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9月21日(月)は、ロイカーバドからリンダーヒュッテまでロープウェイで昇り、レシュティ・パス(Restipass、2626m)を越えてレッチェンタールのラウヒェルンアルプ(Rauchernalp、2102m)までのロングコースを歩く。前回、前々回と続けてガスと雲のため満足のいくハイキングができなかった。今回の天候はどうなるであろうか。<br /><br />

スイス・ハイキングの旅 2015秋(8) レシュティ・パス~レッチェンタール

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2015/09/21 - 2015/09/21

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ロク69

ロク69さん

9月21日(月)は、ロイカーバドからリンダーヒュッテまでロープウェイで昇り、レシュティ・パス(Restipass、2626m)を越えてレッチェンタールのラウヒェルンアルプ(Rauchernalp、2102m)までのロングコースを歩く。前回、前々回と続けてガスと雲のため満足のいくハイキングができなかった。今回の天候はどうなるであろうか。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • カンデルシュテークの朝は快晴。列車でブリーク(Brig)へ向かう途中、長いトンネルを抜けるとヴィスプ(Visp)の上方、エッゲルベルク(Eggerberg)あたりから車窓にはミシャベルの山群がまとまって見える。

    カンデルシュテークの朝は快晴。列車でブリーク(Brig)へ向かう途中、長いトンネルを抜けるとヴィスプ(Visp)の上方、エッゲルベルク(Eggerberg)あたりから車窓にはミシャベルの山群がまとまって見える。

  • 朝陽の斜光を受けて家々や木立が長い影を引いている。

    朝陽の斜光を受けて家々や木立が長い影を引いている。

  • ブリークで列車を乗り換えてロイク(Leuk)で下車、バスに乗り継いでロイカーバド(Leukerbad)へ向かう。バス車内は途中まで登校する高校生が多くいてとてもにぎやかだった。8時過ぎにロイカーバドに到着、ターミナルを抜けて前の道路を右へ降ってトレントバーン(Torrentbahnen)のロープウェイ乗り場に向かう。背後には屏風のような険しいリースヘルナー(Leeshoerner)の山々が見える。

    ブリークで列車を乗り換えてロイク(Leuk)で下車、バスに乗り継いでロイカーバド(Leukerbad)へ向かう。バス車内は途中まで登校する高校生が多くいてとてもにぎやかだった。8時過ぎにロイカーバドに到着、ターミナルを抜けて前の道路を右へ降ってトレントバーン(Torrentbahnen)のロープウェイ乗り場に向かう。背後には屏風のような険しいリースヘルナー(Leeshoerner)の山々が見える。

  • 8時45分にトレントバーンの下部駅からロープウェイでリンダーヒュッテ(Rinderhuette、2313m)まで引き上げてもらう。乗客は数名だけでゆっくりと周りを眺められる。

    8時45分にトレントバーンの下部駅からロープウェイでリンダーヒュッテ(Rinderhuette、2313m)まで引き上げてもらう。乗客は数名だけでゆっくりと周りを眺められる。

  • ロープウェイの途中からゲンミ峠(Gemmipass、2314m)付近を眺める。かつては歩いて往来したというが、絶壁に付けられたルートはどんなものだろうかと思う。

    ロープウェイの途中からゲンミ峠(Gemmipass、2314m)付近を眺める。かつては歩いて往来したというが、絶壁に付けられたルートはどんなものだろうかと思う。

  • 8時55分に上部駅リンダーヒュッテに到着、8時57分に歩き始める。南西方向に広がる大展望が素晴らしい。左の黒い2つの頂をもつピークはベック・ド・ボソン(Becs de Bosson、3149m)、右奥の針峰はルージュ・ダローラ(Aig.Rouges d’Arolla、3644m)、ついで右奥の白い巨塊はグラン・コンバン(Grand Combin、4314m)、さらにずっと右奥の大きな白い山はモンブラン(Mont Blanc、4810m)だ。こんなにも遠く離れていてもその姿を認識できる絶好の天気に感謝する。

    8時55分に上部駅リンダーヒュッテに到着、8時57分に歩き始める。南西方向に広がる大展望が素晴らしい。左の黒い2つの頂をもつピークはベック・ド・ボソン(Becs de Bosson、3149m)、右奥の針峰はルージュ・ダローラ(Aig.Rouges d’Arolla、3644m)、ついで右奥の白い巨塊はグラン・コンバン(Grand Combin、4314m)、さらにずっと右奥の大きな白い山はモンブラン(Mont Blanc、4810m)だ。こんなにも遠く離れていてもその姿を認識できる絶好の天気に感謝する。

  • モンブラン山塊の拡大。その大きさと山々のもつ大きなエネルギーに圧倒されそうだ。

    モンブラン山塊の拡大。その大きさと山々のもつ大きなエネルギーに圧倒されそうだ。

  • スタート地点には多くの行き先を示す標識がある。我が家が向かうレシュティパス(2時間10分)〜ラウヒェルンアルプまでは4時間30分となっている。

    スタート地点には多くの行き先を示す標識がある。我が家が向かうレシュティパス(2時間10分)〜ラウヒェルンアルプまでは4時間30分となっている。

  • トレントホルン(Torrenthorn、2998m)へ向かうコースと分かれて、南への道を進む。背後には、左にリンダーホルン(Rinderhorn、3448m)、中央右にはアルテルス(Altels、3629m)、さらにバルムホルン(Balmhorn、3698m)が見えている。

    トレントホルン(Torrenthorn、2998m)へ向かうコースと分かれて、南への道を進む。背後には、左にリンダーホルン(Rinderhorn、3448m)、中央右にはアルテルス(Altels、3629m)、さらにバルムホルン(Balmhorn、3698m)が見えている。

  • しばらく進むと左手の展望が開けて、ワイスホルン(Weisshorn、4506m)やダン・ブランシュが見え出してくる。右奥は前から見えているグラン・コンバンだ。

    しばらく進むと左手の展望が開けて、ワイスホルン(Weisshorn、4506m)やダン・ブランシュが見え出してくる。右奥は前から見えているグラン・コンバンだ。

  • ワイスホルンとビスホルン(Bishorn、4153m)のズームアップ。真っ白な山肌は夏のそれよりもさらに白く感じられる。左はブルネックホルン(Brunegghorn、3833m)だ。

    ワイスホルンとビスホルン(Bishorn、4153m)のズームアップ。真っ白な山肌は夏のそれよりもさらに白く感じられる。左はブルネックホルン(Brunegghorn、3833m)だ。

  • 左手にはミシャベル山群が大きい。中央のドム(Dom、4545m)、右はテーシュホルン(Taeschorn、4491m)、左の尖峰はナーデルホルン(Nadelhorn、4327m)だろう。

    左手にはミシャベル山群が大きい。中央のドム(Dom、4545m)、右はテーシュホルン(Taeschorn、4491m)、左の尖峰はナーデルホルン(Nadelhorn、4327m)だろう。

  • ダン・ブランシュも姿を見せる。

    ダン・ブランシュも姿を見せる。

  • 左の黒い双耳峰はベック・ド・ボソン、中央のギザギザはルージュ・ダローラとヴァリスの名峰が揃う。

    左の黒い双耳峰はベック・ド・ボソン、中央のギザギザはルージュ・ダローラとヴァリスの名峰が揃う。

  • 再度、モン・ブランの拡大。左端の山はグランド・ジョラス(Grandess Jorasses、4208m)だ。

    再度、モン・ブランの拡大。左端の山はグランド・ジョラス(Grandess Jorasses、4208m)だ。

  • コースは南に向かって進むので、しばらくは遠望の景観を楽しんで歩く。やがてルートは左(西)に回り込んでいく。先行するパートナーとモンブランやグラン・コンバンを遠くに眺める瞬間だ。

    コースは南に向かって進むので、しばらくは遠望の景観を楽しんで歩く。やがてルートは左(西)に回り込んでいく。先行するパートナーとモンブランやグラン・コンバンを遠くに眺める瞬間だ。

  • 出発したリンダーヒュッテの上部駅を振り返る。右にはリンダーホルンが大きく見えて、駅舎の向こうにはシュテークホルン(Steghorn、3146m)と思われるピークが聳えている。

    出発したリンダーヒュッテの上部駅を振り返る。右にはリンダーホルンが大きく見えて、駅舎の向こうにはシュテークホルン(Steghorn、3146m)と思われるピークが聳えている。

  • 進行方向に眼を戻すと、巨大なグラン・コンバンがどっしりと居座る。手前の褐色の特徴的な台形状の山は、ラ・マーヤ(La Maya、2916m)だ。この山並みの向こう側はエランの谷となる。

    進行方向に眼を戻すと、巨大なグラン・コンバンがどっしりと居座る。手前の褐色の特徴的な台形状の山は、ラ・マーヤ(La Maya、2916m)だ。この山並みの向こう側はエランの谷となる。

  • ローヌ谷とモンブランの遠望。

    ローヌ谷とモンブランの遠望。

  • 左手のミシャベル山群の眺め。手前の枯れ切った斜面がいかにも秋の風情を感じさせる。

    左手のミシャベル山群の眺め。手前の枯れ切った斜面がいかにも秋の風情を感じさせる。

  • その右手のワイスホルンも大きく見える。今まで隠れていたチナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)の鋭いピークもはっきりと現れる。

    その右手のワイスホルンも大きく見える。今まで隠れていたチナールロートホルン(Zinalrothorn、4221m)の鋭いピークもはっきりと現れる。

  • 左端のチナールロートホルンのずっと右側には、マッターホルンのへら状のピークが覗いている。中央の山は、レ・ディアブロン(Les Diablons、3609m)だろう。

    左端のチナールロートホルンのずっと右側には、マッターホルンのへら状のピークが覗いている。中央の山は、レ・ディアブロン(Les Diablons、3609m)だろう。

  • さらに右のアローラ方面には、中央にド・ラ・ツァの針峰が天を突く。右側はペロック山群、左側はダン・ド・ベルトール(Dents de Bertol、3547m)だ。

    さらに右のアローラ方面には、中央にド・ラ・ツァの針峰が天を突く。右側はペロック山群、左側はダン・ド・ベルトール(Dents de Bertol、3547m)だ。

  • 琥珀色に輝く草原の向こうは、ミシャベルが美しく眺められる。

    琥珀色に輝く草原の向こうは、ミシャベルが美しく眺められる。

  • ミシャベルのさらに左手には、サース谷の西面の山々が見える。右からワイスミース(Weissmies、4017m)、ついでラッギンホルン(Lagginhorn、4010m)、フレッチホルン(Fletschorn、3982m)と続いている。左右幅広くここまで眺められるのは天気が最高であることによる。

    ミシャベルのさらに左手には、サース谷の西面の山々が見える。右からワイスミース(Weissmies、4017m)、ついでラッギンホルン(Lagginhorn、4010m)、フレッチホルン(Fletschorn、3982m)と続いている。左右幅広くここまで眺められるのは天気が最高であることによる。

  • ルートはいつのまにか左へ大きく曲がって、シャフベルク(Schafberg)の稜線を越えるとギザギザの山肌をもつトレントホルンが見え出す。

    ルートはいつのまにか左へ大きく曲がって、シャフベルク(Schafberg)の稜線を越えるとギザギザの山肌をもつトレントホルンが見え出す。

  • トレントホルンを左に見ながら、目指すレシュティ・パス方向に向かい進んでいく。右端の荒々しい山はレシュティロートホルン(Restirothorn、2969m)、その右側に目指す峠がある。空は快晴、足取りも軽い。

    トレントホルンを左に見ながら、目指すレシュティ・パス方向に向かい進んでいく。右端の荒々しい山はレシュティロートホルン(Restirothorn、2969m)、その右側に目指す峠がある。空は快晴、足取りも軽い。

  • ワイスホルンとミシャベルの双方が競い合うように並ぶ眺望は壮観だ。

    ワイスホルンとミシャベルの双方が競い合うように並ぶ眺望は壮観だ。

  • レシュティ・パスが見えてきた。左のレシュティロートホルンと右のロイヒャーシュピッツ(Loicherspitz、2843m)に挟まれた広く丸い鞍部を目指す。右端の山はファルダムロートホルン(Faldumrothorn、2382m)で右に延びる波打つ稜線が特徴的だ。

    レシュティ・パスが見えてきた。左のレシュティロートホルンと右のロイヒャーシュピッツ(Loicherspitz、2843m)に挟まれた広く丸い鞍部を目指す。右端の山はファルダムロートホルン(Faldumrothorn、2382m)で右に延びる波打つ稜線が特徴的だ。

  • さらに峠が近づく、コースはまだ平坦である。

    さらに峠が近づく、コースはまだ平坦である。

  • ファルダムロートホルンのズームアップ。右肩のギザギザの稜線が特徴的だ。この周辺は岩盤が赤茶系なので、ロートホルンという名の付く山が多くある。左のパスは、ファルダムパス(Faldumpass)だ。

    ファルダムロートホルンのズームアップ。右肩のギザギザの稜線が特徴的だ。この周辺は岩盤が赤茶系なので、ロートホルンという名の付く山が多くある。左のパスは、ファルダムパス(Faldumpass)だ。

  • 10時07分にヴィッセゼー(Wysse See)に到着。出発から1時間10分だった。水が少なく山を映す湖面は小さい。正面のトレントホルンが立派に見える。

    10時07分にヴィッセゼー(Wysse See)に到着。出発から1時間10分だった。水が少なく山を映す湖面は小さい。正面のトレントホルンが立派に見える。

  • ファルダムロートホルンをバックに手前の斜面の枯れ草が陽を浴びて輝いているのがとても美しい。

    ファルダムロートホルンをバックに手前の斜面の枯れ草が陽を浴びて輝いているのがとても美しい。

  • いよいよ峠への登りが始まる。標高差は300m足らずだが見る限りはタフなように見える。

    いよいよ峠への登りが始まる。標高差は300m足らずだが見る限りはタフなように見える。

  • 大きな岩越しにミシャベルが見えて登る気力が湧いてくる。

    大きな岩越しにミシャベルが見えて登る気力が湧いてくる。

  • さらにワイスホルン、チナールロートホルンも加わってエネルギーも大きく出る。

    さらにワイスホルン、チナールロートホルンも加わってエネルギーも大きく出る。

  • さらにエラン谷奥の山々。左から、ラ・ツァ、ペロック、ピーニュ・ダローラ、白いラ・セルパンティーヌ、針峰ルージュ・ダローラ、ベック・ド・ボソン、グラン・コンバンと名峰群が勢ぞろいだ。

    さらにエラン谷奥の山々。左から、ラ・ツァ、ペロック、ピーニュ・ダローラ、白いラ・セルパンティーヌ、針峰ルージュ・ダローラ、ベック・ド・ボソン、グラン・コンバンと名峰群が勢ぞろいだ。

  • その右手、コンバンからG・ジョラス、モンブランまでの大展望もまだまだ続く。手前のうねる草原の表情が印象的だ。

    その右手、コンバンからG・ジョラス、モンブランまでの大展望もまだまだ続く。手前のうねる草原の表情が印象的だ。

  • 登りコースの途中の地点。斜度は大してないが結構体力を消耗する感じだ。快晴の青空に吸い込まれそうに進む。

    登りコースの途中の地点。斜度は大してないが結構体力を消耗する感じだ。快晴の青空に吸い込まれそうに進む。

  • 峠が近づくと大きな岩がたくさん現れる。いろいろな苔や草が混じった風流なものがある。レシュティロートホルンが大きく迫る。

    峠が近づくと大きな岩がたくさん現れる。いろいろな苔や草が混じった風流なものがある。レシュティロートホルンが大きく迫る。

  • 峠まであと少し、一頑張りで届きそうだ。

    峠まであと少し、一頑張りで届きそうだ。

  • レシュティ・パスには11時03分に到着、スタートから2時間6分の所要時間だった。歩いて登ってきた方向を眺める。素晴らしい青空の下、快適な登高ができてとても嬉しい。

    レシュティ・パスには11時03分に到着、スタートから2時間6分の所要時間だった。歩いて登ってきた方向を眺める。素晴らしい青空の下、快適な登高ができてとても嬉しい。

  • 峠を越えると見えなくなってしまう山々をもう一度見ておく。左のピーニュ・ダローラから右のモンブラン山群までこれまで楽しませてくれた眺望に感謝しよう。

    峠を越えると見えなくなってしまう山々をもう一度見ておく。左のピーニュ・ダローラから右のモンブラン山群までこれまで楽しませてくれた眺望に感謝しよう。

  • まずは、針峰ルージュ・ダローラ、双耳のベック・ド・ボソン、白い巨魁グラン・コンバン、台形のラ・マーヤ。

    まずは、針峰ルージュ・ダローラ、双耳のベック・ド・ボソン、白い巨魁グラン・コンバン、台形のラ・マーヤ。

  • G・ジョラスからモンブラン山群の威容。手前の柔らかなアルプと遠望の険しい山容の対比が美しい。

    G・ジョラスからモンブラン山群の威容。手前の柔らかなアルプと遠望の険しい山容の対比が美しい。

  • 反対側にはこれまで見えていなかったレッチェンタール(Loetschental)とそれを囲む山々の眺めが初めて見える。右のビーチホルン(Bietschorn、3934m)をはじめとする新しい展望に大きな感動を覚える。

    反対側にはこれまで見えていなかったレッチェンタール(Loetschental)とそれを囲む山々の眺めが初めて見える。右のビーチホルン(Bietschorn、3934m)をはじめとする新しい展望に大きな感動を覚える。

  • レッチェンタールの谷奥のズームアップ。谷の奥後方に白く輝くのは、フィンスターアールホルン(Finsteraarhorn、4274m)、その手前の切れ込んだ鞍部はレッチェンリュッケ(Loetschenluecke3158m)、そのすぐ右に立ち上がるのはザッテルホルン(Sattelhorn、3754m)、ついで右に一際高いのがアレッチホルン(Aletschhorn、4193m)、重なるようにその前がシンホルン(Schinhorn、3797m)だ。鞍部の左は、ミッタークホルン(Mittaghorn)へと続くアヌングラート(Anungrat、3707m)だ。

    レッチェンタールの谷奥のズームアップ。谷の奥後方に白く輝くのは、フィンスターアールホルン(Finsteraarhorn、4274m)、その手前の切れ込んだ鞍部はレッチェンリュッケ(Loetschenluecke3158m)、そのすぐ右に立ち上がるのはザッテルホルン(Sattelhorn、3754m)、ついで右に一際高いのがアレッチホルン(Aletschhorn、4193m)、重なるようにその前がシンホルン(Schinhorn、3797m)だ。鞍部の左は、ミッタークホルン(Mittaghorn)へと続くアヌングラート(Anungrat、3707m)だ。

  • 谷の左側の拡大。小槍をもつのがチンゲルホルン(Tchingelhorn、3562m)、その右奥はユングフラウ(Jungfrau、4158m)、右下り縞のラウターブルナー・ブライトホルン(Lauterbrunner Breithorn、3780m)右のグロスホルン(Grosshorn、3754m)と続く。谷の左側の眺めの白眉といえる。

    谷の左側の拡大。小槍をもつのがチンゲルホルン(Tchingelhorn、3562m)、その右奥はユングフラウ(Jungfrau、4158m)、右下り縞のラウターブルナー・ブライトホルン(Lauterbrunner Breithorn、3780m)右のグロスホルン(Grosshorn、3754m)と続く。谷の左側の眺めの白眉といえる。

  • 谷の右側、右から大きなビーチホルン、その左奥の白い小さなピークはネストホルン(Nesthorn、3822m)、左隣の高いピークはレッチェンタラー・ブライトホルン(Loetschentaler Breithorn、3785m)、さらに左のアレッチホルンへと続く。

    谷の右側、右から大きなビーチホルン、その左奥の白い小さなピークはネストホルン(Nesthorn、3822m)、左隣の高いピークはレッチェンタラー・ブライトホルン(Loetschentaler Breithorn、3785m)、さらに左のアレッチホルンへと続く。

  • レシュティ・ロートホルンを見上げる。この山はこの峠から見るより少し手前の登山道から見たほうが見栄えがよいようだ。

    レシュティ・ロートホルンを見上げる。この山はこの峠から見るより少し手前の登山道から見たほうが見栄えがよいようだ。

  • やって来たトレントホルン方向の眺望、縦縞の岩肌が印象に残る。

    やって来たトレントホルン方向の眺望、縦縞の岩肌が印象に残る。

  • レッチェンタール側の台展望。左のチンゲルホルンから右のビーチホルンまでのパノラマに大きな感銘を受ける。

    レッチェンタール側の台展望。左のチンゲルホルンから右のビーチホルンまでのパノラマに大きな感銘を受ける。

  • ビーチホルンとブライトホルンの拡大。いずれも4000mには少しだけ及ばないがその壮大な景観は見るものを大きく揺さぶる。ビーチホルンの左稜線の下方に豆粒のような小屋ビーチホルン・ヒュッテが見えている。

    ビーチホルンとブライトホルンの拡大。いずれも4000mには少しだけ及ばないがその壮大な景観は見るものを大きく揺さぶる。ビーチホルンの左稜線の下方に豆粒のような小屋ビーチホルン・ヒュッテが見えている。

  • 谷左のブライトホルンとユングフラウの拡大。豪華な眺望を楽しみながら、持参のおにぎりで昼食とし11時21分に出発する。

    谷左のブライトホルンとユングフラウの拡大。豪華な眺望を楽しみながら、持参のおにぎりで昼食とし11時21分に出発する。

  • 下山しながらレシュティ・パスを振り返る。峠は緩やかな起伏で広い鞍部だった。降りの進行は速い。

    下山しながらレシュティ・パスを振り返る。峠は緩やかな起伏で広い鞍部だった。降りの進行は速い。

  • レッチェンタール目指してどんどん降る。正面の山々が近づくが、遠くのフィンスターアールホルンは徐々に低くなって来た。

    レッチェンタール目指してどんどん降る。正面の山々が近づくが、遠くのフィンスターアールホルンは徐々に低くなって来た。

  • 高度が下がってきて村々や集落が近くに見えてくる。フィンヅターアールホルンはほとんど見えなくなった。

    高度が下がってきて村々や集落が近くに見えてくる。フィンヅターアールホルンはほとんど見えなくなった。

  • 降るコースの左右は、アルペンローゼの葉が紅葉していてきれいだ。

    降るコースの左右は、アルペンローゼの葉が紅葉していてきれいだ。

  • レシュティ・アルプ(Restialp、2098m))が近づいてきた。

    レシュティ・アルプ(Restialp、2098m))が近づいてきた。

  • 振り返るとミシャベルがまだ見えているのに気付く。

    振り返るとミシャベルがまだ見えているのに気付く。

  • レシュティ・アルプから眺めるビーチホルン。変わった形の煙突と山の対比が面白い。

    レシュティ・アルプから眺めるビーチホルン。変わった形の煙突と山の対比が面白い。

  • 紅葉した木とビーチホルン。季節を感じる瞬間だった。

    紅葉した木とビーチホルン。季節を感じる瞬間だった。

  • さらに進んでクンメンアルプの集落が見えてきた。いったん降ってまた登り返す少し嫌な道が続く。後ろの山は、左にフェルデンロートホルン(Ferdenrothorn、3180m)、右はバルムホルンBalmhorn、3698m)でその間にレッチェ・パス(Loetschepass、2690m)がある。

    さらに進んでクンメンアルプの集落が見えてきた。いったん降ってまた登り返す少し嫌な道が続く。後ろの山は、左にフェルデンロートホルン(Ferdenrothorn、3180m)、右はバルムホルンBalmhorn、3698m)でその間にレッチェ・パス(Loetschepass、2690m)がある。

  • クンメンアルプの集落と後ろにホッケンホルン(Hockenhorn、3293m)が見える。左の小さな突起はクライン・ホッケンホルン(Kleinhockenhorn、3162m)だ。左側へ回り込んで集落付近まで登っていく。

    クンメンアルプの集落と後ろにホッケンホルン(Hockenhorn、3293m)が見える。左の小さな突起はクライン・ホッケンホルン(Kleinhockenhorn、3162m)だ。左側へ回り込んで集落付近まで登っていく。

  • 一本の枯れた立ち木と谷向こうの山並み。一際、レッチェンタラー・ブライトホルンが高く見える。

    一本の枯れた立ち木と谷向こうの山並み。一際、レッチェンタラー・ブライトホルンが高く見える。

  • 12時50分に通過する。クンメンアルプのレストランとビーチホルン。建物の紅い雨戸と周りの景観が良く調和しているようだ。

    12時50分に通過する。クンメンアルプのレストランとビーチホルン。建物の紅い雨戸と周りの景観が良く調和しているようだ。

  • ビーチホルンやブライトホルンに向かって歩く。青空と心地よい空気が楽しく進めてくれる。

    ビーチホルンやブライトホルンに向かって歩く。青空と心地よい空気が楽しく進めてくれる。

  • 振り返って、降りてきた峠の方向を見る。山々が入り組んで峠は定かに認識できない。

    振り返って、降りてきた峠の方向を見る。山々が入り組んで峠は定かに認識できない。

  • 谷間にゴッペンシュタイン方向、遠くにミシャベルとワイスホルンが遠く見える。

    谷間にゴッペンシュタイン方向、遠くにミシャベルとワイスホルンが遠く見える。

  • 牛たちが草を食む草原、目指すラウフェルンアルプも近そうだ。

    牛たちが草を食む草原、目指すラウフェルンアルプも近そうだ。

  • 振り返ると、降りてきたレシュティ・パスがはっきりと見えいている。人の脚というのはたいしたもので、数時間で見晴るかすの距離を歩くことができるのを実感する。

    振り返ると、降りてきたレシュティ・パスがはっきりと見えいている。人の脚というのはたいしたもので、数時間で見晴るかすの距離を歩くことができるのを実感する。

  • ラウフェルンアルプには13時50分に到着、峠からは2時間30分だった。出発直前のゴンドラに乗ってウィラーまで降りる。

    ラウフェルンアルプには13時50分に到着、峠からは2時間30分だった。出発直前のゴンドラに乗ってウィラーまで降りる。

  • ウィラーから歩いてきた方向を眺める。左には、ファルダムロートホルン、右のレシュティロートホルンが見える。

    ウィラーから歩いてきた方向を眺める。左には、ファルダムロートホルン、右のレシュティロートホルンが見える。

  • バスを待つ間は、道路向かいのレストラン、Sportingで赤ワインとビールをいただく。背後にはビーチホルンが大きく聳える。

    バスを待つ間は、道路向かいのレストラン、Sportingで赤ワインとビールをいただく。背後にはビーチホルンが大きく聳える。

  • バスでゴッペンシュタインに着くと大小のホッケンホルンが鮮やかに見えた。

    バスでゴッペンシュタインに着くと大小のホッケンホルンが鮮やかに見えた。

  • 列車でカンデルシュテークに戻っても空は快晴だった。ブリュムリスアルプも美しく見ることができる。

    列車でカンデルシュテークに戻っても空は快晴だった。ブリュムリスアルプも美しく見ることができる。

  • 本日の夕食は、梅ワカメ入りのにゅう麺、サラダとソーセージ、イワシの甘辛煮、塩昆布、赤ワインだった。<br />今日の全行動時間は、4時間53分、うち休憩18分、実動4時間35分、<br />登り370m、降り420mだった。最高の天気、快晴の日、素晴らしい眺望と楽しいコースに恵まれてとても満足感の大きい一日だったと思う。<br />このハイキングを実施するにあたり、下記のいぶれす様とハイジ様の記録を参考にさせていただきました、ありがとうございました。<br /><br />http://4travel.jp/travelogue/10520635<br />http://haizisan.sakura.ne.jp/rinderhutte.html

    本日の夕食は、梅ワカメ入りのにゅう麺、サラダとソーセージ、イワシの甘辛煮、塩昆布、赤ワインだった。
    今日の全行動時間は、4時間53分、うち休憩18分、実動4時間35分、
    登り370m、降り420mだった。最高の天気、快晴の日、素晴らしい眺望と楽しいコースに恵まれてとても満足感の大きい一日だったと思う。
    このハイキングを実施するにあたり、下記のいぶれす様とハイジ様の記録を参考にさせていただきました、ありがとうございました。

    http://4travel.jp/travelogue/10520635
    http://haizisan.sakura.ne.jp/rinderhutte.html

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