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 ルネッサンスタワーホテルで目を覚まし外を見ると曇り時々雨の天気予報通り朝から雨が降っていました。天気が良ければ郊外の山からスイスの街並みを眺めようかと思っていましたが、ぶらぶらと街歩きをするのも無理そうなので、雨の日なので博物館めぐりをすることにしました。午前中はスイス国立博物館に行くことにしました。チューリッヒ中央駅の目の前にあります。ルネッサンスタワーホテルからトラムに乗り降りたすぐ左側がスイス国立博物館、右側がチューリッヒ中央駅となります。このスイス国立博物館は1898年にチューリッヒ出身の建築家グスタフ・グルによって完成され、スイスのすべてがここにあると言われるほどスイスの建国から現在の発展にいたるまでさまざまな展示がされています。日本では少し抜けていますが、世界のほとんどでは自国の成り立ちや歴史を良く学びますので私が訪れた時も現地の小中学生が先生と共に見学していました。ここはテーマを移住とその後の定住、宗教と精神世界、政治、経済成長と4つに分けて展示されていました。綺麗に展示されていて興味深く歴史を学ぶことができました。専門書も沢山置いてありました。入場料は10フラン日本円で約2,300円程です。スイスに旅行される方はほとんどの方がスイスパスというものを買われると思いますが、それがあれば無料で入場できますので是非行ってもらいたい所です。精神世界の展示を見るとスイス人の頭の中はどのようになっているのかという事も良く分かりました。<br /> その後中食をチューリッヒのバーンホフ通りにあるマノルという百貨店の屋上にある食堂で食べました。スイスは物価が高いので、すべての食事を良いレストランで取っていると大変なことになりますので、そういった食堂を利用しようと初めから考えていました。ここは量り売りがあり比較的安いと書いてありましたが、サラダとウインナーといったそんなに豪華なものは食べていないにもかかわらず4人で165フラン日本円で22,000円くらいになりました。日本で昼食にこれだけ出せばどんな豪華なものが食べられるかと思いますが、この店は本当に地元の学生や仕事中のサラリーマン、高齢のご夫婦などが食事をしている庶民派の食堂でした。日本は20年間のデフレでスイスと比べれば1/3くらいの物価のような感じで我々にはすごく高く感じます。食事の予算をおさえるならカフェを利用するのも比較的低予算で食べられるそうです。<br /> 午後からはチューリッヒ美術館に行きました。ここへもトラムに乗っていきます。前日に空港に着いたときに、13.2フランで購入から24時間有効なトラムのチケットを買ったので、市内のバスや電車が乗り放題となり観光にはとても便利です。チューリッヒ美術館は中世から現代までの美術品10万点以上を所蔵している美術館です。見学するには手荷物を全て預けなくてはなりませんが、無料のコインロッカーがあります。この美術館は特に19世紀の印象派以降の近現代美術コレクションが充実しており、スイス出身のホドラーやジャコメッティのコレクションは世界屈指と言われています。それ以外にもピカソの絵もあり、女房はそれを知っていてぜひ行きたいと言っていた美術館です。私はあまり芸術に詳しいわけではありませんが、美しい作品が多くあり楽しめました。印象派の絵は本当に美しく、モネやゴッホの自画像なども有り、ロダンの地獄門も見ることができます。パリなどの美術館は人が多くゆっくりと鑑賞することはできませんが、ここは比較的人も少なくじっくりと作品が見られますので皆さんもチューリッヒに行く機会がありましたら是非立ち寄っていただきたい美術館です。リマト川からすこし上がったところにあり雨でなければとても景色が良さそうな場所にありました。この近くにはチューリッヒ大学もありキャンパスも見てみたいと思いましたが、あいにく雨なので寄る事はできませんでした。ヨーロッパに人が集まるのは街並みがきれいな事と、芸術や文化を大切にしている事、自国の誇りを大切にしている事が影響していると改めて思いました。<br />この日の観光はこれで終わりホテルに戻り、前日ヘトヘトになっていたので夕食もホテルで取ることにしてすぐに休むことにしました。ここは肉料理が比較的おいしかったです。泊まったホテルはスイスホテルの不手際から紹介されたホテルでしたが、調べてみると一泊5万円前後のホテルで、5つ星のホテルでした。イクイノックスグリルレストランというレストランもそれなりの値段がして、子どもは軽めのハンバーガーなどを頼みましたが4人で260フラン程でした。日本円で考えると高級ですがスイスでは贅沢な食事ではないと思います。<br />

家族で個人旅行でスイスの定番を回った。2 雨の日のチューリッヒ観光。

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2015/08/19 - 2015/08/19

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好きに生きる

好きに生きるさん

 ルネッサンスタワーホテルで目を覚まし外を見ると曇り時々雨の天気予報通り朝から雨が降っていました。天気が良ければ郊外の山からスイスの街並みを眺めようかと思っていましたが、ぶらぶらと街歩きをするのも無理そうなので、雨の日なので博物館めぐりをすることにしました。午前中はスイス国立博物館に行くことにしました。チューリッヒ中央駅の目の前にあります。ルネッサンスタワーホテルからトラムに乗り降りたすぐ左側がスイス国立博物館、右側がチューリッヒ中央駅となります。このスイス国立博物館は1898年にチューリッヒ出身の建築家グスタフ・グルによって完成され、スイスのすべてがここにあると言われるほどスイスの建国から現在の発展にいたるまでさまざまな展示がされています。日本では少し抜けていますが、世界のほとんどでは自国の成り立ちや歴史を良く学びますので私が訪れた時も現地の小中学生が先生と共に見学していました。ここはテーマを移住とその後の定住、宗教と精神世界、政治、経済成長と4つに分けて展示されていました。綺麗に展示されていて興味深く歴史を学ぶことができました。専門書も沢山置いてありました。入場料は10フラン日本円で約2,300円程です。スイスに旅行される方はほとんどの方がスイスパスというものを買われると思いますが、それがあれば無料で入場できますので是非行ってもらいたい所です。精神世界の展示を見るとスイス人の頭の中はどのようになっているのかという事も良く分かりました。
 その後中食をチューリッヒのバーンホフ通りにあるマノルという百貨店の屋上にある食堂で食べました。スイスは物価が高いので、すべての食事を良いレストランで取っていると大変なことになりますので、そういった食堂を利用しようと初めから考えていました。ここは量り売りがあり比較的安いと書いてありましたが、サラダとウインナーといったそんなに豪華なものは食べていないにもかかわらず4人で165フラン日本円で22,000円くらいになりました。日本で昼食にこれだけ出せばどんな豪華なものが食べられるかと思いますが、この店は本当に地元の学生や仕事中のサラリーマン、高齢のご夫婦などが食事をしている庶民派の食堂でした。日本は20年間のデフレでスイスと比べれば1/3くらいの物価のような感じで我々にはすごく高く感じます。食事の予算をおさえるならカフェを利用するのも比較的低予算で食べられるそうです。
 午後からはチューリッヒ美術館に行きました。ここへもトラムに乗っていきます。前日に空港に着いたときに、13.2フランで購入から24時間有効なトラムのチケットを買ったので、市内のバスや電車が乗り放題となり観光にはとても便利です。チューリッヒ美術館は中世から現代までの美術品10万点以上を所蔵している美術館です。見学するには手荷物を全て預けなくてはなりませんが、無料のコインロッカーがあります。この美術館は特に19世紀の印象派以降の近現代美術コレクションが充実しており、スイス出身のホドラーやジャコメッティのコレクションは世界屈指と言われています。それ以外にもピカソの絵もあり、女房はそれを知っていてぜひ行きたいと言っていた美術館です。私はあまり芸術に詳しいわけではありませんが、美しい作品が多くあり楽しめました。印象派の絵は本当に美しく、モネやゴッホの自画像なども有り、ロダンの地獄門も見ることができます。パリなどの美術館は人が多くゆっくりと鑑賞することはできませんが、ここは比較的人も少なくじっくりと作品が見られますので皆さんもチューリッヒに行く機会がありましたら是非立ち寄っていただきたい美術館です。リマト川からすこし上がったところにあり雨でなければとても景色が良さそうな場所にありました。この近くにはチューリッヒ大学もありキャンパスも見てみたいと思いましたが、あいにく雨なので寄る事はできませんでした。ヨーロッパに人が集まるのは街並みがきれいな事と、芸術や文化を大切にしている事、自国の誇りを大切にしている事が影響していると改めて思いました。
この日の観光はこれで終わりホテルに戻り、前日ヘトヘトになっていたので夕食もホテルで取ることにしてすぐに休むことにしました。ここは肉料理が比較的おいしかったです。泊まったホテルはスイスホテルの不手際から紹介されたホテルでしたが、調べてみると一泊5万円前後のホテルで、5つ星のホテルでした。イクイノックスグリルレストランというレストランもそれなりの値段がして、子どもは軽めのハンバーガーなどを頼みましたが4人で260フラン程でした。日本円で考えると高級ですがスイスでは贅沢な食事ではないと思います。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
家族旅行
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ドロミティさん 2015/12/24 00:03:23
    こんばんは☆
    好きに生きるさんへ

    初めてご挨拶いたします。

    お礼が遅くなりましたが、フォローしてくださいましてありがとうございましたm(_)m。

    今回の旅行記を拝見して、今度スイスに行くときはチューリッヒ美術館&国立博物館を回れるようにスケジュールを組みたいと思いました。
    どうもありがとうございます。

    これからもどうぞ宜しくお願いいたします。ドロミティ


    好きに生きる

    好きに生きるさん からの返信 2015/12/31 18:19:57
    RE: こんばんは☆
    初めまして。

    返事が遅れて失礼しました。トッレキングされている姿を拝見して

    凄いなぁと感動しました。

    私も昔は登山(槍穂縦走など)をしていたのにずっとしなくなって数十年。

    もう、体力が落ちて出来なくなりました。

    日本人は、仕事ばかりで欧州や南北米大陸みたいに

    長期バカンスも無く仕事ばかりで

    気が付くと体力も落ちてしまっています。自分も含めて可哀想と思います。

    だから、

    残された時間で海外旅行を年一回は欧州に行って楽しむことにしています。

    これからもよろしくお願いします。


                     好きに生きる



    > 好きに生きるさんへ
    >
    > 初めてご挨拶いたします。
    >
    > お礼が遅くなりましたが、フォローしてくださいましてありがとうございましたm(_)m。
    >
    > 今回の旅行記を拝見して、今度スイスに行くときはチューリッヒ美術館&国立博物館を回れるようにスケジュールを組みたいと思いました。
    > どうもありがとうございます。
    >
    > これからもどうぞ宜しくお願いいたします。ドロミティ
    >
    >
    >

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