アマン東京　宿泊記

2015/02/14 - 2015/02/15

2014年末にソフトオープンしたアマン東京。
春のグランドオープン前に、ちょっとお邪魔してみました。

北京のアマンにて「デザイナーがケリー・ヒルに内定」と教えて
いただいた日から、ずっとアマン東京のオープンを楽しみにして
おりました。


念願の、日本のアマン誕生です。



※追記※
数日前に再訪したのですが、その際伺ったらグランドオープンは
３月下旬予定とのことでした。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタッフに連れられて33階へ上がると、そこはまさに別世界。

ガーデンレセプションの天井はとても高く、上部は和紙がぐるりと張り巡ら
されていて圧巻です。

琴の音色が美しく響いていました。

チェックインの際、夏に予約を入れている別のアマンのブローシャーまで
ご用意くださっていました。
アマン東京のものと合わせてお部屋に届けていただくことに。

軽くお部屋やホテル全体をご案内頂いてから、アフタヌーンティーへ。

全体的にシックに統一されています。

ディテールも凝っていて、見た目も楽しい仕上がり。
食べてしまうのが勿体無いくらい可愛いです。

ハイヒールは中で2種類の味に分かれているということで、縦に食べることを
おススメされました。

バッグの中にはピスタチオとブルーベリーがぎっちり。
食感も楽しいです。

ただ…とにかくチョコレート系が多いので、ずっしりお腹にたまります…

スコーンもクロテッドクリームなども美味しかったです。

全体的にとてもボリュームがあるので、残念ながら半分くらいは
家族に食べて貰いました。

次は、アフタヌーンティーとしてではなく、ランチのつもりで
チャレンジする予定です（笑）

あまおうの入ったフルーツゼリー。
フルーツたっぷりで、ゼリー部分は甘さもすっきりしていて
美味しかったです。

帽子のチョコレートももちろん食べることができます。

アフタヌーンティーが終り、改めてお部屋に向かいます。
廊下がとても長く、敷かれたカーペットがふわふわでした。

ハリウッドツイン。

畳をイメージしたマットが敷いてありました。

窓際にはリビングエリアがあり、下には皇居が見えます。
写真だとわかり辛いのですが、デイベッドもテーブルも相当な大きさです。

こちらにはＴＶが隠れていて、リモコン操作で出し入れできます。

ＴＶはぐるりと回してリビングエリアから見ることも可能。

冷蔵庫の中身はアマンオリジナルのジュースとアルコール以外全てフリー。
写真は既に何本か飲んでしまっていて完全なものではありませんが…

アマンらしくプールや食事などで部屋をあけているスキに、お部屋の清掃
と合わせて飲んだ分だけそっと追加されていました。

今回は全く利用しませんでしたが、あると便利ですよね。

ダブルシンク。
床は石張りですが、床暖房で温められているため快適でした。

奥には肩まで浸かれるバスタブがあります。

檜の香りのアマン東京オリジナルアメニティ、とても良かったです。

どうも海外のシャンプーが合わず、いつもアマンに泊まる時でもアメニティ類は
必ず持っていくのですが、アマン東京では必要ありませんでした。

日本人の髪質にあうものを用意されているのでしょうか。

ウェルカムスイーツ(木箱)と、お部屋に常備のお菓子２種（丸いガラス）。

おかきがとても美味しかったです。

紅白の苺が可愛らしいです。

ただアフタヌーンティーを食べた直後だったのでお腹に余裕がなく、
暫く放置してしまいました。

プールへ移動。

お部屋まで案内してくださったスタッフの方に「プールへ持っていけるような
バッグはありますか？」と聞いたら特に用意は無いとのこと。

他のアマンは大体お部屋にバッグが用意されているので、そのつもりでいたの
ですが…無いなら無いで別にいいやと思っていたのもつかの間。

直ぐにアマン東京オリジナルの紙バッグを３サイズもお持ちくださいました。

プールでは、窓際のこちらのベッドを利用することに。

上を見上げるとこんな感じ。
柱の間接照明も素敵です。

ミネラルウォーターは常温か冷たいものかを選べます。
直ぐにお絞りとともに持ってきてくださいました。

グラスはプラスチック製。
万が一でも、プールでガラスが割れると大変だからでしょうか。

この日は天気もよく、富士山の傍で沈んでいく夕陽を見ることができました。

東京タワーも見えます。

お部屋に戻ると、またスイーツが届いていました。
これはバレンタイン仕様？

ディナーで外出する際に通ったロビー。
照明を落として、ぐっと大人の雰囲気。

お部屋に戻ってバスタイム。
柚子が用意されていたので柚子湯を楽しむことに。

柚子湯、香りが良くて癒されます。

バスルームからの夜景。
皇居があるので手前は暗いですが、奥に新宿が見えます。


夜遅くに急に必要なものができてコンビニに行きました。
既にアマン東京が入っている大手町タワーのコンビニは閉まっているとのこと。
（23時で営業終了のようです）

スタッフの方が「別のコンビニまでご案内します」と寒い中、道案内をして
くださいました。

朝の景色。

家族がジムへ行っていたので様子を見に。

私たちの他には誰もいません。

１時間ほど汗を流すということなので、私はプールへ移動。

朝からプールサイドで読書、贅沢な時間です。
しかも、こちらも誰もいません。

今回は壁際の一番奥にあたるこちらに。

リラクゼーション音楽が小さく流れているだけでとても落ち着きます。

お風呂にも入りました。
（誰もいないのを確認してから、そっと写真を撮らせて頂きました）


こちらのお風呂、スカイツリーも見えてとても見晴らしがいいのです。
ちょっと気になったのが、向かいのビルから見えたりはしないのかな？
ということ。
（きっと見えないようになっているとは思いますが）

温泉ではありませんが、ゆったりと広い湯船は癒されます。

中央で流れているのは体を清めるための冷水だそうです。
洗い場は３つ。
このほかにもシャワーブースやスチームサウナなどありました。

更衣室にも浴室内にもミネラルウォーターが沢山用意されていて、
いつでも水分補給ができます。

朝食は、ザ・レストランにて。

奥にはワインセラー。
こちらも天井が高く、とても開放的です。

神津牧場のアマンオリジナル無塩バターとジャム２種。
バターがとても軽くて美味しかったです。

はちみつ。

まずは自分の選んだジュースと、３種類のスムージー。
どれも飲みやすく作られていましたし見た目も綺麗です。

これとは別にコーヒー・紅茶・チョコレートミルクから選べるとのことで
私はチョコレートミルクをオーダー。

朝からこんなにたくさんの飲み物を飲んだのは初めてかもしれません。

パンも３種類選べるとのことで、こちらをチョイス。

ヨーグルトも、北海道生乳とカスピ海とフルーツ系のものから選べました。
私はカスピ海をチョイス。

前菜もスモークサーモンとコールドカットから選べ、私はコールドカット。
全体的に美味しかったのですが、付け合せのサラダが野菜の味が濃くて
大変気に入りました。
フルーツを減らしてもっとサラダが食べたいくらい。

卵料理も色々選べますが、私はエッグベネディクトをチョイス。
アマンの中では、東京のエッグベネディクトが一番好みのお味でした。


サイドディッシュも色々なメニューから選べて、私はスピナッチとクリスピー
ベーコンとポークソーセージ。

最後に紅茶を頂いて朝食終了です。

大変ボリュームがありました。

チェックアウトの際、タクシーをご用意いただきました。
家についてタクシーから荷物を降ろした際、初めてネームタグが
付けられていたことに気付いたのですが…
アマンのネームタグは、いつも気付かない内にそっと付いていて
嬉しくなりますね。

アマン東京のタグはダークブラウンで黒いアマン東京のリボンつき。

どのアマンのタグも特徴があって気に入っていますが、私が持って
いるタグの中ではアマン東京のものが一番使いやすそうです。


今回の宿泊の総括としては、ハード面は全体的に満足しましたが
スタッフの方は人によってだいぶ差がある気がしました。

勿論「都内のホテル」と考えると全体的にクオリティは高いですが、
「アマンリゾーツ」と考えると少し物足りなさを感じてしまいます。

また、おもてなしをしてくださっているのは十分感じることができた
のですが、他のアマンで感じるような驚きや感動は特に無かった
というのが正直なところ。
ソフトオープン中ですし、しかも１泊しかしていないので仕方のない
ことかもしれませんが…
これから、もっと素敵なホテルになっていくと期待しています。