1993/10/02 - 1993/10/11
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私にとって、初めてのカナダ旅行(参加者約30人余り)、22年振りにアルバムを開き、過去を思い出しながら「遠いむかしの旅行記」を書きました。
【カナダに関する無知の無知】
カナダ旅行が決まって「カナダ」のガイドブックを読んで初めて知りました。
無知①:国の面積の大きさで、カナダが世界第2位とは知りませんでした。
第1位は?と聞かれた時「ロシア」と答える人は多いと思います。
では第2位は?と聞かれた時「カナダ」と答えられる人は少ないのではないかと思います。
私が調べた限りでは、国の面積の大きい順位は、ロシア・カナダ・アメリカ・中国・ブラジル
の順だと思います。
カナダの面積は日本の約27倍の大きさです。
無知②:カナダには6つの時差があるとは知りませんでした。
標準時刻は1つだけ、で育った日本人には驚くべき国土の広さです。
東部で昼食なら西部は朝食を食べているということになります。
上記の最低限の知識をつけて、カナダ旅行に出かけました。
基本日程は9日間でしたが、アメリカのデトロイト空港で濃霧のため飛行機が欠航しました。そのため10日間の旅行となりました。時間的に余裕のあった人には、ラッキーな1日延泊でした。
今回の旅行で一番楽しみにしていたことは、カナディアン・ロッキーのレイク・ルイーズとナイアガラ・フォールズを見ることでした。
当時、私の旅行スタイルは、重いYHSビデオカメラとパノラマカメラ、そしてフィルムカメラを持参してお気に入りの景色を撮影することでした。
22年も経過すれば、観光地も随分変わっていると思いますが、「むかしの旅行記」でよろしければ、一読・一見していただければ有難く思います。
10日間のざっとしたスケジュールは下記の通りでした。
大阪国際空港~ロサンゼルス国際空港~ロサンゼルス市内観光~パサデナ~ロサンゼルス~シアトル~ヴァンクーヴァー~ヴァンクーヴァー市内観光~ヴィクトリア島観光~ヴァンクーヴァー~カルガリー~(カナディアン・ロッキー)バンフ~カナディアン・ロッキー~コロンビア・アイスフィールド~(カナディアン・ロッキー)ジャスパー~エドモントン~ミネアポリス~デトロイト~バッファロー~ナイアガラ・フォールズ~トロント~モントリオール~デトロイト~ロサンゼルス国際空港~大阪国際空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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<1日目:10/2>
主な予定:大阪国際空港〜ロサンゼルス国際空港〜ロサンゼルス市内観光〜パサデナ ※パサデナ(泊)
ロサンゼルス市内観光時、或るヨット・ハーバーが見えるレストランで昼食をしました。
レストランから見たヨット・ハーバーの景色。 -
落ち着いたヨット・ハーバーの景色。
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ヨット・ハーバーの景色。
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<2日目:10/3>
主な予定:パサデナ〜ロサンゼルス国際空港〜シアトル空港〜(バス)〜ヴァンクーヴァー〜ヴァンクーヴァー市内観光(クイーン・エリザベス・パーク〜スタンレイ・パーク〜ライオンズ・ゲート・ブリッジ) ※ヴァンクーヴァー(泊)
ヴァンクーヴァーの空撮写真。(絵ハガキ) -
スタンレイ・パークから見たヴァンクーヴァー。
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スタンレイ・パークから見たヴァンクーヴァー。
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スタンレイ・パークから見たヴァンクーヴァー。
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クィーン・エリザベス・パークの景色。
【クィーン・エリザベス・パークの豆知識】
ヴァンクーヴァー市内には115の公園があると言われていますが、その代表格はスタンレイ・パークとクィーン・エリザベス・パークと言われています。 -
クィーン・エリザベス・パークの景色。
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クィーン・エリザベス・パークの景色。
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スタンレイ・パークの空撮。(絵ハガキ)
【スタンレイ・パークの豆知識】
1888年から1893年までカナダ総督を務めたスタンレイ卿を記念して命名された公園です。
ヴァンクーヴァー市の北西に舌状に突き出た半島の突端にあって、公園の多い同市の中でも一番の名所となっています。 -
スタンレイ・パークのトーテム・ポール。
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プロスペクト・ポイント。
プロスペクト・ポイントでは、ライオンズ・ゲート・ブリッジを真近かに、足元には逆巻く潮流、そして対岸の住宅街とジョージア海峡に点在する島々などを見ることができます。
公園内随一の見晴らし台となっています。 -
プロスペクト・ポイントから見た「ライオンズ・ゲート・ブリッジ」。
【ライオンズ・ゲート・ブリッジの豆知識】
サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジと同じタイプの吊り橋です。
現在はどうかわかりませんが、当時はカナダ第一の長さ(全長約1500m)を誇っていました。
ビールの王様で有名なギネスが私費を投じて造ったと言われています。
3車線と歩道付きですが、面白いのは車線の利用方法です。3車線と言う奇数のため、午前中から午後早く、北岸からダウンタウンへ行く車の多い時は上り2車線、下り1車線。夕刻の帰宅時には下り2車線、上り1車線と、信号で利用車線を分けるという機能的、合理的なやり方をしています。
現地ガイドの説明では、ゴールデン・ゲート・ブリッジと同じ設計者で、橋が完成した後”私の仕事は終わった”と言って自殺したそうです。 -
プロスペクト・ポイントから見た「ライオンズ・ゲート・ブリッジ」。
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プロスペクト・ポイントから見た「ライオンズ・ゲート・ブリッジ」。
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ヴァンクーヴァーの街並み。
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<3日目:10/4>
主な予定:ヴァンクーヴァー〜(船)〜ヴァンクーヴァー島観光(ヴィクトリア市内・ヴィクトリア港・ブッチャート・ガーデン)〜(船)〜ヴァンクーヴァー ※ヴァンクーヴァー(泊)
朝、船はヴァンクーヴァーの港からヴァンクーヴァー島に向かって出航しました。
【ヴィクトリアの豆知識】
BC(ブリティッシュ・コロンビア)州の州都。
ヴァンクーヴァーが、他の北米大陸の大都市と共通のの面を多く持っているのに対して、ヴィクトリアはより一層落ち着いて、伝統的、イギリス的な香りが強い、イギリスよりもイギリス的と言われています。 -
ヴィクトリア港から見たエンプレス・ホテルの景色。
※エンプレス・ホテルは港に面して建つ豪華ホテルです。 -
エンプレス・ホテル前の街並み。
イギリスらしく、2階建てのバスが走っていました。 -
ヴィクトリア港の景色。
のどかで、落ち着いた港でした。 -
ヴィクトリア港の景色。
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ヴィクトリア港に停留していたヨット。
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市内観光をした後、バスでブッチャート・ガーデンへ行きました。
ブッチャート・ガーデンの入り口。
【ブッチャート・ガーデンの豆知識】
元来はセメント製造工場の石灰岩採掘場だったのを、工場主のブッチャート氏夫妻が、採掘後の荒れた山を悲しみ、世界中から集めた鑑賞用の草花と樹木を植えて、もののみごとに、色彩豊かな庭園に造り替えた、と言われています。 -
ブッチャート・ガーデン。
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ブッチャート・ガーデン。
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ブッチャート・ガーデン。
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ブッチャート・ガーデン。
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ブッチャート・ガーデン。
観光終了後、船に乗って、ヴァンクーヴァーに向かいました。
その途中、雄大なカナダの夕日を見ることができました。
夕日が沈んでも、長い時間、周囲は真っ赤っか。写真が無いのが非常に残念です。
「カナダの夕日」という懐かしい曲があったことを思い出しました。 -
<4日目:10/5>
主な予定:ヴァンクーヴァー国際空港〜カルガリー空港〜(バス)〜バンフ ※バンフ(泊)
カルガリーはアルバータ州第二の都市です。
1988年、冬季オリンピックが開催されました。バスでバンフへ移動中、山の中腹にスキーのジャンプ台が見えました。
【バンフの豆知識】
バンフ国立公園は、カナディアン・ロッキーの南3分の1あたりの地域を占めています。
バンフ国立公園内にあるバンフの町(標高約1370m)は、カナディアン・ロッキーの中心になる町です。
20分も歩けば町を出外れてしまうほど小さな、こじんまりとした町ですが、通りのどこからもロッキーの岩山を見ることができます。
南端のボウ川に架かる橋からまっすぐ北に、カスケ−ド山(約2950m)の鋭い岩峰を正面に見ることができます。
写真は、バンフの街並みとカスケード山。 -
ボウ川の畔で見たバンフ周辺の山。
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ボウ川の畔で見たバンフ周辺の山。
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バンフのカフェで休憩。
壁にかかった大きな熊が頭の上に落ちてきそうです。 -
今晩宿泊する「バンフ・スプリングス・ホテル」です。
「バンフ・スプリングス・ホテル」は1888年完成、観光地バンフの要的存在のホテルです。
この時は、明日も晴れの天気だと信じていました。
10月の上旬に、雪が降るとは思っていませんでした。 -
<5日目:10/6>
主な予定:バンフ〜(バス)〜カナディアン・ロッキー(モレーン・レイク〜レイク・ルイーズ〜ボウ・レイク〜ペイト・レイクその他)〜(バス)コロンビア・アイスフィールド〜(バス)〜ジャスパー ※ジャスパー(泊)
昨日は非常に天気が良かったのに、今日は朝からまさかの雪が降っていました。
「バンフ・スプリングス・ホテル」で、腹一杯、朝食バイキングを食べ、カナディアン・ロッキー観光に出発しました。
いずれ雪も止むだろうと楽天的に考えていました。 -
ホテルを出発して、最初に訪れた湖は「モレーン・レイク」でした。
雪のため、まとまな写真がありません。絵ハガキで代用させていただきます。
晴天であれば、写真のような素晴らしい景色を見ることができたのに、残念!!!。
モレーン・レイク。(絵ハガキ) -
次に訪れた湖は「レイク・ルイーズ」です。
【レイク・ルイーズの豆知識】
湖の名前はヴィクトリア女王の娘、ルイーズ王女にちなんで付けられたらしい。
バンフ国立公園の中ではもちろん、広いカナディサン・ロッキーの中でも随一と言われる美しい湖。
湖の向こう側に見えるヴィクトリア氷河がレイク・ルイーズの水源になっています。
シャトー・レイク・ルイーズ側から見た湖とヴィクトリア氷河の調和が素晴らしい景色を演出しています。
当時のカナディサン・ロッキーの旅行パンフレットには、必ずと言っていいほど掲載されていた景色です。
今回のカナダ旅行で、ぜひとも見たかった湖です。
晴天であれば、シャトー・レイク・ルイーズの前に立って、写真のような景色が見れることを想像していましたが、悪天候のため期待を裏切られました。残念、残念、残念!!!。
レイク・ルイーズ。(絵ハガキ) -
シャトー・レイク・ルイーズの前から霧がかかった湖を「うらめしそうに」見る。
視界不良です。 -
シャトー・レイク・ルイーズの前から雪のため、ぼんやりしか見えない湖を「うらめしそうに」見る。
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湖の畔に立って霧がかかった湖面を「うらめしそうに」見る。
いくらお願いしても天候は回復しませんでした。残念!!!。 -
「ボウ・レイク」にやってきました。
悪天候のため、お見せできるような写真はありませんので絵ハガキで代用させていただきます。
晴天の時のボウ・レイク。(絵ハガキ) -
「ペイト・レイク」にやってきました。
悪天候のため、お見せできるような写真はありませんので絵ハガキで代用させていただきます。
晴天の時のペイト・レイク。(絵ハガキ) -
午後からは天気がちょっとづつ回復してきました。
カナディアン・ロッキーらしい山が顔を出しつつあります。 -
カナディアン・ロッキーらしい山が顔を出しつつあります。
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カナディアン・ロッキーが顔を出してきました。
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バスは「コロンビア・アイスフィールド」に到着しました。
【コロンビア・アイスフィールドの豆知識】
カナディアン・ロッキーの中で最大と言われているアサバスカ氷河。
アイスフィールド(大氷原)はアサバスカ氷河の舌端部が中心で、氷河そのものは奥にそびえるスノードームから約10km、標高差にして約900mを流れ下っていると言われています。
夏季は、特性のタイヤを付けたスノー・モービルに乗って、約4kmほどさかのぼって氷河見物を楽しむことができます。
凹凸のある氷の上を、ぽっかりと開いたクレパスを右、左に避けながらの氷上旅行で、ロッキーの最大の人気コースとなっています。
クレパスは不気味な蒼さで氷が光り、底知れぬ深い穴をあけていて、覗き込んでいると吸い込まれそうな感じがします。
コロンビア・アイスフィールドの景色。 -
コロンビア・アイスフィールドの景色。
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岸壁を割って下る氷河。
氷河の断面は、蒼白い色をしていました。 -
大きなタイヤを付けた「雪上車」。
これに乗って目的地まで、氷の上を移動しました。 -
旅行者達は、思い思いにアイス・フィールドの上を散歩しました。
ウイスキーを持参した或るカップルは、氷河の氷で水割りを作って旅行仲間に配っていました。
予期せぬ水割りをいただきましたが、意外とおいしかった。 -
足元にあった氷河のクレパス。
どれくらいの深さがあるのだろうか?
不気味な蒼さで氷が光っていました。 -
岩の間を徐々に下がってくる氷河。
氷河の側面は、蒼白く光っていました。 -
コロンビア・アイスフィールドを見物した後、或る渓谷に行きました。
天気も随分回復して、遥か遠方に、カナディアン・ロッキーが顔を出していました。 -
残念ながら、渓谷と滝の名前は頭の中には残っていませんが、水の流れが激しかったことだけは良く覚えています。
もしかしたら「アサバスカ・フォールズ」かもしれません。
間違っていたら、「ゴメン」です。 -
滝の下流側の景色。
上流の激しい水の流れとは対照的に、静かな景色でした
渓谷、滝を見た後、今晩宿泊するジャスパーに向かいました。
【ジャスパー国立公園の豆知識】
ジャスパー国立公園は、バンフ国立公園の北に隣接していて、カンディアン・ロッキーのほぼ中央部を占める大国立公園です。
ジャスパーの町(標高1050m)は、明るくのびのびとしています。町とは言っても、バンフのように道の両端にホテルや土産物店、レストランなどが軒を並べているのとは違って、広い通りと広い緑の空間に建物が点在しているだけで、町と言う概念とはかけ離れています。
ジャスパーとバンフは、ハリウッド映画「帰らざる河」(主演:マリリン・モンロー&ロバート・ミッチャム)の舞台となったところ、と聞きました。
ジャスパーの写真が1枚もないのは残念です。 -
<6日目:10/7>
主な予定:ジャスパー〜(バス)〜エドモントン空港〜ミネアポリス空港(乗り継ぎ)〜デトロイト空港〜(バス)〜バッファロー〜ナイガアラ・フォールズ ※ナイガアラ・フォールズ(泊)
(ジャスパーでの出来事)
早朝、若き女性添乗員が寝不足のため、目を真っ赤にしていました。”どうしたのですか?”と尋ねると、”昨晩夕食後、熟年夫婦の旦那さんが頭の病気で倒れました。医者の手配とヴァンクーヴァーにあるJTBへ連絡し、今後の打ち合わせをしていました。会社の判断は、旅行は予定通り続けるようにとのことです。病気の人はヴァンクーヴァーの人に任せます。今日は予定通り旅行を続けます。”とのことであった。
そして、”宿泊ホテルでの出来事であり、移動中でなくて良かった。移動中であればみんなに影響が出ていたところでした。”
予期せぬ不幸な出来事に狼狽えることなく、何事も良いように良いように解釈して処理する、さすが、ベテラン添乗員と思いました。
早朝、ジャスパーを出発したバスは、エドモントンに到着しました。
エドモントンはアルバータ州の州都。
カナダ第一の石油の都、近年めざましい発展をとげている近代都市です。
エドモントン。(絵ハガキ) -
バス、飛行機を乗り継いで、やっと、ナイアガラ・フォールズのホテルに到着しました。
ナイアガラ・フォールズのホテル周辺の景色。 -
<7日目:10/8>
主な予定:ナイアガラ・フォールズ観光〜(バス)〜トロント〜(大陸横断鉄道・・・メープル街道)〜モントリオール ※モントリオール(泊)
今日は、楽しみにしていたナイアガラ・フォールズ観光です。
【ナイアガラ・フォールズの豆知識】
ナイアガラ・フォールズは世界最大の滝の町です。滝はエリー湖とオンタリオ湖を結ぶナイアガラ川のほぼ中間点にあります。
ナイアガラ川はオンタリオ州とアメリカのニューヨークとを隔てる国境の川でもあるので、滝のある地点では、川中島のゴート・アイランド(山羊島)を境に、川の流れに沿って右がアメリカ滝(全長約300m)、左がカナダ滝(カーブの全長約650m、落差約50m)と二つに分かれています。
この二つの滝の内ではカナダ滝が断然壮大で、ナイアガラはカナダ側から見るのが良いというのが定説になっています。
バスはホテルを出発して、先ず、「ナイアガラ・フォールズ」の下流にある「ナイアガラ・パーク」に行きました。 -
ナイアガラ・パーク周辺の景色。
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ナイアガラ・パーク周辺の景色。
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ナイアガラ・パーク周辺の景色。
「紅葉」と「黄葉」が入り混じった素晴らしい景色でした。 -
ナイアガラ・パーク周辺の景色。
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ナイアガラ・パーク周辺の景色。
「紅葉」と「黄葉」が入り混じった素晴らしい景色でした。 -
ナイアガラ・パーク周辺の景色。
「紅葉」と「黄葉」が入り混じった素晴らしい景色でした。 -
下流側の紅葉見物をした後、昼食のためスカイロン・タワーに上りました。
スカイロン・タワーから見たレインボウ・ブリッジ方面の景色。 -
スカイロン・タワーから見たアメリカ滝。
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スカイロン・タワーから見たカナダ滝。
カナダ滝は、別名ホースシュー・フォールズ(馬蹄滝)とも呼ばれています。
流れ落ちる水によって滝の頭にあたる部分の岩を削られた結果、ちょうど馬の蹄鉄の形のように滝の形が半楕円形にえぐられているからです。 -
スカイロン・タワーから見たカナダ滝。
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滝に近づく「霧の乙女号」。(絵ハガキ)
スカイロン・タワーで食事をした後、旅行者は全員雨合羽を借り、「霧の乙女号」に乗って滝の周りを遊覧観光しました。
写真ではわかりませんが、雨合羽は旅行者の汗の結晶で非常に臭かったことを良く覚えています。
とは言いながら、汗の臭いはどうでもいい。
ビデオ・カメラが滝の水をかぶらないように、ビニール袋で包んで一生懸命ビデオを撮りました。 -
カナダ滝の近くで、迫力がある写真を撮りました。
今でも滝の瀑音、迫力が聞こえてくるようです。 -
今でも滝の瀑音、迫力が聞こえてくるようです。
ナイアガラ・フォールズ見物後、バスでトロントへ行きました。
トロントはオンタリオ州の州都、カナダ第一の都会です。
トロントの象徴、CNタワー(553m)を車窓から見ているとやがてトロント駅に到着しました。
当時、CNタワーは世界NO.1の高い建築物でした。
トロントからは大陸横断鉄道に乗り換え、メープル街道の景色を見ながらモントリオールまで行きました。
メープル街道の「紅葉」を期待していましたが、「紅葉」はわずか、「黄葉」がほとんであったので、ちょっとガッカリしました。
旅行のタイトルに「大陸横断鉄道で行くメープル街道」と記載していますが、期待外れでした。 -
<8日目:10/9>
主な予定:モントリオール空港〜デトロイト空港 ※デトロイト(泊)
※本来ならデトロイト空港・ロサンゼルス国際空港乗り継ぎで帰国の予定でしたが、濃霧のため飛行機は欠航、急きょ、デトロイト(泊)となりました。
(デトロイトでの出来事)
空港からホテルまで窃盗団の車が我々のバスを追跡していました。添乗員がホテルのフロントと交渉中、”足元にお金が落ちている”と言って気をそらし、ショルダーバッグを盗もうとしました。
結果は未遂に終わりましたが、足元に、おとりのお金を落としていたそうです。我々がすぐ近くにいるのに厚かましい窃盗団でした。
※濃霧のため1日延泊、デトロイトのホテルのレストランでちょっと一息。 -
<9日目:10/10>
主な予定:デトロイト空港〜ロサンゼルス国際空港〜機中 ※機中(泊)
(デトロイト空港でのちょっと嬉しい出来事)
30数名の旅行者が変更手続きをした訳ですからエコノミー・シートが足りません。旅行者同士、あみだくじを引いて「ビジネスクラス」「エコノミークラス」に分乗しました。
私は運よく「ビジネスシート」が当たりました。国内線約4時間のフライトでしたが、途中、西部劇「駅馬車」(主演:ジョン・ウエイン)の舞台となった「モニュメント・バレー」を飛行機から見ることができ、非常に”ラッキー”でした。
(ロサンゼルス国際空港でのちょっと嬉しい出来事とめずらしい出来事)
デトロイト空港と同様、エコノミー・シートがたりません。旅行者同士、あみだくじを引いて「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」に分乗しました。今度は残念ながら「エコノミークラス」でした。
欲を言えば、国内線と国際線の席が逆であったならば良かったのに。
「エコノミークラス」の料金しか出していないのに、人間は欲が深いですね。
また、めずらしい出来事がありました。全くの他人ですが、日本に帰るためにどうしても搭乗券がほしい人がいました。
搭乗直後、”○○のお金を払いますから、ぜひとも搭乗券を譲ってください”と大声でお願いしていました。
旅行者には時間的に余裕があり、提示されたお金に魅力を感じた人もいるものですね。搭乗券を譲って、さっさと機内から出て行きました。
今まで旅行して初めての出来事でした。
※写真は、運よく「ファーストクラス」を当てた神戸のご夫妻。
「ファーストクラス」の席に座っている人は、みんなお金持ちに見えますね。
<10日目:10/11>
主な予定:ロサンゼルス国際空港〜大阪国際空港
夕方、大阪国際空港に無事着陸しました。
今回の旅行は、いろいろな出来事に遭遇しました。
楽しみにしていたカナディアン・ロッキーでは、雨や雪に会いました。しかし、デトロイトでは濃霧のおかげでプラス1日、余分に旅行を楽しむことができました。
何よりも、無事、帰国出来たことが一番の土産でした。
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