2015/04/20 - 2015/04/20
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j-ryuさん
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☆福島県の季節の移り変わりを山野草や風景を中心に紹介している「福島・四季・彩々」、
このシリーズは回を重ねてもうPart,43です。
歳を重ねるとともに1年はあっという間で、春本番を迎え野の花が一斉に咲きだすと
また忙しなく野や山を駆け巡る日々です。
昨年とまったく変わらない春の一日に進歩が無いと思いつつ
このありふれた日々に幸せや有難さを感じたりしています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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☆キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
町内の田起こしの始った田んぼの土手で里ではもっとも遅く咲くキクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)が見頃になりました。
今年一番最初に紹介したキクザキイチゲは3/18の撮影ですが、
そのキクザキイチゲの咲く里山と今日の自生地は直線距離で300mくらいしか離れていないのになんと約1ヶ月も花期が違います。 -
☆キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
早咲きの方は北西向きで遅咲きは北向きの違いはありますが、
標高も自然環境もほぼ同じなのになぜ1ヶ月も花期が違うのか不思議です。 -
☆キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
福島の農村地帯ですからキクザキイチが特段珍しいわけではありませんが、
当地は郡山市のベットタウンとして宅地開発が進み人口密度が郡山市に次いで県内2位、一般道からも見える田んぼの土手にキクザキイチゲの群生するのは奇跡かもしれません。 -
☆キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
おそらく隣接する田んぼ農家の方がキクザキイチゲを大切にし慎重に土手の下刈りをしている成果だと思われます。
第三者の私たちは外野から見守ることしかできませんがこの素晴らしい自然環境を大切にしていきたいものです。 -
☆ヒナスミレ(雛菫/スミレ科スミレ属)
町内の里山でヒナスミレの群生が見頃になりました。
あまり知られていませんが日本は世界に冠たる野生スミレの大国で、
世界には850種ほどのスミレがあるそうで、そのうち日本には約60種の基本種があり亜種、変種、まで含めると300種類近くもあるそうです。
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☆ヒナスミレ(雛菫/スミレ科スミレ属)
スミレの語源は花の距が大工さんが線引き使う墨壺に似ているので、
墨入れ⇒スミレになったというのが通説ですが、
他に「摘まれる」からの転訛、あるいは染料に用いられるところから「染みれ」がスミレに転訛した説などもあります。
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☆ヒナスミレ(雛菫/スミレ科スミレ属)
ヒナスミレは本州、四国、九州(中部以北)の主に太平洋側の山地に自生し、西日本では近似種のシハイスイレが多くヒナスミレは少ないようです。
落葉樹林の半日陰の林縁や斜面、沢沿などに生育し
私の印象では花付きの良い年と悪い年があるような気がします。
名前の通りとても見た目もとても愛らしいスミレです。 -
☆ヒナスミレ(雛菫/スミレ科スミレ属)
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☆ヒナスミレ(雛菫/スミレ科スミレ属)の変種
フリル状ハナビラのヒナスミレ。
スミレは交雑しやすいので同じ種でもビミョウな違いがあり、素人が正確に分類するのはとても難しいです(ーー);。
スミレの花色は紫や青紫系、水色、青、白、ピンク、黄色と様々です。
当地に自生するピンク系は主にヒナスミレ、アケボノスミレ、エイザンスミレ、マキノスミレの4種です。 -
☆エイザンスミレ(叡山菫/スミレ科スミレ属)
エイザンスミレは本州〜九州の山地の木陰に生える無茎のスミレで葉は3裂し、その両外側は少し先で深く2裂し、鳥足状になるが最大の特徴です。
花色は薄紅色〜白まで様々ですが、薄紅タイプが一番多く見られます。
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☆マキノスミレ(牧野菫/スミレ科スミレ属)
マキノスミレは本州〜近畿の照葉樹や松林の明るい山林や尾根沿いに自生し、
植物学者の牧野富太郎博士にちなんだ命名です。
マキノスミレはシハイスミレの変種で葉は細長くて先が尖り、垂直に葉を立てるのが大きな特徴です。 -
☆アケボノスミレ(曙菫/スミレ科スミレ属)
アケボノスミレは北海道南部〜九州の太平洋側内陸部に多く見られ、西日本では少ないようです。
スミレサイシンの仲間で花色こそ違え、葉が出るより先に花が咲いたりもしくは葉っぱが落ち葉に隠れて見えなかったりとスミレサイシンの特徴と良く似ます。
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
山あいの渓流ぞいなどでニリンソウが見頃になってきました。
ニリンソウは日本各地の主に山地の湿潤な林床や川沿いに自生します。
そう珍しい花ではあるませんがその清楚で気品のある姿はいつ見ても心洗われる花です。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
咲き始めは1輪咲きで1週間後くらいに2輪目が咲き、中には3輪咲きもあります。花びらに見えるのは萼片でキンポウゲ科の特徴です。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
ニリンソウの葉は山菜としても食べられますが、猛毒のトリカブトの芽出しと似ているので山野草に詳しくない人は気をつけてください。
とくにトリカブトの仲間のアズマレイジンソウと良く似ているので、自生地が被る地域は要注意です。 -
☆ギンサカズキイチゲ(銀盃一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
町内の里山では半八重咲きのニリンソウが咲いています。
ふつうニリンソウのハナビラ(萼片)は5枚〜7枚ですがこの里山のニリンソウは8枚〜9枚です。
花びらが幾重にも重なる八重咲きより花びらの数が少ないタイプを半八重咲きといい、ニリンソウの半八重咲きは園芸種としても栽培されギンサカズキイチゲと呼ばれます。
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☆ギンサカズキイチゲ(銀盃一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
この里山の半八重咲きのニリンソウは園芸種ほど花ビラの枚数は多くありませんが
群生全部が半八重咲きなのでこの地で固定化された野生の半八重咲きのようです。 -
☆ギンサカズキイチゲ(銀盃一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆イチリンソウ(一輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属) 2014年4月
隣り村では自生数は圧倒的に少ないもののイチリンソウも見られます。
花そのものはぱっと見イチリンソウもニリンソウそっくりですが名前のように基本的にイチリンソウは1株から一輪、ニリンソウは二輪咲きます。
花は瓜二つでも圧倒的に違うのは花の大きさです。
ニリンソウの花径が約2cmほどなのに対し、イチリンソウは約4cmもあります。
オシベの色もイチリンソウは黄色で良く目立ちます。
同じ地域ならイチリソウの花期はニリンソウよりやや遅めです。 -
☆ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草/ナデシコ科ワチガイソウ属)
茨城県境近くの八溝山麓でヒゲネワチガイソウを撮ってきました。
ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草/ナデシコ科ワチガイソウ属)は中部地方〜福島県の山中に分布します。
奥羽山系では見たことがなかったのでずっと八溝山麓に出かけていましたが昨年ようやく見つけることができました。
でも花期は半月以上遅いので結局はまた八溝山麓です(^^); -
☆ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草/ナデシコ科ワチガイソウ属)
草丈は10cm〜15cmくらい、花径は1cmほど。
ハナビラは5〜7枚、オシベの葯は開花時は紅色ですが花粉の噴出後は地味なオシベになってしまいます。
多くは単独でパラパラと自生していますが、10株くらいかたまっているのもあります。 -
☆ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草/ナデシコ科ワチガイソウ属)
名前の由来は近似種のワチガイソウの根より髭根が多いからだそうで、
そもそも、そのワチガイとは名前が分からないこの草を整理上、「輪違い」という印を付けて置いておいたところいつの間にかその印が名前になったのだとか(ーー);。
ほんとかな〜・・・・。 -
☆ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草/ナデシコ科ワチガイソウ属)
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☆フタバアオイ(双葉葵/ウマノスズクサ科カンアオイ属)
八溝山麓ではフタバアオイも咲き始めていました。フタバアオイは主に福島県〜九州の主に湿り気のある落葉樹林下に自生し地下茎でつながり群生を作ります。
名前のように葵のような葉が1株に2枚あり、葉に隠れるように花を1個咲かせます。 -
☆フタバアオイ(双葉葵/ウマノスズクサ科カンアオイ属)
そのままでは花がほとんど見えないので、葉っぱを持ち上げて撮影しました。
芽出しの頃から既に蕾があり、蕾が丸く膨らむと3つに割れ始め、 徐々に萼裂片が反り返り始め半日ほどで3つの萼裂片が完全に反り返りお椀型になります(写真の左下の花) -
☆フタバアオイ(双葉葵/ウマノスズクサ科カンアオイ属)
フタバアオイは京都賀茂神社の葵祭りにも使われたり、徳川家の家紋にも応用されています。 -
☆ウスバサイシン(薄葉細辛/ウマノスズクサ科カンアオイ属)
葉っぱだけ見るとフタバオイもウスバサシンに良く似ますが、
成熟したフタバアオイの葉は艶があり網状脈がくっきり浮き出ています。
花は全然違うので咲いていればすぐ見分けが付きます。 -
☆ソノウサイシン(園生細辛/ウマノスズクサ科カンアオイ属)
カンアオイの仲間にソノウサイシンがあり今回紹介した3種のカンアオイ属の中では4月上旬頃一番早く開花します。
葉に光沢のあるミチノクサイシンの変種と言われ関東北部より北や長野県に分布し、山林のやや湿り気のある半日陰に自生します。
草丈は10cmほど、茎は細長く地を這う。葉は腎円形で、葉の先端がややへこみ、斑入り紋様がある。
花は暗紫褐色で、花付きは元来悪いそうです。
園生の語源は不明。
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☆ミミガタテンナンショウ(耳形天南星/サトイモ科テンナンショウ属)
八溝山麓ではミミガタテンナンショウも見頃でした。
ミミガタテンナンショウは岩手県以南の太平洋沿岸と関東地方と山梨県(低山地)・四国(西南部)の湿り気のある山野や林下などに自生します。
ミミガタテンナンショウは仏炎苞が耳たぶのように張り出しているので耳形テンナンショウ「天南星」は中国で夜空に広がる星の意味をあらわし
葉の広がる様子をたとえたものだそうです。(少々強引じゃね?)(^_^;) -
☆マムシグサ&ウラシマソウ
テンナンショウ属はマムシグサとも呼ばれ、世界に150種、日本には30種ほどあるそうですが分類の仕方や呼び名が未だ確定していないようです。
ミミガタテンナンショウと一般的なマムシグサは外観は瓜二つですがミミガタテンナンショウの仏炎苞は葉より上にありマムシグサ(写真左2つ)は同じくらいの高さです(花色は赤紫や黄緑など)
ウラシマソウ(写真右)は糸状に伸びる花序付属体を浦島太郎が釣り糸を垂れている様子に見たてたもので、これの判別は一目瞭然です。 -
☆ヒトツバテンナンショウ(一葉天南星/サトイモ科テンナンショウ属)写真左2つ。
ヒトツバテンナンショウは本州中部以北の湿り気のある山中の半日陰に自生。
大きな葉が1枚(小葉は7〜9)で仏炎苞は白緑色。
内面の中央近くに八の字濃紫色の斑紋があるのが最大の特徴で仏炎苞の中の付属体は細い棒状で、先は斜め前に曲がっています。
☆ヒロハテンナンショウ(広葉天南星/サトイモ科テンナンショウ属)写真右2点
ヒロハテンナンショウは主に日本海側の湿り気のある落葉樹林下や川沿いなどに自生。
大きな葉が1枚でヒトツバテンナンショウに似ますが小葉に柄がなく葉が広めです。
最大の違いは内面の中央近くに八の字濃紫色の斑紋がありません。
また仏炎苞の中の付属体はヒトツバテンナンショウよりは太く真っ直ぐです。 -
☆カラスビシャク(烏柄杓/サトイモ科ハンゲ属)
カラスビシャクは北海道〜九州まで広範囲に自生し稲作伝来の頃、東アジアから伝わった史前帰化植物の可能性が強いそうです。
形状はテンナンショウ属のウラシマソウに似ますが苞の中の柱状の花序がその背面で苞と癒合する点などが違うので別属になるようです。
珍妙な名前の由来は、花の形(仏炎苞)を柄杓に見立てて、人が使うには小さいのでカラスの名をあてて、カラスビシャクの名になったとか。
植物では役に立たないものやまがい物をイヌ〇〇〇と名付ける場合が多いですが、カラスも似たような意味合いの接頭語のようです。
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☆ミツバアケビ(三葉通草/アケビ科アケビ属)
里山でミツバアケビの花が見頃になりました。
ミツバアケビは北海道〜九州、東アジアなど広範囲に分布し
花より果実の方が知られていると思います。
花はぱっと見が濃い赤紫で地味な印象ですが
太陽に透かしてみるととても美しいエンジ色をしています。 -
☆ミツバアケビ(三葉通草/アケビ科アケビ属)
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☆ミツバアケビ(三葉通草/アケビ科アケビ属)
エンジ(臙脂)色のエンジって何のこと?
名前の由来は紅花の一大産地である中国の「燕支山」にちなみ、
本来は紅花染めをこの名で呼んだそうです。 -
☆アオキ(青木/ミズキ科アオキ属)
エンジ色つながりでアオキの花もご覧ください。
花期はミツバアケビと同時期で
名前のように常緑で一年中緑色なのでアオキと呼ばれます。
北海道南部〜沖縄まで自生する日本の固有種で
日陰に強い植木として庭園にもよく利用され
秋〜冬には楕円形の真っ赤な実を付けるので
現在では欧米でも人気があります。 -
☆アオキ(青木/ミズキ科アオキ属)
雌雄異株でこれは雄株の雄花です。
雌花は花の中央に緑色した子房があり、オシベは退化してありません。 -
☆コチャルメラソウ(小哨吶草/ユキノシタ科/チャルメルソウ属)
本州〜九州の山地の沢沿いや湿った林内などに自生。 -
☆コチャルメラソウ(小哨吶草/ユキノシタ科/チャルメルソウ属)
一見地味で小さな花ですがクローズアップで見ると
雪の結晶のような、原始動物のような、とても個性的な花です。 -
☆ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科ケマン属)
隣り村の渓流沿いでニリンソウに混じってササバエンゴサクが花盛りです。
ササバエンゴサクは本州〜九州の山あいのやや湿った場所に自生します。
独立した品種と言うよりはヤマエンゴサク(山延胡索)の葉っぱが細くなった
亜種とされています。
花色は薄紫やみず色など様々です。
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☆ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科ケマン属)
咲き始めは藤色でもだんだん青みがかってきます。 -
☆ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科ケマン属)
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☆ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科ケマン属)
延胡索とは聞き慣れない名ですが、中国に同じ仲間の生薬“延胡索”があり
日本の野生の延胡索と言うことで山延胡索とか笹葉延胡索と名づけられたそうです。
漢方のエンゴサクは鎮痙、鎮痛作用があり、大正中薬胃腸薬、太田漢方胃腸薬などにも配合されているそうです。
残念ながら日本のヤマエンゴサクの薬効は劣るそうです。 -
☆ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科ケマン属)
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☆コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)
隣り村の渓流沿いではコミヤマカタバミも見頃でした。
コミヤマカタバミは北海道〜九州の山林や渓流沿いのやや湿り気のある半日陰に自生します。 -
☆コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)
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☆コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)
平地の道端などで良く見かける雑草の黄色いカタバミの仲間で
黄色いカタバミは抜いても抜いても生えてくるやっかいな雑草ですが
コミヤマカタバミは山あいの限れれた場所にしか自生しない貴重な山野草です。
花や葉の大きさは黄色いカタバミの3倍ほど大振りです。 -
☆コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)
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☆コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)
カタバミの語源は閉じた葉っぱが半分に見えるからとか、半分かじられたように見えので片食みとからきたと言われます。
コミヤマカタバミの仲間にはミヤマカタバミやオオミヤマカタバミがありコミヤマカタバミの小葉は丸みがあり、ミヤマカタバはやや角ばっています。
またコミヤマカタバミの根は細長く伸び、ミヤマカタバミは太くずんぐりします。 -
☆ミヤマキケマン(深山黄華鬘/ケシ科キケマン属)
隣り村の渓流沿いでははミヤマキケマンも見頃です。
ミヤマキケマンは近畿以北の日当たりの良い山地の崩壊地,谷川の礫地,林の縁などに生え越年草で関東以南でよく見られるキケマン(黄華鬘)に似ていますが全体に小ぶりで寒地適応型です。 -
☆ミヤマキケマン(深山黄華鬘/ケシ科キケマン属)
葉っぱはセリ科の植物のようすでがケシ科特有のアルカロイド・プロトピンを含み有毒なので誤食すると嘔吐・酩酊・心臓麻痺などを起こすので注意が必要です。 -
☆マキノスミレ(牧野菫/スミレ科スミレ属)
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☆マキノスミレ(牧野菫/スミレ科スミレ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
隣り村の山あいの渓流ぞいの谷間や森でニリンソウの大群落が花盛りです。
ニリンソウは日本各地の主に山地の湿潤な林床や川沿いに自生します。
そう珍しい花ではあるませんがその清楚で気品のある姿はいつ見ても心洗われる花です。
それでいてとても丈夫な山野草で、ときとして大きな群落を形成し見事です。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
背後の黄色い花はヤマブキ。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
ニリンソウは雨の日や朝露に濡れている頃は花が全開しませんが
陽射しが当たるとぱっと全開します。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
地域によっては鹿の食害に遭うこともあるようですが
この辺はニホンジカはもとより猿も猪も生息していないので
毎年見事な花の絨毯が見られます。
もう少し山奥に入ればニホンカモシカや熊は生息しています。
一応、熊鈴は身につけて出かけますが、幸か不幸か熊にはまだ遭遇したことはありません。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
私の地方ではニリンソウを山菜として食べる人は少ないですが
食用として人気の地方もあるそうです。
でもニリンソウの芽出しは猛毒トリカブトの芽出しと似ているので
注意が必要です。
この写真でいうと、花の真ん中から1本伸びている背の高い野草がトリカブトです。
このくらいの大きさになれば判別は難しくありませんが、
芽出しの頃、草丈が同じだとニリンソウに混じって見分けが付かなくなります。 -
☆ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
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☆カテンソウ(花点草/イラクサ科カテンソウ属)
本州〜九州の山野の木陰などに群生する高さ10〜20cmの多年草。
カテンソウは雌雄同株で雄花は(花径3mm)、長い柄があり被片は5個、
雄しべも5個あります。
雌花の花序は柄がなく、葉腋にかたまって咲きあまり目立たず花被片は4個で、先端に剛毛があります。(あまりに小さく私の肉眼ではよう見えません(^_^;)。 -
☆カテンソウ(花点草/イラクサ科カテンソウ属)
雄花 -
☆カテンソウ(花点草/イラクサ科カテンソウ属)
雄花
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