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‘なんか最近、家にこもってばかりよねえ…’<br />まったりとした日曜の午後、<br />‘そういえば「志村ふくみ展」やってたっけ!’<br />主人と大山崎山荘美術館へ出かけることにしました。<br />我が家から車で20分、電車利用でも20分。そんな至近距離にある、とっておきのくつろぎスポットです。

ぶらっと大山崎山荘美術館 「志村ふくみ  源泉をたどる」

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2015/02/01 - 2015/02/01

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yuta

yutaさん

‘なんか最近、家にこもってばかりよねえ…’
まったりとした日曜の午後、
‘そういえば「志村ふくみ展」やってたっけ!’
主人と大山崎山荘美術館へ出かけることにしました。
我が家から車で20分、電車利用でも20分。そんな至近距離にある、とっておきのくつろぎスポットです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 今日はマイカー利用。大山崎町コインパーキングに駐車して、山荘まで歩きます。<br />パーキング横の踏切は、鉄ちゃんにとって絶好の撮影ポイント。

    今日はマイカー利用。大山崎町コインパーキングに駐車して、山荘まで歩きます。
    パーキング横の踏切は、鉄ちゃんにとって絶好の撮影ポイント。

  • 踏切を渡ってまっすぐ坂道を進みます。

    踏切を渡ってまっすぐ坂道を進みます。

  • 天下分け目の天王山、そんな歴史の舞台の地に大山崎山荘はあります。<br />「宝寺」は秀吉が3晩で完成させたと言われる三重の塔のあるお寺です。

    天下分け目の天王山、そんな歴史の舞台の地に大山崎山荘はあります。
    「宝寺」は秀吉が3晩で完成させたと言われる三重の塔のあるお寺です。

  • 天王山登り口<br />結構勾配のある坂道です。足に自信のない方は、JR山崎駅・阪急大山崎駅から出ている無料送迎バスを利用することも可能です。

    天王山登り口
    結構勾配のある坂道です。足に自信のない方は、JR山崎駅・阪急大山崎駅から出ている無料送迎バスを利用することも可能です。

  • 50mほど進み看板に従って右折、しばらく行くと左手に山荘入口のトンネルが。<br />朝一番、開門と同時に入館してすがすがしい庭園と静かな美術館を楽しむのが私のお気に入りです。

    50mほど進み看板に従って右折、しばらく行くと左手に山荘入口のトンネルが。
    朝一番、開門と同時に入館してすがすがしい庭園と静かな美術館を楽しむのが私のお気に入りです。

  • かれこれ30回は足を運んでいますが、いつ来ても心癒され、満ち足りた気分になります。<br />庭園を通って山荘へ。

    かれこれ30回は足を運んでいますが、いつ来ても心癒され、満ち足りた気分になります。
    庭園を通って山荘へ。

  • 安藤忠雄氏設計のコンクリートの建築物「地中の宝石箱」<br />不思議な組み合わせですが、山荘や、庭園にもしっくりとなじんでいます。

    安藤忠雄氏設計のコンクリートの建築物「地中の宝石箱」
    不思議な組み合わせですが、山荘や、庭園にもしっくりとなじんでいます。

  • 木々の間から、山荘裏手にある宝寺の三重塔が垣間見えます。

    木々の間から、山荘裏手にある宝寺の三重塔が垣間見えます。

  • 山荘入口が見えてきました。

    山荘入口が見えてきました。

  • 雪がちらついてきました。中へ入りましょう。

    雪がちらついてきました。中へ入りましょう。

  • 外は人気もなく静かでしたが、中はたくさんの人で賑わっています。<br />さすが志村ふくみさん!<br />でも賑わいすぎじゃない?<br />…と思ってたら、なんとこの日は志村さんの講演会の日だったのです!<br />先着20名の申込み枠は当然いっぱいで、お話を聞くことができませんでしたが、<br />このあと、「志村ふくみ 源泉をたどる」展の図録にサインしてもらうことができました。<br />ラッキー!!

    外は人気もなく静かでしたが、中はたくさんの人で賑わっています。
    さすが志村ふくみさん!
    でも賑わいすぎじゃない?
    …と思ってたら、なんとこの日は志村さんの講演会の日だったのです!
    先着20名の申込み枠は当然いっぱいで、お話を聞くことができませんでしたが、
    このあと、「志村ふくみ 源泉をたどる」展の図録にサインしてもらうことができました。
    ラッキー!!

  • 人間国宝 志村ふくみ<br />染色の分野で独自の道を開拓、90歳となられた今なお、精力的に創作を続けておられます。<br />「前進あるのみ!」<br />更年期を理由に、まんねりとした怠惰な生活を送る我が身が後ろめたい…

    人間国宝 志村ふくみ
    染色の分野で独自の道を開拓、90歳となられた今なお、精力的に創作を続けておられます。
    「前進あるのみ!」
    更年期を理由に、まんねりとした怠惰な生活を送る我が身が後ろめたい…

  • 最初に私の心をとらえたのは、志村さんの随筆でした。<br />植物の放つ生命感、自然界の命の色を引き出し紡ぎゆく真摯な姿、まっすぐはるかかなたを見つめる眼差し。<br />この方の作り出す世界を見てみたい、と強く思いました。<br /><br />今回の作品展は、これまで私の見たどの作品展よりも充実していて見ごたえがありました。<br />展示室の様子は撮影できませんので、図録から少しだけご紹介。

    最初に私の心をとらえたのは、志村さんの随筆でした。
    植物の放つ生命感、自然界の命の色を引き出し紡ぎゆく真摯な姿、まっすぐはるかかなたを見つめる眼差し。
    この方の作り出す世界を見てみたい、と強く思いました。

    今回の作品展は、これまで私の見たどの作品展よりも充実していて見ごたえがありました。
    展示室の様子は撮影できませんので、図録から少しだけご紹介。

  • 志村氏の母、小野豊の師・青田五良の作品<br />「かきつばた着物」「紬のれん」

    志村氏の母、小野豊の師・青田五良の作品
    「かきつばた着物」「紬のれん」

  • 母、小野豊の作品<br />「旅」「茶地格子」

    母、小野豊の作品
    「旅」「茶地格子」

  • とても印象的だった志村氏の「光の湖」<br />この作品を見てゴッホの絵を思い出したのは私だけでしょうか…

    とても印象的だった志村氏の「光の湖」
    この作品を見てゴッホの絵を思い出したのは私だけでしょうか…

  • 優雅な源氏物語の世界へいざなう「夕顔」<br />そして「明石」<br />こんな着物が似合う女性になりたい…

    優雅な源氏物語の世界へいざなう「夕顔」
    そして「明石」
    こんな着物が似合う女性になりたい…

  • 志村さんって、とっても朗らかでお茶目な方かもしれない<br />「黄格子」「梔子熨斗目」

    志村さんって、とっても朗らかでお茶目な方かもしれない
    「黄格子」「梔子熨斗目」

  • 古典のへのあこがれと敬意<br />におい立つような華やかさも併せ持ち…<br />「紅襲(桜かさね)」

    古典のへのあこがれと敬意
    におい立つような華やかさも併せ持ち…
    「紅襲(桜かさね)」

  • 「前進あるのみ」の言葉の体現<br />モダンで軽快、私が一番好きな作品<br />最新作「フローラ」

    「前進あるのみ」の言葉の体現
    モダンで軽快、私が一番好きな作品
    最新作「フローラ」

  • 自然がつくりあげる色の豊かさに、感服。<br />本当にすてきな作品展でした。<br />ほてりを覚ましにバルコニーへ出てみます。<br />

    自然がつくりあげる色の豊かさに、感服。
    本当にすてきな作品展でした。
    ほてりを覚ましにバルコニーへ出てみます。

  • 2階のテラスから栖霞楼を臨むとき、いつも、この山荘を建てた加賀正太郎さんに想いを巡らせます。<br />あの窓から敷地全体を見渡して、この山荘の構想を練る姿。<br />知的で、才能あふれるすばらしい方だったんでしょうねえ…<br />

    2階のテラスから栖霞楼を臨むとき、いつも、この山荘を建てた加賀正太郎さんに想いを巡らせます。
    あの窓から敷地全体を見渡して、この山荘の構想を練る姿。
    知的で、才能あふれるすばらしい方だったんでしょうねえ…

  • 喫茶ルームを抜けると、

    喫茶ルームを抜けると、

  • 広いテラスに出ます。

    広いテラスに出ます。

  • 正面には宇治川・木津川・桂川の三川が合流、淀川へと流れを移すドラマチックな風景が広がっています。<br />

    正面には宇治川・木津川・桂川の三川が合流、淀川へと流れを移すドラマチックな風景が広がっています。

  • 右手、木々の向こうに秀吉の三重塔

    右手、木々の向こうに秀吉の三重塔

  • 1階へ戻り、今度は新館へ<br />「地中の宝石箱」へつながる階段<br />静謐な空間です。

    1階へ戻り、今度は新館へ
    「地中の宝石箱」へつながる階段
    静謐な空間です。

  • 今日もたっぷりと鑑賞を楽しみました。<br />そろそろおいとまです。

    今日もたっぷりと鑑賞を楽しみました。
    そろそろおいとまです。

  • 勝手に名づけた「心の窓」

    勝手に名づけた「心の窓」

  • 何が見えるかな?

    何が見えるかな?

  • モノクロの冬景色の中に、鮮やかなピンク!<br /><br />心にポッと明るい灯がともり、<br />足取り軽く家路につきました。<br /><br />おしまい

    モノクロの冬景色の中に、鮮やかなピンク!

    心にポッと明るい灯がともり、
    足取り軽く家路につきました。

    おしまい

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