祝 国宝指定 土偶「仮面の女神」 縄文時代にタイムスリップ！

2014/09/07 - 2014/09/07

茅野市湖東にある中ッ原（なかっぱら）遺跡出土の縄文時代の土偶「仮面の女神」を、
国宝に指定するよう、平成26年3月18日に、文化審議会から文部科学大臣に答申が行われました。
この答申を受け、文部科学大臣から告示があり、平成26年8月21日、「仮面の女神」が正式に国宝に指定されました。

この報道を受け地元のＴＶ局では、再三「仮面の女神」の報道が続いていました。
考古学に興味はなかったのですが、長野県で８件目となる国宝を一目見ようと出かけていきました。

ちなみに長野県にある国宝です。
[建造物]
・安楽寺　八角三重塔（上田市）　1952.03.29　国宝指定
・松本城　天守（松本市）　1952.03.29　国宝指定
・仁科神明宮　本殿・中門（前殿）（大町市）　1953.03.31　国宝指定
・善光寺　本堂（長野市）　1953.03.31　国宝指定
・大法寺　三重塔（青木村）　1953.03.31　国宝指定

[建造物以外]
・楽焼白片身変茶碗〈銘不二山／光悦作〉（諏訪市）　1952.11.22　国宝指定
・土偶〈縄文のビーナス〉（茅野市）　1989.06.12　国宝指定

エリア 茅野(長野)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

尖石縄文考古館

美的感覚の優れた国宝「土偶」(縄文のビーナス)を中心に、たくましい力動感あふれる豪壮な土器や黒曜石で作られた精巧な石器など2000点余りの縄文時代の遺物を展示しています。

参考　尖石縄文考古館ＨＰ
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000001479000/

茅野市尖石縄文考古館 美術館・博物館

自然の中の博物館

駐車場には県外車が沢山止まっています。

茅野市にはこれで二体の国宝です。

入口には「仮面の女神」のポスターが貼って有ります。
気持ちが高ぶります。

受付

あちらこちらに国宝指定のポスターが掲示されています。

受付嬢の傍らに可愛らしい「仮面の女神」

受付の横には大きな「仮面の女神」「縄文のビーナス」のレプリカがお迎えしてくれます。

茅野市尖石縄文考古館のポスター

国宝指定を知らせる新聞記事が掲示されています。

受付の奥にはミニシアターが有ります。

土偶発見の時の様子が、繰り返し上映されています。
二人並んで興味深く見入ってしまいました。
なるほど・・・・！

スクリーンには土偶の出土状況が詳しく解説されています。

常設展示室Ｂ

いよいよご対面です。

この展示室は国宝２体だけの展示です。
写真は自由に撮影できます。

国宝「仮面の女神」

思ったより小さいですね。

ネームプレート

「仮面の女神」

ぐるっと一周回って！

仮面なのかな？

出土状況の模型

出土の時の写真

「仮面の女神」
レントゲン写真

コメント

「縄文のビーナス」

国宝「縄文のビーナス」

大きなおしり

渦巻き模様の頭

愛らしい顔

発掘時の写真

「縄文のビーナス」
レントゲン写真

コメント

「縄文のビーナス」
国宝指定書


ゆくゆくは「仮面の女神」の国宝指定書も掲示されるのでしょうね。

国宝指定記念の特別展
「縄文のお母さん」

教科書で見たような土偶が並んでいます。
殆どレプリカです。

特別展

特別展

お母さんを表した土偶

ピアスの解説

ピアス

昔から有ったんだ・・・

常設展示室

縄文式土器

縄文式土器

縄文人になって見よう！

縄文人体験コーナー

木の実を割る

レプリカですが実際に持てる様になっています。
持ってみるとズシリと重いです。

火起こし体験

館内に有る売店

実物大のレプリカも購入できます。

我々は絵葉書を購入！

考古館の裏手にある「与助屋根遺跡」回ります。

復元された竪穴式住居

中に入って見ると涼しいです。

今まで縁の無かった縄文時代！
勉強になった一日でした。