公開１週間のレッサーパンダの双子の赤ちゃんに会いたくて初秋の千葉市動物公園へ（１）うっすら秋めいてきた動物公園＆小動物系と水系動物いろいろ

2015/09/27 - 2015/09/27

シルバーウィーク後の週末撮影散策は、まだ公開１週間のレッサーパンダの赤ちゃん目当てに、千葉市動物公園に行きました。
千葉市動物公園はどうしても、ほぼ１日レッサーパンダに時間をとられてしまいます。
レッサーパンダの数が多いだけでなく、展示室が屋内２面と半屋内と屋外３面のあわせて７面もあり、産休・育休でない限り、全員が終日展示ですから。
しかも、レッサーたちの格段に可愛い姿が見られるリンゴタイムが、本日は２回もありましたから。

でも、せっかくなので、少しは時間を捻出して、他の動物たちも見に行きました。
全部回ろうと欲張らなければ、レッサーパンダ以外の動物たちの見学も、けっこう満足できます。
今回は、レッサーパンダ舎のすぐとなりにある子供動物園の他は、ここのところなかなか回れずにいた小動物ゾーンと鳥類・水系ゾーンを回りました。

子供動物園のカピバラやプレーリードッグは、他園でも会えますが、何度見ても可愛いです。
今回はカピバラの食事時間も狙いました。
カピバラは飼育員さんでも個体判別が難しいくらい同じ顔をしていますが、やはり飼育員さんは個体をよく知っていて、性格や行動の違いなどの話はとても面白いです。

鳥類・水系ゾーンでは、ハシビロコウはすでにガラス展示室内にいて、ガラスへの映り込みが激しくて写真は撮れませんでしたが、なかなか会えないアメリカビーバーに会えたのは嬉しいです。
他園ではしっかりした檻の中にいて、写真が撮りにくいヘビクイワシも、わりと撮りやすかったです。
カリフォルニアアシカが楽しげに泳いでいる姿は、見ているこちらも楽しくなります。

ただ、マレーバク展示場では、ユメタくんのお嫁さんのサコちゃんがいなかったのが気になりました。
紹介看板もなくなっていました。
移動したり産休の可能性のためバックヤードにいるというのであれば、そのように書かれてはずです。
公式サイトのニュースを見ても、ググッみても、これといった情報はありませんでした。

ともあれ、千葉市動物公園では毎度、レッサーパンダだけで他の動物は見なくてもいいや、と思いかけるのですが、毎度、少しくらいはレッサー以外の動物にも時間をさいて良かったと思うのです。
今回もそうでした。

＜今年2015年生まれの赤ちゃんに会えたシルバーウィーク後の千葉市動物公園の１日の旅行記シリーズ構成＞
■（１）うっすら秋めいてきた動物公園＆小動物系と水系動物いろいろ
□（２）レッサーパンダ特集その１：屋外で再会するのが楽しみだった、くりくりおめめのメイタくん、まい・みい姉妹とまだまだ同居中
□（３）レッサーパンダ特集その２：公開後一週間の双子の赤ちゃんとメイメイ・ママ＆悠々自適な単独生活の男子３世代〜風太くん・息子のクウタくん・婚活中の孫の源太くん

＜タイムメモ＞
07:00頃　家を出る
08:47　JR武蔵野線 海浜幕張駅到着
08:50　JR京葉線快速・蘇我行きに乗換え
08:58　千葉みなと駅到着
09:02　千葉モノレール動物公園行きに乗換え
09:18　動物公園駅に到着
09:30　千葉市動物公園に入園
09:35-11:15　レッサーパンダ
（10:30頃から赤ちゃんたち睡眠）
11:15-11:55　休みながらこども動物園を散策
（11:50〜カピバラの食事＆レクチャータイム）
11:55-12:00　動物科学館でレッサーパンダの赤ちゃん名前投票
12:00-12:10　レッサーパンダの赤ちゃん
12:15-13:00　森のレストランでランチ休憩
13:00-14:40　レッサーパンダ
（13:30からリンゴ＆レクチャータイム）
14:40-15:05　アイスクリーム休憩
15:05-15:20　小動物ゾーン
15:20-15:55　レッサーパンダ
（15:30〜２度目のリンゴ＆レクチャータイム）
15:55-16:05　ベンチで休憩
16:05-16:25　鳥類・水系ゾーン
16:25-16:30　正門売店で買い物
16:30　動物公園を出る

千葉市動物公園の公式サイト
https://www.city.chiba.jp/zoo/index.html
時刻表とお得なホリデーフリー乗車券情報もある千葉市モノレールの公式サイト
http://chiba-monorail.co.jp/

※これまでの動物旅行記の目次を作成しています。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記〜レッサーパンダ大好き〜　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 千葉市(千葉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

モノレールの千葉みなと駅９時２分発の動物公園行きは新型車両

最近は往路でのモノレールへの乗り換えは、千葉駅ではなく、経路が少しシンプルで１時間の鈍行走行中ほぼ座れ、乗換駅が小規模な千葉みなと駅で乗り換えてアクセスするようにしています。

今回は千葉みなと駅での乗り換えに間に合った@

前回８月に訪れたときは、モノレールのホリデーきっぷ１日乗車券と動物園の入園料が割引になる施設補助券をもらうのに手間どり、９時２分発には間に合いませんでした。
しかも、その１日券を動物公園駅に着く前になくしてしまいました（苦笑）。

開園５分前の動物公園正門

私の他に女性が３人いましたが、この人たちの一番目当てはレッサーパンダではなかったようです。
なので、開園と同時にレッサーパンダ舎に向かい、しばらくの間、赤ちゃんの展示室の前で私の独占状態が続きました@

正門前で、にやり

本日見たゴリラはこれだけです@

動物科学館へ続く桜並木の初秋景色

かすがに秋の訪れを感じる

午前中は時々小雨が降って、天気がかんばしくなかったため、来園者が少なかったです。
レッサーパンダの赤ちゃん混雑を覚悟していた私には、逆にラッキーでした。

今年2015年７月18日に亡くなったチイチイさんの写真が展示されたそばに献花あり

もう動物科学館に献花台はありませんが、このように献花されていて、じーんとしました。
写真の方は千葉市動物公園の常連さんのレッサー・ファンさんが寄付した写真のようです。

可愛いチイチイさんの遺影の中から

タケノコを食べているところです。とっても可愛いので、写真の写真をまた撮らせてもらいました。
ペアの風太くんはやや偏食気味でしたが、チイチイさんはなんでも美味しそうに食べていた、という話を聞いた覚えがあります。

レッサーパンダの写真はつづきの２本の旅行記にまとめました。
「公開１週間のレッサーパンダの双子の赤ちゃんに会いたくて初秋の千葉市動物公園へ（２）レッサーパンダ特集その１：屋外で再会するのが楽しみだった、くりくりおめめのメイタくん、まい・みい姉妹とまだまだ同居中」
「公開１週間のレッサーパンダの双子の赤ちゃんに会いたくて初秋の千葉市動物公園へ（３）レッサーパンダ特集その２：公開後一週間の双子の赤ちゃんとメイメイ・ママ＆悠々自適な単独生活の男子３世代〜風太くん・息子のクウタくん・婚活中の孫の源太くん」

子供動物園の白馬たち

レッサーパンダ舎の隣にあるので、子供動物園にはよく寄ります。
おやっ、子馬がいる！　と思ってはいけません。

ポニーの個体紹介

子馬に見えたのは、大人になっても体高が110cmほどだというシェトランドポニーでしょう。
一番大きいのがペルシュロン、真ん中が道産子。

でもこうして見ると子馬に見える@

午前中なのでアズちゃんママとサンちゃんに会えた@

ちょこんとゲートの前でたずむカピバラ母子

まるで地獄門の番人のよう！？

なぁんてね。
しばらくこの体勢でじーっとしていたため、来園者にウケていました。

おっ、片方が体勢をくずした@

穴にこもったフンボルトペンギン

現在、ペンギンは換毛を終えてまもないので、１年で一番きれいな時期とのこと。
我が地元の埼玉こども動物自然公園の公式フェイスブックからのウンチク。

すーいすーい気持ち良さそうに泳ぐね

水を覗き込むこの子は

水に入りたそうに縁を歩くけど

どうしても水に入れない

まだ水がこわいヒナあがりとか？

飼育センターに行ってみる

初めて入りました。

身近な生き物たちについての展示

おさわりタイムで、ハリネズミとモルモットが待機中

チマチマ動くハツカネズミ

１人で外に出ちゃだめだよ

実はハンカチをなくしたので、手を洗っても拭くものがないため億劫になり、この子たちに触れませんでした。写真だけ。

食事時間が待てずに、すでにある草を食べ始めたサンちゃん

育ち盛りだもんね。
草が飽きた、なんて言ってはいられません。

美味しい！と鼻息が聞こえてきそう@

新鮮な葉っぱをもらったプレーリードッグもお食事中

こっち見ていて、可愛い〜！

ささっ、と移動した先でも可愛い表情を披露

いつもにぎやかなインコたち

紅色だけでなく緑も青も……と欲ばりな羽根の主のベニコンゴウインコ

ブルーグラデーションの羽根色がすばらしいルリコンゴウインコ

羽根を広げるとゴージャス！

他に緑のインコやケツメガメがいるのですが、そろそろカピバラの食事時間が迫ってきたので、戻ることにしました。

11時50分からのカピバラの食事＆レクチャータイム

我が地元の埼玉こども動物自然公園でもカピバラのレクチャーを聞く機会は多かったので、カピバラの知識そのものは真新しいものは少ないのですが、復習というかんじ。
個体の説明は初めて聞くものでしたし、とても興味深かったです。

キャベツをむしゃむしゃ食べるサンちゃん

カピバラたちも、草ばかりだと飽きてしまうらしく、この食事タイムに出されるキャベツやニンジンは、カピバラにとってごちそうなのです。

お母さんのアズちゃんが参戦

向かって左の目がぱっちり大きい方がアズちゃんでした。

お母さんの方がどんどん美味しいものを独占！？

娘はもう大きいので、容赦しないようですね。

キャベツの引っ張り合い@

キャベツを食べ終わると、もう１箇所、エサが積んであるところへ向かうアズちゃんママ

ニンジンはまだ残っていたので、よっぽとキャベツの方がスキなのかな。

サンちゃんもうろうろ移動し始める

エサはわざわざ２箇所に分けて置かれてあったのに、２匹とも同じところで食べようとするのです。

そこのキャベツが欲しいけど、ママに押しのけられないサンちゃん

アズちゃんママ、サンちゃんにゆずらず、こちらのキャベツを完食（笑）。

ランチ休憩前に、レッサーパンダの赤ちゃんの名前に応募するため、動物科学館へ

レッサーパンダの赤ちゃんの名前に応募

いい名前が思い付かなくて、亡きチイチイちゃんを偲び、チイカちゃんとチイミちゃんで応募してみました。
チイタくんというチイチイちゃんの息子もいるし、風花や風美ちゃんという名の娘たちもいるので、似た様な名前になんですけど。

新しくなった風太くん一過の系譜

ちゃんと今年生まれの双子ちゃんの欄が設けられました。

恐竜の骸骨とレッサーの模型と共に来園記念撮影

2016年４月に千葉市動物公園にライオンがやってくるニュース

くるくると真和レッサーパンダ風船がなかなか楽しかったです。
ちなみに、ライオンはどこから来るのかな。
関東では多摩動物公園にたくさんいるし、ここのところ赤ちゃんが無事に産まれているので、あのあたりからかしら。
あるいはサファリワールドかな。

※多摩動物公園の今年生まれのライオンの赤ちゃんに会えたときの旅行記（2015年８月15日）
「夏の多摩動物公園はナイトズー開園延長で10時間半満喫@（２）ライオンバスに乗って、ライオンの赤ちゃんたちを間近に見た！〜アフリカとアジア圏の肉食猛獣たち」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/11043320

森のレストランにランチ休憩へ

本日は昼頃まで小雨も降って天気があまり良くなかったため、ランチ時でもさほど混んではいませんでした。
前回８月１日に訪れたとき、ランチ休憩がなかなか取れず（チイチイちゃんの追悼公演が終わるまでレッサーパンダ舎から離れられず）、やっと取れたときには森のレストランのラストオーダーが終わってしまったので、今回はぜひここでランチ休憩を取りたいと思っていました。

千葉の豚を使ったカツ丼でランチ

前回の８月の夏であれば、うな丼とか、特別メニューがあったのですが、今回は特になかったので残念です。
実はこのカツ丼は前にも食べたことがあるんですよね。
久しぶりですし、一番食べ応えがありそうですし、美味しいからいいんですけど。

レッサーパンダ舎近くの動物トーテム

13時半からの定例のレッサーパンダの食事＆レクチャータイムが終わった後、しばらくしてから、もう一度休憩をとり、それから２度目のレッサーパンダの食事＆レクチャータイムまで、他の動物たちを少しでも見て回ることにしました。

なかなか味のあるミーアキャット舎では

一匹のミーアキャットが来園者に挨拶中

後ろ向きだけど水際でリンゴを食べるアメリカビーバーに会えた@

もう一匹は巣を模した中の奥の方にいたので、肉眼では見えたけれど、写真は無理そうでした。

アカハナグマくん、こんにちは〜！　出ておいで〜！

アカハナグマは２匹いて、２匹ともうろうろ動き回っていました。

歩くコースが決まっているようなので、待ち構えて撮る@

アカハナグマのイナバウアー

レッサーパンダもこれをよくやる子がいますが、アカハナグマにもいたとは@

水を覗き込むコツメカワウソの可愛い横顔

こっちを見てくれた、ぼやんとした可愛い顔@

甘えてる〜@

奥の子は毛づくろいをしてあげているように見えました。

ひっくり返って、あくび〜

男の子のシンボルが丸見え〜。

でべそも丸見え〜

チュウ！

初めて見たかも、エジプトハゲワシ

くちばしが黄色くて、羽毛がほとんど白で、とてもきれいな鳥でした。
ダチョウの卵に石をぶつけて殻を割ることで有名らしいです。
ハゲワシなので、他の動物が残した肉片や鳥・魚の死骸も食べます。

小枝をくわえ挙げたヘビクイワシ

とても長いほっそりとした脚をしています。
黒い七分ズボンをはいたような脚で立って歩く姿は優雅。

ヘビクイワシの小枝運び

気に入ったようです、この小枝。

マレーバクのユキミさん

1991年生まれのマレーバクのお母さんで、いままで６頭出産しています。
国内のメスのマレーバクの中では最高齢だそうです。

ユキミさん（右）とユメタくん（左）の母子

ユキミさんの息子のユメタくん

あれっ、前回は同居していたサコ（咲子）ちゃんは？

多摩動物公園出身で、ユメタくんのお嫁さんだったと思いますが、サコちゃんどうしたの？
個体紹介から外されてしまったのが気になります。

ねぇ、ユメタくん、サコちゃんはどうしたのさ？

ヒナもいるケープベンギン

真ん中のまだおなかの部分の羽毛が生えそろっていない子がヒナです。

まだどこかよちよちとしてたヒナ

体はもう十分大人と同じくらいに成長しました。

すいすいと、スピーディーに泳いでいたカリフォルニアアシカ

もう一匹の子はのんびりと

もう閉園時間が近くなっていたので、本日、最後の一泳ぎってところでしょうか。

このポスターを見て、レッサーパンダラーメンを買ってみたくなった@

30周年記念オリジナルのストロベリーチョコレートも゛

本日買ったもの

シルバーウィーク中に南紀白浜や那須どうぶつ王国でいろいろ買い物をしてきたので、少なめ。
中央広場の売店は５分前ではすでに閉店準備中で買い物ができませんでしたが、正門の売店で出る前にささっと買い物ができました。

レッサーパンダ麺は、あいにくこの旅行記作成現在、私はまだ食べていないのですが、食べた母によると、麺そのものにレモン味がして、とても美味しかったそうです。

「公開１週間のレッサーパンダの双子の赤ちゃんに会いたくて初秋の千葉市動物公園へ（２）レッサーパンダ特集その１：屋外で再会するのが楽しみだった、くりくりおめめのメイタくん、まい・みい姉妹とまだまだ同居中」へとつづく。