【メキシコ】コロニアルの古都と都会を満喫④メキシコシティ（人類学博物館・ルチャリブレ）

2015/12/29 - 2015/12/29

2015年の年末年始。初の中米メキシコへ出かけました。

アメリカはニューヨーク以外は行ったことないので、西海岸を最初考えていたところ、
コツコツと貯めた「ユナイテッド」のマイルを使ってメキシコへ足を伸ばすのもいいかも、と思い始め、
メキシコ中央高原のコロニアルの古都と首都メキシコシティを訪ねる旅に決定。

チケットをいろいろ検索した結果、
いつもの北京経由が安いということになり、
往路はロサンゼルスへ、復路はヒューストンからのルートを組みました。
LAやヒューストンからならグアナファトへ直行できるので、メキシコ国内を効率良く観光が可能。
ちょっと弾丸的でしたが、メキシコの風景に案外ゆったり浸ることができました。

12/26 大阪・関西空港→北京首都空港（中国国際航空）
　　　北京・首都空港→ロサンゼルス（中国国際航空）
12/27 ロサンゼルス→レオン・グアナファト空港（ユナイテッド）
　　　グアナファト市内観光
12/28 サン・ミゲル・デ・アジェンデ　日帰り観光
12/29 グアナファト→メキシコシティ(長距離バス)→市内観光
12/30 テオティワカン→メキシコシティ市内観光
12/31 市内観光→メキシコシティ空港→米国・ヒューストン（ユナイテッド）
1/1 米国・ヒューストン→（中国国際航空）
1/2 →北京首都空港→大阪・関西空港

その１　http://4travel.jp/travelogue/11120126
その２　http://4travel.jp/travelogue/11123621
その３　http://4travel.jp/travelogue/11136158
その４　http://4travel.jp/travelogue/11138213
その５　http://4travel.jp/travelogue/11139113
その６　http://4travel.jp/travelogue/11139406

エリア メキシコシティ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

今日はグアナファトからメキシコシティへ移動。
早めにバスターミナルに着いたので、カフェでコーヒーとパンで朝食です。
パンというより、甘〜いロールケーキみたいなやつでした。
楽しかったグアナファトともお別れです。

ETNには待合室が別にしっかりありました。
手持ちぶさたので、ブラブラしてましたが。

発車時間が近づいたので、バスへ。
長距離便は、ドリンクとスナック菓子が１つずつもらえます。
他のブログなどで軽食がもらえるとあったので期待していたのですが、
ポテチでした。

グアナファトからメキシコシティへは５時間弱。
高速道路が整備されていますが、途中、渋滞があったりして、
思ったよりは時間がかかりました。
でもシートが大きいので快適です！
ただし、この便でもWi-Fiがつながりませんでした。
設備はあるはずなのに…。

まあネットするよりは車窓を楽しみましょう。
バスは途中ケレタロを経由。
ケレタロも素敵な町だったんだろうな。
今回は日程上、残念ながらパスしました。

いよいよメキシコシティが近づきます。

バスとトラックが軽い接触事故をしていたみたいです。

丘の上に立派な像が。

午後３時ぐらいに北バスターミナルに到着。
地下鉄（メトロ）に乗り換えてホテルに向かいます。
メキシコシティのメトロは、車体が小さいですね。
駅ごとに物売りの人が乗り込んできて、
スマホのバッテリーやガムや歯ブラシや、いろんなものを売りにきます。

バスターミナルや地下鉄駅の写真が無いので、
やっぱりメキシコシティに到着したばかりで、
周囲を警戒して撮影できなかったんでしょうね。
（結果的は怖い目には遭いませんでした）

ホテルの最寄りの「Juares」駅に到着。
地上に上がるとすぐにタコスの屋台があって、メキシコを実感！

メキシコシティで２泊したホテル。
「インペリアルレフォルマホテル」。
メトロの駅から歩いて１０分弱。
レフォルマ通りに面していて、わかりやすい立地でした。

Ayenda Imperial Reforma ホテル

建物、室内ともに年代物ですが、
きれいに清掃されているので、合格点。
新しいホテルに比べて、部屋がだだっ広いので、
むしろ落ち着きません（笑）

中は吹き抜けになっています。

荷物を置いて、さっそく国立人類学博物館へ。
メトロを乗り継いでAuditorio駅へ着いたものの、
位置関係がわからず、国旗を頼りに来てみると…。

ガランとして、誰もいません。
あら？　休みだったのか、と諦めて帰ろうかとしたら、
方向を間違えて国立劇場に来ていたのが判明。

気を取り直して、通りをもくもくと東へ。
結構歩いたところに、国立人類学博物館がありました。

メキシコ国立人類学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

リュックを預けて館内へ。
古代の時代からメキシコの歴史を展示しています。

名前はわかりませんが、いろんな人や動物、花などを彫り込んだレリーフみたいなのが展示されていました。
実はこれ、サンミゲル・デ・アジェンデでも、大小さまざまなものがお土産に売られていて、きれいなので買おうとしたんですが、結構な値段がするんで、諦めていました。
いろんなものが彫り込まれていて、色とりどりで楽しいです。

拡大してみると・・・。

昔の生活シーン？

古代文明を感じさせる絵画や織物もたくさん展示されています。

太陽でしょうか。
いろんなメッセージが込められているんでしょうね。
この博物館はガイド付きのほうが絶対楽しめると思います。

見応えがある展示が続き、時間がどんどん過ぎて行きます。

これはトルテカ文明でしょうか？

最大の見せ場、太陽の石「アステカ・カレンダー」です！
古代アステカ文明の遺産。

直径３.６メートルの円盤の中央には太陽神。
その周囲には独自の宇宙観にのっとった古代の暦が刻まれています。
このカレンダーをもとに、生け贄の儀式もあったとか。

古代アステカ文明から「コアトリクエ像」。
神秘的です。

堂々とした石像や石碑が豪華に展示されています。

これも何かの石像。
一人旅だとガイドが聞けないのがもったいないなあ。笑
日本語のイヤホンガイドがあったのか、なかったのか。

たっぷり堪能して、外に出たら夕暮れでした。

帰りは博物館の正面のチャプリてペック公園を通り抜けて、メトロ「Chapultepec」駅へ。途中、大通りを渡ります。

メトロで「Cuauhtemoc」駅へ。
夕方のラッシュ時で乗り降りするのが結構大変でした。
駅を上がったところにあるケンタッキーで夕食。

この駅に来たのは、メキシコのプロレス「ルチャリブレ」を見るため！
個人的にプロレスに特に興味はないのですが、
メキシコシティに行くなら絶対行くべき！との声をいただき、
調べてみたら、ちょうど到着日に開催しているので、
せっかくだから、と足を運んだのでありました。
駅から５分ぐらいで会場の「アレナメヒコ」へ。

アレナ・メヒコ（ルチャリブレ） スタジアム・スポーツ観戦

入り口の壁沿いに券売窓口があり、そこに並んで買います。
誰が出ているのかわかりませんが、よく読むと下の方に「OKUMURA」の文字が。
メキシコに修行に来ているんでしょうか？
席種は４種類あり、中の下にしました。

建物の周りには露天が出て、グッズやマスクを売っています。

会場では、一応撮影禁止。
持参したカメラは預けないといけませんでした。
「カメラ？ダメ？」と言われて、あっという間にどこかに係員に持って行かれたので、
それが気がかりで最初は集中できずにいましたが、
みんなスマホでバンバン撮影しているので、自分もスマホで撮影しました。

ルチャリブレと言えば、空中戦が見ものだそうで、
お約束の空中技や、ロープ芸、場外戦が繰り広げられます。
悪役もわかりやすい。
でも、ここまでやるだけでも結構鍛えているはず。
３組ぐらい見て興奮しました。

最後まで居ると遅くなるので、治安も気になり、
１時間ほどいて退散。
係員に「もう出るのか」という顔をされながら、
カメラを無事に受け取り、
外に出るとマスク売りのおばさんが、のんびり新聞を読んでいました。

これはTシャツ売り。
日本円で１０００円ぐらいだったので、おみやげ用に数着購入。
デザインも色も良いので、結構喜ばれました。
これから行く方もおみやげにぜひ！

アレナメヒコを後にします。
調べてみたらホテルまで徒歩２０分ぐらい。
後ろに気をつけながら、ホテルに無事にたどり着き、
メキシコ３日目が終了！