冬の洞爺湖に遊ぶ

2015/01/31 - 2015/02/01

　ある旅行会社ツアー、カニ食べ放題に参加しました。場所は北海道の洞爺湖・登別・小樽方面である。今回は洞爺湖に遊んだ旅行記を書きます。羽田から新千歳空港へ飛び、そのままバスで洞爺湖の昭和新山や有珠山そして洞爺湖展望台から銀世界の洞爺湖を堪能する旅でした。この日はカニの食べ放題は有りませんでした。

エリア 洞爺（とうや）湖(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

１月３１日は快晴で、羽田の空は真っ青でした。これからＪＡＬで新千歳空港に旅立ちます。

飛行機が入ってきました。今日、北海道は低気圧が近づいて荒れ模様だと聞いたので、飛行機は遅れるのかなと思っていたら、予想に反して定刻通りの出発でした。

新千歳空港に到着しました。空港ロビーには派手な宣伝板が掲げられています。

新千歳空港着　１０：４５に無事到着する。到着ロビーに出ると、添乗員さんとガイドさんが待っている。外はどれだけ寒いのだろうか？添乗員さんに依れば、今回のツアー参加者は40名だそうだ。

早速、観光バスに乗り込み目的地である洞爺湖に向かいます。外は雪景色であり、北海道に来たんだと云う実感がしてきました。

　しばらく走ると、やがて昭和新山が見えてきました。ロープウェイも動いています。これは有珠山に登るロープウエイかな。ここで降りて観光するのかと思っていたら、通り過ぎました。

有珠山ロープウェイ 乗り物

　昼食時間になったので洞爺湖畔にある「民芸御殿」に寄ります。雪はそんなに積もっていないが、周囲はアイスバーン状態で、溶けていないので危険だ。　

　民芸御殿は洞爺湖、昭和新山を一望するお食事処。2階がお食事処で、既に、食事をしているお客さんがいます。今日の食事はズワイガニ付石狩鍋だ。

　ズワイガニだ！と思わずにんまり。鍋からはもうもうと湯気が立ち上っている。旨そうだ。係りの人云う、お替り自由です、カニ以外は！だと。　カニも美味しいが、秘伝の味噌タレを使用した石狩鍋の鮭が本当に美味しかった。

　他には鮭を散らしたご飯、上にちょこっとイクラも載っている。北海道のじゃがいもバター付である。満腹で、満足した昼食だった。

　満足して階下に降りると、1階は売店で、特に、木彫りの民芸店である。

　再びバスに乗り、先ほど観た昭和新山の麓も戻った。有珠山も目の前にある。その場所には沢山のお土産店や民芸店、飲食店が並んでいる。シャッターを下ろしている店も多い。

　まず、入ったのは昭和新山のクマ牧場だ。入場料は850円だが、割引で７５０円となる。入場すると、熊が沢山いました。

　外は相当寒いので、熊も寄り添って暖を取っているのでしょうか、余り、動かない。面白いことに、幼稚園の熊、小学生の熊、中学生の熊や大人の熊と檻が分かれている。

　でも、中には元気な熊さんもいました。

　昭和新山ガラス館に入ってみる。国内外のガラス製品を展示・販売している。バカラ・ボヘミアをはじめとするヨーロッパのグラス、ベネチア・スワロフスキーのアクセサリー、ガラスのお花やアート皿、小物雑貨などが沢山ありました。ボヘミヤやスワロフスキー等は海外生活をしていた時に、良く購入したものだ。

　ツアー会社では「ちょっぴりプレゼント券」を配っていた。それをガラス館に持っていくとボールペンか絵葉書をくれました。ここでお買い物をすると、他に何かプレゼントをもらえるらしいが、ここでは何も買わなかったので、何かは分からない。

　目の前が昭和新山である。
　昭和18年12月から同20年9月の間、たびたびの爆発と隆起を繰り返して出来た海抜４０６ｍの火山である。この山を見る限り周囲には硫黄が流れていて、草木一本生えていません。そして周囲からは白い湯気が立ち上っています。

　昭和新山は個人の持ち物だそうです。持ち主は三松正夫さんと云う人だそうです。

　有珠山へ登るロープウェイ乗場です。

　有珠山　
　洞爺湖外輪山頂に噴出した２重式の火山。頂上部に円形の火口原があり、その中に大有珠、小有珠の溶岩岳がある。昭和52年8月7日に大噴火で有珠山が出来、平成12年3月31日にも噴火した。前回の噴火からわずか２３年目、有珠山の南西「西山」の麓から噴火した。この時は避難の準備が良く、人的な被害は全くなかったと新聞で報道していましたし、このニュースは記憶に新しい。

　さて、次は洞爺湖を見下ろす高台にあるサイロ展望台に向かう。洞爺湖畔をバスで走り、そして洞爺湖温泉街を抜けて行く。途中で洞爺湖ウインザーホテルを遠望する。ここからの眺望は素晴らしいものだそうで、残念ながら、今回は行かないのです。

　洞爺湖
洞爺湖はドーナツ型の典型的なカルデラ湖、湖周４３ｋｍで中央に大島、饅頭島、弁天島を浮かべ、青く澄んだ湖水を満々と湛え冬季の厳冬でも結氷することなく、対岸遙かに蝦夷富士羊蹄山の姿も望めるそうです。

　やがてサイロ展望台の到着、ここから洞爺湖や周囲の景色を楽しむ事が出来る。

　サイロ展望台の店の中を通り、外に出ると支笏洞爺国立公園・サイロ展望台の看板がある。

　目の前には絶景が広がる。先ほど観てきた昭和新山や有珠山がはっきりと見えるのだ。素晴らしい風景を観た。

　有珠山と洞爺湖が美しい

　サイロ展望台は、北海道洞爺湖の西岸、洞爺湖を囲む大地の端にあります。洞爺湖の大パノラマが広がる絶景のポイント。洞爺湖をはじめ、中島、有珠山、昭和新山等を一望できます。

　サイロ展望台のお店には、木彫りの熊などの北海道ならではのお土産や、おなじみのお菓子などが売られていましたが、ここで飲むヨーグルトが有名と聞き、280円と高いのですが、試しに飲んでみました。濃厚で美味しかった。

　洞爺湖近辺の散策はここで終わります。次は登別温泉に向かいます。ここでは、お楽しみのカニ食べ放題を楽しみます。それは次の旅行記で書きます。