農家民宿「樵屋」(農林漁家民宿おかあさん100選出)に宿泊　＆　山口県阿武町界隈を観光

2015/03/12 - 2015/03/13

山口県阿武町は萩市に囲まれた町で、山陰本線が通る「奈古」、今回宿泊した「福賀」、それに「宇田郷」の3つの地区からなり、人口は3千人と過疎が進んでいますが、近年ではＩターンでの移住者が増えているそうです。

今回の旅行では「農林漁家民宿おかあさん100選」に選ばれた阿武町の農家民宿「樵屋」に宿泊し、周辺の観光地？も観て廻りました。


農家民宿「樵屋」↓
http://www.haginet.ne.jp/users/kikori/

「農林漁家民宿おかあさん100選」↓
http://www.kouryu.or.jp/okasan100/

エリア 萩(山口)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

農家民宿「樵屋(きこりや)」です。

http://www.haginet.ne.jp/users/kikori/

阿武町の福賀エリアにあります。
私達が宿泊した時は、1人1泊6,500円でした。
萩市の中心から車で1時間ほどですが、ナビが無いと辿り着けないかもしれません。
ナビが無い場合は、宿の近くまで行くとペアレントさんが誘導してくれます。
また最寄駅までの送迎もやっているそうです。

看板犬。
とっても人懐っこくて可愛い犬です。

お風呂は湯沸しはマキ！
樵屋の名前の通りです。

この宿のペアレントさんが以前に林業を中心に生計を立てていたそうで、それが宿名の「きこりや」の由来になったそうです。

宿の裏手には溜池があります。
朝周辺を散歩していると、キツツキが木を彫っている音が聞こえてきました。

宿周辺の風景です。
ペアレントさんの田畑やビニールハウスがあるぐらいです。

auの携帯も圏外に。

宿周辺の風景。

周辺には家が殆どありません。
なので夜になると星空がスゴイ事になりました。
ペアレントさんからは即席星空教室が行われ、夫婦共々感動しました。
星が多くて綺麗に見えるとオリオン座や北斗七星がドコにあるのか解らなくなるのですね。

部屋は和室です。
灯油ストーブで暖をとります。

樵屋自慢の夕食。
奥さんの手造り。
自家栽培の野菜や採れたてのフキノトウ、イノシシ肉が並びます。

タマネギと里芋をオーブンで、そのまま焼いたものです。

写真を撮るのを忘れてますが、食事時に出されたお茶が非常に美味しく、聞いてみると「ハブ茶」だったのですが、通常とは違い茎の部分を使用しているそうです。津和野の「ざら茶」と似ています。

豆腐のステーキ。
地元の婦人会(だったと思います)が作った豆腐で、とても美味しいものでした。

原木しいたけを焼いたもの。
とっても美味しい。

朝ごはん。
自宅で採れた野菜中心でとても美味しい。

これで1泊6,500円はお得です。
「お得」と書きましたが、この宿はコスパでは測る事ができない素晴らしい宿でした。何よりもペアレントさんが印象的でした。
阿武町の事、農業の事、地形の事、星空の事etc・・・
たくさんの事を教えて頂きました。

阿武町の福賀エリアには、こんなモノが。

道路から山道を少し歩きます。

佐々木小次郎の妻がキリシタンだったので、迫害から逃げるためにこの山奥にある集落まで逃げてきたそうです。

佐々木小次郎の墓です。
今でも地元の方からちゃんと手入れがされていました。

阿武町と萩市むつみ地区の市境近くにある大内義隆供養塔。
側室がここの出身だったそうです。

畳ヶ淵。

ここには「樵屋」のペアレントさんに連れて行って頂きました。
近くに案内したい場所があると連れて来られたのが、畳ヶ淵でした。

http://kanko.susa.in/modules/gnavi/index.php?lid=21
萩市の旧須佐町エリアにあります。

畳ヶ淵
人工的な石畳ですが天然です。

畳ヶ淵
鉛筆みたいな石畳がユニークです。

田万川の柱状節理　

ここも「樵屋」のペアレントさんに連れられて行きました。
人工のコンクリに見えますが、天然です。

http://bunkazai.pref.yamaguchi.lg.jp/bunkazai/detail.asp?mid=110050&pid=bl

田万川の柱状節理　

阿武町の見晴らしが良い場所です。

ここも「樵屋」のペアレントさんに連れられて行きました。

夕陽が綺麗でした。