴り合いを (笑)
歴史認定には諸説ありまして、桶狭間の場所の定義も色々で
戦が広い範囲に及べば、全てが桶狭間!
今川が破れ徳川家康が解放されて岡崎に戻り、三河松平家が復興してくる
歴史は常に運不運があり、・・たら!・・れば!を考えて読み直すととっても面白いものです。
名古屋城本丸御殿
第三期工事が終わり公開されるのが2年後、楽しみにしてます。
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