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西国三十三番所第四番札所の槇尾山施福寺(まきのおさんせふくじ)は、約1Kmの急な階段を登らなければならない、三十三所の中でも一二の難所と知られています。<br /><br />コミニティ紙からだったと思うのですが、その施福寺に安置されているご本尊をはじめとする諸尊仏が、ずーっと公開されるようになったと知りました。<br /><br />これは是非お参りに行かなければと、そして、その急な坂道の故、少し涼しくなってからと思っていました。<br /><br />先週末から寒い朝を迎えるようになり、いよいよその時が来たと、紅葉には少し早いなとも思いながらも、お参りすることにしました。<br /><br />【写真は、施福時の燈籠と本堂です。】

西国札所の難所の一つ第四番槇尾山施福寺、諸尊仏は毎日公開

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2015/11/03 - 2015/11/03

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のーとくん

のーとくんさん

西国三十三番所第四番札所の槇尾山施福寺(まきのおさんせふくじ)は、約1Kmの急な階段を登らなければならない、三十三所の中でも一二の難所と知られています。

コミニティ紙からだったと思うのですが、その施福寺に安置されているご本尊をはじめとする諸尊仏が、ずーっと公開されるようになったと知りました。

これは是非お参りに行かなければと、そして、その急な坂道の故、少し涼しくなってからと思っていました。

先週末から寒い朝を迎えるようになり、いよいよその時が来たと、紅葉には少し早いなとも思いながらも、お参りすることにしました。

【写真は、施福時の燈籠と本堂です。】

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 駐車場に車を停めました。<br />早めについたので、一番上の駐車場に停めることができました。

    駐車場に車を停めました。
    早めについたので、一番上の駐車場に停めることができました。

  • 参道、いきなり急になってきます。

    参道、いきなり急になってきます。

  • 参道の横のせせらぎ。

    参道の横のせせらぎ。

  • 階段にはなっていませんが、参道はますます急な坂に。

    階段にはなっていませんが、参道はますます急な坂に。

  • 十三重塔が現れ。

    十三重塔が現れ。

  • そしてその近くに仁王門が。

    そしてその近くに仁王門が。

  • 吽形を撮影し。

    吽形を撮影し。

  • 阿形の方には、施福寺の石碑。

    阿形の方には、施福寺の石碑。

  • 阿形の仁王さま。

    阿形の仁王さま。

  • 仁王門そばのカエデは色づき始めています。

    仁王門そばのカエデは色づき始めています。

  • 仁王門をくぐり。

    仁王門をくぐり。

  • しばらくして、仁王門を振り返る。

    しばらくして、仁王門を振り返る。

  • だんだん階段になってきます。

    だんだん階段になってきます。

  • 登る人のための補助としての鎖も。

    登る人のための補助としての鎖も。

  • ここからスイッチバックが始まります。

    ここからスイッチバックが始まります。

  • 飛び出た木の根っこ。

    飛び出た木の根っこ。

  • 泉北ニュータウンでしょうか。

    泉北ニュータウンでしょうか。

  • お堂が見えてきました。<br />ゴールはすぐ?

    お堂が見えてきました。
    ゴールはすぐ?

  • 苔と落ち葉の綺麗な対比。

    苔と落ち葉の綺麗な対比。

  • 愛染堂です。<br />弘法大師がここで剃髪出家しました。

    愛染堂です。
    弘法大師がここで剃髪出家しました。

  • 修行大師像の背中。

    修行大師像の背中。

  • 愛染堂の内部。

    愛染堂の内部。

  • 良い天気になってきているのがわかります。

    良い天気になってきているのがわかります。

  • 本堂までの長い最後の石段。

    本堂までの長い最後の石段。

  • その石段の途中には、弘法大師御髪堂が。

    その石段の途中には、弘法大師御髪堂が。

  • 長い石段をどっこいしょと登りきると、そこに観音さまのお姿が。

    長い石段をどっこいしょと登りきると、そこに観音さまのお姿が。

  • 手水には立派な龍が。

    手水には立派な龍が。

  • 本堂の大きな鬼瓦。

    本堂の大きな鬼瓦。

  • 本堂の前にある燈籠。<br />立派です。

    本堂の前にある燈籠。
    立派です。

  • その対象の位置にも同じ灯籠が。<br />文字の両脇をかためる龍。

    その対象の位置にも同じ灯籠が。
    文字の両脇をかためる龍。

  • 境内におられる観音さま。

    境内におられる観音さま。

  • こちらにも観音さまが。

    こちらにも観音さまが。

  • 智慧如来さまです。

    智慧如来さまです。

  • 岩湧山のほうの景色。

    岩湧山のほうの景色。

  • その景色の反対側は、本堂になります。

    その景色の反対側は、本堂になります。

  • 観音堂の観音さま。

    観音堂の観音さま。

  • 本堂の前、中央にも燈籠があります。

    本堂の前、中央にも燈籠があります。

  • 本堂に上がって振り返れば、岩湧山の方の風景が。

    本堂に上がって振り返れば、岩湧山の方の風景が。

  • 本堂の内陣との間に新しい戸がはまっています。

    本堂の内陣との間に新しい戸がはまっています。

  • きりっとされたお顔の賓頭盧さま。

    きりっとされたお顔の賓頭盧さま。

  • 立体的な絵馬が奉納されています。

    立体的な絵馬が奉納されています。

  • 大きな提灯には、西国第四番の文字。

    大きな提灯には、西国第四番の文字。

  • 拝観料を払い、お本堂に向かって右の出入り口から入っていきます。<br />入っていくとほぼその奥正面に、馬頭観音さま(坐像)が。<br />素晴らしいですね。<br />長い急な参道を上ってきた、そのご褒美のようです。

    拝観料を払い、お本堂に向かって右の出入り口から入っていきます。
    入っていくとほぼその奥正面に、馬頭観音さま(坐像)が。
    素晴らしいですね。
    長い急な参道を上ってきた、そのご褒美のようです。

  • 中央には、施福寺のご本尊、弥勒菩薩さま(坐像)がおられます。<br />その両脇を、文殊さまと観音さまがかためています。<br />この右脇侍(向かって左)の観音さまが、西国霊場としてのご本尊になります。<br />左脇侍の文殊さまは立像で、足元の獅子を両足で乗っている形になっていて、観音さまと、ほぼ対称形に(つまり三尊形式)なっています。<br />その獅子がかわいい。<br />その周りには、四天王が護っています。<br />その四天王にはまだ色彩が残っていて綺麗で、力強い仏像です。<br />いやー良いですね。<br />このような仏さまが、このような山奥に、感激です。

    中央には、施福寺のご本尊、弥勒菩薩さま(坐像)がおられます。
    その両脇を、文殊さまと観音さまがかためています。
    この右脇侍(向かって左)の観音さまが、西国霊場としてのご本尊になります。
    左脇侍の文殊さまは立像で、足元の獅子を両足で乗っている形になっていて、観音さまと、ほぼ対称形に(つまり三尊形式)なっています。
    その獅子がかわいい。
    その周りには、四天王が護っています。
    その四天王にはまだ色彩が残っていて綺麗で、力強い仏像です。
    いやー良いですね。
    このような仏さまが、このような山奥に、感激です。

  • その向かって左側の奥に(つまり馬頭観音さまと対称の位置)、立派な方違観音さまが。<br />中央部の壁に16尊仏が配置されていて、それが左右に広がっているので、計32の仏さまを拝観できます。<br />そしてその下には、それぞれ弘法大師と伝教大師が安置されています。<br />ちなみに施福寺は、伝教大師の天台宗です。<br />本堂、最近修復が行われ、それにともない、このような安置されたのだそうです。<br />かつては、ほとんど公開されていなかった諸尊仏を拝観できる、素晴らしい体験ができました。

    その向かって左側の奥に(つまり馬頭観音さまと対称の位置)、立派な方違観音さまが。
    中央部の壁に16尊仏が配置されていて、それが左右に広がっているので、計32の仏さまを拝観できます。
    そしてその下には、それぞれ弘法大師と伝教大師が安置されています。
    ちなみに施福寺は、伝教大師の天台宗です。
    本堂、最近修復が行われ、それにともない、このような安置されたのだそうです。
    かつては、ほとんど公開されていなかった諸尊仏を拝観できる、素晴らしい体験ができました。

  • 施福寺、第29代欽明天皇の勅願寺ということで、扉には菊の御紋が。

    施福寺、第29代欽明天皇の勅願寺ということで、扉には菊の御紋が。

  • 両脇の燈籠の一つ。

    両脇の燈籠の一つ。

  • こちらは中央の燈籠。<br />電線がないと良いのですが。

    こちらは中央の燈籠。
    電線がないと良いのですが。

  • 立派な像の彫り物。

    立派な像の彫り物。

  • 階段の手すりに、西国四番、槇尾山、施福寺の文字が。<br />槇尾山(まきのおさん)、役の者が法華経を各峯々に納経して、その最後、つまり巻の尾(まきのお)を納経したことがこの山号の由来となっています。

    階段の手すりに、西国四番、槇尾山、施福寺の文字が。
    槇尾山(まきのおさん)、役の者が法華経を各峯々に納経して、その最後、つまり巻の尾(まきのお)を納経したことがこの山号の由来となっています。

  • 本堂の屋根に、ここだけこのようなものが。<br />花でしょうか。

    本堂の屋根に、ここだけこのようなものが。
    花でしょうか。

  • 手水の横に石段があり、そこを上っていきます。

    手水の横に石段があり、そこを上っていきます。

  • 石段の上は、本堂の屋根と同じ位の高さ。

    石段の上は、本堂の屋根と同じ位の高さ。

  • 綺麗な山々。

    綺麗な山々。

  • 本堂の屋根の横も、色づいてきています。

    本堂の屋根の横も、色づいてきています。

  • そろそろ下りていきます。<br />先ほどの愛染堂です。

    そろそろ下りていきます。
    先ほどの愛染堂です。

  • 三国山かな。

    三国山かな。

  • 参道のわきにさく、可憐な花。

    参道のわきにさく、可憐な花。

  • 南天の実も。

    南天の実も。

  • どんどんおりていきます。

    どんどんおりていきます。

  • 振り返れば、太陽が参道を照らしています。

    振り返れば、太陽が参道を照らしています。

  • 仁王門が見えてきます。

    仁王門が見えてきます。

  • 仁王門に兎の彫り物。<br />かわいいですね。

    仁王門に兎の彫り物。
    かわいいですね。

  • 表側には龍の彫り物、

    表側には龍の彫り物、

  • 参道のわきの小川に、水のたまり場があり、反射がきれい。

    参道のわきの小川に、水のたまり場があり、反射がきれい。

  • 駐車場の近くまで下りてきました。<br />空にジェット機が。<br />関空に向かうのでしょうね。

    駐車場の近くまで下りてきました。
    空にジェット機が。
    関空に向かうのでしょうね。

  • 先ほどは空いていなかった槇尾山観光センター。<br />この佃煮と草もちを買いました。

    先ほどは空いていなかった槇尾山観光センター。
    この佃煮と草もちを買いました。

  • 槇尾山、ふもとはミカン畑。

    槇尾山、ふもとはミカン畑。

  • この天風で昼食にすることに。

    この天風で昼食にすることに。

  • 茶美豚と秋茄子のつけざるそば定食です。<br />カモ南蛮のカモが茶美豚になった感じ。<br />美味しいかったです。<br /><br />(おしまい)

    茶美豚と秋茄子のつけざるそば定食です。
    カモ南蛮のカモが茶美豚になった感じ。
    美味しいかったです。

    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ここいったさん 2015/11/10 22:20:11
    槇尾山施福寺の参道
    のーとくん様 こんばんは
    10日ほどご無沙汰しておりましたら色々お出かけでらしたのですね。

    槇尾山施福寺の参道
    苔むした木々や階段、森閑とした空気が写真から伝わってきました。
    私、健脚と真逆の亀歩きですが
    槇尾山施福寺のようなお寺さん好きです。
    途中途中の観音様や仏様を拝顔しながら上るにつれ
    気持ちが澄んでくるようです。
    今日本当は
    羽黒山参道歩く予定でいたのですが山形雨で諦めた所…
    槇尾山施福寺見せていただいたら
    なんとか11月中に羽黒山行きたい感が強くなりました。

           ここいった

    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2015/11/11 14:22:55
    RE: 槇尾山施福寺の参道
    ここいったさん
    こんにちは。
    いつもありがとうございます。
    施福寺、西国三十三の難所といわれていますが、なんとか登りきりました。
    本堂へ着いたときは、とても爽快でした。
    羽黒山、あこがれますね。
    是非いかれてください。
    旅行記、楽しみです。

    のーとくん

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