今回の旅行目的である、結婚式当日。<br />新郎の父上の話では、『1300から結婚式ですので、1200にホテルのロビー集合、1230にタクシーで出発したいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。』との事だった。<br /><br />0800に車椅子氏夫妻の部屋へ迎えに行き、朝食を摂る事になっていた。<br />車椅子氏へ、『昨日の朝食ビュッフェは如何でしたか？僕は価格と質を考えると、あまり良いとは思えませんでした。パンと珈琲か紅茶だけのコンチネンタル・ブレックファストでしたら、30階に無料で食べられる所が有るそうですから、そちらへ行きませんか？』と僕は提案したが、車椅子氏は『パンと珈琲だけでは物足りないだろう。私は果物が食べたいし、ここまで来て節約を考える事も無い。昨日と同じ所へ行こう。』との事だった。<br /><br />車椅子氏に従って、昨日と同じ『カイ・マーケット』で30ドルで、僕は納豆、オムレツ、パン、珈琲の朝食を摂った。<br />朝食後は、1200の集合時間まで自由時間となったので、車椅子氏夫妻をホテルの部屋へ送り、僕とカミサンはホテルを出て、第一ハワイ銀行で円をドルへ両替したが、1ドルが128円で、デューティフリーの両替所の125円に比べると割高だった。<br />そのドルを持って、ホテル近くのEgg's Thingsというパンケーキ店へ行き、親戚に頼まれていたパンケーキ・ミックスとシロップを買って、暫く散歩の後にホテルの部屋へ戻った。<br /><br />1130になったので、僕は昨日買ったアロハシャツと日本から持ってきた白いズボンと靴はホワイト・バックスに着替え、カミサンも昨日買ったムウムウに着替えて、1145に車椅子氏夫妻の部屋へ行き、車椅子氏夫妻とロビーへ降りた。<br />暫くロビーで待っていると、新郎側の親戚も降りて来られ、そして結婚衣装を整えた新郎新婦が姿を現した。<br />ウェディグ・ドレスを身に纏った孫娘の姿を見て、車椅子氏は少し涙を流していた。<br />予定より少し遅れて、1240頃、新郎新婦はボディをストレッチしたハマーで結婚式場へ向けて出発、新郎側と新婦側も夫々がタクシーで出発した。<br />ホテルから結婚式場まではタクシーで20分程で到着し、ハマーから降りた新郎新婦を手配されていたカメラマンが撮影していた。<br />写真撮影は日本での結婚式と違って『前撮り』が出来ないので、本番での撮影が多く、少し時間が掛かっていた。<br /><br />結婚式が行われるチャペルは2階に在り、車椅子氏の移動はエレベーターを使用した。<br />チャペルからは青い海が見えるロケーションで、それなりにロマンチックなシチュエーションだった。<br />牧師とピアノを演奏する人は年配のアメリカ人らしい人で、牧師は流暢な日本語で式を進行していき、賛美歌は女性が日本語で歌った。<br />チャペル内では着帽でも構わないらしく、列席者の一人の男性は結婚式の間も、その後の食事会でも着帽したままだった。<br />また、結婚式の間は写真撮影とビデオ撮影は禁止されていたが、手配されたカメラマンのみは撮影を許可されており、参列者は結婚式後に新郎新婦との写真撮影をしたが、チャペルから見える海を背景にすると逆光となるので、各人が数枚ずつの撮影を試みたので暫く時間が掛かった。<br />結婚式が終わると、一同は１階の中庭へ降りて、新郎新婦へフラワー・シャワーを浴びせ、その間も数回の写真撮影が行われた。<br /><br />1400から結婚を祝う食事会が行われ、出席者は新郎の父上と新婦の父上から一同に紹介された。<br />食事会は、ウェディングケーキの入刀で始まり、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあうファースト・デバイトが行われ、和やかな雰囲気で進行したが、日本での結婚式で行われる酒類のお酌をしあう習慣は無いようで、気楽だった。<br />デザートが出されて、新郎の父上と親類から挨拶が有り、新婦の父上も挨拶を行って、全てが終わり、帰りのタクシーに乗り込んだのは1600を過ぎていた。<br /><br />ホテルに帰り着いて車椅子氏夫妻を部屋に送ったが、さすがに夕食は入らず、僕とカミサンは散歩を兼ねた買い物に出て、我が家の長男の嫁と二男の嫁とカミサン用にハンドバッグを買った。<br />ホテルへ戻り、ホテルのロビー近くに在るローソンで車椅子氏の夜食用にオニギリ等を買い、車椅子氏の部屋へ届けて、一日が終わった。

結婚式へ出席する人の付き添い結婚式当日

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2015/04/12 - 2015/04/18

2209位(同エリア16319件中)

#ウェディング

ヤブレイヌさん

今回の旅行目的である、結婚式当日。
新郎の父上の話では、『1300から結婚式ですので、1200にホテルのロビー集合、1230にタクシーで出発したいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。』との事だった。

0800に車椅子氏夫妻の部屋へ迎えに行き、朝食を摂る事になっていた。
車椅子氏へ、『昨日の朝食ビュッフェは如何でしたか？僕は価格と質を考えると、あまり良いとは思えませんでした。パンと珈琲か紅茶だけのコンチネンタル・ブレックファストでしたら、30階に無料で食べられる所が有るそうですから、そちらへ行きませんか？』と僕は提案したが、車椅子氏は『パンと珈琲だけでは物足りないだろう。私は果物が食べたいし、ここまで来て節約を考える事も無い。昨日と同じ所へ行こう。』との事だった。

車椅子氏に従って、昨日と同じ『カイ・マーケット』で30ドルで、僕は納豆、オムレツ、パン、珈琲の朝食を摂った。
朝食後は、1200の集合時間まで自由時間となったので、車椅子氏夫妻をホテルの部屋へ送り、僕とカミサンはホテルを出て、第一ハワイ銀行で円をドルへ両替したが、1ドルが128円で、デューティフリーの両替所の125円に比べると割高だった。
そのドルを持って、ホテル近くのEgg's Thingsというパンケーキ店へ行き、親戚に頼まれていたパンケーキ・ミックスとシロップを買って、暫く散歩の後にホテルの部屋へ戻った。

1130になったので、僕は昨日買ったアロハシャツと日本から持ってきた白いズボンと靴はホワイト・バックスに着替え、カミサンも昨日買ったムウムウに着替えて、1145に車椅子氏夫妻の部屋へ行き、車椅子氏夫妻とロビーへ降りた。
暫くロビーで待っていると、新郎側の親戚も降りて来られ、そして結婚衣装を整えた新郎新婦が姿を現した。
ウェディグ・ドレスを身に纏った孫娘の姿を見て、車椅子氏は少し涙を流していた。
予定より少し遅れて、1240頃、新郎新婦はボディをストレッチしたハマーで結婚式場へ向けて出発、新郎側と新婦側も夫々がタクシーで出発した。
ホテルから結婚式場まではタクシーで20分程で到着し、ハマーから降りた新郎新婦を手配されていたカメラマンが撮影していた。
写真撮影は日本での結婚式と違って『前撮り』が出来ないので、本番での撮影が多く、少し時間が掛かっていた。

結婚式が行われるチャペルは2階に在り、車椅子氏の移動はエレベーターを使用した。
チャペルからは青い海が見えるロケーションで、それなりにロマンチックなシチュエーションだった。
牧師とピアノを演奏する人は年配のアメリカ人らしい人で、牧師は流暢な日本語で式を進行していき、賛美歌は女性が日本語で歌った。
チャペル内では着帽でも構わないらしく、列席者の一人の男性は結婚式の間も、その後の食事会でも着帽したままだった。
また、結婚式の間は写真撮影とビデオ撮影は禁止されていたが、手配されたカメラマンのみは撮影を許可されており、参列者は結婚式後に新郎新婦との写真撮影をしたが、チャペルから見える海を背景にすると逆光となるので、各人が数枚ずつの撮影を試みたので暫く時間が掛かった。
結婚式が終わると、一同は１階の中庭へ降りて、新郎新婦へフラワー・シャワーを浴びせ、その間も数回の写真撮影が行われた。

1400から結婚を祝う食事会が行われ、出席者は新郎の父上と新婦の父上から一同に紹介された。
食事会は、ウェディングケーキの入刀で始まり、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあうファースト・デバイトが行われ、和やかな雰囲気で進行したが、日本での結婚式で行われる酒類のお酌をしあう習慣は無いようで、気楽だった。
デザートが出されて、新郎の父上と親類から挨拶が有り、新婦の父上も挨拶を行って、全てが終わり、帰りのタクシーに乗り込んだのは1600を過ぎていた。

ホテルに帰り着いて車椅子氏夫妻を部屋に送ったが、さすがに夕食は入らず、僕とカミサンは散歩を兼ねた買い物に出て、我が家の長男の嫁と二男の嫁とカミサン用にハンドバッグを買った。
ホテルへ戻り、ホテルのロビー近くに在るローソンで車椅子氏の夜食用にオニギリ等を買い、車椅子氏の部屋へ届けて、一日が終わった。