新春レッサーパンダ詣で再び静岡へ（２）日本平動物園（前編）レッサーパンダ特集：「三保の松原」姉妹とタク・シー夫妻と童顔シュウシュウ・パパとスミレちゃん

2015/01/03 - 2015/01/03

日本平動物園も去年2014年にレッサーパンダの赤ちゃんが生まれたので、いつ行こうかとチャンスをねらっていましたが、今回も干支の置物やオリジナルカレンダー・プレゼント目当てで、年明けの３日に出かけました。
そして、シーちゃんママとタクくんパパ、長女のミホちゃんと次女のまつばちゃん（姉妹の名前の由来は「三保の松原」）、シュウシュウ・パパとスミレちゃん（年の差カップルなので片方をパパと呼びたくなる@）、総勢６頭のレッサーパンダたちに会えました！

ただ、秋吉台出身の可愛いおばあちゃん姉妹のアーヤちゃんとアーニャちゃんの姿は見当たらず、紹介もなくなっていたのが気になりました。
リナちゃんらしき姿は、飼育棟の隣のバックヤード側でちらっと見られましたが、非公開というわけですね。

しかし、本日のレッサーパンダで１番目当ての子は、なんといってもまつばちゃん！
まつばちゃんはシーちゃんママと一緒にレッサーパンダ飼育棟のガラス張りの部屋にいました。
正門のすぐ近くですし、赤ちゃん公開中、という看板がすぐ目につくので、混雑しがちでしたが、まつばちゃんとシーちゃんママが活動しているときに、そのガラス張りの展示室の前にいるのは私だけ、という独占状態の時間はけっこうありました@

同じことは、レッサーパンダ館の屋内のガラス張りの部屋にいた一昨年2013年生まれのミホちゃんの場合もそうでした。
中にいるレッサーが動いているときにはまともな写真は全然撮れない部屋なのですが、ミホちゃん、１番上の台の上でまったりしている時間がけっこう長かったんです。
そして眠りそうになっては、不意に顔を起こし、じーっとガラスの外の見学者の方を見る、という行動を繰り返してくれたので、なかなかフォトジェニックでした！
同じような写真ばかりになりましたけどネ。
それにしても、ミホちゃん、ほんとうに立派に成長しました。
私がミホちゃんに会うのは約１年ぶりで、一昨年生まれのレッサーの子たちの中ではとりわけ小さかった子だったんですもの。

背中の毛も黒いまつばちゃんは、もうぱっと見たところは、シーちゃんママよりも大きく見えたくらいでした。
でも、顔はまだまだ子供でした。
しぐさも、子供らしくおぼつかなくて、超キュートでした@

日本平動物園のレッサーパンダのおやつの時間は、朝一番の公開開始時のときを除くと、毎日11時半からと宣伝されているのですが、本日はずいぶん遅れて11時45分からでした。
しかも飼育員さんの話はなく、レッサーに無言でりんごをあげていて、話しかけにくい雰囲気だったのはちょっと残念でした。
スミレちゃんとミホちゃんには昼前のりんごのおやつはありませんでした。あるいは順番を測り間違えて私がまつばちゃんたちのところにいた間に、先にもらっていたのかもしれません。

でも、シーちゃんママとまつばちゃん、それから屋外の２面の展示場にいたシュウシュウ・パパとタクくんパパが嬉しそうにりんごを食べる姿はじっくり見られました@
愛情深いママのシーちゃんも、ことリンゴになると我が子はライバルらしく、まつばちゃんの食べかけをとりあげてしまいました（苦笑）。
これまで見て来た去年2014年生まれの子パンダのリンゴタイムで、自分の分のリンゴが食べ終わった母親に食べかけのリンゴを奪われずにすんだ子パンダは、食べるのが母親より猛烈に速かった千葉市動物公園のメイタくんくらいかも。

本日、１番見やすく写真が撮りやすい屋外の広い展示場にいたのは、シュウシュウ・パパでした。
おかげで可愛い顔がじっくり見られたのですが、シュウシュウ・パパがあんなに童顔で可愛かったなんて、３度目の今回、初めて気付いたかも！？

タクくんは屋外の狭い方の展示場にいましたが、タクくんはわりとフォトジェニック。
笹ごはんや、リンゴを食べているとき、咀嚼中に顔をあげ、ちらっちらっと見学者の方を見たりしてくれるんですもの@
ほんとタクくんは、我が地元の埼玉こども動物自然公園にいる母親のナツちゃんによく似ています。

スミレちゃんは、屋内の広い運動場にいました。
今回、スミレちゃんは、１番上の網張りの橋に行くために階段をあまり上らず、タク・シー夫妻が滑り台にしていたスロープの方からよく上っていました。
スミレちゃんは今年もシュウシュウ・パパとペアを組むのかな。今度こそスミレちゃんにも可愛い赤ちゃんが生まれるといいな。

＜2015年正月３日の新春レッサーパンダ詣の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）東海道新幹線で元旦よりクリアな富士山を眺めながらアクセス編＆それなりにグルメ編＆日本平動物園の干支展でヒツジを学ぶ
■（２）日本平動物園（前編）レッサーパンダ特集：「三保の松原」姉妹とタク・シー夫妻と童顔シュウシュウ・パパとスミレちゃん
□（３）日本平動物園（後編）その他の動物たち：子供をおんぶするオオアリクイ＆仲睦まじいホッキョクグマのロッシーくんとバニラちゃん＆意外にシャッターチャンスがあった夜行性動物など

日本平動物園の公式サイト
http://www.nhdzoo.jp/

＜タイムメモ＞
05:00頃　家を出る
（途中でみどりの窓口で帰りの新幹線を指定席券に変更）
06:40頃　JR品川駅に到着
07:10　品川駅発東海道新幹線ひかり461号に乗車
08:06　静岡駅到着
08:22　静岡駅発JR東海道本線興津行に乗車
08:25　東静岡駅に到着
08:35頃　タクシーで日本平動物園に到着
08:45　15分早めに動物園開園
08:50-10:40　レッサーパンダ
10:40-11:00　干支展
11:00-11:15　写真をチェックしながら休憩
11:15-12:00　レッサーパンダ
（リンゴタイムは少し遅くて11:45頃から）
12:00-12:15　写真をチェックしながら休憩
12:15-12:45　他の動物を見て回るが写真は撮れず
12:45-13:30　ランチ休憩＆ショッピング
13:30-14:30　オオアリクイの母子
14:30-15:10　おやつ休憩
15:15-16:05　猛獣館299（ホッキョクグマ・ジャガー・アザラシ他）
16:05-16:20　他の動物を見て回るが写真は撮れず
16:20-16:25　夜行性動物館
16:30頃　動物園を出る
16:47発のバスは遅れて17:05頃に到着
17:15頃　東静岡駅南口前に到着
（南口のレストランに行きかけてやめる）
17:45　東静岡駅発のJR東海道本線に乗車
（静岡駅の待合室で駅弁夕食）
18:37　静岡駅発ひかりに乗車
19:33　品川駅着
22:00頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成中。
「動物／動物園と水族館の旅行記〜レッサーパンダ大好き〜　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

正門から入ってすぐのところにあるレッサーパンダ飼育棟

前回は奥の屋外展示場に可愛いおばあちゃん姉妹のアーヤちゃん・アーニャちゃんがいたのですが、お年寄りだからか非展示となってしまいました。

レッサーパンダ飼育棟では去年2014年生まれのまつばチャン公開中！

できれば今回の第１目的だったシーちゃんママとまつばちゃん母子はレッサーパンダ館の屋内の見やすくて広い運動場で会いたかったんですけどネ。

レッサーパンダ飼育棟にいたのは、美人なシーちゃんママと

毛色が黒っぽくてだいぶ大きくなったまつばちゃん

一昨年2013年生まれのミホお姉ちゃんに比べると、まつばちゃんは格段に発育が良かったです。

まつばちゃくの毛づくろいをしていたシーちゃん

こっち向いているのがシーちゃんママですが、まつばちゃん、でかい！

シーちゃんの、まつばちゃんの押さえつけ方が可愛い@

レッサーの毛づくろいは長く、シーちゃんは延々と毛づくろいをしていたので、他の子たちを見に行くことにしました。

お向かいのレッサーパンダ館へ

建物の中はビジターセンターとつながっています。トイレもきれいです。
レッサーパンダ見学後、ビジターセンターの干支展も見学しました。

シーちゃんとまつばちゃん以外のレッサーパンダの個体紹介板

アーニャちゃんとアーヤちゃんの紹介がなくなってしまいましたが、jilllucaさんによるとバックヤードで元気とのこと。安心しました。

やさしい性格の13才のシュウシュウ・パパ

今年もスミレちゃんとペアを汲むことになるのかしら。

我が地元の埼玉こども動物自然公園生まれのタクくん

夢見ヶ崎動物園にいる双子の妹のアンちゃんとあわせて、タク・アン兄妹。
奇しくもどちらも４才にして２匹の娘の親となりました。

三保の松原にちなんで名付けられた、まつばちゃんの１つ上のお姉ちゃんのミホちゃん

去年はタクくんにいじめられちゃったというスミレちゃん

今年のペアはシュウシュウ・パパなのか、あるいはタクくんリベンジなのか。

朝ご飯リンゴを食べていたシュウシュウ・パパ

シュウシュウ・パパが屋外大運動場の方にいるのを見るのは初めてです。

目を細めて嬉しそう@

タクくんは笹ごはん中

ちゃんと可愛い顔を見学者に見せながらもぐもぐしてくれる@

目もとがお母さんのナツちゃんそっくり@

白顔っぽいところはお父さんのミンミンゆずりですね。
やんちゃで気が強いというのは、ナツちゃんゆずりの性格かな。

つぶらな瞳で、なんて可愛くてフォトジェニックなんでしょう！

バックヤード側で早くリンゴがもらいたくてそわそわしていたミホちゃん

屋内の小展示場に出てきたミホちゃん

目線より上の１番高い台の上に乗っていました。
逆に手前の低くて広い台の上にいるときは、子供目線で、見やすいのですが、撮影はほとんどアウト。

ミホちゃんも待望の朝リンゴ中@

屋内の運動場ではスミレちゃんが闊歩

笹ご飯をもぐもぐ、スミレちゃん

こうしてみると、野毛山動物園にいるお父さんの賢健くんの面影が確かにあります。

スミレちゃんのパパの賢健くんがいる旅行記
2013年２月３日
「節分の日のレッサーパンダ詣は横浜と川崎をはしご（1）野毛山動物園の海くん＆キンタちゃん・賢健くん──海くんは魔性のレッサーで、賢健くんは恐妻家！？」
http://4travel.jp/travelogue/10747684
2014年３月８日
「初春の神奈川レッサーパンダ詣（２）１年ぶりの野毛山っ子たち：鼻の上の茶毛がそばかすみたいでチャーミングな賢健くん、精悍な顔の海くんはキンタちゃんに邪険にされてしょんぼり＆おめめくりくりの可愛いキンタちゃん、尻尾はあいかわらずしょんぼり」
http://4travel.jp/travelogue/10866296

ちょっと神経質そうな目元が可愛いネ

きゃ〜、スミレちゃん、童顔@

嬉しそうなレッサーの顔は幸せを運ぶ@

むっつりミホちゃんも可愛いヨ！

眠りかけては顔を上げて、こちらをじーっと見てくれたミホちゃん

ミホちゃんの視線にしびれちゃう@

地上を散策していたタクくん

笹ごはん中のシュウシュウ・パパ、なんて可愛いの！

ええーっ、シュウシュウ・パパってこんなに可愛かったんだ！！

今まで可愛くなかったとは決して言いませんが、でも、こんなに可愛かったなんてびっくり。

頭上の通路を渡って来たシュウシュウ・パパ

階段を下りる前はいつもフォトジェニック

とはいえレッサーは、予測を裏切る行動をとることが多いですから、こっち来るかと思ったらきびすを返したり、全然立ち止まらなかったりして、毎度シャッターチャンスとは限りませんでした。

大きめなお鼻が童顔を強調@

外の様子を伺うシュウシュウ・パパ

お客さんの入りを見ていたのかしら。

しばらく熱心に見ていたシュウシュウ・パパ

ひょっとしてそこからレッサーパンダ飼育棟にいた娘のシーちゃんと孫のまつばちゃんの様子が分かったとか！？
野生の勘で？

子犬みたいなシュウシュウ・パパ

右耳が垂れたところ@

サンリオのぬいぐるみたいな可愛らしさ@

日向はまぶしくって、細めた目が吊り目@

再びレッサーパンダ飼育棟へ、おちゃめなシーちゃんママ

運動神経バツグンなシーちゃん

もうすぐお昼前のリンゴがもらえると分かっているのか、シーちゃん、そわそわしていました。

鼻筋がきゅっとなった美人さん

バックヤードへの扉の前の丸太をトントンと何往復もする

まつばちゃんも時々運動場内を動き回ったけれど

台の上でまったりしながら、元気なママを眺める

横着なまつばちゃん（笑）

「届かにゃい」

「んー、やっぱり届かにゃい」

「いいもーん、いま、どうしても笹を食べたいってわけじゃ、ないんだもーん」

にらめっこ、悩殺された私が完敗@

ぺろぺろ、だらだら

まつばちゃんの瞳の中に私がいる幸福@

しっぽの方をちょちょい

下りようかなっ、と思案中？

まだまだ幼児体型なまつばちゃん

上手に丸太を渡れるかな

ワンちゃんみたいなシーちゃんママ

まだリンゴがないかと、シーちゃん、そわそわ

見ている私も、そわそわ。

まつばちゃんが再び台の上でまったりしていると……

シーちゃんママの毛づくろい攻撃！？

「ママ、もういーよー！」by まつばちゃん。

ところが11時半になってもシーちゃんたちのリンゴタイムがなかったので、もしやレッサーパンダ館の子たちが先か！？　と慌てて向かいました。

レッサーパンダ館でもリンゴタイムはまだなのか、スミレちゃんが屋内運動場で再び笹ごはん

いまにして思えば、もうリンゴを食べ終わった後だったのかも。

タク・シー夫妻が滑り台にしていたところを、スミレちゃんはとことこ上る

前回訪れたときは、シーちゃんがここですいすい滑る姿をたっぷり見ることができました@

関連の旅行記
「新春・東海道新幹線に乗って静岡市立日本平動物園へレッサーパンダ詣2014（３）Red Panda特集：滑り台レッサーパンダ・シーちゃん、す〜いすい！」
http://4travel.jp/travelogue/10849645

１番高いところに上がったスミレちゃん、片手を上げて

挙手した国会議員みたいなスミレちゃん（笑）

金網通路ごしにタクくんの方を伺うシュウシュウ・パパ

つられて私もタクくんの方を見ると……。

まあ、タクくん、いつのまにリンゴをもらったの？

可愛い顔しちゃって、もうっ！

口元によだれ@

飼育員さんの方を伺いながらリンゴを食べていたシュウシュウ・パパ

ミホちゃんはお昼のリンゴはもらえたのかな？

飼育員さんに食べさせてもらっていたまつばちゃん

ぺろっとしたまつばちゃんと、小さな小さな噛み口があるリンゴに注目@

まつばちゃんもちゃぁんと自分でリンゴを持って食べられるのネ

お客さんの方を見ながらリンゴを食べるまつばちゃん

顔の大きさに対して、パーツがまだ小さいです。

シーちゃんもリンゴを手にして

ご機嫌だねっ！

自分のリンゴを完食したシーちゃん、まつばちゃんのりんごを狙う

あらら、まつばちゃんの食べかけのリンゴをシーちゃんが奪っちゃった@

おやっ、まつばちゃん、手の中にリンゴがないことに気付いていない？

「ママ、あたしのリンゴ……」

シーちゃん、まつばちゃんから取り上げたりんごも、あっという間に食べ終わってしまいました。
愛情深いママでも、リンゴとなると、我が子はライバルのようです。

眠そうでも目力があったミホちゃん

レッサーパンダ特集は以上です。
午後、ランチ後からは、他の動物たちを見に行きました。
今回の訪問では、特にオオアリクイの子を見るのが楽しみでしたから。

「新春レッサーパンダ詣で再び静岡へ（３）日本平動物園（後編）その他の動物たち：子供をおんぶするオオアリクイ＆仲睦まじいホッキョクグマのロッシーくんとバニラちゃん＆意外にシャッターチャンスがあった夜行性動物など」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10968261