2016/04/10 - 2016/04/14
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しんちゃんさん
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次の見学地は沖縄美ら水族館から7?離れた今帰仁城址(なきじんじょうあと)
美ら水族館から観光バスで約10分の場所にあります。
所在地は、沖縄県国頭郡今帰仁村今泊
*****
これから行く今帰仁城址は、沖縄本島が北部地域を北山、中部地域を中山、南部地域を南山がそれぞれ支配した「三山県立」時代の北山王の居城でした。
北山王は、今帰仁城主として約240年間、3代続きました。
しかし1416年日本は室町時代に、中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じることになります。
後に首里城の支配下にはいり、首里から派遣された監守が9代にわたって今帰仁城を治めることになりました。
時は江戸時代1609年、襲来した薩摩軍によって城は焼き討ちにされ廃城となりました。
それ以降は、祈りをしたり祭りを行う場所として地域住民に大切にされてきた歴史があります。
外郭を含めると7つの郭からなり首里城とほぼ同規模で、城を囲む外壁は曲線を描き美しく、また高くて堂々として見応えあります。
バスツアーの今帰仁城址見学時間はたったの50分。急ぎ足で見学しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バスを降り歩くこと数分。。。
広い野原に城壁が見えてきたー。 高さがすっご〜い! -
風格あるー・・
外敵から守る城壁・屏風のようなの曲線を描き堂々としている。
ねずみ色の古期石灰岩を使い堅牢に築かれているようです。 -
今帰仁城跡は、2000年12月に「琉球王国のグスク関連資産群」(9資産)の一つとして世界遺産に登録されました。
石碑の下に 【9資産】が詳しく書かれています。
①今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
②座喜味城跡(ざきみじょうあと)
③勝連城跡(かつれんじょうあと)
④中城城跡(なかぐすくじょうあと)
⑤首里城跡(しゅりじょうあと)
⑥園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
⑦識名園(しきなえん)
⑧玉 陵(たまうどぅん)
⑨斎場御嶽(せいふぁうたき)
今回の旅で①⑤⑧⑨を見学予定していますが、まだ他に5つの世界遺産があるようです。 -
昭和50年石垣が積まれた箇所の発見があり昭和54年に国の史跡として追加指定され、その後2000年に日本で11番目の世界遺産になった今帰仁城跡。
では先へ進みましょう。
城内がどのようになっているのか・ワクワクします〜 -
チケット売り場から歩いて3分位、城郭内への入り口付近
城の正門である、平朗門が見えてきました。
城壁は、自然石を形そのまま使った野面積みです。 -
四角い平郎門は昭和37年に修復されたもので、
左右に見張りのためののぞき穴の狭間があります。 -
門の天井は大きな一枚岩を乗せた堅牢なつくりとなっています。
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自然の石が露出している川の谷間
カーザフと呼ばれています。 -
平郎門を過ぎると真っ直ぐに伸びる
七・五・三形式の階段があります。 -
その階段を少し進むと左手に小さな脇道と看板があります。
大隅の入口です。 -
説明書き
城兵達の武闘訓練場と想定される場所だそうです。 -
ここは大庭(ウーミヤー)とよばれ、南側には南殿(なんでん)があったと推定され
城外に抜けられる洞穴もあり、面積はかなり広い郭の一つ。 -
現在は、桜が植栽され桜の名所としても有名な場所
1月中旬から2月初めが見ごろだそうです。
冬のさなかに沖縄ではお花見・・・良いですね〜。次回は避寒に来たい! -
志慶真乙樽(しげまうとぅだる)の歌碑
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説明書き
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御内原(うーちばる)
今帰仁城址に仕えた女官の生活の場と考えられ、
城内で最も神聖な場所とされる。
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北殿跡の北側の一段高いところ、御内原からの眺め。
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御内原からの眺望は、城内で最もよい場所です。
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今帰仁村全域、伊平屋・伊是名の島々、国頭の山並麓、晴れた日には遠く与論島が眺められ、海を眼下に見ることができます。…と、書かれていましたが、生憎見えず。。。
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さらに板張り上を歩いて、主郭へ進みます。
城内で最も高い場所にあり王の住居、本丸があったと考えられています。 -
赤瓦屋根の小さな火神の祠が残る主郭
監守が首里に引き上げたとされる1665年以後の今帰仁村は精神の拠り所として崇拝されてきました。
現在でも信仰の対象になっている祠です。 -
主郭には1982年から4年間発掘調査が行われ、多くの礎石が現存。
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主郭の奥にある、志慶真門郭(しじまじょうかく)へ進みます。
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志慶真門(しじまもん)
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志慶真門郭は、平朗門から最奥部にある城郭で主郭より低くなっています。
やや急な坂道です。 -
志慶真門郭は家臣たちの生活の場と考えられています。
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15:40 見学時間50分が迫り、石畳の道を引き返します。
時間が少ない〜 :-) -
現在も発掘調査があちこちで行われているようです。
正確にいつごろに誰によって築かれたかは現時点では不明で、今後色々と解明されるでしょう。 -
歴史文化センターは、今帰仁城跡に併設された施設
ちょっとだけですが、入館します。 -
今帰仁城跡から出土した出土品の展示
中国と貿易をしていたようです。 -
今帰仁村の歴史に関する企画展をしています。
-
歴史文化センターは、琉球王国の歴史を知る上で訪れてみるのはおすすめ
今帰仁城跡の観覧料400円でここにも入場できます。
今帰仁城跡見学を終え、バスは最終見学地の古宇利大橋を渡りオーシャンタワーへ向け走ります。
****続きは、絶景の古宇利大橋/オーシャンタワー★〈4〉★沖縄本土満喫4泊5日の旅になります。最後までご覧いただき有難うございます。
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