激ウマ炭火豚カルビのためだけに週末ソウル

2014/09/27 - 2014/09/28

両親がツアーでソウルで行くことになり、「一緒に行けない？」と誘われるも仕事を休める訳も無く週末だけ。ちょうど失効するJALマイルがあったので出発2週間前に空席検索すると2席だけ空いたので札幌から弾丸で焼肉だけのためにソウルへ。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

全てマイルで取った特典航空券です。この時期は札幌＝成田が国際線機材
SS7での運行でしたのでクラスJがファーストクラスとビジネスクラスを解放しておりJALのステータス会員は当日ファーストクラスが当たりました。
欧米線では往復で200万円はするJALが世界に誇る『JAL SUITE』をたったの1000円の追加料金で席を体験できるなんて夢のようなお話です。

個室に近いようなシート。1ー2ー1の配列でとても広いシートでした。

有難く1Aにアサインされ大きなモニターを見るだけでテンションは高めです。

成田に着いたら国際線として飛ぶのでシート周りはちゃんと完備されていました。

オーディオも普通席とは違い操作が難しそうですので、読んでおきます。

リモコンも大きい！横に置いたスマートフォンとほぼ同じです。

窓際の棚を開けてみると小物を入れるに便利な収納になっていて至れり尽くせりです。

快晴でファーストクラスの座席から見る空は格別です。

機内サービスは国内線の普通のサービスですが、ファーストクラスはカーとで飲み物を運ばずにCAさんが個別にオーダーを取りにきてお盆で持って来てくださいました。カートが通れないくらいに座席が広いのでしょうか？8席しかありませんから運んだ方が早いのかもしれませんね。

シートはもちろんフルフラット。というよりもカプセルホテル並みの広さ。ちょっと足を伸ばしてみましたが言うまでもないくらいに広い。

テーブルも大きくて紙コップが小さく見えます。

成田に着きましたが、札幌が遅れたので降機する際に名前を呼ばれ走るように言われました。ダッシュして何とかソウル仁川行きに乗り込みました。

あ〜さっきのファーストで行きたかったなぁ。この狭さにシュンとなりますが、無料のチケットですし文句は言えません。

最近のJALの機内食はとっても美味しくなって工夫がみられます。

日韓就航50周年記念なんですね。就航当時は恐らくこんなに沢山の日本人が渡航するとは思わなかったでしょう。韓国は近くて、食べ物も美味しいくて、優しい方が多いので大好きな国の1つです。

恵比寿の和食の名店『なすび亭』監修のお弁当タイプの機内食。お品書きも添えられていました。

女性にはちょうど良いサイズです。上品なお味で美味しかったですよ。
お店でいただくと8000円くらいするようなので、その味を楽しめる機内食って素晴らしい！

仁川国際空港へ到着。大陸から訪問者で入管はごった返し時間がかかります。
それでも空いていそうなレーンを探しもう10回もソウルに来ていると慣れたもので思ったよりも早く外へ出られました。到着ターミナルの一番外れにある
Jumba juiceが美味しいので一先ずテイクアウト。リムジンバスも高級リムジンではなくて6015番の一般リムジンで明洞へ。車中、この美味しいスムージーを飲みました。ブルーベリーバナナ、濃厚で美味しかった〜。

ホテルはアクセス重視にしました。最近泊まった明洞界隈のホテルで一番良かった
Nine Tree
ソウルの宿はユートラベルで取ることが多いです。満室でも近いようなホテルをメールで連絡が来たり早割プランとかありキャンセル手数料もギリギリまで取られないプランもあって重宝しています。

客室はグリーンを貴重とした可愛らしい造りです。この界隈のシングルルームは本当に狭くてスーツケースが広げられませんがこちらは中サイズであれば大丈夫ですし、とにかく部屋がキレイ。地下鉄明洞駅の目の前にあるUNIQLO旗艦店の斜め裏にあり、リムジンバスも以前の世宗ホテルからこのホテルよりにバス停が近くなりましたのでとても便利な場所ですよ。

バスローブやファブリーズも備え付けてあり、荷物台もありました。

韓国でのホテル選びのポイントは私の場合は浴室です。トイレとシャワーがフラットな床で仕切りが無いホテルが苦手で扉が付いているシャワールームか、バスタブにシャワーカーテン付きのところじゃないと床がビシャビシャの上を歩くのが嫌なのです。

これです、ちゃんとドアが付いているシャワー、合格。
まだ新しいホテルなのでタオルもこの時はゴワゴワ感はまだありませんでした。水圧もバッチリです。
でも、アメニティを置く棚が無くて持ち込んだシャンプー等バスマットの上に置いて手を伸ばして取りながらのシャワーでした。作って欲しいです。

床も少し傾斜しているので水が溢れることも無く快適。

このホテルありがたいことにコンセントがたくさんあります。日本のコンセントも2つあってスマホ、iPad、デジカメと同時に充電出来るので重宝しました。

冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが2本。とっても親切なホテルです。

Nine Treeホテルの向かいはハーモニーマートのような明洞マートという小さなスーパーで品揃えが良いお店が深夜0時近くまで開いていてお菓子やビールを買うのに良かったです。日本語の商品説明もあり交通費をかけてロッテマートに行かなくもこちらで大抵も物は揃います。

早速の調達品。
大好きなI'm realの濃厚ジュース。
OBビールにバナナウユ（牛乳）キャラメル味の牛乳も。全部美味し過ぎて、一日で飲み切ってしまいます。

今回もメイン。家族でソウルに現地集合して食べに行った絶品の炭火で焼く豚カルビ。旅行好きでソウル通な友達に教えてもらったお店です。

『元祖チョバクチプ』
予約が出来ない並んで食べる行列店。日曜日がお休みです。

《行き方》
地下鉄5号線 麻浦（マポ）駅で下車して1番出口から地上へ。
駅を背に道なりに若干右にカーブしている道を進むと新韓銀行を過ぎて2つ目の角を右に曲がります。コンビニのGS25を過ぎたら立派な瓦屋根と店先にお酒かキムチの壺を大量に飾っている飲食店を通過してすぐ行列で分かるでしょう。
道路に面しているのは裏手になるので曲がって正面へ。

店先で炭を起こしています。地元の方や日本人で並んでいます。受付簿があるので名前を書きますがハングル語が分からずローマ字で書きました、ドキドキ。日本語が上手な男性の店員さんがちゃんと呼んでくれます。40分待ちました。

ついに今回の目的の焼肉！牛と豚とありますが皆さん豚を食べている方が多くコスパの良い豚に。セットで野菜や麺も付いています。3人で肉だけは4人前にしました。お店の中はキレイです。

このセットで韓牛で35000KRW、豚(デジカルビ)でたったの12000KRW。1人前1300円しません。なんてコスパの良いお店なのでしょう。

チョキチョキしながら、いただきます。味付けカルビなのでそのまま食べてみました。炭火が香ばしくて遙々来た甲斐がありました。

渡韓10回でお肉ランキング堂々の1位です！

炭火の火力が凄くてビールが直ぐに温くなってしまうので、瓶ビールはこまめに頼むと良いでしょう。日本語メニューもあるし、店員さんが日本語で話しかけてくれるので不便さは無し。

セットの野菜にのっけて、サムジャン(甘味噌)をちょっと付けて、この店のピリ辛の葱が美味しくてこちらものせて巻き巻き。

う〜ん、たまらなく美味しいよぉ。野菜が足りなくなったら無料で持って来てくれます。

締めはセットに付いてくる、メルミョン(冷麺)
さっぱりトンチミの出汁が効いている冷麺に大満足でした。しかもこちらの麺は飲み込めない麺ではなく、そう麺みたいな柔らかく食べやすい麺で別料金で追加注文可です。

買い物をしたくて地下鉄で『東大門文化公園』へ。
この辺りの問屋が主のお店が大好きでTEAM204や、前回カバンを大量購入したu;usに行こうとするも人気も無くネオンが消えていて、どうやらこの辺りは毎週土曜日が定休日のようです。残念。

開いてそうなお店を周ってみましたが、イマイチ。

やっとの思いで気に入った靴を見つけました。
maxistyleの地下です。

韓国の靴は細身でサイズを１つ上げないと入りません。そうすると今度はすこしカカトが開いてカパカパしてしまうので中敷をその場で入れてもらうよう頼みます。接着する時間があるので15分で無料でやってもらえました。

それから、この辺りは在庫を別の倉庫から持ってくるので気に入った商品は試すだけでも初めに言っておいた方が一緒に持って来てくれるので時間短縮になります。

タクシーで明洞に戻り、ぶらり入ったお店でクラッチバックを購入。

ホテルに帰りもう1回明洞マートへ。マーケットOのブラウニーは夏限定のバニラをゲット。インスタントのチャプチェと高麗人参キャンディーを。この飴は正官庄から出ている物が美味しいのですが高いでスーパーで買ってみました。まずまずの味です。

朝食は久しぶりにプゴク(干し鱈)スープを頂きたくて歩いてみました。前もかなり迷ったので、今回は一番簡単な行き方を備忘録として付けます。

明洞ロッテホテル横からスタート。
地下鉄の駅「乙支路入口」(ウルチロイック）の2番出口を背にして真っ直ぐ歩きます。

鐘路タワーが見えています。

向かいの通りには日銀小樽支店のような歴史的建造物が見えますがまだ直進します。

これが大事なポイント！
この巨大な錨のオブジェの手前を左折。

ひたすら真っ直ぐ歩くと左手にセブンイレブンがあります。まだまど真っ直ぐ歩く。

途中、蜂の巣を使ったスイーツ屋を見つけましたがまだ空いていません。
こちらも通り過ぎてまだまだ真っ直ぐ。

第二のポイント！これが見えたらもうすぐ。
右手に交番が見えます。
交番の前側の道路を左折してすぐの煉瓦建のお店です。

ガイドブックにほとんど出ている有名店「武橋洞(ムキョドン)プゴクッチッ」

外まで並んでいますが、メニューは１つしかなくお持ち帰りの方もいるので回転は早いです。男性の店員さんが日本語が話せます。

お持ち帰りのプゴクが籠一杯に入っていました。

この大きな鍋でふわふわの卵と葱、豆腐、そして良い出汁がでる干し鱈がぐつぐつ煮えていますね。早く食べた〜い。

席に案内されると何も注文しなくてもこのメニュー１つなので勝手に出てきます。スープの他にご飯、辛くない水キムチ、ナムル、アミ(小エビ）の塩辛。これだけのおかずはお代わりを頼めば持ってきてくれました。

これだけのセットで7000KRW、とってもヘルシーで二日酔いに効くとされ地元のおじさま方御用達のお店のようです。

スープはあっさり味で全く辛くありません。テーブルにあるアミの塩辛(2種類あって葱がまぶしてある方がご飯にのせて食べるもの。エビのみが汁専用です）で塩気を調節して、お好みで胡椒もいれると一層美味しくなります。

何回食べても鱈の旨みが染み出ていて美味しい。寒い冬に来ると、このスープに心が癒されて温かい気持ちになれます。

このお店で出されるご飯用のアミの塩辛が絶品で、ごま油と葱が効いた美味しい小海老の塩辛。買って帰りたいくらいに美味しいくてご飯がかなり進みます。あまりの美味しいさに出されたものを食べきってしまったら、やさしいアジュンマ(おばちゃん)がお代わりを持って来てくれました。

臭みがなくごま油で食欲増進です。

あっという間の1泊２日。札幌まで帰らねばならず昼便の金浦＝羽田に乗りました。
朝早くクリスピー＆クレームが空いていたのでお土産にドーナツを買って、イビスアンバサダーホテルの前から6015番のバスに乗ったのが失敗。
東大門をぐる〜っと周って裏手の地下鉄明洞駅のユニクロ近くでまた停車してから空港へ向かうのでかなりの時間ロス。余裕を持っておいたので間に合いましたが、明洞→金浦でしたら世宗ホテル側のバス停から乗るべきです。

帰りは仁川のアジア大会の選手やら役員やらで機内はかなりの混雑でした。

ビールも飲む気になれずに機内食。結構楽しみな「なすび亭」のお弁当。

これは季節を感じさせてくれる栗ごはんで、気分上昇↑

男性には絶対に足りない量ですが、金浦空港のロッテリアで「プルコギバーガー」を食べて来たのでこの量が丁度良かったです。

もちもちのおこわになった栗ご飯。機内食ではなかりクオリティが高い今月の機内食、ごちそう様でした。
映画を見る暇も無くあっという間に羽田空港に到着し、札幌へ乗継週末でしたがソウルを楽しむことができました。

今回の焼肉かなり美味しかったので、ぜひお勧めしたいです。

羽田に着陸して隣のスポットにチャイナエアの可愛らしい塗装に機体が。
次の月に台北の予定があったので、ウキウキです。

ということで、次の旅行記は台北食べ歩きひとり旅です。