2014/07/23 - 2014/07/23
29位(同エリア140件中)
Tomさん
姉夫婦と私たち夫婦の4人で、2014年7月9日(日本出発)から8月6日(日本到着)まで約一ヶ月、イギリスを旅行しました。
イギリス到着直後から約1週間ロンドンに滞在。
その後16日から23日まで南西部・南部・南東部をレンタカーで周遊。
24日から30日まで再びロンドンに滞在し、30日夕方に姉夫婦は一足先に帰国。
7月23日はカンタベリー(Canterbury)大聖堂に行った後、イギリス(ヨーロッパ?)で最も美しいと言われているリーズ城(Leeds Castle)、チャールズ・ダーウィンの家(Home of Charles Darwin)に寄り、ヒースロー空港でレンタカーを返し、その近くで宿泊しました。これも強行軍の日程でした。
旅行した時期から約10ヶ月経っているので、記憶が薄くなりかけ、情報も古くなってきていますが、よろしかったらお付き合いください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテル付近から見えるカンタベリー大聖堂です。
朝9時頃ですが、この近辺は賑やかな通りから少し入ったところなので人通りがありません。 -
駐車場内の車に荷物を置いて大聖堂へ向かう途中にある橋の上から撮りました。
中央左に見える顔は心霊写真ではありません。芸術作品として置かれているオブジェです。 -
大聖堂の入り口前にやって来ました。
人々が並んでいる先は -
こうなっていて、ここで入場手続きをします。
入場料は一人£9でした。 -
入場ゲートをくぐるとこれが見えてきます。
大きすぎて全体がカメラに収まりません。カンタベリー大聖堂 寺院・教会
-
上の位置から右にカメラを振ると見えてくる光景です。
-
内部です。
柱や壁の装飾が素晴らしいです。 -
上と同じ位置からカメラを引いてみました。
椅子に座っているのは聖歌を歌いに来た人たちです。
さしずめ聖歌を奉納ということでしょうか。 -
ここは1170年12月29日に大司教トマス・ベケットがヘンリー2世によって送られた4人の刺客に殺された場所です。
-
歩みを進めて中央を振り返ると、さっきの人たちが立ち上がって歌を歌い始めました。
奥に見えるアーチ状の扉(閉まっている)の左側が観光客や一般の人の入り口です。 -
中央部を更に奥に進みます。
-
祭壇が見えてきましたが、規制線が張られていました。
左側にある通路(回廊)を時計回りのように更に奥へ進むと -
大聖堂の最深部に到達しました。正面に見えるのは誰かの墓だと思いますが、誰のものだったか忘れました。
-
右回りを続け入り口方向に戻ることにします。
-
人々が聖歌を歌っている場所まで戻ってきました。
-
外に出ました。一番高い塔です。言うまでもなくゴシック様式だということがわかります。
-
入り口の対になっている尖塔です。
-
大聖堂の敷地から出ました。
この写真の右奥に入場券売り場(敷地への入り口)があります。 -
次に来たのは、リーズ城(Leeds Castle)です。
入場料は一人£16でした。
この写真は入場券売り場を出てすぐの池にかかる橋の上から撮影したものです。リーズ城 城・宮殿
-
リーズ城の敷地は広大で、城そのものに行き着くまで1kmほど歩かねばなりません。
これは池と池とを結ぶ流れです。 -
先ほどの池よりも高いところにある別な池です。真中やや左で寝そべっている赤いくちばしの鳥は黒鳥です。
見えませんが左の方に階段状の流れがあります。 -
白鳥と雁です。
-
この辺りが入場券売り場と城との中間地点です。
-
敷地内でピクニックをしている人もいます。
-
城の入り口はもうすぐです。
-
この写真は城の内部を見た後に撮ったものですが、城そのものは堀に囲まれていて、この橋を渡って内部へと入ります。
-
上の写真にある建物を通り抜けると城の正面が見えてきます。
-
上の建物を左側に見ながら堀の淵を歩いて城内に入ります。
-
城の内部に入る直前、黒鳥がいたのでパチリ。
-
リーズ城は2つの大きな建物に分かれていて、そのうちの一つは堀の中に建っています。この写真では右側の建物がそれです。二階建ての石造りの橋屋が建物を繋いでいます。いよいよ城内へと入ります。
-
いきなりリーズ城最古の部分、12世紀半ばに建造されたワインセラーを通ります。樽の中身は空気だけだと推測しました。
-
どこの城にもあるようにこういった武器が入り口ホールで出迎えてくれます。
-
城の全体像です。900年の歴史があり、石造りになったのはウィリアム征服王の時代からです。
この城は王家や貴族など多くの人の所有物となってきました。最後の個人としての所有者はアメリカ人のレディー・ベイリー(1899-1974)です。その後財団がこの城を所有しています。 -
「女王の部屋」と名づけられているところです。
この城はイギリス王家の所有が長く続き、有名なところでは、ヘンリー8世の最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンが離婚後ここに住んでいました。また、エリザベス1世も短い間ですが、ここに住みました。 -
この絵はヘンリー8世の船出の様子を描いたものです。1520年5月31日にドーバーからフランス王フランソワ1世に会うために出帆しました。
-
これはヘンリー8世のパレード用ヘルメットです。日本で言えば冑(かぶと)に相当しますが、これは顔全体を覆うものです。
神聖ローマ皇帝マキシミリアン1世からの贈り物で羊の角のようなものは後から付けられたものだということです。 -
この城に関わった王家の人々の胸像です。
-
ヘンリー7世、8世、エリザベス1世の頃のチュダー様式の建物です。
-
会議室と廊下です。
個人としての最後の所有者レディ・ベイリーの願いにより、今でも国際的に重要な会議に使われることがあるそうです。 -
「黄色の寝室」という部屋で、ヘンリ8世の最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンの部屋だっとされますが、レディー・ベイリーによって城内に24ある寝室のうちの一つに改装されたものです。チャプリンも泊ったと記録されています。今でもこの城で行われる結婚式のゲストや様々な会議に出席する人たちが泊っています。
-
上の写真は、今では寝室になっていますが、キャサリン・オブ・アラゴンがここにいた頃はそうではありませんでした。彼女の寝室はこちらでした。
その後も改装はされましたが、寝室として使われ続け、レディー・ベイリーが所有していた頃、1931年からは彼女の夫の寝室となりました。 -
上と同じ部屋です。ダンサーであり女優であったローラ・モンテス(1821-61)の肖像画です。彼女はフランツ・リストやババリアのルードウィッヒ1世の愛人だったそうです。
1960年代からはレディー・ベイリーの居間として使われ、彼女はこの城の運営に関する様々なことをこの部屋で行いました。 -
レディー・ベイリーの寝室です。
昔は女王の次の間や居間として使われていましたが、レディー・ベイリーは全て特注で改装しました。例えばベッドには作りつけの読書用ライトがあります。 -
「黄色の居間」と呼ばれる部屋です。
1822年〜1926年には書庫(Library)でしたがその後改装されランチョン・ルーム(昼食を摂る部屋)として使われました。
ルーマニアが王国であった時代のマリー女王とその家族もここでレディー・ベイリーにもてなされたことがあります。 -
1822年以来居間として使われていた部屋です。17世紀に遡る中国の磁器や漆塗りの衝立はレディー・ベイリーが購入したものです。
-
城の外に出てきました。
-
城への入口(出口)近くの光景です。
-
敷地内の Dog Coller Museum 前の広場で昼食を摂りました。
この孔雀もリーズ城の財産です。
時間の都合上、博物館には行きませんでした。 -
Dog Coller Museum 方面を背にして、城への入り口を撮りました。
-
上の写真とほぼ同じ場所から撮影した城です。
-
先ほどは堀の周囲にめぐらされた石壁の上を写真の左から右へと辿って城内への入り口に行きました。
-
これは、次に訪れたチャールズ・ダーウィン(1809-82)の家です。
道幅が狭くて車で行くのに気疲れしました。チャールズ ダーウィンの家 (ダウンハウス) 建造物
-
ラミネートされた日本語の説明(右下に写っています)があったのですが、出るときに返さねばなりませんでした。
ということで、詳しくは忘れましたが、この部屋は居間だったと記憶しています。 -
上と同じ部屋ですがカメラを引いてみました。
調度品もそれなりで、裕福であったことが感じられます。 -
研究室だったと思います。さまざまな器具がありました。
-
ここはダイニングルームです。ダーウィンは医者の息子として生まれ、ケンブリッジ大学で学んだほどですから若い頃も裕福な生活だったのでしょう。更に進化論を発表して名声と富を得たのも想像に難くありません。
-
これは娯楽室だったようです。ビリヤード台があります。
-
1831年からほぼ5年の歳月をかけて地球を一周したビーグル号の模型。
ダーウィンはこの船に乗り博物学的記録をしましたが、帰国後それを基に進化論を発表したのは有名です。 -
庭へと出てきました。
-
実験農場みたいな雰囲気で、網がかけられているのはキャベツだと思います。
-
長ネギは分かりますが、他は・・・
-
左側に温室の屋根が見えます。
庭に花はそんなに多く植えられてはいませんでした。 -
イングリッシュ・ガーデンは通路以外は人工的な雰囲気をそれほど感じさせないように作られているみたいです。
-
8日ぶりにロンドンに帰ってきました。
ヒースロー空港へレンタカーを返しに向かっています。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
64