2014/12/25 - 2014/12/25
41位(同エリア129件中)
SUR SHANGHAIさん
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サラワク川北岸からボルネオ島北部を回ったレンタカー旅のお次は、クチンの北西部にあるグヌンガディン国立公園周辺のドライブへ。
グヌンガディン国立公園は、ラフレシアが見られることで有名な国立公園。
クチンからだと北西へ80kmほどで日帰り可能。
道筋は整備されていて普通車でも大丈夫でした。
クチンからツアーも出ているので、それに参加してみるのももちろんよし。
注意したいのは、ラフレシアには、○月頃なら見頃という花の季節は無いらしい点。
見てみたい方は、空振りにならぬように、開花情報は事前に公園事務所に問い合わせてみるのが一番。
花が咲いていない時でも、公園内のトレイルを歩いてみることはできます。
こちらは、多少脚力・体力に自信がある方向けかも。
SUR SHANGHAIたちは一番近い滝まで行ってみましたが、結構アップダウンがあったり足元も悪かったりで、普段歩くのがあまり好きではない旦那にとっては苦行のようでした。(;^ω^)
この日は、グヌンガディン国立公園からさらに西に進んで、ボルネオ島北部西端の港町スマタンまで行ってみた様子を記録しようと思います。
表紙の画像は、スマタンから更に西に続く道。この橋までやって来て引き返しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日行ってみるグヌンガディン国立公園はボルネオ島北部にある国立公園のひとつ。
クチンからだと、北西に伸びる1号線でSEMATAN(スマタン)方向にあります。
約80kmの道筋は、このとおり舗装は出来ていて快適。
幹線道路だけなら普通車でも大丈夫です。
この画像の分岐点で、LUNDU(ルンドゥ)の町方向へ右折して1316号線へ。
グヌンガディン国立公園入口は、この分岐点からだと6km。
その途中のルンドゥの町には、ガソリン・スタンドや食堂もあり。
この旅行記の中盤でご紹介します。
この画像の標識に出ているパンダン・ビーチやスマタンへも、今日の後半戦で行ってみます。 -
上掲の画像の分岐点に出ていた標識には、寄生植物のラフレシアや食虫植物のウツボカズラの仲間のイラストが。
これは、グヌンガディン国立公園がラフレシアの宝庫になっているから。
ラフレシアは、東南アジアの島々やマレー半島で見られる植物で、世界一大きな花として有名。
シンガポールの建設者となったトーマス・ラッフルズが、1826年にヨーロッパ人として最初にこの花を発見したことから、ラフレシアと名付けられたのだそう。 -
まずはルンドゥの町は素通りして、グヌンガディン国立公園へ。
やはり道筋は舗装されていて快適。
公園入口となる道の脇に、ラフレシアの絵がついたこんな大きな看板が出ています。 -
グヌンガディン国立公園入口ゲートでは、訪問者登録するようになっていました。
一瞬、「パスポート、持って来なかったよ!(◎◇◎)」と慌てましたが、この2014年12月下旬には、名前と国籍位を書き込むだけで終わり。ε-(。・д・。)フー
スタッフおにいさんが、「今日はラフレシアは咲いてないけどいいの?あと一週間後位に咲くのはあるけど。」と親切に教えてくれました。
うまい具合に花がある事は期待していなかったので、ガッカリは無し。
「(ヾノ・∀・`)イエイエ、公園内のトレイルをちょっと歩いてみたいだけです〜。」
チケットは、敷地内部のセンター利用だけなら10リンギット。
トレイルを歩いてみるなら20リンギット。
ローカル料金はどちらも半額。 -
「じゃ、車を停めたら(無料)、あそこで地図をもらって。」と指差されたグヌンガディン国立公園内のセンター。
ここでは飲み物も売られていましたが、ミネラル・ウォーターのみ。
トレイルの行き先別所要時間を教えてもらったところ、2014年12月下旬現在では:
グヌンガディン山頂(965m)へは片道3時間。
一番近い1号滝へは同じく30分、7号滝へは1時間半。
その中間にある3号滝への道は不通になっていると言うことでした。
ラフレシアがうまく咲いていれば、ガイドさんも雇えるそうです。
普段、歩くのは好きではない旦那はすかさず「1号滝へ行こう!」
┐(´〜`;)┌ -
グヌンガディン国立公園内。
トレイルの上り口には、ラフレシア関連の説明パネルが出ていました。
この画像はクリックすると拡大表示されます。
それでも文字などが見えにくい時には、更に拡大してご覧ください。 -
グヌンガディン国立公園内のトレイルの上り始め。
こんな標識が出ていて、迷う心配なし。 -
グヌンガディン国立公園内のトレイル。
始めはこんな緩〜い階段の道で、歩くのがあんまり好きではない旦那も、「これならオレでも大丈夫!(^◇^)」
と元気だったんですが…、 -
…旦那が自分で「行こう!」と決めた決めた1号滝への分かれ道(画像左)からは、急にアップダウンが結構あったり…、
-
…足元も悪い道になって、旦那は文字通り汗だくに。(。・w・。) ププッ
グヌンガディン国立公園内の1号滝へは徒歩片道30分だけ!と軽く見て行くと、びっくりしますよ。
足元はきちんと固めて行きましょう。 -
グヌンガディン国立公園内の1号滝。
ん〜、水が落ちている場所だから一応WATERFALLなんだけど、想像していた滝とは風情がちょっと違うような…。(;^ω^) -
グヌンガディン国立公園内の1号滝は、自分の感覚を基にすると、滝と言うよりは沢の流れ。
それでもここで一息つけてよかったね。 -
グヌンガディン国立公園内では、あちこちから色々な鳥の声が聞こえたり、足元をチロチロ走って行く小動物も。
これは、ずいぶん捻くれた幹と言うか茎と言うか…。
暑い国の植物って、北の国の植物に無いおどろおどろしさがあると思う。 -
ちょっとだけ運動がてらに歩いてみたグヌンガディン国立公園を出て、この旅行記の最初に出した標識に名前があったパンダン・ビーチに行ってみます。
レンタカーだと、気ままにあちこち行けるのがやっぱり一番の利点。 -
1316号線の続きをパンダン・ビーチ方向へ。
やはりこんな舗装された道で、普通車でも楽チン。 -
1316号線の標識に従って行って、パンダン・ビーチ到着。
別に有名な浜辺と言う訳ではないんですが、こういうマイナーな場所を見つけにあちこち脱線して行ってみるのが好きなんです。
SUR SHANGHAIは子どもの頃、いつも通る道の枝道を見ると、その先には何があるのか興味津々だった。
行ってみると、別にどうという事もなかったりしたんだけど、そこに至るまでのワクワクドキドキ感がよかったのよね。
で、今回見つけたパンダン・ビーチは、地元の人たちが家族連れでやって来る遠浅のビーチ。
手前に小さな休憩所もありましたよ。 -
パンダン・ビーチから1316号線を戻ってルンドゥの町で腹ごしらえ。
久々にローカル色満載のフード・コートに行ってみた。
1階に衣料品のお店が出ていて、食事が出来るお店があるのは、町の眺めや風通しのいい2階。
右上の画像は、そのお店の雰囲気を撮っただけだったのに、たまたま写った右端のおじさんのヘアスタイルが愉快。(*^。^*)
ここで食べたのはナシ・アヤム(スライスしたフライド・チキンを添えたスープ炊きご飯)。
ピリ辛醤油とスープがついて5リンギット也。
中国系のお店だと、同じようにスライスした蒸し鶏or茹で鶏を添えた海南鶏飯があるけど、あのプルプルした食感はちょっと苦手。
SUR SHANGHAIはナシ・アヤムの方がいいな。 -
グヌンガディン国立公園近くのルンドゥの町も、マレー系住民に混じって中国系住民も多いようだった。
お店の看板に漢字が使われていたり、こんな可愛い中国寺院があったり。
マレーシアって、ほんとにアジア!(o´・ω-)b ネッ♪ -
グヌンガディン国立公園近くのルンドゥの町にはガソリン・スタンドも。
青緑色の看板のガソリン・スタンドは、どこでもシェールと一緒に並んでいたような気がする。
SUR SHANGHAIたちが借りた車もここで腹ごしらえ。
シェールでは、95のガソリンとディーゼルがありましたが、お値段は失念。
(;´・ω・`)ゞごめんなさい。 -
このままクチンに戻るには早すぎる。
この旅行記の最初にも書いたように、スマタンと言う町に行ってみます。
ルンドゥの町からだと、27km。
地図で見てみると、スマタンはボルネオ島のマレーシア領内では北西の外れの港町で、スラヤン・ブサールと言う川の河口にあります。
いわば、サラワク州の北西の最果ての地。
そう思うと、行ってみたくなるのが人情。 -
スマタンは、スラヤン・ブサール川河口に沿った町。
町自体は、マレーシアのそのほかの地域でも見られるようなのんびりとした雰囲気。
町からはさらに南シナ海の海岸線に沿って道が続いているようみたい。
行ける所まで行ってサラワク州最果ての気分を味わってみようか。 -
サラワク州最北西の町スマタンには、軍が駐留している区域があった。
インドネシアとの国境も近いし、ここを拠点にして周辺の南シナ海にも睨みをきかせているんでしょうね。
そのフェンスに出ていた≪侵入禁止≫の標識。
この≪入ったら撃つぞ!≫の標識は、マレーシアだと軍関係の敷地周りでよく見かける。
もうずっと前、最初に見た時にはΣ(´゚ω゚`;)ドキッ!!としたなあ。
ただ、この画像の標識は絵柄がちょいと稚拙。
いまひとつ怖さに欠ける…。(-_-) -
スマタンの町を出て、更に北西へと針路を取る。
この道は、地図で見ると、インドネシアとの国境まで行かずに尻切れトンボになるみたい。
それなのに、思いがけず整備がきちんとされていてびっくり。
この先にも民家や何かの施設があるんだろうか。
途中ですれ違ったのは、このあたりの学生とは思えぬサイクリング集団。
何かの研修旅行にでも来たのかな。 -
イチオシ
道の脇にポツリと一軒だけあった建物。
この画像では見えにくいんですが、軒下にこの家の主らしき人の名や、商売繁盛に通じる言葉が漢字で出ているんです。
それにしては人の気配もしないし、第一こんな所にお店?
周りには村どころかほかの民家すら見えないのに。
なんだか不思議な空間だった。 -
イチオシ
またしばらく道なりに行くと、こんな木橋が架かる川があった。
「なんだか危なっかしいね。車でも通れるのかな?」と降りて見に行くと…、 -
…たまたまやって来た車は、「勝手知ったる我が橋。」と言わんばかりにス〜ッと渡って行った。
SUR SHANGHAIたちはと言うと、「このへんで引き返すのがいいかもよ。」的な気分になっていたので、この橋は徒歩で渡ってみるだけにします。 -
イチオシ
今度は橋の向こうからオートバイが2台。
まだこの先にも村があるのかな。
先頭のオートバイを運転してる男の子、まだホントは免許が取れない年齢じゃないかな。
後ろに座っているのは弟?
二人ともヘルメットもかぶっていないし、気をつけて。 -
木橋が架かっているこの川は、何と言う名前?
ベリンサー川と地図に出ているのがこの川?
スマホで確認すればよかったね。
沼のようにほとんど流れが無くて蚊がブンブン。
カメラを構えるほんの数秒の間に、腕のあちこちを刺されて痒い〜。 -
イチオシ
上掲の画像と同じ川。
岸辺のヤシが水面に映る。
その倒影があんまりくっきりし過ぎていて、空間感覚が無くなってしまいそう。 -
スマタンの町へ戻る途中、南シナ海の浜辺に出る脇道を見つけて行ってみた。
ここもやっぱり遠浅の砂浜。
あれ、ここの砂は締まっていて、車も通れそう。
タイヤの跡がたくさんついている。 -
スマタンの町方向から、浜辺を走って来るオートバイが。
SUR SHANGHAIたちも走ってみたくなったけど、事情のよく分からないこんな所で身動きが取れなくなったらアウト!
大事を取って止めておきました。 -
砂浜に目を落とすと、小さな生き物たちが巣穴を掘って作り出した不思議な模様。
砂浜に広がる小宇宙だね。 -
スマタンの町に戻って、スラヤン・ブサール川河口の突堤へ。
これは、途中で振り向いて見たスマタンの町並み。 -
スラヤン・ブサール川が南シナ海と接する河口。
突堤の先まで来ると、ちょうど満潮の時間帯になったよう。
沖から逆流してくる水の流れが速い! -
音も無く南シナ海の沖合いから押し寄せて来る満ち潮。
静かなのに力強く速い流れがスラヤン・ブサール川を遡って行く。
なんだか怖いくらいの勢いだね。 -
スマタンの町も去って、クチンに戻り始めた道。
道の脇には主要な行き先と距離数を書いた標石や標識が出ているし、幹線道路はこのとおり舗装されています。
そうそう、スマタンの町でもガソリン・スタンドを見かけましたよ。
クチンまでは100kmちょっと。
必要な人は、ガソリンを補給して行きましょう。
このあと、帰り道では猛烈なスコールに遭遇。
クチンに戻って、宿になったプルマン・クチンのお部屋から外を見ると…、 -
…これまた背筋がゾッとする位の黒雲が、盛大なスコールを従えてクチンの西郊外を通過中。
その雨脚までよく分かる。 -
プルマン・クチンのお部屋から見た、クチン中心部に迫って来たスコール。
豪雨に煙る街の一画に立ち上っているのは白煙?
まさか、火事じゃないよね。 -
スコールが止んだ夕暮れ。
クチンの中心部にある≪人間茶坊(LIFE CAFE)≫というお店に行ってみた。
場所は、中華街の東の外れEWE HAI STREET(友海街)。
名前だけ見るとカフェですが、ここは中国の麺類や餃子が主体の食堂。
なのに、ビールや炭酸飲料は置いていなくて、お茶か特製ヘルシー・ドリンクのみ。
SUR SHANGHAIは元々お酒は飲めない体質なのでそれは構わないんですが、餃子と一緒にビールを飲みたかった旦那が不満。
そこをこらえてお試しにまず一皿頼んだ水餃子は、茹で上がってからしばらく経ったらしく、生ぬるい物が出てきて更にガッカリ。
有名なお店らしくて、壁にこれまでお店を訪れた人たちの写真や紹介記事が出ていたのに残念でした。(´-ω-`) -
サラワク南岸のウォーターフロント間近な一画は、中央郵便局などの史跡が多いんですが、そこに突然現代が現れたかのようなショッピング・ビル≪プラザ・メルデカ≫があります。
ビール無しの半分冷めた餃子にガッカリしてまだ空腹の旦那が
「あ!回転寿司がある!ヽ(*^ω^*)ノ」
と、入ってみた栄(さかえ)寿司。
このお店って、シンガポールのあちこちでも見かけるよね。
旦那の救いの神になって感謝!(人'∀'o)
このプラザ・メルデカには、ファッション店などのほか、日本でもお馴染みのカフェやファスト・フード店、それに大きなスーパーやドラッグ・ストアもあって、旅行者にも役立ってくれますよ。
お土産になりそうな物を探しつつ行ってみるのもいいと思います。
さ、旦那のお腹のムシも鳴き止んで、今日はリタイア。
明日はクチンの街巡りをしてみようと思います。
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