2015/06/26 - 2015/06/28
49位(同エリア242件中)
Hiro Kayさん
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カタール航空で羽田からトビリシ(ドーハ・バクー経由)→
ズグディディ→【イングリ】→スフミ(アブハジア)→
【イングリ】→メスティア→クタイシ→トビリシ
グルジア料理をニューヨークで2001年に初めて食べて以来、ずっと気になっていたグルジア。そして、2011年にウクライナの旅の時(4トラベルに旅行記あり)ふたたび本格的なグルジア料理に出会い、次の旅行は、絶対ジョージア(グルジア)に行こうと決めていました。ロンプラを2回も買い直すほど月日が経ち、やっと今回その夢がかないました。もちろん食だけでなく、中東と西欧の中間点にあるコーカサスとは、どんな場所なのかということも肌で感じたかったのです。短い期間だったので、ジョージア西部と未承認国家アブハジア(現在ロシアを含む4カ国が承認していますが)を周ったのみですが、両国の素晴らしい料理とワイン、また様々な民族が入り組んでいるからこそ生まれた文化的な豊かさを堪能してきました。まずは、到着間もないトビリシ旧市街を歩き回った半日を紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回、仕事の合間が急遽発生。出発3週間前くらいにジョージア行きチケットを検索すると、カタール航空のチケットが安い!6万程度で行けてしまう。即決でチケット購入。お金もないのに、カタールとバクーを経由してトビリシへ。まあ、物価が全体的に安そうだから、日本で12日間過ごすよりはいいだろうと行って参りました。
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私の旅は、基本グルメと町歩き。旅のテーマにも書きましたが、グルジア料理(当時から言い慣れているので、料理の時は旧名で表記しますね)をとにかく本場で食べてみたかった。そしたら、機内食でグルジア名物のハチャプリっぽいものが登場。場所は、バクー→トビリシ間。トビリシについて色々食べようと思っていたのですが、これは、食べておかないと!といきなりグルジア料理に遭遇出来たかと思いきや、あとで調べたらただのカルツォーネでした。。。
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空港に到着したら、ジョージアの民族衣装でお出迎えか!と思ったら、良く見ると文字がヘブライ文字。。。イスラエルのなんかの宣伝の予行演習みたいでした。しょっぱなから、ジョージアと関係ないイタリアとイスラエルの洗礼を受ける。ホテルへは、タクシー。35ラリ(2000円ほど)。でも、宿の人に聞いたら25ラリが相場だって。。。
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宿は、今回初めて某ブッキングサイトを使用。最近は、皆さんこういうサイトを使うんだなあと、この旅で初めて知る。宿は、ゲストハウスオマリという所で、シングル1泊25ラリ(1400円くらい)。多分、学生時代以来こんな安い宿で泊まったことがないですよ。でもジョージアは、こんな宿ばかり!たまらんです。宿の方が、温和で優しい感じの方で、清潔好きっぽいので、居心地よかったです。
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ロケーションは、こんな感じの住宅街ですが、中心部にあるのでアクセスが便利。町歩き好きには、非常にありがたいロケーションです。
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というわけで、荷物を置いて、いざトビリシの街へ!歩くとすぐに街の中心を流れるクラ川にかかる DRYBRIDGE(ドライ橋?)です。この橋を渡った先に。。。
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この手のソビエトグッズ、アンティークやガラクタ系のものを毎日売っている市場があります。4トラベルでいうとこの蚤の市なのかな?今日は、町歩きに徹するので特に物色せず、旧市街へ向かいます。
土曜蚤の市 市場
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ちょっと歩くと小綺麗な観光チックな場所へ。このあたりからが旧市街っぽいです。路地があったりして、いかにも観光地っぽく作られていました。この時計塔は、人形劇の劇場なので、なんか某ネズミランドチックなエリアで、面食らいました。
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こんな感じにおしゃれヨーロッパモールみたいな感じです。
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この路地から対岸を眺めると大統領府が見えたりして、新旧入り乱れた感じを演出してますねぇ。
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ちょっと作られた感が満載だったので、横道にそれる。するとすぐこんな下町っぽい雰囲気になります。
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まんまの方が、らしくていい雰囲気なんだけどなあ。。。
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旧市街の中心を走るコテ・アブハズィ通りに出ると、昔からの商店街っぽい所に、土産物屋やワイン、レストランなどが並びます。グルジア名物の菓子「チュルチュヘラ」。これ、ジョージアでもアブハジアでも、どこでも売ってました。ウクライナで一度食べたこともあり、あまり菓子系には興味がない私は、素通り。
コテ アブハズィ通り 散歩・街歩き
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ハチャプリ!!もうこれの本場ものが食べたくてこの国に来たようなもんです。初日なので、こういうお店を見ただけで感動!でも、この手の店が街のいたるところにあるので、旅の後半ではハチャプリはもういいかくらいな気分になります大きいので、これ食べちゃうと他の料理が食べられなくなるという弊害が起きるのです!
コテ アブハズィ通り 散歩・街歩き
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こんな感じのパン屋さんがいたるところに!「ハチャプリ」は、チーズの入っているもので、中に入っているものが豆だと「ロビアニ」だったり、ポテトとチーズで「ハビジニ」だったり、色々地方によって呼び名が変わって、なかなか覚えるのが大変です。一番、わかりやすくて代表的なのがアチャラのハチャプリ。それは、また10日後に食べますので、その時紹介します。
コテ アブハズィ通り 散歩・街歩き
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ジョージアのスパイス!これもまた、この国に来た理由の一つ。一度、知り合いにスパイスを買ってきてもらい家で色々な炒め物にいれて作ると、なんとも異国感漂う味になって大変美味なのです!でも、ここは観光スポットなので、また10日後に市場で買いにいくので、その時紹介します。
コテ アブハズィ通り 散歩・街歩き
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ジョージアのチーズ!どんなものがあるのか知りません!なので、お店の人に色々聞いて見る。
コテ アブハズィ通り 散歩・街歩き
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わーい!綺麗なジョージア女性が切り盛りしてました。5種類くらい試食させてもらって、気に入ったもの2種類ほど買って、今夜食べることにしました。いわゆる路上や市場で売っているスルグニというハチャプリに使うチーズと違い、なんか高級っぽチーズを色々売っていました。驚くほど安かった。(すいません、値段忘れた)
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ジョージアのワイン!これも、この国に来た理由の一つ。この店の前にも、観光ちっくなワインのお店で試飲してます。ワイン発祥の地と言われるだけあって、クオリティが高いものから、ユニークな味わいのものまで、本当にグルジアのワインは、楽しいです。ちなみに、私は、赤のドライ以外は、好んで飲みません。
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で、気に入ったのは、サペラヴィ種。というか、ドライだと必然でこの品種が主になってしまうようです。グルジアは、甘いものをより好むようで、甘いワインの方が高いものが多かった気がします。でも、グルジアといえばサペラヴィ!というくらいの代表品種。お店のハウスワインをペットボトルで購入。この店のサペラヴィが一番美味しかった気がします。
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観光ゾーンを離れ、大通りを山側へ登ると寂れた感じの旧市街へ。建物は、こんな感じの場所が随所に。
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地震のある国のようなので、建物崩壊寸前のようなのに人が住んでます。このドア。。。
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猫や犬が街には、ウロウロしてます。猫は、そんなに愛想よくないです。犬は、結構餌欲しさによってくる。猫派なので、犬の写真はないです。
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そんな中、なんだかお金かけて観光チックな博物館が現れました。あのボロボロの家があるようなところにあるので目立ちます。グルジアのユダヤ人の歴史博物館でした。初博物館訪問です。
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David Baazov Georgian Jew History Museumが正式名称のようです。1933年からある由緒ある博物館のようですが、途中迫害にあってなくなった時期もあったようです。もともとシナゴーグだったみたいです。ユダヤ人の歴史に興味があれば寄ってみるといいかもしれないです。ただ、展示は、そんなに多くないです。
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博物館を後に、寂れた旧市街を探検すると、高い丘が見えてきます。その上には、大きな銅像が。キエフの大祖国戦争博物館を思い出します。でも、あれと比べてしまうとかなり規模は小さい銅像ですね。
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なんかロープウェイ発見。丘を歩いて登りたくないので、とりあえずロープウェイを目指します。
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ロープウェイは、橋の向こう側。これは、渡ったあと旧市街を撮影したものです。
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橋の麓の教会。崖っぷちの石の合間に作ってあるので、ちょっと日本のお地蔵様や神社に近いものを感じました。こういうのは、好き。
メテヒ教会 寺院・教会
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ロープウェイの駅があるヨーロッパ広場。近代的な感じの公園。もう、この国は、EUに入りたくて入りたくてしょうがないって感じがヒシヒシと伝わってきて、ちょっとイタイ感じさえ受けます。写真は、ないですが、空港から市内に来る時、パパブッシュ大統領の顔写真を見つけて、何かと思ったらジョージ・ブッシュ通り!これだけ露骨に西側スリスリだとちょっとヒキますね。
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地下鉄のカードで乗れるというので、ここでそのカード(パスモみたいな)を2ラリ(100円)で購入。料金は、2ラリなので計4ラリ。地下鉄も同じ値段と思っていたので、20ラリくらいチャージしてしまった。乗車は、0.4ラリ(20円)だったので、多分今もカードかなりのお金がチャージされたまま。。。
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眺めがいいけど、なんかこう高いところから見ても、あまりこう感動がないのは、なんなのでしょう。中心のような存在がないからなんだろうなあ。
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そんで、ヨーロッパ広場とか近代的なものを作ったんだと思うけど。。。どうよ?
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旧市街も、そこまで魅力を感じなかったなあ。ワインやチーズは、最高だけどね。というわけで、街自体には、そんなに魅力を感じないのでした。
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銅像の真下。そうすると顔が撮れない。。。少し、下に降りて撮るのがいいんですな。でも、降りるとさっき通ったところに戻っちゃうので、やめました。
グルジアの母の像 モニュメント・記念碑
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この場所のいいところは、旧市街全体を見渡せるので、次どこを歩こうか上から決められること。自分の中で、行き先を想定して、さらに街を南下します。
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要塞を横目に降りていくと、歴史的な教会があったり、植物園があったりしますが、今は街を持っと見たいのです!
ナリカラ要塞 史跡・遺跡
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丘を降りると、また観光おしゃれゾーン!
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綺麗にしましたねえ。。。
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丘の南側には、旧市街で一番綺麗に整えた感のある温泉地区。ここは、なんかエキゾチック感があってすごく気に入りました。イスラムとヨーロッパの文化が混ざった感があって。小さな川が流れている景色がまた、日本の温泉街を思い起こさせました。
浴場 エンターテイメント
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温泉のあるハンマームのぼこぼこした部分に座ったりして、観光客がまったりできます。カフェも並んでます。
浴場 エンターテイメント
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川の奥は、どんなんなってんのかなあと、川沿いを歩く。観光客も多いので、これもなんか箱根とか思い出しちゃいます。すると崖っぽくなって、その上にアパートなどが建ってます。なかなかの趣。
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いよいよ渓谷のような景色になってきて。。。
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なんと突き当たりが滝!こんなところにこんなものがあるってのは、ちょっと意外性があって面白い。ちょっと暑かったので、滝のマイナスイオンが心地良いです。観光客も、しばし、そのあたりに座って涼んだり、写真撮ったりして、ほほえましい情景でした。
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さて、戻ります。今度は、旧市街の整った観光地エリアを突っ切ります。途中、ディスコっぽい曲が流れたりするシーシャ(水タバコ)バーがいくつもありました。多分、シーシャって流行りなんでしょうね。今年、ニューヨークにも行ったのですが、シーシャの道具を売る店が増えていてびっくりしました。東京も増えてきましたしね。
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アートな銅像が結構あちらこちらに。こういうのもソビエト時代の銅像を嫌悪するあまり作ったとみた。私的には、ソビエト銅像が大好きなので、残念きわまりない。
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おしゃれアート銅像。ワイン飲んでるのは、共感できます!
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平和橋〜!まあ、立派っす。雨宿りに良いです。
平和の橋 建造物
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なんか旧市街が、観光チックで疲れたなあと。。。思ったら、思い切り観光カフェなところに美人の看板娘が声をかけてくる。大分歩いたから休むか!とあんだけ観光チックなことを嫌がっていたくせに、すんなり入る。この写真ぶれてたから、後日またカフェに訪れて、彼女の写真を撮りました。10日後のことですw
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メニュー見ると、ドイツ料理のお店だった。。。自己嫌悪。でも、グルジア料理もあるので、とりあえずワインと一緒に軽く名物の「ヒンカリ」でもいただきますかと数個注文と思ったら最低5個頼まないといけないんだって。(後でわかったけど、観光地的なお店だからみたいです。旅行中に2軒別の店でヒンカリをいただきましたが、一個でも注文可でした)
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で、ナイフとフォークが出てくるので、お上品に切っていただく。すると肉汁がプシャー!!もったいない。そして、この肉汁が少なくても凄まじくうまい!!ドイツ料理の店なのにすごい!と感動しながらも、この肉汁どうすれば良いかと思いつつ。悩んでいると、両隣の席から食べ方違う!と注意を受ける。
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皮の包んだ止めた部分を手にとって食べなさいとのこと。むはっ!!小籠包にはない、グルジアのスパイスが効いていて、かつどっしりお肉に大量のスープ!うまーい!!!大感動です!看板娘のことなんか忘れて無我夢中で食べてます。
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これがグルジア料理か!来てよかった!とヒンカリだけで、かなりの満足感で、今度は、街の中心へ行きます。ここは、自由広場ですね。昔はレーニン広場で、レーニンの銅像も建ってたみたいですね。
自由広場 広場・公園
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ここは、その最寄り駅。「自由広場」駅です。
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ちょっとこのあたりは、ミニキエフっぽい。素敵な街並み。
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ちょっといくと旧国会議事堂。今は、クタイシにでっかい近代的なものがあるそうです。調べたら、すごくはじにあるんですね。しかも日本人が設計したみたい。
パーラメント オブ ジョージア 劇場・ホール・ショー
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この旧国会の面白いのは、建物のトップにあるソビエトの紋章が削られているところ。ソビエト憎しが伝わってきます。
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この通りは、地元の若者が多かった。こじゃれたブランドの店なんかが並ぶ。できたばかりっぽい、スタバ気取りのコーヒーショップで一休み。時間を見たら、なんと午後8時!明るい!9時でやっと暗くなる感じでした。歩き疲れたわけだ。ちなみに、この国は、普通のコーヒーはどこもまずいです。薄味アメリカンしか出てきません。というのも、もともとターキッシュコーヒーを飲む習慣の国だからのようです。で、最近ヨーロッパなエスプレッソ文化が入ってきた、そんな印象でした。普通のコーヒー好きの私には、そこがジョージアの唯一の弱点でした。
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コーヒー飲んでたら、結構降ってきた。この日は、実は降ったり止んだり。さっきの看板娘のお店でも、食べているとき降ってきた。でも、雨宿りしたら、だいたい止むので問題ないです。
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雨宿りしてたら暗くなった。途中ウェンディーズの隣に大きなスーパーがあったので、様子を見る。気になる商品がいっぱい!そこで、夜食のためにハチャプリっぽいものを注文。でも、お店の人に聞くとこれはハチャプリでなくて、「ハビジニ」でした。チーズ以外にポテトも入っているやつです。なんか色々あって満足な足取りで、宿へ帰ります。
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とはいえ、見知らぬ街を一人暗闇の中を歩くのは、いい年のおっさんでも、ちょっと警戒する。しかし、場所によっては、電灯もなくものスゴイ暗闇。車道を歩くのだが、これもジョージア人の運転が怖いので、歩道へ。。。するとこの写真にあるような大きな工事の穴にドスーン!1mくらいの穴に右ふとももを強打!泣きそうなくらいに痛い。。。しかし、帰らなければ。。。この街は、今いたるところで工事してたり、古い建物や道路がそのままになっているので、夜の暗闇は、本当に気をつけないとかなり危ないです!治安は、問題なさそうでした。
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激痛をごまかすために、夜宿に帰って、うまいワインとハビジニ、さらには、グルジアならではのチーズを食べるのでした。でも、本当にこのワインは、幸せレベルなワインなので、この日は、よく眠れました。
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