2015/06/28 - 2015/07/03
918位(同エリア5153件中)
熱帯魚さん
6/29
午後は圓明園へ。
圓明園、実は今回で2回目。
初めて来たのは大学生の夏休み。
北京大学の中国語短期コースで
1か月北京に滞在した際に行きました。
あれから10数年。
久しぶりに訪れた圓明園。
圓明園は清の時代に建てられた皇室庭園で
アロー戦争でフランス、イギリス軍に破壊され
その後の戦乱の中でもさらに荒廃。
30年ほど前に遺跡公園として修復工事が行わるまで
廃墟と化していたそうです。
今回久しぶりに見たかったのは、西洋建築群。
こちらも破壊されて見るも無残な様子ですが、
その規模や残された彫刻などから当時の栄華を
うかがい知ることができます。
西洋建築群に到着したあたりから大雨になり
土砂降りの中の見学となってしまいました。
★★ 雨のち晴れの北京 6/28~7/3 ★★
01★香港から香港ドラゴン航空で出発
http://4travel.jp/travelogue/11029606
02★大気汚染でどんよりの北京に到着 首都空港第3ターミナル
http://4travel.jp/travelogue/11029653
03★北京だけど鼎泰豊
http://4travel.jp/travelogue/11029679
04★三里屯の大使館街を歩く
http://4travel.jp/travelogue/11029773
05★圓明園前半~蓮の花見で有名らしい圓明園~
http://4travel.jp/travelogue/11029991
06★圓明園後半~大雨の西洋建築遺構~
http://4travel.jp/travelogue/11030091
07★盧溝橋の前の宛平城
http://4travel.jp/travelogue/11030836
08★盧溝橋へ
http://4travel.jp/travelogue/11031283
09★明清皇帝が月神を祀った月壇へ
http://4travel.jp/travelogue/11031495
10★明清皇帝が天を祀った天壇へ 前半
http://4travel.jp/travelogue/11031810
11★明清皇帝が天を祀った天壇へ 後半
http://4travel.jp/travelogue/11278457
12★夏でもやっぱり食べたい羊肉火鍋! ~東来順~
http://4travel.jp/travelogue/11278736
13★青い空と満開の蓮の花 ~北海公園~
http://4travel.jp/travelogue/11279359
14★城壁に囲まれた要塞 ~北海公園慶豊包子舗・団城~
http://4travel.jp/travelogue/11279659
15★中洋折衷の美しい教会 ~西什庫天主堂(救世主教堂・北堂)~
http://4travel.jp/travelogue/11281208
16★せっかく行ったのに何にもなかった創意園 ~尚8文化創意産業園(尚8里文創園)・国貿商城~
http://4travel.jp/travelogue/11281389
17★北京からキャセイパシフィックで香港へ
http://4travel.jp/travelogue/11281394
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空 キャセイドラゴン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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久しぶりにやってきました、圓明園。
ここで一番見たかったのは西洋建築遺構。初めて来たときの記憶はここの記憶しかないぐらい、印象的でした。
今回西洋建築遺構のところまで来ると、突然の大雨に見舞われました…(-_-;)それでもせっかく来たので、見学して帰ります。 -
とにかく彫刻が素晴らしいというか…破壊される前の建物を実際に見たかった!という気持ちになります。
◎ 諧奇趣
清乾隆16(1751)年の秋に竣工された西洋建築。本棟は3階建てで、1,2階は7室、3階には3室ありました。本棟の前には左右9部屋のアーチ型の部屋があり、2階建ての八角楼につながっていました。この八角楼では中国や西洋の音楽が演奏されていたそうです。
本棟の南には海棠型の噴水池があり、池には羊の銅像や鴨の銅像、尾が反った形の魚の石像などが配置されていました。また、本当の北にも小さな噴水池があり、こちらは菊の花の形をしたものでした。噴水の給水棟は諧奇趣の西北にあり、蓄水楼と呼ばれていました。 -
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◎ 方外観
2階建て3室の西洋建築。建てられた当時は水法殿三間楼と呼ばれていました。その後、方外観と呼ばれるようになり、銅板図にもそのように記載されていたそうです。そして方外観は乾隆帝によって容妃(香妃)が礼拝するためのモスクとなりました。方外観の内部には2枚のイスラム教の教えが書かれた石碑があったそうです。 -
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なんとなくイスラムっぽい感じも。
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そしてお次は、海晏堂。
◎ 海晏堂
西洋建築エリアで最大の園林景観。清乾隆24年(1759年)に建てられました。本棟は西向きで、2階建ての各階に11部屋設けられていました。左右の門にはアーチテラス式の噴水槽があり、階下の大型噴水池に水が流れ込んでいました。池の中には十二支の動物座像(顔が動物、胴体は人)が並び、古代中国の十二時辰に倣って、2時間ごとにそれぞれの動物が水を吐き、正午になるとすべての動物が水を吐く、というシステムになっていたそうです。 -
イチオシ
今はその十二支像はこの場所には無く、一部は海外に流失したまま、一部は海外から中国に戻され、そして一部はいまだ行方不明となっています。
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貝殻の形。
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◎ 海晏堂貯水池台基
海晏堂の後ろにあったのが工の形をした建物で、周囲の噴水群の給水棟でした。工型の貯水棟の東西両端から見ると、2階建ての建物のように見えましたが、実際は水をくみ上げるための水車部屋でした。現在残っているのは、この貯水池の下の土台の部分です。貯水池は錫でできており、「錫池」とも呼ばれていたそうです。1回の貯水量は160余立方メートルでした。 -
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そして最後にやってきたのはこちら。圓明園といえば、ココ!ですね。
◎ 大水法
清乾隆24年(1759年)に建てられた噴水主体の園林景観。メインの建築は、巨大な石造りの祠様式の建築で、その前にはライオンの頭の形をした噴水があり、その前下方には楕円形の菊の花の形の噴水地がありました。池の中心には梅花鹿の銅像があり、その角からは8方向に水が出るようになっていました。さらに鹿の両側には10匹の犬の銅像があり、犬の口からは水が噴き出て、中央の鹿に水を直射するようになっていました。これは、鹿が犬に追いかけられている様子を表したものだったそうです。大水法の前と左右にはそれぞれ大型の西洋式噴水塔がありました。 -
イチオシ
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黒鳥の池と書かれていたのですが、大雨で黒鳥なんかいないじゃーん!?って思ってました。今写真見たら、しっかり写ってますね、黒鳥が!!(゚д゚)!
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◎ 圓明園の全景模型
大雨の中ここまで移動しました。スニーカーの中がびしょびしょで気持ち悪かったです。 -
イチオシ
あちこち蓮だらけ。
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帰りも園内を歩き回りました。というか、大雨の中、早く出たかったのですが、園が大きすぎてなかなか出口までたどり着けず、歩き回る羽目になってしまいました。
おかげで、圓明園の規模を身をもって感じることができました…(-_-;) -
帰りも地下鉄で。東直門まで戻り、駅に直結しているショッピングセンター、來福士中心へ。
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○ 來福士中心
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○ Wagas
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イチオシ
いつものズッキーニとキャロットケーキ
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サンドイッチ&サラダ
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ホテルに戻る前にBreadtalkでパンを購入。
Breadtalkのお隣はToastbox。シンガポールに戻ったような…笑 -
來福士中心外観。
お天気が不安定なので、ホテルに戻りました。
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