2014/12/26 - 2015/01/03
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MITSU666-METALさん
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キミは海外のスタバでコーヒーを注文すると、
「キャナイハヴヨーネーン?」と聞かれることを知っているだろうか?
そう。
アメリカへ旅に出た君たちへ訪れる試練は
入国審査の「サ、サ、サ、サイトシーン」以外にも、いくつも待ち受けている。
この日記は、そんな幾多の試練を乗り越えて来た、ある男の物語りである。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2014年12月26日(金)定時まで仕事を終え、この年の仕事納めとしたボクは、逸る気持ちを抑えつつ一旦自宅へ。
すでにパッキングが完了しているスーツケースの待つ自宅まで車で10分。
こういう時こそ冷静にと自分に言い聞かせ、あくまでも安全運転。一時停止では「右・左・右」と声に出し確認。
そう、今夜からボクは、何年か振りのLAへと旅立つのだ。
ボクの住む新潟県からは当然直行便は出ていないので、新幹線で<新潟⇒東京>へと移動し、その後羽田まで向かう。
そんな東京までの道中でさえ、胸の高鳴りは増すばかり。
カバンの中のパスポートは、かれこれ27回は確認しただろうか。
新幹線で2時間。東京駅に到着し、<東京⇒浜松町⇒羽田空港>へとJR&モノレールでの移動。
電車の中にいる会社帰りのビジネスマン達から注がれる、ボクと、ボクの真っ赤なスーツケースへの羨望の眼差しを痛いくらい感じる。
予定通り羽田空港へ到着したボクは、幼なじみのT氏と合流し、0:30頃のデルタ航空にて一路LAXへ向けて飛び立った。 -
27日00:30頃羽田を出発したボク達は、デルタの「エコノミー・コンフォート」のシートの思いのほかの快適さに感動しつつ、日付は戻って26日の17:00頃LAXへと到着した。
さぁ、ここから最初の試練「THE入国審査」がやってくる。
ボクと相棒T氏は、年に何度か海外旅行をする仲であり、世間の同年代よりは海外旅行経験は豊富であることは違いない。
しかし、ボクらの旅行はあくまでもアジア圏中心であり、入国審査では一言も発せずともスタンプを押してもらえる。
だが、ここUSAではそうはいかない。
入国審査の混雑緩和を目的とし、“トム・ブラッドレー・ターミナル”では機械による自動化が導入されたという下調べはしてあるものの、それでも最終的には一言二言聞かれるらしい。
幸いボクは英会話学校に通っているので、それほど心配していないが、相方は「サイトシーン」「サイトスィーン」「サイトスゥィーン」と声に出して練習を繰り返している。
飛行機を降り進んで行くと、まずは券売機のような機械の登場だ。
なんと!多国語対応マシンで「日本語」というボタンをPUSH。
次にパスポートを読み込ませ、簡単な質問に答えたら、指紋の採取と顔写真撮影。
なんと便利な機械なのだ。もうここまでくれば、何も聞かれることなくスルーできるのではないか? と、証明書となるレシートのようなシートが出てくるのを待つ。
ん??? んん??? んんんんん???????
ボクの証明書だけ「 X 」印が大きく入っている。(写真)
当然相方の方にはそんな印はなく、そのまま管理官のいるゲートへと進む。
わけわからずキョロキョロしていると、近くにいた係のおばちゃんが
「あ、あなたラッキーね。 X が付いてる人はあっちに並んで」
と、まったく別のレーンへと並ばされる。
なぜなんだ?相方はすでに審査を終わらせて、ゲートの外にいる。
俺が何をしたって言うんだ!?
ドキドキドキドキ
この列には同じように「 X 」印のついたレシートを持った人ばかりが…
そして先に係官の元へと進んだ人を見ると…
めっちゃ聞かれてる! ものすっごい話してる! 何アメリカン・ジョーク言い合ってんねん!?
この特別レーンはネホリハホリ聞いて、全部の指の指紋撮って、かなりのチェックが入るらしい!!!!
後2人でボクの番だ。英会話学校で習ったこと。日頃自分でリスニング勉強してきたことを蘇らせようと、頭の中をフル回転!
『NEXT!』
きたっ!恰幅のいい黒人の50代半ばくらいの係官。
もう完全にハリウッド映画のワンシーンのような風貌が待ち構えている。
係官「Hi! How are you?」
ボク「Fine thank you.(お、なんだ余裕じゃん。「NEW HORIZON」に出てきた通りじゃん)」
※ここから先は日本語訳でお届けする。
係官「そうか、Youは日本から来たんだね。いつか行ってみたいよ」
ボク「おー、OK、OK」
係官「ところで、旅行で来たんだよね?何日間いる予定だい?LAだけ?」
ボク「YES,サイトシーン。for 10days. I will stay in Losangels and LasVegas.(おっ!笠原メソッドでリスニングした通りだ!)」
係官「指紋とるからそこに指を置いて。そうか、それはいい旅行になりそうだな。LAではどこに行くか決めたのかい?」
ボク「ハ、ハ、ハ、ハリウッド」
係官「それもいいけど、ワタシのおすすめは断然サンタモニカさ。海は気持ちいいぞー」
ボク「I see, I see.」
係官「ラスベガスはもちろんカジーノだろ? 幸運を祈ってるよ。さ、最後だ、カメラで写真を撮るぞー。はいOK。よくできたぞ。Happy New Year!」
ボク「セ、セ、セ、センキュー!Happy New Year!」
ヤバし! めっちゃ英語話した! ペラペラやん!
映画「ターミナル」のトム・ハンクスよりペラペラやん!
一気に自信のついたボクは、意気揚々とLAの街へ降り立ったのである。 -
ガイドブックの中には、「デルタ線や日本発の便はターミナル5に到着する」というような説明のあるものが多いが、我々が搭乗した日本を深夜に出るデルタ便に限っては、1枚目の写真にもある「トム・ブラッドレー」に到着するので注意が必要だ。
とにかくまずは「スモーキング・タイム」である。
ターミナルを出るとすぐに喫煙可能なエリアがあり、世界中の愛煙家たちが群がり、煙を吸い込み頭をクラクラさせている。 -
決められたとおりに縛られたくない、いつだって自由を求め続けてるボクらは、ツアーではなく、すべてを自己手配で旅をする。
宿泊先は、ハリウッドのど真ん中にあるホテル「ロウズ・ハリウッド・ホテル」を予約している。
まずは、LAXからの移動だ。
事前にネットなどでいくつかの手段を調べておいたボクは、ドアtoドアで送迎してくれる乗り合いバン“Super Shuttle”に予約を入れておいた。
「To Airport-oneway」(空港までの片道)
「From Airport-oneway」(空港からの片道)
「Roundtrip (To/From Airport)」(空港まで&空港からの往復)
「Roundtrip (From/To Airport)」(空港から&空港までの往復)
という風に予約が可能で、一人17ドルくらいで非常にオススメだ。
ターミナルを出て右側に少し進むとSuper Shuttleの青いジャケットを着たオバちゃんがいた。
予約してある旨を伝えると、専用端末でピピっと検索してくれ、「あと20分で来るからここで待ってなさい」と。
同じ方向へ向かう数人と乗り合わせて、それぞれの乗客の希望の場所へ寄りながら、最後にボクらのホテルへと到着だ。
約1時間のドライブだったが、街並みを見ながらのプチ観光気分で最高さ。 -
ハリウッド・ハイランドに直結しているホテル“ロウズ・ハリウッド”。
ロビーからしてなかなかスタイリッシュ&シンプルで、大人なボクにピッタリのホテルという雰囲気。
フロント・スタッフの手続きの最中、慣れてるんだぜ?という余裕を見せつけるために、ロビー脇に置いてあったサービス・ドリンク的なものを飲んでやったさ。
部屋へ到着するやいなや「as soon asナニナニ」、夕食&散策をしにハリウッドの街へGO! -
賑やか! 路上に溢れるストリート・パフォーマーの数々。
きらびやかなネオン。
映画、テレビ、本で何度もみたことがある景色が目の前に広がっている。 -
チャイニーズ・シアター
-
このダンス・パフォーマンスをしている彼らの横では、黒人でバスケのユニフォームを着た人が、毎日指先でバスケ・ボールを回すパフォーマンスをしていた。
毎日毎日、昼夜問わず。
ハリウッドに行った人は誰もが目にする光景だろう。 -
LA最初の食事はハンバーガーって決めていた。
日本で「ハンバーガー」というと、所謂ファストフードの感覚しかないが、ちゃんとした肉汁たっぷりのハンバーガーを食べに、定番の「メルズ・ドライブイン」へ。
ホテルのすぐ前の交差点を渡って、少し歩いていけば、この看板が目に入る。
すでにアメリカン。テンション上がる! -
はい、店内!
ナニ、このソファー!
ナニ、この内装!
ナニ、このケチャップ!
ナニ、このメニュー!
ナニ、この客層!
めっちゃアメリカーーー!!!
めっちゃダイナーーーー!!! -
店員のニイちゃん、めっちゃ陽気ーーー♪
人生楽しんでる感伝わるーーーー!
雑談してくるーーー!
いちいちリアクションが格好いいーーー!!!
顔ちっさ!
隣のテーブルの家族と話し込んだっきり、こっち来ねー!
めっちゃテキトーーー! -
油断したー!
コーラ頼んだら、めっちゃデケーーー!!!
お腹ガボガボーーー!
ハンバーガーうめー!
肉食ってる感ハンパねー!
この日記書いてる最中に、すでに食べたくなってるーーー!!! -
想像以上に、どれもこれも美味しくって、いきなり満腹!
チップはどうしたらいいのかなーと思っていたら、会計伝票にちゃんと記載されていたよ。
15%ならいくら、18%ならいくら、20%いくらという感じで。
キリのいいあたりの金額で払えばいいと思うよ。
食後は夜のハリウッドをぶらぶら。
22時過ぎだったと思うけど、全然にぎやかでワイワイしてる♪
ホテルに戻る前に、コンビニ的な雑貨屋さんで、部屋で飲む水やドリンクを調達。
店員の兄ちゃん、めっちゃゴツくて髭モジャ。
店番しながら、ドラム・スティックもってドラムの練習してる。
あー、こういう自由な感じたまらねーーー!
そんなこんなで、長い一日目が終了。
まだまだ旅は始まったばかり。。。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- タコキムチさん 2016/05/08 01:33:17
- お久しぶりです。こんばんは!
- こんばんは!
何回読んでも面白くて傑作です!(≧∇≦)
まだ見に行っていないんですよ。。(ノ_<)
エンデバーを見に行きたいなと思った日から、2つスペースシャトルを見ましたが、2つとも宇宙には行っていません。
絶対エンデバーは見てやるさ。
あと、大晦日にマルーン5のライブ見に行かれたんですねー!最高ー!
私もいつか行ってやるさ。
失礼しました。。。
カメラちゃん
-
- タコキムチさん 2015/11/02 08:26:01
- はじめまして
- こんにちは。
カメラちゃんと申します。
ずっと息子とエンデバーを見に行こうと思っていて、とても分かりやすかったので、このままマネするかもです。
私はハンバーガーが好きではないのですが、お店がとっても楽しそうなので、それもメモを取らせていただきました。
私もターミナル大好きで、DVDも持ってます!!
カメラちゃん
- MITSU666-METALさん からの返信 2015/11/28 16:00:36
- RE: はじめまして
- カメラちゃんさん
お返事遅くなり申し訳ありません。
そうですか!エンデバー最高ですよ。ド迫力すぎて、ずーーーっと見ていられます。
ハンバーガー以外もたくさんありますので、
雰囲気味わいにぜひ!
> こんにちは。
>
> カメラちゃんと申します。
> ずっと息子とエンデバーを見に行こうと思っていて、とても分かりやすかったので、このままマネするかもです。
> 私はハンバーガーが好きではないのですが、お店がとっても楽しそうなので、それもメモを取らせていただきました。
>
> 私もターミナル大好きで、DVDも持ってます!!
>
>
> カメラちゃん
- タコキムチさん からの返信 2015/11/28 16:39:54
- RE: RE: はじめまして
- MITSU666-METALさま、こんにちは
ご返信までいただきましてありがとうございます。
ちょうど息子の冬休み中に、来月か再来月行きたいと思っておりました。
行ける事になりましたら、またおさらいに読ませてください(o^^o)
寒くなりましたね。
お元気でお過ごしください。
カメラちゃん
- MITSU666-METALさん からの返信 2015/11/28 16:46:39
- RE: RE: RE: はじめまして
- ありがとうございます!
息子さん幸せですねー。
自分も子供の頃にアメリカとか行っていたら、
世界が広がって良かっただろうなーと思います。
自分が行った時は(年末)はけっこう寒かったので
お気をつけ下さい。
> MITSU666-METALさま、こんにちは
>
> ご返信までいただきましてありがとうございます。
> ちょうど息子の冬休み中に、来月か再来月行きたいと思っておりました。
>
> 行ける事になりましたら、またおさらいに読ませてください(o^^o)
>
> 寒くなりましたね。
> お元気でお過ごしください。
>
> カメラちゃん
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