真夏のレッサーパンダ紀行【３】 多摩動物公園　元気そうでなにより！！ブーブーじいちゃん ＆ とっても楽しい３兄弟の追っかけっこ！！　

2015/08/02 - 2015/08/02

昨日の千葉市動物公園（旅行記→http://4travel.jp/travelogue/11037457 ）、今朝の羽村市動物公園（旅行記→http://4travel.jp/travelogue/11037810 ）に続いて、今回の関東行きの最後を飾るのは多摩動物公園です。

多摩動物公園では何と言っても昨年生まれの３兄弟・・・本当は双子兄弟＋一人っ子・・・ヤンヤン君、フーフー君、ライライ君の同居が楽しみで楽しみで。
こんなにも各人（各熊猫）の精神的成長の証を見れるトリオは他にあまり例がないと思うくらい、この３匹の男の子の成長を見るのは楽しかったです。

同性だけに彼らが別々の道に進むのもそう遠い将来ではありません、今はただこの３匹の切磋琢磨する姿を目に焼き付けたいのです。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 日野・昭島(東京)

午前中の羽村市動物公園（旅行記→http://4travel.jp/travelogue/11037810 ）に引き続き午後は多摩動物公園です。
羽村からはＪＲ青梅線で立川駅へ、立川駅からは多摩都市モノレールで動物公園へ、アクセスは割といいです。

多摩動物公園の入園料は大人６００円です。

今日は珍しくアフリカ園から。
来春から一時運休となるライオンバスを観察？し、チーター放飼場へ。

サバンナの動物も涼しい木陰で一休み。

チーターの時間割。

お昼間の時間はガラス展示室はお休みで大放飼場のみの展示となっていました。

キリン密度高し！！

ここに来るたびにキリンの多さに圧倒されちゃいます。
全体で何頭飼育しているのか分かりませんが、今日は１３頭が放飼場に出ていました。

６月６日生まれのユラノスケ君です。
後ろのシマウマとの大きさの対比が面白いですね。

埼玉から６月２９日にやって来たジル君も仲良く放飼場に出ていましたよ。

あまりの暑さに初めて園内バスに乗ってしまいました。

麓で乗ってオランウータン前で下車です。
ちなみにこのバスは体の不自由な方や家族連れが優先ですが、席が空いている場合は他の方も乗せてくれます。

オランの子供は本当に可愛いですよね。

１歳のアピ君は写真が難しい場所にいましたので、２歳のリキ君をパチリ。

１歳とか２歳のオランの大きさが分からないのですが・・・この子リキ君ですよね？

ユキヒョウ舎は大放飼場にエナちゃん、サブ放飼場にアサヒちゃんでしたがエナちゃんの姿は見えませんでした。

さすがにこの時期はつらそうですね。

ユキヒョウ舎から少し上がるとレッサーパンダ舎です。

多摩のレッサーパンダ舎は日陰になる率が高くていいですよね。

１３時３０分頃にあがりましたが、大放飼場には・・・、

フランケン君が出ていました。

もう百点満点の寝姿です。

カナダから来日し、昨年早くも２児の父となったフランケン君。

奥さんのアズキちゃんは現在お籠り中ですので今年も朗報が聞けるかもしれませんね。

ガラスの屋外放飼場には・・・、

ルンルン君。

フランケン君もそうですが尻尾がモフモフですね！！

ララちゃんとペアリングしてもう何年でしょうか？
もう諦めに近い心境でいた昨年、ついにパパになってくれました。

奥さんのララちゃんは現在、お籠り中・・・今年はどうかな？

そしてララちゃんとルンルン君の息子がこれまたえらく可愛いのです、絶妙に両親の特徴を引き継いで。

息子のライライ君は３０分後に登場予定ですので乞うご期待。

屋内展示室はブーブー君と花花（ファンファン）さんの展示でしたが、花花さんの姿は見えずでブーブー君が毛繕いしていました。

長年多摩レッサーを引っ張ってきたブーブー君ももう１８歳。

雰囲気的には最前線はルンルン君とフランケン君に譲った感じのご隠居生活に入った感じですが、やはりこの方と花花さんの存在感は凄いのです。

そう頻繁には来れないので比較は難しいですが、ここ最近で僕が見たなかでは今日が一番調子良さそうに見えました。

丸い切り株の上でご機嫌で毛繕い。

換毛は完了かな？

目力も健在のようですね。

切り株の上で可愛くお昼寝のブーブー君。

こんな愛らしいポーズのブーブー君は僕は初めて目にしました。

７月１５日の体重です。

気になるのは・・・、

まずはやはりアズキちゃんとララちゃんの体重・・・アズキちゃんは出産前かな？ララちゃんは体重少ないですね・・・今年はない？あるいは出産後？

そして、ブーブー君は６．８４ｋｇでいい感じ、花花さんはいつもこれくらいでしたっけ？

もうすぐ１４時でフランケン君は収容です。
バックヤードにキーパーさんの気配を察知し「入れてよ〜」のフランケン君。

今日は大放飼場だけメンバー交代が行われました。

いつの間にやらガラスの放飼場のルンルン君にリンゴが給餌されていました。

美味しいね！！

そして、１４時・・・いよいよ３兄弟の出陣です！！

昨年生まれのヤンヤン君、フーフー君、ライライ君です。

３兄弟と書いていますが、実際は双子兄弟と同い年の一人っ子です。

ヤンヤン君とフーフー君がアズキちゃんとフランケン君の息子、ライライ君がララちゃんとルンルン君の息子です。

親離れしてからはずっと一緒の３匹・・・もう３兄弟なのです。

見分けは・・・つきますよね？

アズキちゃん譲り（と言うかブーブーじいちゃｎ譲り？）の濃い毛色の２匹がヤンヤン君とフーフー君、ララちゃん譲りの茶臼ブラウンがライライ君です。

３兄弟、まずはリンゴを頂きます。

真ん中の一番濃い子がヤンヤン君、奥がフーフー君なのですが、このフーフー君は以前はもっと濃い毛色だったのですが初めての換毛を越えちょっと毛色が薄くなりぱっと見でのライライ君との見分けが若干難しくなりました。

一人っ子のライライ君、ヤンヤン君とフーフー君と合流した頃はアクティブな２匹に着いていくので必死な感じの末っ子キャラでしたが、２匹の兄弟に揉まれて成長しました。

特に長男格のヤンヤン君はライライ君と仲が良く、いつも気に掛けてくれているのが見ていてよく分かります。

ヤンヤン君が気に登り出すとライライ君も付いていきます。

独立独歩？のフーフー君は引き続きリンゴをむしゃむしゃ。

「ライライ君、目の前にリンゴスライスがあるよ！！」お客さんからアドバイスが飛びます。

フーフー君も合流です。

３匹の１歳児の楽しい時間です。

やはり男の３匹だと動きが律動的で面白いですね。

競いながらアスレチックを行く３兄弟。

フーフー君が落下しかけるものの・・・、

そこはさすがにレッサーパンダ！！

上手く体勢を戻しました。

ナチュラルボーン愛されキャラのライライ君。

ララちゃんとルンルン君の子なので可愛いのは生まれる前から分かっていましたが、こうも絶妙に崩した感じで両親の特徴を受け継いでくれるとは・・・可愛らしすぎます。

キーパーさんがお掃除しているのか、バックヤードが気になるフーフー君とヤンヤン君。

ライライ君が覗きに来たところで、フーフー君のレッサーパンチがさく裂！！

もうこの３匹の表情で分かりますよね？

楽しい遊びの時間の開始です！！

２匹の間を素早くすり抜けようとするライライ君をお兄ちゃん２匹が捕まえようとします。

走って、転がって、パンチして・・・楽しいね！！

ライライ君に同い年の友達がいてくれて本当によかった。

いずれは離ればなれになる３匹ですが、この３匹で遊んだ経験はきっと彼らの糧になると思います。

一番、大人？なヤンヤン君は木に登り離脱、フーフー君とライライ君はブッシュのなかでゴロゴロ＆レッサーパンチ！！

楽しかったね〜、と３匹で竹の葉を食べ、

ハードに遊んだ後はめいめいお気に入りの場所でのんびり。

この日は羽田空港１８時発のフライトで帰らなくてはならなかったので多摩動物公園には１５時頃までしかいれず、３兄弟に会えたのも１時間弱だったのですが、やんちゃで活発な３兄弟はとても濃密な時間を僕に与えてくれました。

とても楽しかったよ！！