2015/04/12 - 2015/04/18
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ヤブレイヌさん
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昨夜は断水でトイレとシャワーが使えなかったが、朝は『水が出る様になりました。御迷惑をお掛けした事をお詫び申し上げます。』との館内アナウンスで目が覚めた。
早速、シャワーを浴びると、幾らか疲れが取れた様な気がした。
車椅子氏夫妻を部屋へ迎えに行くと、『きょうも朝食は同じ所へ行こう。』との事で、些かゲンナリしたが仕方がない。
車椅子氏夫妻は相変わらず大量のフルーツを食べていたが、『やっぱり、日本の果物の方が旨いな。』と言っていた。
僕は、少しのベーグル、納豆、グァバジュース、味噌汁だけを食べた。
きょうの観光は、JTBツァーデスクで予約しておいたが、車椅子で行ける観光地は限られている。
ツァーデスクでは、ハイヤーを時間でチャーターしているだけなので、行き先はドライバーに任せることにした。
約束の時間にホテルの車寄せへ行くと、ハイヤーが待っていた。
ツァーデスクの話ではリムジン、という事だったが、実際はリンカーンのタウンカーをストレッチしているだけで、英国のディムラー、ロールス・ロイス、ドイツのプルマンとは比べ物にならない車両だったが、これでも日本人は喜ぶのだろうな、と思った。
ドライバーは韓国系らしいケンという人で、幾つかのビーチ、土産物店、マカダミアナッツの農園兼直売所、ドールの農園兼売店へ行き、昼食時にはポリネシアンセンターに着いたが、ここでは昼食だけで観光の時間は無い、との事だった。
この施設は古くからあるらしく、車椅子氏夫妻は『そういえば、ずっと前に来た事が有るな。』と言っていた。
昼食はビュッフェ形式で、ポリネシアン料理らしかったが、食べたくなる様な食材は無かったので、僕は殆ど食べなかった。
昼食後はパールハーバーへ行ったが、エントランス付近の潜水艦を外から観て、遠くにアリゾナ・メモリアルと戦艦ミズーリを眺め、売店を物色したが、何も買わなかった。昨夜のディナーショウで、アメリカの軍艦の絵柄がプリントされたアロハシャツを着ている人がいたが、それはこの売店で売っていた。
あとは、日立製作所のコマーシャルで使われている『♫ この木 なんの木 気になる木♪』が在る、元の王室庭園に寄り、僕は歩いて木の傍まで行ってみたが、さすがに大きな木で、枝の端から端までは40メートル位は有った。
これで、ハワイの観光は終わった。
昨日もきょうも、ちっとも観光とは言えない様な時間だったが、車椅子氏がメインなので、こんなものだろう、と納得した。
ホテルに着いたのは1700頃で、2030で予約が取れた夕食までには時間が有るので、部屋で休憩する事になったが、僕は夕食の店の場所と予約を確認する為に、そのレストランへ行ってみた。
ハワイに行く事が決まった時点で、息子達から『ホノルルだったら、折角なので、ウルフギャングステーキハウスへ行きなよ。中々予約を取るのは難しいけれど、僕達も行って良かった、と思っているから。』との事だった。
息子達は、ウルフギャングのニューヨーク店とホノルル店の両方に行った事が有るらしく、二人とも口を揃えて、『ニューヨーク店よりもホノルル店の方が良かった。』と言っていたので、この店は僕がステーキ好きの車椅子氏夫妻に推薦して、ホテルのコンシェルジュで予約をさせた店だ。
店へ行ってみると、まだ夕食には早い時間だったが、既に大勢の人が入っていた。
受付には予約をしていない人なのか、十人以上の人が並んでいた。
僕が受付の女性に予約を確認すると、その女性はキーボードとマウスを使い、頷きながら予約が入っている事を確認してくれた。
それから僕は自分の部屋に戻り、少し眠った。
2000に車椅子氏夫妻を迎えに行き、予約の時間より少し早く店に着いた。
店に行く途中、車椅子氏は『君、少し大袈裟だな。そんなに予約が取れないステーキハウスがあるなんて、信じられんな。』とか何とか言っていたが、店に着いて、大勢の客を見ると、『これは凄いな!本当に予約が取れないのかもしれんな!』と、驚いていた。
少しだけ待って、席へ案内された。
すぐにメニューとパンのバゲッドが運ばれて来て、車椅子氏夫人が選んだ献立は、シーフードの盛り合わせと名物で流行りの28日間以上熟成させたTボーンステーキと赤ワインだった。
思っていたよりも早く料理が運ばれて来て、夕食が始まった。
シーフードも美味しく、五人分というTボーンステーキは巨大で、やや塩味が強かったが、車椅子氏夫人は『美味しい。』と言って下さったので、僕は安堵して赤ワインを楽しんだが、やはりステーキに付けるためのワサビをホテルのローソンで買ってくるべきだった、と少し後悔した。
ステーキは五人で食べきれず、それを見たウェイターはドギィバッグにして持たせてくれたが、結局、その夜は空腹を感じないままだった。
最後の朝が来て、朝食後にはバスで空港へ出発するし、僕の胃には昨夜のステーキが残っている様な気がしたが、車椅子氏夫妻は何かを食べる、という事なので部屋へ迎えに行った。
『昨日のステーキハウスと同じ階にファスト・フードの店が有るみたいですから、そちらへ行ってみましょうか?』と僕が訊ねたら、車椅子氏もホテルの朝食には飽きていたのか同意したので、行ってみたが、残念ながら準備中の店ばかりだった。
『1階にも何かレストランが有ったな。そこへ行こう。』と、車椅子氏が提案したので、従う事にした。
そこはリストランテ・イタリアーノで、有名な店らしく、入口には小泉純一郎氏と安倍首相が夫々来店された時の写真が置いてあった。
ここの朝食は調理に時間が掛かり、朝から甘い物が多く量も多くて、パンケーキにはコレでもか、とばかりにフルーツと生クリームが添えられシロップまで掛けられていて、僕は見ただけでウンザリした。
何とか朝食を終えると部屋へ戻り、車椅子氏夫妻と僕らの荷物を大急ぎで出して、チェックアウトした。
そして、バス乗り場へ行って荷物を確かめ、バスに乗った。
『やっと帰れる。』
空港では車椅子氏夫妻がラウンジに居る間、僕とカミサンは急いで売店へ行き、家族への土産を買った。
そして、デルタ航空の飛行機へ搭乗し、無事に帰れる事に安堵して、映画を三本観た後に体を伸ばして眠った。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ポリネシアンセンターのビュッフェ風景。
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ポリネシアンセンターのビュッフェの一例
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『リムジン』と呼ばれていた、ストレッチ・ハイヤーの座席からの眺め。
ベンチシートで横向きに座るシートと、最後列が進行方向に向かって座るシート。
これは横向きベンチシートから外を見たところ。
形ばかりのグラスが並べられているが、勿論、使用禁止。
車内は天井が低くて乗り降りがしにくい。特に車椅子氏には不向きだった。
また、車内の広さに比べてエアコンの効きが弱いので、暑がりの車椅子氏は『暑い、暑い!』を連発。ドライバー氏はエアコンの温度を一杯に下げて風量も最大にしてくれたが、今度はドライバー氏の声がファンの音で聞こえなくなった。 -
サンセット・ビーチ。
ドライバー氏の話では『この季節には珍しくサーフィン向けの高い波が来ている。』との事。 -
パールハーバーのエントランス。
左側がスーベニール・ショップ、右側に行けば潜水艦が係留されている。
潜水艦の艦橋には、日本の輸送船と軍艦を撃沈したマークが誇らしげに描かれ、その周囲にも各潜水艦の武功を示す記念碑が立っていた。
ゲートを潜ると、左側にアリゾナ・メモリアルと戦艦ミズーリが眺められる。
そちらへ行くランチに乗るためのチケットも売っている。 -
♪この木なんの木 ♪気になる木
日立グループの宣伝に使われている大木。
枝の端から端まで40メートル位ある。 -
『リムジン』と呼ばれる、ストレッチ・ハイヤー。
色々な車種が使われていたが、僕らが乗ったのはリンカーン・タウンカーのストレッチだった。 -
ウルフギャングステーキハウスの入口にあるメニュー。
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その夕食部分を拡大。
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ウルフギャングステーキハウスの外観。
まだ1700過ぎなのに、この賑わい。 -
ウルフギャングのシーフード盛り合わせ。
トマトベースのソースが自慢。 -
巨大なTボーンステーキ。
これで五人分との事だが、中年以上の日本人五人であれば、三人分が適量でしょう。 -
『もう、腹いっぱい』と言いながら、やはり車椅子氏夫妻はデザートを食べる。
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ホノルル〜福岡のデルタ航空機の機内。
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機内食のメニュー。
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機内食は洋食のチキンを選んだ。
福岡へ着陸前にも小さなトンカツと米飯が出された。
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