【2015年5月3日】バイクで、初めての東北・初めての泊まりツーリング（１：峠駅・板谷峠の茶屋・姥湯温泉）

2015/05/03 - 2015/05/03

2015年ゴールデンウィーク。

いい年をしながらも、普通二輪免許を取得して、８ヶ月強。

とうとう、【自分のバイク（スズキGSR250）で】、初めての東北・初めての泊まりでのツーリングに出かけました。

バイクで行く最大のメリット…あまりお金をかけずに、旅が出来るところかもしれません。

エリア 山形

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

高速道路の渋滞を避けるために、自宅を、未明の３時半に出発し、浦和ICから、佐野SA・那須高原SA・そして、ここ安達太良SAと３回休憩しました。

渋滞は避けられましたが、それでもサービスエリアは、結構な混雑でした。さすが大型連休です。

女性ひとりライダーも見かけました。佐野SAと那須高原SAで休憩していた、２ストローク・キックスタートのバイクに乗っていた女性（あっさりキックスタートして出て行った）

安達太良サービスエリア 道の駅

浦和ICから、バイクで、東北道を走ること、約240km・３回休憩して、約４時間強。福島松川PA併設の、スマートICで降りました。

スマートICなので、降りてすぐに、この景色。

目の前に吾妻山。とうとう東北に来たな…という思いでした。

福島松川パーキングエリア 道の駅

この、県道土湯温泉線というのを、もう少し吾妻山寄りへと走らせました。

この道路、途中、狭隘した区間もありましたが…。

国道115号に出てから、福島市内の西側を北上し、国道13号に合流。

その後、山形方面へ。

トンネルを抜けると、山形県。

…とうとう、【自分のバイクで】、山形県まで来たんだ…。凄いな…感心するな…という気持ちになります。

事前に調べてみた、「姥湯温泉」というところへ行こうということで、国道13号から、旧米沢街道へとスイッチ

少し走ると、奥羽本線・板谷駅構内。

「おお、自分のバイクで、延々山形まで来たんだ。」

…これは、鉄道では分からない気持ちだと思います。

狭隘道（旧米沢街道）を暫く行くと、古い看板。

旧米沢街道。狭隘・悪舗装の道が続きます。オフロードバイクならともかく、オンロードバイクだと、結構神経使います。

いきなり大きい案内標識が出ました。

旧米沢街道も、板谷峠の途中は、まだ冬季閉鎖中…。

…この日の米沢の最高気温は、確か２８度なんですが…。雪も無いし。

まあ、温泉は更に脇道なので、いいのですが。

温泉に向かうため、旧米沢街道よりも、更に狭隘・悪舗装に加え、急勾配の道を駆け上がります。

更に怖いのが、意外と対向車が多いこと。ナンバーを見ると、他県ナンバーが多い。

結構有名なんですね…滑川温泉と姥湯温泉というのは…。

「頑張れ、俺のGSR250（バイク）」という気持ちです。

「ああ、鉄ヲタなら有名な、峠の力餅の茶屋か…温泉行く前に、ココに寄ろう」

ということで、右折。

来ました。奥羽本線・峠駅。

新幹線だと、サッと通り過ぎる場所だと思いますが、バイクだと相当大変。本当に、秘境駅です。

真ん中のキレイな舗装路が、安心感を誘います。

峠駅 駅

峠駅を激写

峠駅 駅

そして、すぐそばの、峠の力餅の茶屋へと行きました。

峠駅 駅

「峠の力水」というのもあるんですね…。

峠駅 駅

駅の餅は、あんこですが、ほかにも沢山種類があるようで…。

「あのー、とりあえず、駅で売っているのと同じのはどれですか？」

というトコロから会話し、

「５種類の餅をセットにできますよ」ということで、それを頼みました。

「山菜汁はいかがですか。美味しいですよ」ということでしたが、まず値段を見てしまう自分は、「それは要りません」と。

ということで、納豆・黒ゴマ・クルミ・あんこ（駅で売っているモノ）・ずんだの５種類の力餅を頂きました。

お茶と水は無料サービス。

峠駅 駅

茶屋で、一服したあと、更に温泉に向かいます。

滑川温泉近くまで来ました。姥湯温泉は、この斜め上の道を、「急勾配ヘヤピンカーブで」曲がります。

狭隘・悪舗装・22%の急勾配（標識アリ。撮影すればよかった）を登り、さらに対向車も多く、「大丈夫か…？、俺と、俺のGSR250。オフロードバイクで来るところだよなあ…ここ。」と、相当、自分のバイクのエンジンと、下回りの調子に、不安がつのるトコロで…。

来た…姥湯温泉。

姥湯温泉 桝形屋 宿・ホテル

「いや、凄いな…この渓谷美」

と、息を呑む渓谷。

姥湯温泉 桝形屋 宿・ホテル

温泉宿に着きました。玄関横に、日帰り用の受付があって、この中には入れないみたいです。

湯は、もろに硫黄臭漂う、白濁色。ph値3%割りの酸性泉はいいですね…。

ただし、混浴＋混雑・芋洗い状態。しかも、晴れて、意外と暑い。さすが大型連休。

30分ほど浸かりました。

姥湯温泉 桝形屋 宿・ホテル

「うーむ、滑川温泉も行こうかなあ。通り道だし」

と思ったのですが、早く、この、悪路から脱出したい思いがあったので、滑川温泉はパス。

…後で考えたら、滑川温泉も立ち寄ればよかったかなあ…。仕方ないです。

行きに来た道をそのまま引き返し、国道13号に戻った時は、「ああ、大きい道に戻った。よかったあ」とホッとしました。

国道13号を、米沢の市街地手前で、山形県道1号線にスイッチ。

高畠の町を走りました。

高畠の町を過ぎ、国道113号線にスイッチ。白石・角田方面へ向かいます。

結構バイクが多い。

「道の駅たかはた」

「道の駅たかはた」

少し休憩しただけです。

これで、山形県はおしまい。

（旅は、続きます）