2014/11/15 - 2014/11/15
52位(同エリア278件中)
玄白さん
紅葉の季節もそろそろ終わりに近づき、冬がすぐそこまで来ています。冬の風物詩といえば、イルミネーション。相模湖リゾートプレジャーフォレストという遊園地で毎年大規模なイルミネーションが行われていて、すでに11月1日からオープンしています。山中湖ロッジから自宅に戻る途中にあるので、立ち寄ってみることにしました。
いい年した熟年夫婦が遊園地というのもチト気恥ずかしいが、500万個のLEDを使った関東最大規模のイルミネーションという謳い文句に釣られてしまいました。
見終わった感想はというと・・・
ここのイルミネーション、たしかに規模は大きいのだが、遊園地ということもあってなのか、ちゃちな感じがして大人のセンスがまるでない。いわば演劇でいえば、プロの俳優による演劇ではなく、幼稚園児の学芸会のような印象でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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山中湖ロッジを午後1時に出て、日帰り温泉「紅富士の湯」に漬かってから帰宅の途につく。今回は中央高速相模湖ICで途中下車して相模湖イルミリオンを見ていく。
土曜日で大混雑が予想されたので、早めに行くことにした。駐車場には4時20分に到着したが、すでに駐車場は8割ほど埋まっていた。
入園料は¥600だが、駐車場料金が別途¥1000かかる。
イルミ専用入場券は5時以降の入場となる。それまで入場ゲートの前で時間つぶし。 -
園内は6つのゾーンに別れていて、それぞれ独自のコンセプトの飾り付けがされている。「光の花畑」、「光の動物園」、「光のナイアガラ」、「光の海」、「光のゲート」、「光の宮殿」の6つ。
これは入園ゲートをくぐり、少し行ったところにあるシンボルツリー。 -
「光の花畑」ゾーン
ピンク色のLEDが斜面に敷き詰められている。 -
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鮮やかなピンクのLEDの光の前では、本物の紅葉も地味に見えてしまう。
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「光の花畑」の上のほうに「パディントンベアのスカイパラソル」というアトラクションがある。傘がついた二人乗りのイスがぶら下がっていて、空中をグルグル回るような遊戯施設である。
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「パディントンベアのスカイパラソル」自身も白色LEDの電飾が施されている。回転しているところをスローシャッターで撮影してみた。
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イチオシ
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ピンクのLEDの丘の奥にシンボリックツリーが見える。光の花畑ゾーンの反対側付近に来た。
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イチオシ
紅葉がLEDの明かりでピンクに染まっている。
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「光の花畑」の端の方の傾斜地にしつらえられたイルミネーション。
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「光の動物園」ゾーン
緑色のLEDは、草原をイメージしているのだろう。 -
草原にはトラなどの内部から照明されたハリボテの動物が置かれている。
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「光のナイアガラ」ゾーン
高さ10数mから吊り下げられたLEDが滝をイメージしているのだろう。 -
イチオシ
「光のナイアガラ」入り口からみた「光の花畑」
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「光のナイアガラ」ゾーンの真ん中に巨大なダイヤモンドのイミテーションがおかれていて、記念写真撮影ポイントになっている。
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「光の海」ゾーンに行く途中の光のトンネル。ピンクのLEDだが・・
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奥に進むと・・
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オレンジ色、
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青と色が変わっていく。
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「光の海」ゾーン。海をイメージして青色LEDで埋め尽くされている。潤沢に青色LEDが使われるのも、今年のノーベル物理学賞受賞の科学者たちの成果だな。
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ハリボテのサンゴや・・・
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ウミガメなど・・・
「光の動物園」ゾーンのハリボテの動物もそうであるが、主催者は一生懸命作ったのだろうが、できばえはチト幼稚でイマイチ感動はないな〜 -
「光の海ゾーン」を下の方から眺める。
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「光のゲート」ゾーンに登るペアリフト。長蛇の待ち行列だし、別途料金がかかるので、ここはパス。「光のゲート」へは歩いては行けないというので、そちらもパス。
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カラクリ砦というイベント施設。中は3次元迷路になっているらしいが、ここも別途料金が必要。通り過ぎるだけにしておく。
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また光のトンネルをくぐりぬけて、「光の宮殿」ゾーンに向かう。
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イチオシ
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小さなジェットコースターがある広場の前からカラクリ館を遠望。
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「ひこーきコースターペリカンくん」という名の小さなジェットコースター
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「光の宮殿」ゾーン入り口の門
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宮殿の前にプール(噴水?)があるらしいのだが、ものすごい人混みで近づけない。
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ここだけは、唯一動きがあるイルミネーションである。動きがあると言っても、部分毎のLEDを時系列的に点けたり消したりして動きを表現しているだけなのだが・・
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ときどき、噴水があがり、噴水の照明と宮殿のLEDのオンオフで動きを表現している。
現代風にディスプレイするのだったら、プロジェクションマッピングを使えばよいと思うのだが・・・来年か再来年あたりにはプロジェクションマッピングが使われていくのではないだろうか。 -
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イチオシ
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イチオシ
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入場ゲートの近くの「セントラルロッジ」で行われていたショー
2年前から、他の4Travelerの方々に触発されて、イルミネーションを見に行き撮影もやるようになったが、そろそろ飽きてきたかなという感じである。
光モノの撮影は他にもいろいろある。自然志向派の玄白としては、星、オーロラ、蛍などは、自然が作り出す美が感じられて飽きることがない。花火は、一瞬の光の造形に、花火職人の江戸時代から続く伝統技能が凝縮されているのが感じられて面白い。都市夜景は、建築美の背後の現代文明を象徴し、そこに息づく社会、経済、文化の表象のようで、これまた興味深い。
イルミネーションは、たしかに色鮮やかで、シャッターを押せばだれでもきれいな写真がとれる。しかし、LEDをたくさん飾り付けて「きれいでしょう」と見せ付けるだけのイルミネーションは、なにか刹那的で底が浅い感じがしてきたのである。
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この旅行記へのコメント (4)
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- こあひるさん 2014/12/05 15:30:18
- 手厳しいですね〜(笑)!
- 師匠、こんにちは。
相模湖イルミリオンに行かれたのですね〜。けっこう混雑していたようですね。
私は、この頃なんとな〜く心身のバイオリズムが下がり気味(?)で、イルミハンターする気分がいまひとつ・・・といっても、仙台にいるとあんまりハンターするものがないんですが・・・。
張りぼてっぽいオブジェって、確かにちゃっちいですよね〜。最近のイルミだけが売りの大規模化したところは、見方・感じ方によって師匠のような感想を抱かなくもないです。
・・・と言いながらも・・・いつかはハウステンボスなんかにも行ってみたな〜なんて思っちゃってたりするのですが・・・。
こあひる
- 玄白さん からの返信 2014/12/05 16:42:55
- RE: 手厳しいですね〜(笑)!
- こあひるさん、こんにちは!
体調があまり良くないんですって。いけませんね。お体大事にしてください。
実はイルミ大好き人間のこあひるさんには、いささか不快な思いをさせてしまうんじゃないかな〜と思いながら旅行記コメントを書いていました(^ ^); 。 2年前からイルミの撮影始めたのもこあひるさんの旅行記がきっかけで、こあひるさんは玄白のイルミ撮影の師匠ですからね。
まあ、でもイルミすべてを全否定しているわけではないんですよ。最新の映像技術を駆使した3Dプロジェクションマッピングなんかは、創造性豊かで大人でも十分楽しめる企画もありますからね。
ともかく、価値観は人それぞれですし、人の価値観をとやかくいうつもりは全くありませんので、気にしないでくださいね。
早く元気になってください。
玄白
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- 銭形幸一さん 2014/12/04 23:15:17
- イルミネーション負けしている景色が多そうなイメージ
- こんばんは。
どうも最近のあちこちのイルミネーションのイベントや花で観光客を呼ぼうとしている公園、私も好きになれません。
作り物っぽいような感じがしてしまうのと昼間の光景を想像してしまうとなんか興ざめしてしまいそうで。
昼間でも絵になる光景で主役を引き立てるような控えめなライトアップなら効果的だと思うのですが。
京都やドイツのローテンブルク、イスタンブールの夜の町は普通のオレンジ色の街灯であっても夜景が絵になります。
あまり有名ではありませんが静岡の加茂花菖蒲園、花菖蒲が主役のようなライトアップ、とても綺麗でした。
どうせ派手にするのなら上海の外灘や浦東の摩天楼くらいにライトアップすれば見事なんでしょうけどね。
光の効果考えないでただ照らせばいいような感じのイベントも経験しました。
奥大井の茶畑にある一本桜のライトアップがそうでした。
昼間見た時はうっとりしてしまうような素晴らしい構図で、ライトアップ楽しみにしていったら桜の花びらが茶葉の緑の光の反射を受け、「盛夏の桜の樹」をイメージしたライトアップになってしまい、勿体ないなぁと感じました。
植物もそう。
関東圏にもあちこちにバスツアーで行くような「フラワーガーデン」がありますがいまいち行こうという気になれません。
山や林道、田園風景に溶け込んでいるような花に美しさを感じるようになりました。
南アルプスの高山植物や林道で自己主張するようにたくましく咲く山吹、渓谷の深い緑に意外な色添えをする山桜…。
やはり自然のままが一番美しいと思うようになりました。
どうせなら
「見映えする風景+花」
という風に撮ってみたいものですね。
- 玄白さん からの返信 2014/12/05 16:17:50
- RE: イルミネーション負けしている景色が多そうなイメージ
- 銭形幸一さん、こんにちは
銭形さんの旅行記を拝見していて、銭形さんと価値観が合っていそうだなと思っていましたが、今回の書き込みで確信しましたよ!
> どうも最近のあちこちのイルミネーションのイベントや花で観光客を呼ぼうとしている公園、私も好きになれません。
> 作り物っぽいような感じがしてしまうのと昼間の光景を想像してしまうとなんか興ざめしてしまいそうで。
↑ 同感です。作り物でもいいんですが、美術品、工芸品とは言わなくとも、大人の鑑賞に堪えるセンスの良さがあればいいんですがね・・・
最近街角で見かけるイルミは、どうも安っぽくてイケマセン。
> 植物もそう。
> 山や林道、田園風景に溶け込んでいるような花に美しさを感じるようになりました。
> やはり自然のままが一番美しいと思うようになりました。
↑ これまた同感!
滝野瓢水という俳人の句に「手にとらでやはり野に置けれんげ草」というのがあります。れんげの花がきれいだからといって手を加えたり、持ち帰ったりすれば、結局しおれてしまう。自然のままに野で咲いているからこそ一番美しい、こういう美意識、価値観に共感を覚えます。
玄白
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