2015/10/10 - 2015/10/12
124位(同エリア1291件中)
コージ☆さん
♪数字の始まりが一ならば,国の始まりは大和の国,島の始まりが『淡路島』,泥棒の始まりが石川の五右衛門なら,助平の始まりがこのオッサン…
(このオッサンとは,わたしのことじゃぁないです!)
寅さん映画を観れば,毎回,上のような寅さんがの啖呵売(たんかばい)の口上が聞けます(多少のバリエーションはあるようですが…)
日本神話(古事記)で,「イザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦神が最初に生んだ島が淡路島」だって書いてあることを,口上でソラで語るって,やっぱり寅さんはグレート!
あ,寅さんの話しじゃなかった!
最近,わたしは日本神話に興味を持ち始めて日本各地の神話の舞台を旅していますが,肝心の淡路島に行ってませんでしたので,今回3連休を利用して訪れました
【行程】
◇0日目 金曜夜,HND⇒ITM,三宮泊
◇1日目 三宮→洲本(先山往復),洲本⇒沼島(自凝神社,上立神岩など島内散策),南あわじ市(旧南淡町)おれんじ荘泊
◇2日目 諭鶴羽神社,南あわじ市(旧三原町)自凝島神社~田園散策~円行寺バス停→(洲本乗換)→淡路市津名(旧津名町),津名ハイツ泊
◇3日目 伊弉諾神宮往復,津名→久留麻(伊勢久留麻神社,石上神社)→淡路市岩屋(旧淡路町,絵島・岩樟神社など),淡路I.C.→(三宮乗換)→ITM⇒HND
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
神戸・三宮から高速バスに乗って明石海峡大橋を渡る
橋の大きさに,けっこう感動!明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡
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洲本でバスを降りて,先山(せんざん)へ
この山は,国生み神話ゆかりの霊峰で,イザナギとイザナミの夫婦神による国生みのときに,日本で一番最初につくられたとされてます(古事記には,「先山」という名前は出てきませんが…)
そういう由緒ある山だし,この辺じゃ,一番高くて“淡路富士”って呼ばれてるので,行ってみました先山(千光寺) 自然・景勝地
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先山にあるお寺は,なんでも有名なお寺で,この辺りの人々の崇敬が篤いそうなので,とりあえず御参拝に
お寺への階段を何十段も登る
写真の階段はまだまだ序の口で,この5倍は登ります(運動不足には,しんどい…) -
イチオシ
お寺に住み付いてる?ニャンコ
のん気な顔してるね〜 -
山門にワラジがあるのは,淡路四国八十八ヵ所霊場の第一番札所だから
小っちゃいワラジがカワイイ〜 -
先山の上にある『千光寺』
法事の最中でした -
なに,これ??
最初はイルカに足が生えてるのかと思ったら,狛犬ならぬ“狛猪(コマイノシシ)”だそう
よだれかけ?に,くつ下まで履いてて,カワイイ!
今まで見た狛犬の中でも,ユニークさでベスト10に入るでしょう
観音菩薩が猪となって導いた狩人が開基したという伝説からきてるらしい -
八角堂の中に居らっしゃる閻魔大王様
ひゃ〜コワイ -
実は,先山に登ったのは,ここの岩戸神社に行きたかったからだったんです!
千光寺から,山道を少し下ったところにあります -
巨岩の存在感に圧倒されるっ!
今は天照大神を祀っているそうだけど,それ以前の古代の人々もこの岩に圧倒されて,この岩を神が降臨する場所と崇めたんでしょう -
先山から降りてきて,田舎道を行く
秋だね〜
秋なのに,歩いて汗だく… -
洲本の市街地に戻ってくると,わたし好みのレンガ造りの建物発見!
もともとは,あの!カネボウ(鐘紡)の工場だったそうで,今は観光用のレストランとして使われていました -
淡路島は,花の島
春は,花(サクラじゃなくてフラワー)の見物客で賑わうそうだけど,この時期は三連休だっていうのに,静かです -
洲本港の大衆食堂で昼飯
色んな料理の小鉢がいっぱい並んでて,好きな物を取ってくるっていうシステム
麺類や丼ものもありましたが,このニギリに惹かれちゃいました…
お味はー,まぁフツーミニボートピア洲本 名所・史跡
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洲本から船で沼島(ぬしま)へ
沼島は淡路島本島の南にある小島
洲本からは,火・木・土の週3便しか出てません沼島汽船 乗り物
-
乗客は,わたし一人だけ
船のおっちゃんに「貸切やなぁ」とからかわれました
土曜の1時だったんで,船内のテレビでは「よしもと新喜劇」やってて旅情を感じる?!
洲本から1時間ほど船に揺られて,目指す沼島が見えてきたー沼島 自然・景勝地
-
今回の旅で,一番来たかったところ!
イザナギ・イザナミの夫婦神を祀っています
(以下「ナギ・ナミ」といいます)
寅さんは『島の始まりは淡路島』と言ってるけど(それはそれで正しい),正真正銘の日本最初の島は,この沼島なんです!
ナギ・ナミが,空高くにある『天の浮き橋』の上に立って,天の沼矛(ぬぼこ)で海をかき回して矛を持ち上げた際に,滴り落ちたものが固まって島となったんですが,その島こそこの沼島(ということになっている)
ちなみに,古事記では『淤能碁呂島(おのごろじま)』と書かれてますが,この神社は,自凝(おのころ)神社
ナギ・ナミの夫婦神は,最初にできたおのころ島に降り立ち,ここで“みとのまぐわひ”をして(要は男と女が,なにをなにしてなにしちゃった…),淡路島を始めとして日本の島々をお生みになった!という,ホントに気宇壮大なお話し… -
一番来たかった場所なのに,そんなに感動ないってどういうこと?
10月だっていうのに蚊が多くて,手から顔まで刺される始末で,それどころじゃなかったんだー
それに,神武天皇前後は実在したかもしれないけど,ナギ・ナミの神様となると,あまりにも大古の時代過ぎてもう想像の域を超えてしまってるので,神社を参拝してても実感が湧かなかったのかも? -
ナギ・ナミが,天の沼矛を持ち上げた際に,滴り落ちたものから沼島が生まれたってことを表現している像
(国生みだっていうのに,イマイチ迫力が感じられない…)
下の方にある石が,沼島です(踏み台じゃぁないです!)
沼島は,上から見ると勾玉(まがたま)の形をしてるっていうけど,ちょっとこじつけのような気が… -
港の反対側まで来ました
『上立神岩』が凛として立っているー
ナギ・ナミは,おのころ島(沼島)に降り立ち,『天の御柱』の周りを左右から周り,出会ったところで“みとのまぐわひ”をしたことになっていますが,上立神岩は,その天の御柱だと言われてます
個人的には,この存在感と形状から“リンガ”として,古代から信仰の対象だったと思ってます -
で,この上立神岩の側面がハート形
「はい,はい,なんでもかんでもハートに見えれば幸せですなぁ〜」と呆れつつも,一応シャッターを切る… -
港まで戻ってきました
右が八幡神社で,左が神宮寺
右の宮司さん,左の住職さんにつかまって!?両方で1時間,神話や歴史から地質学まで,ホントにいーっぱいお話しをお聞きして勉強になりました(感謝)
どちらも校長先生を勤めた方でした
わたしが,“どちて坊や”のごとく,色んな質問をするもんだから,わたしのことを取材に来ているジャーナリストか何かだと思ったらしいです… -
八幡神社の拝殿の天井には,コンパス!
こんな神社,見たことない!
宮司さんのお話しでは,これと同じようなものが,モンゴルの遊牧民のゲル(テント型のお家)にあるそうで
おそらく,チャイナ由来のものでしょうということで意見が一致
この後,宮司さんのはからいで,拝殿の上に上げていただき,奉納絵馬などの写真を撮りまくりました -
鳥井の向こうは淡路島
今晩は,その辺に泊まります
このお社は,今でこそ八幡様を祀っていますが,もともとは海の近くだけあって龍神様をお祀りしてたそうです
「やっぱり,原始的な信仰については,宮司さんや郷土史家のお話しを聞かなきゃ分からないもんだ」と納得
ちなみに,ここの宮司さんについては,『Discover Japan』という雑誌の 2010年8月号に鶴田真由さんがお話しを聞いてます(今,ネットで調べた…) -
八幡神社を後にしてお隣の神宮寺へ
お堂の前をうろちょろしてたら,住職さんに呼び止められ「うちに重要文化財の桃山庭園があるから,見て行きなさい」と奥へ案内されました
沼島の岩を配置した前衛的な!?庭園だったので,あまり価値が分かりませんでした…
住職さんのお話しでは,作庭家の重森三玲が日本の名庭園の一つとして京都の名園と同列に評価しているそうです(本を紹介されました…)
さっき分かったのですが,ここの住職さんは元校長先生で沼島の観光ボランティアの代表を勤めるなど地元の名士でした
↓詳しくは↓
https://web.pref.hyogo.lg.jp/aw04/documents/h24keikankouza1gaiyou.pdf -
日が暮れてきたので,沼島から対岸の淡路島・土生(はぶ)港へ船で10分
この航路は,けっこう便数があります
港に,民宿のおかみさんが迎えに来てくれました
写真は,泊まった民宿『おれんじ荘』(楽天トラベルなんかで予約できます)料理民宿 おれんじ荘 <淡路島> 宿・ホテル
-
本日の寝床
畳に,お茶と菓子
JAPANだね〜
ちなみに,この部屋はトイレと洗面台はあり,風呂なし -
ひとっ風呂浴びて,夕食♪
これだけ?って,思ったけど,そんなワケない!
この後,続々料理が運ばれてきました
ありがたいことに部屋食! -
このあたり伊勢エビも獲れるそうで
それより,有名なのはハモだけど,残念ながら季節が終わってもうたー -
カワハギの煮つけに鍋に天ぷらに淡路牛!
そらっ,食いさらせ〜! -
マルハゲ(カワハギのこと)
やっぱり海辺だから,サカナが一番美味しかった♪
ふ〜っ,お腹パンパンで苦しい〜
余は満足じゃ〜
満腹になったし,やることないんで,夜9時に寝る〜zzz -
新しい朝!6時起床!
で,朝の散歩へ
わたしの部屋は,なぜか「グアム島」!
で,となりの部屋が気になって見てみると,沖縄?
なんか,「縄」の字が変なんだけど…
最初は「これ書いた人,アタマ悪いのかなぁ」と思ったけど,糸へんに亀って,「縄」の異体字であるような…(後で辞書をひいてみます)
ちなみに「サイパン」とか「パラオ」とかはありませんでした… -
散歩から戻って朝食♪
朝から豪華で満足じゃ〜 -
2日目は,諭鶴羽山にある諭鶴羽神社へ御参拝
なんと,山麓にあるおれんじ荘から,山の上まで宮司さんに送迎してもらいました!
「神社へ行くのに,車で送迎って,聞いたことない!」
神社のホームページに「土日祝のみ,都合がつけば送迎可」と書いてあったので,ダメもとでお願いしてみたら,「オーケー」でビックリ!
で,クルマ一台通るのがやっとの山道を15分ほど走って山の上に着
いきなり厳かな雰囲気で,「この神社は何かあるだろう」と思って来た“勘”があたったー
諭鶴羽神社のホームページ
http://www.h3.dion.ne.jp/~yuzuruha/諭鶴羽神社 寺・神社・教会
-
諭鶴羽神社の社伝では,ナギ・ナミの夫婦神が鶴に乗ってこの辺りの山の上を飛んでらした(話しが長くなるので後略)ということから,御祭神を,イザナミノミコトと,その子である速玉之男命(ハヤタマノオノミコト)・事解之男命(コトサカノオノミコト)として祀るようになったそうで
ここは,かつては修験道の聖地だったそうですし,紀伊半島の熊野三山の大本で『元熊野宮』として熊野大社側から認められています
絵馬も神紋も鶴が美しい
神紋はJALみたいだけど… -
宮司さんに聞いた話しです
“ゆづるは”神社なので,フィギュアスケートの羽生結弦クンも参拝に来たときのこと,彼が参拝し終えたとたんに,霧がたち込め,境内をスケートリンクのように彼が舞って(飛んだり跳ねたり回ったり)幻想的だったそうです(わたしはその話しを聞いて,「彼の前世は,神様に神楽舞を奉納する人だったのかも?」と思いました)
それに,彼の神様に対する所作が宮司さんも驚くほどに完璧で,人間性も絶賛してました
「彼は特別な人だ,彼の言葉には偽りがなく心がこもっている,彼にして金メダルありという感じでした」とおっしゃっていました(わたしも同感)
で,諭鶴羽神社では,来る11月22日に『羽生結弦選手応援登山』を企画しています(誰でも参加できるそうです) -
山の上から前方には昨日行った沼島
天気が良ければ,右は徳島,左は和歌山が見えるそうです諭鶴羽山 自然・景勝地
-
参拝後,なんと,またまた宮司さんに麓の街まで送っていただきました!
タクシーと路線バスで遠回りして行く予定だったんですが,ホント感謝感激!
なんと御礼したらいいのやら…
こんな細いガタガタ山道を行きます(写真はマシな方です,もっとスゴイ道は写真すら撮れてません…) -
でっかい鳥居のある『おのころ島神社』で降ろしてもらいました
なんでも,日本三大鳥居だそうで,確かに立派ですが,個人的には,「小さな神社なのに,身の丈に合ってないんじゃない??」と思いました…
鳥居の塗装の塗り替えのために奉賛金を募集してるし…おのころ島神社 寺・神社・教会
-
沼島のおのころ神社と同様に,ここも天の沼矛の滴りからできた「おのころ島」と言われています(言っています?)
内陸にあるのに,島とはこれいかに?
大昔は,現在の内陸部まで海辺だったそうで,それで納得
それにしてもこの神社,若いカップルがやたら多い〜
後で知ったのですが,旅行誌「る○ぶ」とかにでっかく紹介されてたので,その影響かも? -
「ちゃんと淡路島があって,この絵馬はうまく描けてるー!」と思ったけど,よく見たらこの絵は“史実”に反しておかしい〜
天の沼矛の滴りから出来たのは「おのころ島」で,そこにナギ・ナミの夫婦神が降りてきて淡路島を「生んだ」のだから,沼矛の先に淡路島があるのは間違い! -
神社の授与所で玉ねぎ売るとは!お守りが玉ねぎ臭くなっちゃうよ〜
玉ねぎが下の方に積んであったので「そんなところに置いたら売れないよ〜」と,女性の神職(見た目はおばちゃん)が若い子に注意してました(商売かよっ!)
その若い子に御朱印を書いてもらったんですが,なんとジーパン履いてました…
この神社は色んなところが俗っぽくて,ちょっと幻滅… -
おのころ神社から5分ほど歩いたところに「天の浮橋」が!
写真の右下に石の橋が映ってます…
天の浮橋って,天上にあるんじゃないの?? -
近所の田畑の中には,「葦原国」なる祠と石碑が…
葦原中国(あしはらのなかつくに)とは,日本の国そのものなんだけど…
この祠は,さっきのおのころ島神社の管理でした… -
諭鶴羽神社の宮司さんに送っていただいて,時間に余裕ができたので,ブラブラ田園を散策
-
淡路國ニ宮『大和大国魂神社』に到着
由緒ある神社なのに,誰も居な〜い
淡路國一宮は『伊弉諾神宮』 -
こういう静かな神社ってのもいいもんだー
この神社は神話と直接関係がない=観光地化してないので,閑散としてます
由緒ある神社が人気なくて,一方で商売上手で俗化して賑わっている神社があるって,何なんだ〜? -
刈り入れの終わった田んぼや連なる山並みがいいねえ〜
あの凸凹の山が幾重にも連なってるのに,絵心が湧いてきた〜(って,わたしの絵は幼稚園児並みのレベルだけど…) -
あの大鳥居も見えた
結局,おのころ島神社から3時間以上も田畑の中を歩いてバス停へ
東京のコンクリートジャングルに生活してるんだから,たまにはこういうのもいいねー
ここ南あわじ市から津名(淡路市)まで(淡路島の南西から北東へ)路線バスに乗る -
で,二日目のお宿に到着
『津名ハイツ』って,アパート名かと思った…
(この写真は翌朝に撮ったもの)津名ハイツ <淡路島> 宿・ホテル
-
安っぽいビジネスホテルを想像してたら,けっこういいじゃん!
部屋に入ったら,布団が敷いてありました -
「宿全体の雰囲気が,なんか公営の宿みたいだなぁ」と思ってたら,そのとおりでした(わたしは宿の予約をするときは,場所と宿泊料しか気にしない)
この料理で,1泊2食7,700円は安い方でしょう
あ,食事はレストランで,風呂は部屋になくて大浴場ですけど… -
タコやカキも淡路島で獲れるそう
でも,刺身(サワラ,サヨリとタイ)が一番美味しかった♪
満足じゃ〜
今日は夜更かし!?して,夜10時消灯 -
3日目(最終日)
まずは淡路国一宮『伊弉諾神宮』へ
イザナギノミコトが人生?最後に鎮まった場所とされる由緒ある神社伊弉諾神宮 寺・神社・教会
-
手水舎で
上半身?が亀で,尻尾が鳥?
しかし神社ってのも,色んな発見があるね〜 -
神社に,右だろうが左だろうが政治的な幟ってのはいかがなもの?
-
絵馬は桃!
話しが長くなるので簡略化していうと,夫婦げんかの末,イザナギがイザナミの手下の者に桃を投げつけたという神話から,桃が神聖なものに -
神=髪(カミ)ということから,“頭髪感謝”の碑が
でも.これ頭髪が全くなくてツルツルなんだけど… -
『陽のみちしるべ』という日時計
-
日時計の周囲には伊弉諾神宮を中心した場合,日本の由緒ある神社がどの方角に位置するか示されてます
伊弉諾神宮の北には但馬国一宮『出石神社』,東には『伊勢神宮(内宮)』,南には『沼島(八幡神社)』,西には対馬国一宮『海神神社』 -
この地図を見て驚愕!伊弉諾神宮を中心に四方八方に由緒ある神社が見事に鎮座
にわかに信じがたいけど,数学的なものって動かしようがないし…
この神社で一番興味深いものでした
偶然にも,この8方向にある神社のうち6つに行ったことがあり,来月もう一つの神社に行く予定
最後に残ったのが,北にある但馬国一宮出石神社は来年以降かな? -
伊弉諾神宮の次は,淡路市津名から久留麻にある『伊勢久留麻神社』へ
なんてことないような神社ですが,実は不思議な事実が
奈良の箸墓古墳を中心に伊勢神宮と東西対称に位置しているので,「西のお伊勢さん」と言われています -
この狛犬がカワイイ!
-
続いて,急きょ行くことにした『石上(いしがみ)神社』へ
この神社は,前の伊勢久留麻神社や伊勢斎宮跡,奈良の三輪山,室生寺,長谷寺などとともに北緯34度32分上にあるという不思議!
この不思議については,大分前にNHK「知られざる古代〜謎の北緯34度32分を行く」で放映されたそうです
そのネタ本は,小川光三著『大和の真相』だそうですが,絶版?か知りませんが,1,500円くらいのものがア○ゾンで7,000円以上するので,バカバカしいから図書館で探そうと思いました -
この神社,なんと女人禁制!
男子代表として行ってきま〜す -
これが本殿!?
というか,巨岩がごろごろしてて,それだけでこの空間の雰囲気に圧倒されます
古代の太陽祭祀の遺跡だそうで,巨石と太陽信仰ってイギリスのストーンヘンジなどのように古代文明にはありがちなものでしょう
そういうのが日本に存在するって,スゴイことだしもうワクワク! -
コミュニティ・バスで淡路島の北の端「岩屋」へ
左の男の子(イザナギ?)は頭の上に明石海峡大橋を乗っけちゃってるよ〜
全国的に,お城だとか頭にご当地シンボルを乗っけるキャラって多いかも… -
ご当地キャラなんて…と思いつつも,なんだかカワイイので撮ってしまう…
-
春はフラワーがすごいんでしょうねー
-
岩屋に到着
「絵島」ここも,おのころ島の候補地とされてます
それより,奇岩と松が絵に描いたような観光名所 -
絵島の奇岩
これ以外にも,色んな奇岩があって面白かった! -
絵島の反対側から
-
絵島から5分ほど歩いて,岩樟(いわくす)神社へ
洞窟の中に神様を祀っています
主祭神は,ナギ・ナミが最初に生んだ子である「蛭子命(ひるこのみこと)」
古事記では,蛭子命は身体の出来が良くなかったという理由で,葦舟に乗せられて流されてしまったという
その舟が流れ着いたのが神戸「西宮のエビスさん」だという伝説があるそうで…
蛭子と書いて“エビス”とも読むし…
岩窟の神社に興味があったのと,蛭子命があわれだったので,御参拝しに行きました
拝殿の奥の岩窟をのぞくと,本殿のような建物がありました
岩窟=母胎と考えると,その中に不具の子を祀るというのは,不具の子が来世では健康に生まれてくるように…との祈りが込められてるのかな? -
岩屋の港から明石海峡大橋が
明石海峡大橋 (淡路島側) 名所・史跡
-
港の食堂で「日替わり定食」を注文
「海辺だし,ちょっとくらい刺身とかしらすが入ってるかなぁ」と期待したら,ごはんに八宝菜とアナゴ天うどん…
「とりあえず質より量じゃぁ,はよう食いさらせ〜」ってな感じでした…
まあ美味しかったからよしとしよう! -
石屋(いわや)神社
時間があったので海辺を散歩してたら…
お城かと思ったら,神社! -
団長!
石屋神社と関係がおありだったんですかぁ?
♪松竹梅〜とは,関係ないかぁ
というわけで,神社尽くしの淡路旅でした!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ririkoさん 2015/10/18 09:15:42
- ご無沙汰してま〜す(^^)
- おはようございます(^_−)−☆
マーメイドシスターズで4トラ女子旅している間に我が兵庫県の
淡路島まできてたんですね〜
ゆづるは神社って私のお家から車で10分ほどの東灘区御影って
所にもあるのですがそこだと思ってましたが関連あるのかな?
ハモの季節は夏だから残念でしたね。
カワハギ大好きです。特に肝が(^^)
淡路牛も明石の鯛も美味しいんですよ〜
つい食べ物の話ばかりですみません^^;
ではまた〜(^_−)−☆
- コージ☆さん からの返信 2015/10/18 16:00:47
- 兵庫県おじゃましました〜!
- ririkoさん こんにちはー
マーメイドシスターズが不在の間に,ririkoさんに断りもなく兵庫県に上陸してまして,どうもすみません(笑)
三宮のビジネスホテルに泊まっただけなんで,神戸の街は全く歩いてないですが…
それにしてもマーメイドさんたちの食欲には驚きです!
「さっき,ご飯食べたんじゃなかったっけ?」と思ったら,スィーツ…
オシャレで美味しそうなもの満載ですねー
しょうが焼き!わたしも好きですよ〜
宮古空港の2階奥の方にある昔ながらの喫茶店で,よく食べます
そこは,タコライスも(の方が)美味しいです
今度試してみてください!
神戸の弓弦羽神社と淡路島の諭鶴羽神社は,直接の関係があるかわかりませんが,御祭神が同じだしどちらも紀伊半島の熊野三山と関係が深いです
神戸の方はアクセスがいいので,羽生結弦クンのファンが押し寄せてるって聞きました
淡路島の方も,山の上の不便なところだっていうのに,参拝客が増えてるそうです
近いうちに兵庫県に行く予定はありませんので,ご安心ください(笑)
ではでは
コージ☆
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