北米周遊旅行 ノースバンクーバー編

2014/10/01 - 2014/10/12

シアトル旅行に行った翌日、みんなで爆睡したおかげで清々しい朝を迎えました。やっとゆっくり寝た気分。が、何故か私だけ早起き。
旅先ではいつものこと。　普段は絶対に最後に起きる駄目母。

二人が起きそうも無いのでこっそり早朝散歩に行くことに。

デイビー通りはゲイストリートだってバンクーバー初日に息子から聞いていました。

実際部屋から見える景色は向かいのビルにレインボーフラッグの看板が付いていたし通りのあちこちにレインボーフラッグが。
そしてベビーカーに乗っている可愛い赤ちゃんを連れてお散歩して居るゲイカップルがいたり…なんだか不思議な感じがするのに全然嫌じゃなくてむしろ素敵って思って笑みが出てなんだか楽しくなってしまいました。

ゆっくりスーパーを目指して1時間位通りを歩きました。

心配性の主人が起き出す頃だろうと思い、これ以上はマズイな、と思い書き置きしてくれば良かったなと思いながら部屋に戻りました。

案の定、息子と心配して居る所に帰宅。

一人旅禁止令が続く我が家ですから当然朝の散歩も1人はダメみたいです。笑　どんだけ心配すれば気が済むの・・・(^_^;)

街の様子を話しながら今朝もワッフルを焼いて美味しい朝食を戴きました。

今日のプランは何にしようか。予定通りだとリンキャニオンパークに森林浴をしに行く予定なんだけど。。。。昨日の今日で旦那さん歩けるかな？
「俺は買い物じゃなきゃ歩ける！！」というので森林浴をしに出かける事に。これぞカナダ〜　って大自然を満喫してきました。

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝のホテル前は相も変わらず静かです。　ホテル前のぼろぼろ一軒家から若い女性が出勤スタイルで出てきたのには驚き！　人が住んでたんだ・・・と。

交通量もまだ少なくビジネスマンの姿がちらほら。

紫にレインボーフラッグのマークが。

ホテル前の通りやあちこちにコインメーターのパーキングが。

ホテル近くのリカーショップはデイビー通りを150M位西に向かうとあります。

とにかくカナダでは専門店でしかアルコールは買えません。レストランでは勿論のめますが、軽食の店にはビールも置いていません。

これを探すのが本当に土地勘がないと苦労して、スーパーに行けばあるだろう感覚ではアルコールには出会えませんので要注意です。

スタバはあちこちにあります。　こんなに店舗があることに北米に行くといつも驚きます。他に頑張っているコーヒーショップもあると思うんだけどダントツですね。

今日もお天気は良さそうです。

今回近くてもなかなか出かける暇がなかったのが近所のお店。

悪友との旅では何はともあれ店巡り・・・なんですが、見て回るのが嫌いな旦那さん。　買い物が嫌でまず近寄りません。　一人で行くと言えば駄目と言い、じゃあ行けないじゃん！って言うと一緒について行くという。渋々なのがわかるからじゃあ良いよ、行かないってなって結局お土産をゆっくり観ることもなかったしなんとも心残りの多い旅ではありました。

だからこっそり出かけた今朝はスーパーや最寄りのドラッグストアをさらっとではあったけれど観てお買い物できたのは良かったです。

だんだん交通量も増え、バスに乗る方も並び始めました。

バンクーバーは移民の街と言うくらい色んなローカルフードが手に入ります。
トロントでも色んな人種の街が出来ているくらいですからカナダはそれだけ住みやすい所なんでしょう。

日本食、中華、ギリシャ料理、トルコ料理、タイ料理、ベトナム料理etc...

それこそレストランやデリ、食材店も豊富にあります。

デイビー通りに虹色の横断歩道が！！

なんだか可愛い♪　そう言えば男性同士のカップルはよく見かけたけど女子同士って見てないな・・・。

なんてこと無い風景だけど絵になるなって・・・

シェアタイプのアパートかな？こんなオシャレな住まいなら住んでみたいな。

だんだん下り坂になってきたので帰りがかったるいなぁ・・・と思い、アメリカでもよく利用するセイムスがあるのを調べていたのでそこまで頑張って見ることに。　セイムスのメンバーカードを作っていたから割引価格で買えるとおもって明日のホームパーティの食材を買いに行ったんだけど、結局アメリカのカードとカナダのカードでは違うと言うことで割引にならなかった。。。

なのでガッカリしながらもうタイムリミットだなと思いホテルに戻る事に。
案の定、二人とも起きていて旦那が心配していた。
息子はiPadが無かったことに気づいていたので散歩だろうと話していたと。
「日本じゃないんだから一人で出歩くなよ〜」と主人。

一人で住んでる息子はどうすんじゃい！と思いながらもご心配ありがとう。

朝食を食べながら息子が一端自宅に帰りたいというのでそれなら一緒について行こうと言う事になりスカイトレインを使って彼の住む家まで行く事に。

日本から山ほど持参した食材を３人で手分けして部屋に運ぶことにした。

日本のものは何でも手に入るバンクーバー。だけど質素に生活しているらしく、ほぼ自炊で仕事に行く御弁当まで作っていると言うので親心としちゃあ持っていってやりたいじゃないですか。
米も買えるけど新米の時期ですから買って持っていきました。普段は安いブラウン米というのを食べている言っていました。　

カナダには１ドルショップなどもあり、バンクーバーには中国人経営の安いスーパーもあり後日覗いたら和食材も豊富で意外と安価だったのでそこで仕入れたりしているらしくなるべくオーガニックを心がけるように言ってるけれどまぁ苦しい自炊生活ですから資格を取るために学校に通うために貯金しているとのこと自分の人生ですからね。頑張って欲しいです。

ナナイモという駅からすぐの所に住んでいるようです。

彼の家の通り。　３階建てのシェアハウスで色んな国の人と住んでいます。

最初は１階の狭い部屋だったそうですが、１度退所して二ヶ月アメリカ西海岸で暮らしていたので戻ってきてから少し広い部屋が空いたと言うことでそこに暮らすことに。　3階でした。

オーナーがメンテを怠っているようで外観も中もぼろぼろ。だけど住めば都らしく大きな庭もあって仲良しの数人でBBQをしたり、夏は外で日焼けしたり楽しんでいたそうです。

部屋から見える景色はなかなか悪くないです。

自宅にいる頃から部屋は綺麗に飾る子でしたから質素ながらもオシャレにしていました。

部屋にはベッド、タンス、ロッカールーム、テーブル、チェアがあり一人で暮らすには不便無し。　ベッドもクイーンサイズでした。

3階の共有部分の居間です。　3階は仲良く4人で暮らしているそうで、カナディアンの男性と日本人の女子2人と住んでいたそうですが、1人日本に帰ってしまったそうで寂しいと言っていました。

次は誰が入ってくるかな？

シンプソンズのフィギュアを手に入れて飾っていました(^_^)　相変わらずこういう物が好きなんですよね。

子供の頃はレゴが大好きで、お菓子の包みやドリンクの瓶、キューブリックのフィギュア集めなどを良くしていました。

部屋に行くと「おかんにプレゼントあるんだ」と。
カナダで買ったという大好きなトウモロコシのお皿、　これにトウモロコシ乗せて食べなくちゃ！

嬉しかったです。私を思って買ってくれた物ですからね。

ハロウィンに付けるというマスク・・・　カナダのハロウィンはどうなんでしょうね？

しばらく部屋でのんびりした後、下の階のお友達数人と会い、明日は1階でホームパーティしましょうと言う約束に。

そして私が行ってみたかったLynn Canyon Park に。

バンクーバーの観光で有名なのはカピラノ（キャピラノ）吊り橋ですが、そこは四千円近い入場料を取る公園でそんなばかばかしい所は行く気になれず、他に手頃に歩ける山の中の公園はないかな、と思い検索したところヒットした場所でした。

息子も知らなかったようですが、息子がアメリカに行っている間にシェアハウスの皆でこの夏泳ぎに行った場所だと後で知ったようです。

行き方を検索し直していざ出発！

本当に便利なのがGoogle Mapですね。ノースバンクーバーに渡ってからどう行くか、何分かかるかなど全て出てくるのでメモして出発！

Wifi Freeならいいんですが、ネットが使える場所で調べてから出かける。充分です。　1度開いた地図は見れますしね。いざとなりゃスクリーンショットで写メって置けばOK

フェリー乗り場に到着です。ウォーターフロント駅から出ています。
勿論トランスリンク社の運営ですから1日券を買っていれば値段を気にせずフェリーもバスも乗れます。

このフェリーでノースバンクーバーへ。

なんだか凄い霧でお昼頃だったのですが視界が悪くてこれじゃあ雨かなぁ？と心配に。

フェリー乗り場には色んなガイドマップや宣伝のチラシなどが。　必要な物をゲットして利用するのも良いですよ。

さぁ　フェリーに乗船です。

そこそこの乗船率です。　

船は大して揺れることもなく10分くらいの乗船でノースバンクーバーに到着。

ノースバンクーバーの印象は静かで綺麗。山の奥に進むほど大きな豪邸が建ち並び、私達が行ったエリアは高級住宅地の奥にある感じでした。

時間があればもっとゆっくり街を散策したかったです。

メイプルリーフがあしらわれているのがカナダマックの特長です。

カナダらしいメニューがあるかは不明。　マック食べてみれば良かったな。

フェリーを下りるとすぐにバスターミナルがあります。

リンバレーセンターと書いてある229かN24のバスに乗ります。

229が来ましたので乗車。　終点で乗り換えです。

ルートもバス停に書いてありました。

カナダのバスは面白くて、乗客が居ても客を置いたまま休憩を取りに行ってしまったり、運転手が居なくなったと思ったら違う運転手に交代だったり・・・しばらくは慣れずにエンジンを止めて下りて行くので終点なのかと思い慌てて下りようとしたりしましたが、あるとき皆がそのまま乗って居るのでおそるおそる聞くと「そのうち運転手が来るから乗ってて大丈夫よ」と聞いてそのシステムを知るという。


息子は殆ど電車とスケボーで移動だそうでバスには殆ど乗らないという。だけどスカイトレインの駅がちょっと離れていたので私達は後半バスの移動が便利だと気づいて殆ど迷わずバスであちこち行っていました。
バンクーバーのバスは便利でわかりやすいから簡単ですよ。

最初に乗った229のバスは終点だったと思ったけれど、いわゆる休憩だったのか？たまたまここが目的のリンバレーセンターだったみたいです。降りていくドライバーに聞くとこの後来る228のバスでリンバレーセンターまで行けば良いと言うことでした。

待つ事15分くらいだったかな？　すぐにバスは来たので乗車。朝から出かけていたらバス停の裏にあるショッピングモールとか覗いたんだけどねぇ・・・ま、旦那さんが暴れ出すといけないので我慢我慢。

そしてなんか標識らしい物が前方に見えているのを確認しつつも息子が乗り換えて5駅って思って居たけれどこのバス停だとまだ4駅だから・・・とそのまま下りずにいたら、リンキャニオンパークの標識が見えたので次の駅で下りて戻る事に。

大きな邸宅が並ぶこの辺りの住宅は映画に出てくるような素敵なお屋敷ばかりで綺麗に庭を飾ってあるお宅やカナダの旗を飾ってある家など・・・

素敵な散歩道でした。

やはりあった。　この先みたいです。

ここからはちょっと古い情報だけしか見てなくて出かけたんだけど息子がHPがあるのを見つけて観たらトイレもあるし、休憩できる場所もあるとのこと。

数百メーター歩きます。

http://lynncanyon.ca

近所の人かなぁ？看板にもたれて長話。だから一緒にパチリ

リンキャニオンパーク 広場・公園

熊の看板〜！！

所々ゴミ箱なども完備されていましたが野生の動物に荒らされたりしないように引き手の付いた蓋付きのものでした。

車で手前まで来る事も出来るようで手頃な公園のようです。

古い情報では何もない場所と紹介されていましたが実際はエコロジーセンターなどもあり寄付して記帳するとバッヂがもらえる募金箱などもあり、私達も３人記帳して寄付してきました。

展示物などもあり、公園内の野生動物や地形などが模型で展示されています。
ちょっとした絵はがきやお菓子等も買える売店もありました。

エコロジーセンターからまた少し中に進むと・・・

なんと！　新しい感じでしたがカフェがありました。　その横には公衆トイレ。

さぞや汚い？？と覚悟して入ったらあら、、、綺麗。

これがまたカナダで感じた事で公共のトイレがとても綺麗で安心して入れるのがアメリカでうぇ〜ってなるあの感覚は一切なくて良かったことでした。

ここでトイレを済ませておくと良いですね。

カフェ前のトレイル入り口にはベンチがありここで御弁当を食べました。

今日の御弁当は鰻弁当です。　カナダでも鰻は食べられると思うけれど名古屋の美味しい鰻の店が出しているレトルトの物を息子のために持っていきました。
ひつまぶしをおにぎりにして持参しました。旦那の好きなウィンナーとゆで卵も！

うまい、うまいと喜んでぱくついてくれました。作った甲斐があった。

コヨーテも出るみたい・・・(^_^;)　自然一杯！怖いけど出会ってみたい様な・・・襲われちゃうか。

トレイルマップを確認しながらどちらに行くか決めていざ出発。

まずはここから！　無料の吊り橋ですよ！

LYNN CANYON SUSPENSION BRIDGE

結構な長さがあり、怖がっている人も居ましたが私は悪いやつだから掴まって歩いている人も居るのにジャンプしてみる！！

おかげで吊り橋の上から下の川の写真を撮ろうとしても橋が揺れてピンぼけしてばかり。

橋の下は綺麗な水が流れている川が。

吊り橋を渡り右と左に分かれます。

グリーンプールを観たかったので左側のルートを歩くことに。時間があれば橋の右側にも行ってみたいな、とこの時は思って居ました。
写真を観て気付いたけど、旦那さん腰が痛かったのかな？

所々にベンチがあるんだけど　全てのベンチに何か刻んである。

よく見ると亡くなった人を想って刻んだ言葉。　きっと寄付でベンチを設置したのかな？　花が飾ってあるベンチもありました。

【大好きなハニー、パパ、みんないつまでも一緒だよ、忘れないよ。】

そんなような事が書いてありました。　あとは名前と19○○〜2012と無くなった方の記録が。

スタンレーパークにもこういったベンチが何カ所もありました。

ごつごつした石が転がっている道も通ります。

大きな大木や根の張った樹があったり・・・

シダ系のこけむした場所などもあり・・・コトダマが出てきそうな幻想的な場所もたくさん。

所々に枯れ葉が。綺麗な落ち葉に紅葉を少しだけしている風景も眺められました。

巨大な岩に息子はよじ登りこのあとポーズ！

グリーンプールに到着

透き通った綺麗な水で・・・写真が綺麗に撮れないのが残念

30 FOOT POOL & BEYOND

ラブラドールを遊ばせてる人がいたり　のんびりした雰囲気で良い気持ちでした。

少し休憩した後はまたここから少し先に行ってみる事に。今度は長い階段が続く道。

昨日の今日で足はやや筋肉痛だったからきつかったけど、息が上がって辛かった〜

でも旦那、こんな山の中にきちんと整備された階段を作ってあったりすばらしいと感激

しばらく歩くと私達が歩いてきたルートとは別の所からきたマウンテンバイクの人達。

凄い！こんな山道を結構なお年寄りも平気な顔でずんずん進む！　ハイ！と声を掛けると手を挙げて通り過ぎてくれる。　みんな楽しそう。

途中観た地図はこんな先まで行ける様になっているんだねぇ・・・とこの公園の大きさに驚く。

夕暮れ近い時間だったこともあり、今回はこの先の湖までいっておしまいにしようと。

また少し景観の違うエリアを通ります。

地形の変化なのか？生えている木々も変化していてこのトレイルはとても楽しかったです。

BADEN POWELL TRAIL

LYNN HEADWATERS & RICE LAKE

湖を一周したいところだけど相当大きな湖でまた一時間近くかかりそうだと言う事で今夜の予定の為に我慢我慢。

これで下山することに。

元来た道を戻るのは流石に厳しかったのでマウンテンバイクできた人が通ってきた別の橋を渡り下りて行くと開けた住宅街に。

小さな街だったけど雰囲気の良いカフェなどもありそこで一休みしてバスを待って帰ることに。

途中山の中でであったアイリッシュセッター？？わからないけど可愛らしい茶色いわんちゃん。。。彼？もお帰りのようでご主人のお買い物を車の中で待って居ました。

帰りはウォーターフロント駅で一旦息子と別れて私達はスーパーに寄って行くことに。明日の買い出しの続きです。
夜は息子と待ち合わせる事にしました。
息子がカナダに在住当初世話になったと言う居酒屋に息子の仲の良いカナダ在住の友人と私達と四人で一杯やりました。

楽しい夜で、息子が信念を持って生きている事や、周りの仲間に支えられて幸せなんだなと再確認。
すっかり酔っ払った私達は会計を済ませると慣れたもんで息子達が知り合いと喋っているのでそのまま店を出て千鳥足でバス停を探し、乗り換えまでしてバスでホテルに帰りました。
息子が心配したそうですが、いい気分の私達には知ったこっちゃない！
仲良く酔っ払いは今夜も爆睡したのでした。

バンクーバー滞在もあと2日。明後日には息子とお別れです。
続きはバンクーバー編 続き で。