２度目の四国遠征はバスでめぐる３県３園！～レッサーパンダのいる動物園へ・徳島編（３）とくしま動物園の動物いろいろ：サバンナエリアの可愛い赤ちゃんカピバラ＆ホッキョクグマのポロロちゃんと素晴らしきネコ科の猛獣たち＆セイロンゾウのマリーちゃんのお手入れを見学

2015/10/09 - 2015/10/09

今回のとくしま動物園訪問は去年につづき２回目目なので、ずーっとレッサーパンダのところに張り付いていようかしら、と思ってしまいましたが……とくしま動物園は園内を散策するだけでも気持ちがよいし、他にもたくさん魅力的な動物たちがいること、その動物たちの紹介の方法もステキなことを思い出しました。
とりわけ、タイガープロムナードのネコ科猛獣たちは、個体紹介がとても可愛らしいので、猛獣なのに本物まで妙に可愛く見えてしまうのです。

それに、この動物園のホッキョクグマのポロロちゃんは、私にとって、いわばミッションNo.２でした！
あいにく今回のポロロちゃんは、前回みたいにスイッチが入って遊びまくるところは見られませんでしたが、壁にもうけられた窓越しに見学者とこんにちはしている姿は可愛らしかったですし、ゆうゆうと泳ぐ姿は迫力でした。

とくしま動物園は、サバンナエリアも魅力的です。
ちょうど国内唯一のレストランのテラスから見えるのですが、料理ができるのを待っている間に見てみたら、ちまちま動くカピバラの赤ちゃんたちにすっかり釘付けになり、そのまま注文をほっといて見に行ってしまいそうになりました。
カピバラの赤ちゃんは、我が地元の埼玉こども動物自然公園で以前はよく生まれていたし（現在は個体数制限のため当分会えないです。と思ったら、なんと10月10日にコマリちゃんが見学者の前で５頭出産、４頭は無事に成長中@）、このあいだの那須どうぶつ王国でも見られたので、私の中ではそう珍しくないのですが、やっぱり赤ちゃんパワーはたまりません！
一瞬、頭の中を真っ白にして、これまでの記憶もふっ飛びます！

園内唯一のゾウはセイロンゾウのマリーちゃんです。
ちょうど屋内に入ってしまうタイミングだったのは残念でしたが、代わりに飼育員さんによる訓練と、足裏のお手入れをじっくり見ることができました。
マリーちゃんは、どうやら後ろ左足にキズを負ったらく、飼育員さんが手入れすると、痛がっていやがっていました。
あとで飼育員さんが、マリーちゃんの涙を拭いてあげていたので、痛くて泣いちゃったようですが、かわいそうだけど治療しないと、体の大きなゾウにとって、足のケガは命に関わります。
飼育員さんはどのように治療すべきか頭を悩ませながら、果物の上に粉末カルシウムをのせてマリーちゃんに食べさせていました。

動物園に丸一日いて、レッサーパンダに割いた時間が長かったので、今回も園内の動物すべて見て回れたわけではありませんでした。
それに、モンキープロムナードは、めずらしい猿たちがたくさんいるのですが、もともと猿たちは動きが激しい上に、しっかりした檻なので、写真撮影は無理で、ほぼ素通りしてしまったのは前回と同じでした。

でも、再会したかったのに、会えなくて残念な動物もいました。
エゾヒグマは、見に行く時間が遅すぎたのか、会えませんでした。
また、去年なんとか会えたオオカミのコウゲツくんは、あのあとまもなく亡くなったことを知りました。でも、老衰でしたので、大往生だったと思います。

※去年の初とくしま動物園のレッサーパンダ以外の動物の旅行記（2014年10月30日）
「ついに四国遠征！～高速夜行バスでレッサーパンダに会いに・徳島編（４）ホッキョクグマのポロロちゃんは遊び上手！～とくしま動物園の美しき猛獣たち」
http://4travel.jp/travelogue/10948581
「ついに四国遠征！～高速夜行バスでレッサーパンダに会いに・徳島編（５）動物の紹介が丁寧で親しみがもてるとくしま動物園の大型草食動物や癒される小動物など」
http://4travel.jp/travelogue/10948584

＜とくしま動物園めざして２度目の四国遠征・徳島編の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）アクセス編＆グルメ編：東京駅発の高速バス乗車前から去年と同じく徳島駅ビルの徳島ラーメン岩田屋での夕食まで
□（２）レッサーパンダ特集：モデルばりのポーズをとるソラくん＆ちゃきちゃきなみたらしちゃん＆室内展示で見づらかったあんこちゃんときなこちゃん姉妹
■（３）とくしま動物園の動物いろいろ：サバンナエリアの可愛い赤ちゃんカピバラ＆ホッキョクグマのポロロちゃんと素晴らしきネコ科の猛獣たち＆セイロンゾウのマリーちゃんのお手入れを見学

とくしま動物園の公式サイト
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/zoo/

＜タイムメモ＞
・2015年10月８日（木）
21:10　東京八重洲口発の高速バスドリーム徳島号に乗車
・2015年10月９日（金）
06:15頃　徳島駅着
（定刻の06:41より約25分早く到着）
07:00-07:55　駅前の日帰り温泉「びざんの湯」
08:00-08:30　駅前タリーズで朝食
08:55発　徳島市バス渋野線に乗車
08:20　とくしま動物園前に到着
09:30　開園と同時にとくしま動物園に入園
09:35-11:50　レッサーパンダ
（時々隣のホンドタヌキとコツメカワウソ）
12:00-12:30　レストランでランチ休憩
12:35-12:55　ホッキョクグマのポロロちゃん
13:00-13:50　レッサーパンダの赤ちゃん
13:50-14:10　レッサーパンダのソラくん
14:15-14:40　ホッキョクグマのポロロちゃん
14:45-15:00　サバンナエリア
（カピバラ・アミメキリン・ライオン・ミーアキャット）
15:05-15:20　セイロンゾウのマリーちゃんのお手入れ見学
15:20-15:40　タイガープロムナード
（フタユビナマケモノ・ピューマ・サーバルキャット・ベンガルトラ）
15:45-16:25　レッサーパンダ
16:30　動物園を出る
17:29発のバスで徳島駅へ戻る
18:05頃　徳島駅前に到着
（今回ほぼ定刻に到着）
18:20-18:45　駅ビルの徳島ラーメンの岩田屋で夕食
19:00発　松山行きのJR四国バスに乗車
22:30頃　松山市駅到着
22:55　ビジネスホテル末広にチェックイン

※これまでの動物旅行記は目次を作成済みです。随時行進中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 徳島市(徳島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

レッサーパンダ展示場手前のホンドタヌキ展示場

去年はなかった「阿波のタヌキ」という可愛い看板が追加されていました。

この１年の間に、チビくんがお星さまに……

午前中はぽこぽこ歩いていたマービーくん

マービーくんはわりと見学者を気にするので、フォトジェニック@

午後はよりそってお昼寝

こちらを向いているのはマービーくんでしょう。

レッサーパンダ展示場の奥にあるコツメカワウソ展示場

コツメカワウソの展示場は、奥の通路から水槽の方につながっています。
今回は、水槽の方でも泳ぐ姿が見られました。

こんにちは、コツメカワウソちゃん、今日も盛大にぴーぴー鳴いてたネ

池から上がって来た子と

岩に対して保護色になっていた立派な角の子は……

ニホンジカなのにメエさん

というか、メエくん。

ちゃんと動いていたシャイボーイ

柱にすりすりしているのは

なかなか会えないでいたニホンカモシカに今回は会えた@

さっきの子はピーちゃんという男の子

ハナちゃんは、奥の方にいる塊は見えたけれど……

2014年12月８日に亡くなったシベリアオオカミのコウゲツくんの思い出写真集

前回、かろうじて会えた高齢のコウゲツくん。
死因は老衰だそうです。
17才７ヶ月生きたので、野生のオオカミと人間の歳を比較すると、100才以上だったそうです。

タレ目だった可愛いコウゲツくん

ファンの方の寄贈の写真も含まれているようです。

元気な頃のコウゲツくんの写真

ホッキョクグマのポロロちゃんの展示場

今年、とくしま地球温暖化防止大使に選ばれたポロロちゃん

奥の方で休んでいたポロロちゃん

見学者とアイコンタクトができる（？）場所で

時々こうやって見学者とアイコンタクト@

この窓は子供たちにとってとても見やすいので、子供たちも親たちも大喜びでした。

ゆったり泳ぐポロロちゃん

誰かが手前に落とした園内マップの映り込みがありますが、あしからず。

目の前を通る迫力！

プールの中に檻があります。
ここに来たときに使われたもの？

リンゴのまな板を頭に乗せて

おちゃめなポロロちゃん

卵ボールとポロロちゃん

ゆったりとターンをする

すーいすーいと気持ち良さそう

泳いでいるときは、目を開けていることもありますが、撮れた写真で判断する限りでは、目をつぶっているときの方が多いかも？

壁に当たったので、ここでターン

ターンする前のこのポーズが可愛らしいです@

サバンナエリアのカピバラ紹介

カピバラのチビちゃんがたくさんいると思いましたが、これを確認して納得。

2015年５月１日生まれの子が３頭、2014年10月21日生まれの子が２頭、2014年10月10日生まれの子が４頭、2014年５月４日生まれの子が２頭いました。
2014年生まれの子は、まだ性別が分かっていない子が多いです。
オス・メスの見分け方は、頭の上の盛り上がりの「モリージョ」が１番分かりやすいのですが、チビちゃんたちはまだモリージョの有無がハッキリしないのかもしれません。

１番のチビちゃんたちの名前は、藍ちゃん、蓮ちゃん、苺ちゃんで、くさかんむりが共通。
みんな「お母さん」という名前のお母さんの子供たち。三つ子ちゃんです。
ちなみに、去年は、つよし、はともかく、よわし、という名前に驚愕したものですが（笑）、つっくん、よっくんとなっていました。

はなちゃんの訃報

サバンナエリアのシロオリックスたち

赤ちゃんカピバラ！！

子供のカピバラと赤ちゃんカピバラ@

それぞれの進む道が分かれる

ひっくり返ってかいかいするシマウマと、見て見ぬふりする（？）カピバラ

気持ち良さそうにお昼寝

そのそばをわらわらと通り過ぎる仲間たち

一緒に池に入ろう

丸いおしりが大小２つ@

きっと親子@

入ろうか、入るまいか、それが問題だ！

水際の赤ちゃんカピバラのツーショット@

片方の子はもう出てしまうらしい

まだ水辺で遊んでいる子と、外に出ていったん毛づくろい（？）する子

大きなシロオリックスさんの前をとことこ

ごはんを食べ終わったマサイキリンがやって来た

シロオリックスと比べても大きいね

白い網目模様が、アミメキリンと違って、有刺鉄線のようです@

檻の中からこっちを見ていたハヤブサ

ハヤブサって、くりくりおめめで可愛い！

ライオンのレオくんはどうしているかな

のんびりくつろぐレオくん

黒い肉球！！

緑の中に映えるピンクのフラミンゴたち

みんなピンクに見えたけれど、確かにヨーロッパフラミンゴも２羽いたネ

見張りの合間にぺたんと座ったミーアキャット

ミーアキャットの赤ちゃん！！

赤ちゃんをはさんで、たっちっち

赤ちゃんもいっちょまえにたっちっち

セイロンゾウのマリーちゃん、飼育員さんの号令に合わせて後足を上げているところ

このあとすぐに屋内に入ってしまいました。

前足を差し出したマリーちゃん

飼育員さんの「グー」の合図に対して

「グー」は鼻をこうする合図らしい@

スプレーで歯みがきかな？

前左足のお手入れ

ゾウは体重が重く、建てなくなると命にかかわるので、足裏の手当てをします。

やすりみたいなもので、爪の間をお手入れ

反対の足裏のお手入れ

溝に挟まった小石をとっているところです。

お手入れ中、じっと辛抱するマリーちゃん

今度は後右足のお手入れ

ゴム草履みたいだというゾウの足裏

今度は後左足のお手入れ

そこは痛いらしく、マリーちゃん、何度も足を引っ込めた（苦笑）

ちなみに、さきほどの右足裏の方が、溝が深かったです。

しっぽのちょび毛もお手入れ

マリーちゃんはグーの体勢になり、お手入れ中、じっと辛抱したご褒美をもらう

飼育員さんはマリーちゃんの涙を拭いてあげていました。
ケガしたところのお手入れが痛かったようです。
痛いせいで治療をイヤがるので、飼育員さんはしきりに、「痛いんだな、どうしよう」とつぶやいていました。

果物の上に粉末のカルシウムをのせて、マリーちゃんにあげる

ぱっと見たときはリンゴかと思ったのですが、写真を拡大してみると、パイナップルっぽく見えます。

キバナコスモスが咲き乱れるゾウ展示場周辺

タイガープロムナードの最初の部屋にオオトカゲ！！

オオトカゲと同居していたのはフタユビナマケモノ

ピューマのマーコちゃんとピュータくんに再会

この可愛らしい紹介のおかげで、ほんもののピューマまで可愛らしく見えてくるのです。

歩き回っていたのはピュータくんではないかと思うけど

ピュータくんだよね？

檻から外を眺めていたもう一頭

マーコちゃんだよね？

サーバルキャットのミミちゃんの紹介も可愛い@

あの台にいることが多く、見やすいミミちゃん

威嚇じゃなくて、あくび中@

後ろ見ミミちゃん

サーバルキャットはなかなか写真が撮りづらいですが、とくしまのミミちゃんは、去年も今年も夕方という時間帯のせいかどうか分かりませんが、とてもフォトジェニックでした！

ベンガルトラのルパンくん、今日も元気かな

長い舌で毛づくろい中

口が半開きのルパンくん、可愛い@

ライオンの肉球は黒いけど、トラの肉球は白。

ふわぁっとあくびも可愛いネ

おすまし顔も可愛いっ！

展示場内を歩き回り、金網をがしがし