2013/08/14 - 2013/08/18
316位(同エリア1069件中)
未明花さん
2013年の夏休み第一弾は、瀬戸内国際芸術祭1泊と京都観光2泊の旅。大胆なワンセットというか…なかなかの大移動です。
仕事を終えた後、サンライズ瀬戸のノビノビ座席にて一路、高松へ!
1日目は豊島〜男木島〜女木島。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京駅ではさすがにめぼしいお弁当はほとんど売り切れで、物色している間もないので「まい泉」のカツサンド弁当を購入。こんな時間なのに(だから?)東京駅は人、人、人でひしめいていて騒々しい。明らかに仕事っぽくない人たち多し。さすがお盆シーズンです。
7・8番線の前で「あれ?いない?」とウロウロしてしまった。ただでさえギリギリなのに。 -
久しぶりのサンライズにワクワク。記念撮影してる人、多いです。
ちゃんと乗車できた自分をポカリスエットでねぎらっているうちに、22:00定刻どおりに東京駅を出発。私の夏休み旅が滑り出しました(´∀`)
こんな繁忙期にサンライズに乗るのは初めてで、ノビノビ座席にほとんど人が埋まっているという状態を見たの初めて。お年寄りがいたり、家族連れが案外多い(小さな子どもも多い)のは驚き。サンライズ瀬戸 乗り物
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神戸あたりでいったん目覚め、しばしウトウト。早めに身づくろいを済ませました。
遠景に山を望む田んぼエリアを通過して6:27岡山。ここからは車掌さんが遠慮なく放送を始めます。あと1時間ほどで終点高松です。岡山駅 駅
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車窓からの風景を眺めながらまったり、まったり(*´ω`*)
瀬戸大橋を越えて〜四国へ!瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡
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ちょっとけぶっています。
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何の工場? タンクがかわいいのでついパチリ。
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船というより植木を撮ったような。並び方が模型っぽい。
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7:27高松駅到着。なんとかレンジャーみたいな顔。(こちらに乗ったわけではありません)
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サンライズはこうやってみると宇宙人っぽい 。お隣は予讃線ローカル。四国はすべてブーブーいうディーゼル車です。
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うどん県、さぬきうどん駅なのに一度も食べられず。。
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各島への玄関、高松港はJR高松駅から徒歩5分くらいです。
が、船の時間がギリギリでまた走るはめに(のんびり駅で車両とか撮ってるからだヨ(´-ω-`))。しかも港ではすんでのところで整理券配布終了、お目当ての船に乗れないという番狂わせ(さすがに人が多い!)。
係の人の誘導に従い、高速旅客船(速い・小さくて料金高い)とフェリー(のんびり・たくさん乗れて安め)を乗り継ぐ小豆島経由の迂回ルートをとりました。ちょっと趣が違う船の乗り比べ。高松港 乗り物
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高速船でまずは小豆島へ。フェリーだと1時間かかるところを30分で行きます。料金は倍近いですが…
バババババ、と音をたててぐんぐん進みます。 -
小豆島。韓国のアーティスト、チェ・ジョンファの作品がお出迎え。オリーブですね。
「マルキン醤油」の看板も気になったりして。醤油の島! -
小豆島の滞在は15分程度。ここにはまたゆっくり来たい。かどやのごま油工場!
辺りはごま油のにおいがしていたりするのだろうか? -
高松港7:40〜8:10小豆島(土庄港)8:25〜9:15豊島(家浦港)
豊島(てしま)に到着。フェリーはのんびりでした。
さっそく作品鑑賞パスポートを入手し、手荷物を預け、レンタサイクルで電動(!)自転車を手に入れて準備完了。 -
豊島には午前中のみの予定なので、内藤礼など(心底好きなんだけど、混む期間にあえて行きたくない)有名どころはカット。今回の新作が集まっている甲生(こう)集落中心に。のどか〜。
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高松ではあんなにたくさんいた人たち、豊島にもそれなりに人が向かったと思うけど…いい塩梅に方々へ散ったのか、人がワラワラいる風景もなく、自然いっぱいの島(の一部)をサイクリングで満喫!
電動アシストサイクルの楽なこと。坂だらけの道もスイスイ〜♪ -
丘をのぼると視界が開けて海が! ちょっとけぶってます。とんがり山はどこかの島です。名前失念^^;
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豊島は湧き水が豊富で、棚田の風景が見られます。空と海と棚田の緑の組み合わせが美しい。
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これが檀山、かな。ふもとの竹林の中(というか上)に作品の“船”が見えています。
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水門。
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鏡張りの船(作品)が浮かぶ。
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浜辺には台湾のアーティスト集団の作品が。チェーンソーの達人がいるそうです。
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大きなヤシの実みたい。「種の船」のイメージ。中にも入れます。
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なかなか気持ちがよい。
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海辺で目をひく民家(崩れかけの古い空き家を再生したもの・途中?)。
最初は素通りしたんだけど… -
素敵だったので吸い込まれちゃった。(奥で作業をしていた主のおじさんがいいよって言ってくれたので)
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チェーンソーの達人にプレゼントされた椅子、だそう。
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アジアンというか和というか。
置いてある家具や道具が古いんだけどセンスが良くて、たまらない。 -
おじさんといろいろ話しました。
【崩れかけた家は病に犯された「マイナス」の状態で、いったん「ゼロ」にしないと「プラス」(手を入れること)ができない。一気につぶして更地にして建て直せば簡単だし効率が良いけれど、それが最善なのかどうか】
「ゼロ」は無くすこと(だけ)ではなく、スタートライン。既存の梁や柱などを可能な限り生かし試行錯誤を重ねながら、マイナスから丁寧にゼロに“戻して”、その上で新たにプラスし、時間をかけて家を再生していっている…とのこと。
それは、生き物を慈しみ育てているようでもありました。モニュメント的なアート作品(と呼ばれるもの)のほうが下手するとむしろ墓場のようではないか? -
島の人々は皆おおらかで、都会のあくせくした生活とは無縁にも見えます。風光明媚、自給自足の分には困らない豊かな大地。芸術祭イベントが恒例化して定期的な観光客も増えたかもしれない。しかし。
「ここはね、限界集落なんですよ」
達観したようにあっけらかんとおっしゃる、それもまた現実。
話が弾んでいるうちに、おじさんが中でしそジュースをふるまってくれました。時の流れがゆったりで、ずっと海を眺めていたくなる。。 -
カラフルな旗が夏の日差しに映えます。
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おじさんと別れて次の作品へ。屋根に草がいっぱい。
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大漁旗をまとう海の男たちの写真。
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島の生活や、人の記憶をみせる作品。フィールドワークといってもいいかも
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こうやって見ると背後のインタビュー映像、ちょっと怖い…
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古い民家に案外なじんでるんですよね。
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自然にすっかり浸食されている空き家。
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暗くて写ってないけど、首がゴロゴロ積み上がっています。でかい蜂が飛んできて慌てて退散(蜂は苦手〜)
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白い屋根が異彩を放っている。。
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廃校。建具を集めてトンネルをつくっている(作品)。この建物も老朽化でこうした公開は今年で最後とのこと。
遠い記憶 美術館・博物館
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影がきれい。
遠い記憶 美術館・博物館
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竹林のなかに道が。ナイロンロープで繋がれて設置されています。
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けっこう高くまで上がって行きます。高所恐怖症の人は絶対だめだね。
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頂上には大きな竹の船!(この集落の作品テーマは船なのかしら?)
ここまで上るには人数制限、身長制限などあるようです。 -
1本1本は細いけど、しっかり組まれていてびくともしません。全体は多少ふわふわ揺れるけど。
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逆を向いたらタイタニックだったか(笑)
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さっきまでいた集落、海が見えます。暑いけど、時折流れてくる風が気持ちいい。
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ブルドーザーもこんがり日焼け(笑)
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甲生で時間をとったので、家浦港周辺の作品は一通りちゃっちゃっとまわりました。これらは恒久展示なので、またゆっくり来ることもあるでしょう。
こちらは豊島横尾館。不気味に赤い。。豊島横尾館 美術館・博物館
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横尾忠則ファンには嬉しい施設ではないかと。
豊島横尾館 美術館・博物館
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グラフィックな模様にあふれた食事処。混んでいてここでは食べられず。
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13:10男木島行の船に乗れないと直行便はなくなってしまうので死守のつもりで行動。と、小型旅客船なのに間違ってフェリー乗り場まで行ってしまい、また走る、走るという…お約束つきですが。
バタバタと朝食がとれないまま、昼食もこの時点でまだとれずで、だんだん旅路が修行僧っぽくなってきてて…どうしたものか(;´∀`) 水だけはたっぷり補給!
次は男木島へ。 -
豊島13:10→13:35男木島
男木島が見えてきました。家が島に張り付いているかんじ。男木島 名所・史跡
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客船が発着するのは男木港の一つだけ。小豆島や豊島と比べるとはるかに小さな島です。
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男木島のインフォメーションセンター。屋根には日本語、アラビア語、ヘブライ語、中国語など様々な文字が組み合わさってます。スペインの作家の作品。
高松市男木交流館 (男木島の魂) 名所・史跡
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細い路地にそそられる。。豊玉姫神社は上のほうにあります。
「大地」というかんじの豊島とは趣が違い、平地はほとんどなく、斜面を覆うように家が建っています。
移動はすべて徒歩で。というか、チャリも車もここでは意味をなしそうにありません。豊玉姫神社 寺・神社・教会
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古民家の中、香川県の伝統工芸品である和傘を使ったインスタレーション。
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室内を覆うように、連なっています。
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ちゃぶ台があるだけで雰囲気出てしまう…
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作品云々よりも古民家の風情に惹かれちゃう(というか、家のパワーが強すぎて作品が負けてしまう、のかも。なんでも溶け込んじゃう)。というか、ゴロゴロしたい。
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のどかな港の風景が見えました(漁専門の港は別のところにもあります)。
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古くからの瓦屋根の家々、船板の壁、石垣、迷路のように入り組む細い路地。
案内版があっても迷います。 -
あえて迷い込みたくなるのですが。
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貝の植木鉢がきれいに並んでいて、ついパチリ。
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ぷらぷらしてる犬もまたこうした路地に似合う 。
さて、男木島での注目の展示へと向かいます。
(つづく)
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