隠れた？桜と紅葉の名所妙顕寺の小さな竹の中庭からは何となくコーヒーの香りがする…んな訳ないか。

2015/03/15 - 2015/03/15

堀川通寺之内を東に。通りの名前のとおりお寺が立ち並ぶ一角に京都に初めてできた日蓮宗のお寺妙顕寺があります。
このお寺は、尾形光琳ゆかりの寺としても有名で、３月１８日まで京の冬の旅で特別公開されているということで寺宝と三つの趣の異なる美しい庭を拝見してきました。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

妙顕寺は鎌倉時代後期元亨元年（１３２１）に創建された京都における最初の日蓮宗のお寺です。

その後安土桃山時代に、豊臣秀吉の命により現在の地に移転し、今日の伽藍が形作られたということです。

寺町通界隈の寺院は立ち並ぶ住宅などと特に違和感のない普通の門が一緒に立ち並んでいるのですが一歩中に入ると、そこには想像以上に広い境内が広がっています。

門の正面に立つ本堂。

本堂に向かって左手に庫裏を目指します。

庫裏の手前には白梅が咲いていました。

紅梅の方はまだ蕾膨らむの状態。

庫裏の玄関で受付を済ませると、まず本堂に案内されます。
本堂内は写真撮影ができません。本堂に向かう途中に眺めた四海唱導の庭。

本堂を拝観し次に大客殿の前に広がる四海唱導の庭に向かいます。

庭の正面にある勅使門。
枯山水のとても大きい庭ですが、どうやら庭全体の写真を撮り忘れておりました。

庭に向かって左手にある紅葉。

こちらは右手にある桜。

次に向かったのは書院に続く廊下の途中にある孟宗竹の坪庭。

ネスカフェのＣＭで有名になった素敵な中庭です。

竹の庭をさらに進むとあるのが、書院、奥書院、宝物殿に囲まれた光琳曲水の庭。
ガラス戸越しの撮影です。

正面の宝物殿では、京の冬の旅の催しで寺宝が特別公開されていました。

梅が美しく咲いていました。

拝観を終えてもう一度境内を歩きました。

本堂に向かって右手を進むと、紅白の梅が美しく咲き誇っていました。