2016/04/19 - 2016/04/19
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風 魔さん
静岡県は歴史文化施設が割に少ないと言われていますが、3月 26日に開館した地球環境史の博物館を見学のため訪れる。
この施設は、有度山の南麓にある県立静岡南高校が統合により移転したため校舎、教室を展示室に活用しミュージアムとして改修したものです。
「ふじのくに静岡県」は、日本列島の中央部を横断する3つの地溝帯プレート(地震の断層群)の接点に位置して、最深部・2500m の駿河湾と3000mを超える富士山、南アルプスの急峻な山岳地帯を有し幅広い気候帯に豊かな自然が広がり、多様な動植物や希少な固有種が生息・生育しています。
今回地球の成り立ちと生態環境を歴史的に調査研究するためには最適の地質と歴史を有する静岡県において、全国で初の「地球環境史」をテーマとした博物館を整備して開館したものです。
館内には、地球の環境の移り変わりの歴史また動植物、生物、昆虫の進化の過程などを展示して、人と自然の関わりとあり方を学ぶ「知の拠点」としての博物館を見学する。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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静岡⇒清水間を結ぶ「南幹線」から大谷街道を南下して、「静岡大学の敷地」の南側の山の中にあるミュージアムを訪ねる。
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「ふじのくに地球環境史ミュージアム」は、有度山系の南麓の高台に位置します。
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3月 26日に開館したばかりの「ふじのくに地球環境史ミュージアム」。
スタッフの話によると、全国的に「博物館」のない県は「静岡と愛知」だそうでした。 -
当館には、地球環境史の学術研究員(学芸員)が 7名います。
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元は「県立・静岡南高校」でしたが、統合により移転した学校施設を博物館として有効利用したものです。
学校再編統合により、静岡市立商業高等学校と統合しました。
統合後の学校名は、「静岡県立駿河総合高等学校」となりました。 -
高校の校舎とグランドは、そのまま残っています。
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スポーツする若者の彫刻像。
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左側の建物が、「学校の事務棟」でしたがミュージアムの本館として活用する。
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入り口のエントランス部にある「地球環境史」の解説画面。
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文明と環境。
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「環境考古学」の導入部の解説。
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自然の恵みについて。
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多様な海の沿岸環境と生物。
静岡県は、相模湾〜駿河湾〜遠州灘と長い海岸線に面して多種、多様な魚類、海の生物の宝庫です。 -
海中に生息する魚類と甲殻類。
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駿河湾の鯛と桜エビ。
駿河湾の近海から由比港に水揚げされた、今が旬の「桜エビとシラス」は、最近食べましたがとても美味しかった。 -
鯵とシラス。
ここから南に10分ほど行くと久能海岸に到りますが、海岸線をドライブの途中に海岸より4〜500m沖合で2隻の漁船が並走して網を引くシラス漁の光景を眺めてきました。 -
西伊豆海岸沖の深海に生息するタカアシガニ(世界最大のカニ)。
観光客は伊豆観光で戸田港を訪れると、地元の食堂ではこのカニ料理が楽しめます。 -
里山の生き物の生命の関連図 ⇒ 「食物連鎖」の頂点は人間です。
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多様な鳥類の生態系解説。
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静岡に生息する野鳥たち。
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殆どがこの有度山系で観察する鳥類です。
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常緑広葉樹林の生き物。
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昆虫と蝶。
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河川に生息する川魚。
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木を削り作られたカービング・バード。
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1クラスの教室が、そのまま保存されています。
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教室ごとに、「各研究テーマの展示室」として公開されています。
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二階へ上がると、校舎の廊下の雰囲気があります。
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古代の岩石の化石。
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化石の採取場所の解説。
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「ユーラシア大陸」から渡ってきた動物たち。
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蝶の標本。
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今でも南アルプスに連なる市内北部では「日本鹿、カモシカ、ツキノワグマ、イノシシ、キツネなど」が、時どき人里に下りてきます。
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古代の甲殻類。
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貝の仲間。
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いろんな形の貝に興味を惹かれます。
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植物の進化過程。
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古代からの植物であるシダ類の展示。
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水棲生物の骨格。
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「人類への進化」途上の水棲爬虫類。
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スケルトンのコウモリ。
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「人類の進化の過程」の解説。⇒ 最終的には人類に到ります。
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カミキリ虫。
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クワガタ虫。
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蝶の標本。
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変形のカブト虫。
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キレイに輝く羽をもつ蛾の仲間。
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化石類。
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アンモナイトの化石。
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学校の中庭は、そのまま残してあります。
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静岡南高校の校舎群。
手前左側がミュージアムの本館で、中央部の教室が展示室です。 -
静岡南高校の応援旗。
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校歌の歌碑。
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校舎に囲まれる中庭の景色。
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二階に上がり「図鑑カフェ」で一休みする。
ここは外部より訪れて、カフェのみ利用することができます。 -
二階の南側にある「図鑑カフェ」。
店内は、広いスペースにゆったりしたソファがあり居心地のよいカフェです。 -
元は職員室だそうですが、明るく見晴らしのいいカフェです。
コーヒー豆からドリップした、香りのよい挽きたてのコーヒーは一杯で¥100也。 -
遠くに焼津〜御前崎方面の山と、駿河湾の海が見えます。
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館内を一巡見学して帰途につきます。
さて次は、ランチの後「静岡の歴史文化・美術訪問の旅NO.2」として「ロダンの彫刻像」の展示で有名な「静岡県立美術館」を訪ねます。
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