2014/12/02 - 2014/12/02
106位(同エリア486件中)
玄白さん
写真好きの仲間たちの間で、来年のテーマは「橋」にしようということになっています。そこで、橋の写真を時々撮らなくてはなりません。第1弾としてライトアップされた都会の橋を撮ろう、しかしレインボーブリッジやベイブリッジは有名すぎるので、2年半前に完成したばかりで、撮影する人が比較的少なそうなゲートブリッジにしようと決めて、久々に都会の風景の撮影に出かけてきました。
せっかく、わざわざ上京したので、寄り道して隅田川に架かるライトアップされた永代橋も撮影してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
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今回の撮影場所は、若洲海浜公園。京葉線新木場駅から若洲公園キャンプ場行きのバスに乗って終点まで行く。
ここは、海釣り、サイクリング、キャンプなどが楽しめる公園で、週末はけっこうな人出がある。公園の片隅に大きな発電用風車が回っている。 -
ゲートブリッジには、一部分だけ歩道がある。このタワーの中のエレベータで昇って歩道に出られるようになっている。
ところが、エレベータの入り口に、「本日は定休日です」という立て看板がかかっている。エエ〜ッ! こういうのにも定休日があるとは知らなかった。
ゲートブリッジの上からの撮影は断念。 -
11月3日に、現役時代の友人たちとの飲み会で上京したとき、下見のため飲み会の前に訪れたときの写真をアップしておこう。以下の8枚の写真は、このとき撮影したもの。夕暮れ時のシャッターチャンスの時間は飲んでいたので、本当の下見だけ。
エレベータのタワーの最上階は小さな展望台になっている。そこからゲートブリッジを見下ろす。 -
最上階の一つ下の階からゲートブリッジの歩道に出る。
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歩道からの眺め。少し靄っているが、スカイツリーの左側にうっすらと男体山が見えている。
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若洲公園キャンプ場が下に見える。右端がエレベータ塔
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筑波山も見えている。
反対側には富士山があるのだが、この日は雲が多く見えず。 -
ゲートブリッジのトラス付近まで来た。近くに見えるのだが、歩いてみると意外に距離があった。
真下に、長く伸びた堤防があり、ここで大勢の太公望が釣りを楽しんでいる。 -
ゲートブリッジのトラスの中へ。
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トラスを潜り抜け、反対側へ。同じような塔があるが、ここから下に下りることは出来ない。歩道もここで行き止まり。つまりゲートブリッジを歩いて対岸に渡ることはできず、来た道を戻るしかないのである。
以上、下見のときの写真でした。 -
日の入りまで一時間以上あるので、もう一度、撮影場所を見定めるために海岸沿いを行ったり来たり。
ここの上空は、羽田に着陸する飛行機の進入経路になっているので、ひっきりなしに飛行機が飛んでいく。ゲートブリッジが、レインボーブリッジや、ベイブリッジのようなつり橋タイプではなく、ユニークな形のトラス構造の橋として設計されたのは、航空法で橋の高さ制限があったこと、しかも東京港に出入りする大型船舶がくぐれるように一定の海面からの高さを確保できるようにするためだったそうだ。 -
今日は空気が澄んだ快晴の日。少し雲がかかった富士山もバッチリ見えている。
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今日は平日なので、中央防波堤には下見に来た日ほどの釣り人はいない。
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橋の真下を通って・・・
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公園の東端に向かう。
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歩道のコンクリートに猫(犬?)の足跡がくっきり。工事中、コンクリートが固まる前に野良猫が歩いた跡らしい。
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公園の東端からのゲートブリッジ。
向かいあったトラスの間の橋の下に富士山がすっぽり入っていて、なかなかいい構図だ。ここに腰を落ち着けて黄昏時の撮影をすることにする。 -
反対側に目を向けると、ディズニーランドと周辺のホテルが見える。
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冬至に近いので今は太陽が沈む位置は南に来ているが、日を選べばゲートブリッジの下でダイヤモンド富士が見られそうだ。
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太陽が沈む位置はゲートブリッジの端ぎりぎりのところになりそう。
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まもなく、太陽がゲートブリッジにかかる。
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日の入り直前
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橋脚の間から最後の光を放つ夕日。
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富士山と夕日に覆いかぶさるゲートブリッジ
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富士山にかかる雲が少し減ってきたようだ。
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5時25分日没。これからマジックアワーが始まる。
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ゲートブリッジは、別名恐竜橋という愛称がある。向かいあったトラス構造が2頭の恐竜に見えるからということのようだが・・・・
ウ〜ン、恐竜には見えないな〜。 しいて言えば面長の馬のような・・・ -
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少しずつ暗くなって、富士山のシルエットがはっきりしてきた。
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富士山にかかる雲が夕日に照らされて赤く染まっている。右側の山裾には雪煙のようなものが見えている。
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上空の空はさらに青みを増してきた。
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黄昏時のオレンジ色に染まった水平線近くの空を背景にトラスの片側をアップで撮影。照明の一部が灯り始めた。
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イチオシ
すべての照明が灯った。まだ続くマジックアワーの空を背景に純白の光で照明されたゲートブリッジがとても美しい。
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一隻の大型船がゆっくり橋の下をくぐっていく。その光跡を写し込んでみた。
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イチオシ
橋の下に見える湾岸のビル群にも明かりが灯り、美しい夜景が現れた。
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イチオシ
マジックアワーが終わり、夜空に変わってきた。ISO感度を落とし、長時間露出で飛行機の光跡を入れた撮影にしてみよう。
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飛行機の航路が左に寄っているようなので撮影場所を右の方に移動。
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橋の右側に移動。
思っていたよりゲートブリッジのライトアップが明るく、飛行機のライトと明るさの差がありすぎる。もう少し光跡を長くしたいのだが、ゲートブリッジが明るすぎてうまくいかない。 -
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吹きっさらしの海岸である。日が落ちると急激に寒くなってきた。バスの中で知り合い一緒に撮影していたご夫婦は、寒いからと言って、暗くなる前に帰って行った。
午後6時、そろそろ引き上げることにしよう。 -
次に向かったのは永代橋。隅田川に架かる橋は河口に一番近い勝鬨橋から上流の千住大橋まで25の橋が架かっているが、いくつかは夜になるとライトアップされる。
それぞれ、異なる色のライトアップだが、鮮やかな青色で照明された永代橋は、ことのほか美しい。もともと青いペンキで塗られた橋なので、ブルーの色が際立っている。
永代橋は、隅田川に架かる橋の中でも歴史が古く江戸期元禄年間に架けられた。何度か火事、流失の憂き目に会い、大正15年に現在の鉄橋に作り変えられた。古い歴史がある橋なので、勝鬨橋、清洲橋と並び、国の重要文化財に指定されている。 -
永代橋の中央から上流を望む。隅田川大橋の向こうにスカイツリーが聳えている。
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隅田川の右岸の小さな公園から永代橋を望む。隅田川をひっきりなしに水上バスが行き来している。
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中央大橋の歩道の真ん中付近にて撮影。
リバーシティ21の高層マンション群をバックにした永代橋。マンション群の暖かな色の照明と、鮮やかなコバルトブルーの永代橋の照明のコントラストが美しい。 -
イチオシ
水上バスの光跡と共に撮影
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上流方向にカメラを向ける。ピンクのライトが灯った清洲橋とスカイツリー。
水上バスもカラフルな照明で彩られている。 -
イチオシ
長時間露出に切り替えて、水上バスの光跡を写し込む。
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今度は中央大橋のほうに行ってみる。
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中央大橋の主塔
中央大橋は、2005年に完成したばかりの新しい橋だ。近代的デザインのX字型の主塔が、高層マンション群とよく調和している。 -
中央大橋中ほどから永代橋とスカイツリーを望む。
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イチオシ
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橋の真ん中付近に一体の彫刻が設置されている。隅田川とセーヌ川は友好河川提携をしているそうだ。(友好都市はよく聞くが、友好河川というものがあるというのは、調べてみて初めて知った)
この彫刻は、友好の証として、当時のパリ市長で後のフランス大統領になったシラク氏から東京都に送られたもの。永代橋の方を向いているので、水上バスに乗らないと、正面の姿が見えない。
午後から橋の撮影三昧の半日だった。若洲海浜公園で寒い中で撮影し、隅田川沿いを歩き回ったので、いささか、くたびれた撮影行だった。
機会があれば、隅田川にかかる他の橋の撮影もしてみたい。
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