2015/08/12 - 2015/08/21
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Shakespearianさん
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●観世寺
《等窮が宅を出でて...二本松より右に切れて、黒塚の岩屋一見し、福島に宿る》
等窮の宅跡のある須賀川を7:13に出て50分弱で二本松に着きました。観世寺までタクシ-で15分。運転手さんはずっと二本松の提灯祭りについて熱く語ってました。朝早かったせいか人は誰もいず猫が2匹門番をしてました。猫に拝観料を渡そうとしましたが受け取ってくれないのでフリーで中へ入れてもらいました。中庭には鬼婆の住んだ笠石をはじめとする巨大な奇岩群が折り重なってました。安達ケ原の黒塚は謡曲にも謡われてます。芭蕉はここでは句を詠まず多くを語ってませんが、曽良の旅日記に詳しく書いてあります。帰途、智恵子の正家に寄りました。
●文字摺石
《明くれば、しのぶもぢ摺りの石を尋ねて、信夫の里に行く。...》
早苗とる手もとや昔しのぶ摺り 芭蕉
福島駅から文字摺観音入口までバスで20分、そこから田園風景の中を徒歩
10分で着きました。石の周辺の木々は8月中旬だというのに紅葉が始まっていました。観音寺の住職がいろいろな話をしてくれて暫くの時間ここで過ごしました。
初紅葉文字摺石の綾模様
●医王寺
《...寺に入りて茶を乞へば、ここに義経の太刀・弁慶が笈をとどめて什物(じふもつ)とす。》
笈も太刀も五月に飾れ紙幟 芭蕉
福島より飯坂電車で15分、医王寺前で降りて、親切な二人連れの女性に道案内してもらって医王寺まで20分歩きました。この寺は、源義経を助け非業の死を遂げた佐藤継信、忠信兄弟の菩提寺です。宝物殿には笈も展示してあり、ああこれが...と納得しました。飯坂電車医王寺前への帰り道で桃を売っている自販機を発見しました。知らなかっただけで、日本のあちこちの里で果物を売る自販機は珍しくなかったのかもしれません。そのまま終点の飯坂温泉へ行き宿をとりました。今回の旅で一番快適な宿でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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