2016/02/25 - 2016/02/27
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たぬき2号さん
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仕事がらみで急遽アフリカに行くことになりました。未訪の地となる「ケニア」「コモロ」「マダガスカル」「セーシェル」を訪れました。9日で4ヶ国という私にしてはゆったりとした行程ですが、フライトキャンセルが相次ぎ「レユニオン」「モーリシャス」をカットせざるを得なかった曰くつきの旅でもあります。
各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。
≪最終的な全行程≫
1日目:夜、成田→アブダビ [エティハド航空]
2日目:午前、アブダビ→ナイロビ [エティハド航空]
午後、ナイロビ→モンバサ [エティハド航空]
3日目:午前、モンバサ市内散策。
午後、空港で待機。フライトキャンセル。
http://4travel.jp/travelogue/11132771
4日目:朝、モンバサ→モロニ [イースト・アフリカン・サファリ・エア・エクスプレス]
午後、モロニ空港で拘束。
5日目:終日、モロニ滞在。
≪★今回のお話はココです≫
http://4travel.jp/travelogue/11133725
6日目:午後、モロニ→アンタナナリボ [マダガスカル航空]
7日目:午前、アンタナナリボ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11134772
午後、アンタナナリボ→セーシェル[エア・セーシェル]
8日目:午前、ビクトリア市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11136040
午後、セーシェル→アブダビ [エティハド航空]
9日目:深夜、アブダビ→成田 [エティハド航空]
≪当初の予定≫
1日目:夜、成田→アブダビ [エティハド航空]
2日目:午前、アブダビ→ナイロビ [エティハド航空]
午後、ナイロビ→モンバサ [エティハド航空]
3日目:午前、モンバサ市内散策。
午後、モンバサ→モロニ [イースト・アフリカン・サファリ・エア・エクスプレス]
4日目:午後、モロニ→アンタナナリボ [マダガスカル航空]
5日目:終日、マダガスカル滞在。
6日目:午後、アンタナナリボ→レユニオン [エールオーストラル]
7日目:朝、レユニオン→モーリシャス [エールオーストラル]
午後、モーリシャス滞在。
夕方、モーリシャス→セーシェル[エア・セーシェル]
8日目:午前、ビクトリア市内散策。
午後、セーシェル→アブダビ [エティハド航空]
9日目:深夜、アブダビ→成田 [エティハド航空]
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- エティハド航空 マダガスカル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「イースト・アフリカン・サファリ・エア・エクスプレス」(SAX)のフライトキャンセルにより、
http://4travel.jp/travelogue/11132771
1日遅れでモンバサからコモロ連合の首都モロニに移動します。 -
あらためてボーディングパスも発行され搭乗しましたが、ボーディングタイムが9:00と記載されてあるのにも関わらず、実際には8:30搭乗の8:45発といういーかげんさです。
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ナイロビ発モンバサ経由のモロニ行きですが、意外と多くの乗客がいます。
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離陸してしばらくして朝食が供されます。
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これまた意外とまともな朝食です。いろいろやってくれる「SAX」です。
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1時間ほどしてコモロの島々が見えてきました。
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人口65万人、1975年にフランスから独立した小国です。
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いくつかの島からなる国ですが、首都モロニのあるグランドコモロ島上空にさしかかってきました。
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緑多い島のようです。
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10:15モロニのプリンス・サイード・イブラヒーム国際空港(別名ハハヤ空港)に到着です。
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いっしょだったコモロ在住のヨルダン人サラさんともここでお別れです。
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きょうは、この後16:35発アンタナナリボ行きマダガスカル航空(MD)に乗り継ぎです。昨日のフライトキャンセルがなければモロニで1泊のはずでしたが、1日遅れのため1日限りの滞在です。
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コモロ滞在には査証が必要です。アライバルの査証フォームに必要事項を記入しパスポートといっしょにイミグレに提出したところ、なぜか係員の表情が曇りどこかに行ってしまいました。
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しばらくしてやってきたのはなんとポリス。「こっちへ来い」とパスポートに入国スタンプが押されないまま(もちろん査証も発行されず)私を制限区域内から外に連れ出します。おおう、いったい私をどこに連れていくのかと思う間もなく、なんと出国のイミグレとセキュリティーを通過し搭乗待合室に誘導されてしまいました。「君はきょうの便のトランジットなので、コモロに入国させることはできない。ここで待つように」
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どうも当日のトランジットは入国できない規則らしく「アンタナナリボ行きのボーディングパスも手にしてないんですけど。。。」と尋ねると「時間になればポリスが案内する」と。うーむ。
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この待合室に6時間ほど“拘束”された形になってしまうのか...と暗澹たる気持ちになりますが、いたしかたありません。
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待合室内には土産物屋がいくつかあるだけで、レストランもラウンジもありません。かろうじてこの店で飲み物を販売していて、喉の渇きだけは癒すことができました。
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やることもなく時間が過ぎてゆきましたが、13時になっても14時になっても誰も呼びにきません。そのたびにセキュリティの係員に「チェックインしに行きたいんで出してくれ」と訴えますが「ポリスが来るまで待て」のやりとりが何度か繰り返されます。
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15時が近づき、さすがにヤバイと思ったのか、セキュリティー係員も「わかった。ちょっと待っていてくれ」とポリスを探しに行ってくれたのはよいのですが、すぐ戻ってきて「おい大変だ!フライトキャンセルになったぞ!」
はあ〜?! フライトキャンセル?!
その係員と一緒に制限区域から外に出て(もう誰も止めるものはいない)マダガスカル航空のチェックインカウンターに直行すると「きょうはキャンセルだ。次は2日後」
2日後だって〜?! それではマダガスカルから後の行程が無茶苦茶になるではないか!!! -
なんかえらい展開になってきましたが、これが後で確認したマダガスカル航空からのメール(フランス語)です。ちなみに「google翻訳」で意味を確認すると、
こんにちは、
空気マダガスカルはフライト今日のMD25分の1532月16日先アンタナナリボがキャンセルされたことが通知されます。
フライトは2月27日(土曜日)、16まで延期されました。
あなたが12:30 AMに空港に2月27日(土曜日)、16をHAHAYAを提示するように要求されています。
ご理解をいただき、ありがとうございます。
空気マダガスカルモロニ。
AIRが空気と訳されるなどなかなか香ばしい日本語とはなってます(笑) とりあえず2日延期になったことはわかりましたが「ご理解をいただき」って、理解なんかしとらんちゅうに(怒)
というか、英語のサイトから予約しとるんやから、せめて英語でメール送ってこんかい!マダガスカル航空!!! -
「セーシェルからの帰国便に間に合わなくなるかもしれないし、これはナイロビあたりに戻った方がいいのかも」などと混乱した頭で考えていると、そこに追い打ちをかけるように「ところで君はコモロの査証を持っていないね」「ああトランジットだからと査証くれなかったからね。今から空港で発行してもらえばいいんだろ?」「いや、きょうはフライトキャンセルのため到着便がなくイミグレ職員は皆帰宅してしまっている。君は明日モロニ市内のオフィスで査証を取得しなければならない」
はああああ〜〜?! いやいや、それまでどこにおれっちゅうねん! ちゅうか、査証も入国スタンプもなかったら不法滞在になるやんけ!!! -
結局、一連のやり取りを見ていた一人の親切なおじさんが帰宅寸前のイミグレ職員を発見、なんとか頼み込んで査証を発行してもらうことができました。パスポートの写真が刷り込んであり、査証代は50US$。
「これでOK。君はコモロに滞在できる。GOOD LUCK!!!」といって去っていったおじさんには感謝ですが、今考えても冷や汗が出てくる出来事でした。 -
とりあえず「手頃なホテルへ」といってタクシードライバーに連れていってもらったのが「ITSANDRA HOTEL」。1泊朝食150ユーロ。安宿が見当たらないコモロとはいえ、もっとリーズナブルなホテルあるはずですが、この時点ではそういった気力もなく言われたままにチェックイン。宿代が高いため当初1泊だけの予定にしていたコモロですが、結局ここに2泊することに。
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なかなかふだん宿泊する機会がないリゾートホテルではあります。
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せっかくなのでホテル敷地内をいろいろ見てまわります。
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ささやかなプライベートビーチもあるようです。
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とりあえず部屋に荷物を置きシャワーを浴びてすっきりしたところで、無茶苦茶となった旅の行程を立て直しです。
2日後の出発となればアンタナナリボから先レユニオン行きエール・オーストラル便に間に合いません。できる限り予定していた行程をたどれるようEXPEDIAで検索しますが、セーシェルからの帰国便に間に合わせるためには、レユニオンとモーリシャスをカットしセーシェルに直行せざるを得ないことが判明。結局アンタナナリボ〜セーシェルのエア・セーシェル便の予約を入れ、とりあえず予定通り帰国できることとはなりました。
国つぶし派としては、不便なモーリシャスが残ってしまうのは不本意ですが、やむを得ません。考えてみれば今までの弾丸旅が特にスケジュールの変更もなくうまく行き過ぎていたともいえます。 -
翌朝の朝食です。前日の精神的ダメージはまだ残ったままです。
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今後の行程変更の手続きも落ち着いたので、少しホテル近辺を散策してみることにします。気分的にはあまり盛り上がってはいませんが。
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あらためてホテル周辺をみると、首都モロニから10km以上北に位置しており、周辺は美しい海が広がっているばかり。
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リゾートとしてのロケーションは最高です。
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海岸に沿って歩いてゆきます。
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小さな集落をいくつか通り過ぎてゆきます。
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若いローカルたちが遊ぶビーチもあります。
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モロニへ向かってさらに進んでゆきます。
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道路の舗装状況はかなり悪く、あちこちに陥没した個所があります。
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モロニの中心部まで歩いていこうと思いましたが、あまりの暑さに断念、ホテルに引き返すことにします。
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ふだんの旅と比べると、少々モチベーションが低下している気がします。
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国民のほとんどがイスラム教徒のため、あちこちにモスクがあります。
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建物に書かれた壁画が印象的です。
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コンクリート造りの家々が建ち並んでいます。
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3時間ほどの散歩を終え、ホテルまで戻ってきました。
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後は夕方までプライベートビーチで水遊び。ホテルの宿泊者よりも関係者の方がくつろいでいるようでした。
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かなりの時間、ビーチで何もせず過ごしていたような気がします。ふだんの旅のスタイルとはまったく違いますが、たまにはこういう時間もいいものです。
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翌朝、ようやくコモロを出国する日となりました。タクシー(20ユーロ)で空港へむかいます。
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おそらく2度と来ることはないであろうコモロですが、感慨深い想いもこの時には特にありません。
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再びあの忌まわしい待合室で搭乗便を待ちます。
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乗客が少ないので便を間引いた感のあるMD機に搭乗です。何かすごく長かった気持ちがします。
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ふとサイフの中身を確認すると、コモロの通貨コモロ・フラン札が1枚入っていました。
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コモロではユーロが通用するので両替していないのですが、どこかのおつりに紛れ込んでいたようです。
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いまいましいMDのボーディングパスです。
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さてこの後は、マダガスカルの首都アンタナナリボに移動します。
http://4travel.jp/travelogue/11134772
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この旅行記へのコメント (6)
-
- kanaさん 2020/03/14 15:20:04
- やっぱりキャンセル
- たぬき2号さん こんにちわ
ご無沙汰しておりますが、お元気きですか?
モロニの旅行記をアップしたところ、たぬきさんはもとより、こぼさん、サニさん、ブンさんもいらっしゃるという香ばしい訪問地でしたねw
それにしても、皆さんやはりキャンセル治安に悩まされたようで、ここは鬼門ですね笑
でわでわ
kana
- たぬき2号さん からの返信 2020/03/15 11:28:20
- RE: やっぱりキャンセル
- kanaさん、こんにちは。
こちらこそご無沙汰してます。
鬼門のコモロであってもちゃんとあちこち周っておられますね。
私はモチベーションがガタ落ちでほぼホテルでふて寝してましたが、
さすがでございます(笑)
私の方はここんとこ例年にも増して何かとバタバタしていて
1月3連休以降はどこにも行けてません。
早くこの騒ぎが落ちついてくれるといいですねー。
たぬき2号
-
- 旅太郎のお母さんさん 2016/07/05 09:35:50
- 人の不幸は・・
- たぬき2号さん
再び旅太郎のお母さんです。
今度はアフリカ編を楽しませていただきました(^^)
中でも、こちらのモロニ旅行記が最高でした!
モロニの青い海&空と、たぬき2号さんのだだ下がりなテンションの対比がたまりません。何度も失笑しちゃいました!
それにしてもマダガスカル航空、恐ろしすぎです。
私もマダガスカルに行ってみたくて、その時にはお世話になるつもりなんですが、とてもタイトなスケジュールは組めない、、と勉強になりました。
いずれはモーリシャスリベンジでしょうか。
楽しみにしております!!
旅太郎のお母さん
- たぬき2号さん からの返信 2016/07/05 20:51:02
- マダガスカル航空
- 旅太郎のお母さん様
“あやしい”旅行記にようこそ!
コモロ旅行記ですが、下の方の「内容が近い旅行記」
を見ると、先日の出席者のこぼちゃさん、ぶんさんの
旅行記もあります。(いずれも“あやしい旅人”のメンバーですがw)
全員がマダガスカル航空の欠航・遅延の被害にあってます。
マダガスカル国内だと、便数が多いんで欠航になったとしても
代案もスムーズだと思いますが、
コモロのような離島で飛んでいるキャリアも少ないと
どうしようもありません。
まあ皆、弾丸の旅の報いのようなものですからwww
行かれる際はご注意くださいね★
今後ともよろしくお願いいたします。
たぬき2号
-
- ムロろ~んさん 2016/06/02 20:57:27
- こんなことってあるのですねΣ(・□・;)
- たぬき2号さん
こんばんは、ムロろ〜んです。
引き続き、アフリカへ行かれた旅行記を拝見させていただきました。
空港で乗り継ぎなはずなのに、乗れない?キャンセルには驚いてしまいました。
それ以上に出入国管理官の方がいなくなるのも驚きでした。
親切な方がいて良かったですね。
1泊150ドル、すっごく高級な宿でしたね。
読み手の私も旅のスリルを味あわせていただきました。
ムロろ〜ん(-人-;)
- たぬき2号さん からの返信 2016/06/03 12:40:07
- コモロ
- ムロろ〜んさん
マダガスカル航空は、ナショナルフラッグのくせに
フライトキャンセル多いようで、実に不届きモノで(笑)
こぼちゃさんが利用の時にもやはり足止めとなっていましたね。
私には珍しい高額なホテルでしたが、その割には。。。
アジアで同じ金額だったら、もっと素晴らしいサービスを
受けていたと思います。
たぬき2号
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