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オーストリアのチロル州、Wilder Kaiser地方に滞在5日目です。<br />この日は雨だったので山には行かず、松味利郎先生の美術書<br />「チロール壁絵の里」で知ったセル村に行くことにしました。<br />実はこのセル村、昨年2013年に「ヨーロッパで一番美しい花の村」に<br />選ばれたばかりで、村にはお花を飾った可愛い家が沢山ありました。<br /><br />雨でしたが、美しい壁絵やお花の家、教会の内部をじっくり見て<br />素晴らしい時を過ごすことができました。

2014年 チロル 皇帝山脈紀行 絶景の5つ星ホテルで過ごす1週間 【8】ヨーロッパで一番美しい花の村、セル

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2014/07/02 - 2014/07/02

21位(同エリア350件中)

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旅するうさぎ

旅するうさぎさん

オーストリアのチロル州、Wilder Kaiser地方に滞在5日目です。
この日は雨だったので山には行かず、松味利郎先生の美術書
「チロール壁絵の里」で知ったセル村に行くことにしました。
実はこのセル村、昨年2013年に「ヨーロッパで一番美しい花の村」に
選ばれたばかりで、村にはお花を飾った可愛い家が沢山ありました。

雨でしたが、美しい壁絵やお花の家、教会の内部をじっくり見て
素晴らしい時を過ごすことができました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
エティハド航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 昨日やっと晴れたと思ったら、この日も雨に逆戻り。<br />そこで山には行かず、松味先生の美術書「チロール壁絵の里」で知り、<br />以前から一度行ってみたかった、セル村に行きました。<br /><br />滞在していたエルマウ村の2つ隣りがセル村で、<br />黄色いご当地無料バスに乗って行きました。こちらはセル村の中心部です。

    昨日やっと晴れたと思ったら、この日も雨に逆戻り。
    そこで山には行かず、松味先生の美術書「チロール壁絵の里」で知り、
    以前から一度行ってみたかった、セル村に行きました。

    滞在していたエルマウ村の2つ隣りがセル村で、
    黄色いご当地無料バスに乗って行きました。こちらはセル村の中心部です。

  • この建物を見た瞬間、「この壁絵は!」と思いました。

    この建物を見た瞬間、「この壁絵は!」と思いました。

  • この建物の壁絵は、松味利郎先生の美術書「チロール壁絵の里」<br />(京都書院)に載っている壁絵でした。現地で見た瞬間に分かりました。<br />松味先生の本には「暮らしを描いたホテルの壁(アクリル)」と紹介されているものです。<br />フレスコではなくアクリルで描いてあるのですね。ちょっと現代的な絵です。<br />

    この建物の壁絵は、松味利郎先生の美術書「チロール壁絵の里」
    (京都書院)に載っている壁絵でした。現地で見た瞬間に分かりました。
    松味先生の本には「暮らしを描いたホテルの壁(アクリル)」と紹介されているものです。
    フレスコではなくアクリルで描いてあるのですね。ちょっと現代的な絵です。

  • この壁絵の建物の1階はインフォメーションでした。まずはセルの地図や資料をもらいました。<br />このインフォメーションの脇に無料のお手洗いもありました。

    この壁絵の建物の1階はインフォメーションでした。まずはセルの地図や資料をもらいました。
    このインフォメーションの脇に無料のお手洗いもありました。

  • もらったセル村の資料。

    もらったセル村の資料。

  • インフォメーションのテレビ画面には、この村で毎年9月に行われる<br />アルムアプトリープ(牛下ろし)の映像が流れていました。<br />アルムアプトリープとは、夏に山で放牧されていた牛が、色とりどりの<br />綺麗なお花飾りを付けて、村に降りてくる行事です。<br />この村では特に盛大に行われいて、観光客も沢山見に来るようです。

    インフォメーションのテレビ画面には、この村で毎年9月に行われる
    アルムアプトリープ(牛下ろし)の映像が流れていました。
    アルムアプトリープとは、夏に山で放牧されていた牛が、色とりどりの
    綺麗なお花飾りを付けて、村に降りてくる行事です。
    この村では特に盛大に行われいて、観光客も沢山見に来るようです。

  • インフォメーションの近くには、こんな建物がありました。<br />実はこの壁絵を見てみたかったのです。<br />Postwirtという宿屋さんの壁絵で、この絵も「チロール壁絵の里」に載っているものです。

    インフォメーションの近くには、こんな建物がありました。
    実はこの壁絵を見てみたかったのです。
    Postwirtという宿屋さんの壁絵で、この絵も「チロール壁絵の里」に載っているものです。

  • この建物はセル村の中心部にあるランドマーク的な建物で、結構目立ちます。素晴らしい壁絵なので、じっくり拝見しました。

    この建物はセル村の中心部にあるランドマーク的な建物で、結構目立ちます。素晴らしい壁絵なので、じっくり拝見しました。

  • 美術書「チロール壁絵の里」によりますと、これらの壁絵は1809年に、J.ライナーという人が描いたフレスコ画とのことです。

    美術書「チロール壁絵の里」によりますと、これらの壁絵は1809年に、J.ライナーという人が描いたフレスコ画とのことです。

  • こちらにはよくチロルで見かける、火を消す聖フローリアンさんが描かれていました。

    こちらにはよくチロルで見かける、火を消す聖フローリアンさんが描かれていました。

  • ここはポストホテルなので、郵便の象徴である馬車とホルンが描かれており、

    ここはポストホテルなので、郵便の象徴である馬車とホルンが描かれており、

  • そのホルンの下には、双頭の鷲が描かれていました。

    そのホルンの下には、双頭の鷲が描かれていました。

  • こちらは、聖アンナ(聖母マリアの母)が、幼いマリアに書物(旧約聖書)を手ほどきしている場面(マリアの教育の場面)だと思います。

    こちらは、聖アンナ(聖母マリアの母)が、幼いマリアに書物(旧約聖書)を手ほどきしている場面(マリアの教育の場面)だと思います。

  • 花を飾った出窓にも絵が描かれていました。細部をよく見ると…

    花を飾った出窓にも絵が描かれていました。細部をよく見ると…

  • 弓矢を刺されたペストの守護聖人、聖セバスティアヌスさん。

    弓矢を刺されたペストの守護聖人、聖セバスティアヌスさん。

  • こちらは幼な児イエスとパドヴァの聖アントニウスさんだと思います。<br /><br />聖アントニウスは清貧を旨とするフランシスコ会士で、キリスト教の説教師として各地を巡りましたが、幼な児イエスの幻視を体験したそうです。なので、図像としてはこのように、イエスを腕に抱えた姿で描かれることがあるそうです。<br />また、下の方に描かれている白いものは百合のお花で、これは貞潔を表しています。 中世後期以降は、失せ物を探す時にとりなしを願う聖人としても人気が高かったそうです。

    こちらは幼な児イエスとパドヴァの聖アントニウスさんだと思います。

    聖アントニウスは清貧を旨とするフランシスコ会士で、キリスト教の説教師として各地を巡りましたが、幼な児イエスの幻視を体験したそうです。なので、図像としてはこのように、イエスを腕に抱えた姿で描かれることがあるそうです。
    また、下の方に描かれている白いものは百合のお花で、これは貞潔を表しています。 中世後期以降は、失せ物を探す時にとりなしを願う聖人としても人気が高かったそうです。

  • プレートには松味先生が書かれているように、1809年の年号がありました。画家はヨセフ・ライナーさんと読むのかしら。<br />昔の絵が風雪に耐え、野外に美しい状態で残っているのは本当に素晴らしいことだと思います。修復するのも大変だと思います。<br /><br />この壁絵の建物は現在レストランになっています。この日のお昼はここで食べました。館内も古くて趣きがありました。

    プレートには松味先生が書かれているように、1809年の年号がありました。画家はヨセフ・ライナーさんと読むのかしら。
    昔の絵が風雪に耐え、野外に美しい状態で残っているのは本当に素晴らしいことだと思います。修復するのも大変だと思います。

    この壁絵の建物は現在レストランになっています。この日のお昼はここで食べました。館内も古くて趣きがありました。

  • 壁絵のある建物の隣りには、ホテルの新館が建っていました。<br />宿屋Postwirtは、現在4つ星ホテルとなっています。<br />

    壁絵のある建物の隣りには、ホテルの新館が建っていました。
    宿屋Postwirtは、現在4つ星ホテルとなっています。

  • 近くにセル村の教会がありました。天候が良くないので、まずは教会内部を拝見し、その後、花の村を歩くことにしました。<br />教会を見ている間に、雨が止まないかと期待したのです。(しかし結局は終日雨でしたが。)<br />この教会も、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路、<br />Jakobsweg(聖ヤコブ巡礼の道)の途上にあります。

    近くにセル村の教会がありました。天候が良くないので、まずは教会内部を拝見し、その後、花の村を歩くことにしました。
    教会を見ている間に、雨が止まないかと期待したのです。(しかし結局は終日雨でしたが。)
    この教会も、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路、
    Jakobsweg(聖ヤコブ巡礼の道)の途上にあります。

  • 今回の旅では、聖ヤコブ巡礼の道の途上にある教会を3つ訪問したことになります。<br />教会間を歩いたわけではなく、無料の現地バスで訪問というお気楽なものでしたが、<br />それぞれの教会には特色があり、訪ねることができて良かったです。

    今回の旅では、聖ヤコブ巡礼の道の途上にある教会を3つ訪問したことになります。
    教会間を歩いたわけではなく、無料の現地バスで訪問というお気楽なものでしたが、
    それぞれの教会には特色があり、訪ねることができて良かったです。

  • セル村の教会の内部はこのようにとても立派でした。中に入った瞬間、「わぁー、美しい」と思いました。この後期バロック・ロココ様式の教会は、アルプスで最も美しい教会の一つとのことで、1764?1768年に建てられたそうです。

    セル村の教会の内部はこのようにとても立派でした。中に入った瞬間、「わぁー、美しい」と思いました。この後期バロック・ロココ様式の教会は、アルプスで最も美しい教会の一つとのことで、1764?1768年に建てられたそうです。

  • 中央の祭壇画。こちらの教会は聖ペトロと聖パウロが祀られている「聖ペトロ・聖パウロ教会」です。<br />この写真の中央、赤い服の人物がイエスで、左にいる青い服の人が聖ペトロ、右側にいる緑の服の人が聖パウロです。<br />これはごく普通の美しい絵なのですが、次に見た天井画はかなり衝撃的でした。

    中央の祭壇画。こちらの教会は聖ペトロと聖パウロが祀られている「聖ペトロ・聖パウロ教会」です。
    この写真の中央、赤い服の人物がイエスで、左にいる青い服の人が聖ペトロ、右側にいる緑の服の人が聖パウロです。
    これはごく普通の美しい絵なのですが、次に見た天井画はかなり衝撃的でした。

  • その絵がこちらです。聖パウロが首をはねられています。なんとも衝撃的な表現です。<br /><br />聖パウロはタルソス(現在のトルコ中南部)出身で、最初はユダヤ教徒であり、キリスト教徒を迫害する立場でした。しかし旅路の途中、天からの光とともにキリストの声を聞き、その後、目が見えなくなったのですが、アナニアというキリスト教徒が神に祈ると、パウロの目は見えるようになりました。<br /><br />これを機にパウロはキリスト教徒となり、その後ペトロと出会い、以降、広範囲に渡ってキリスト教伝道の旅に出ました。しかし最後には捕らえられ、67年、ローマの市門の前で斬首されました。この絵は、その殉教した場面を描いています。

    その絵がこちらです。聖パウロが首をはねられています。なんとも衝撃的な表現です。

    聖パウロはタルソス(現在のトルコ中南部)出身で、最初はユダヤ教徒であり、キリスト教徒を迫害する立場でした。しかし旅路の途中、天からの光とともにキリストの声を聞き、その後、目が見えなくなったのですが、アナニアというキリスト教徒が神に祈ると、パウロの目は見えるようになりました。

    これを機にパウロはキリスト教徒となり、その後ペトロと出会い、以降、広範囲に渡ってキリスト教伝道の旅に出ました。しかし最後には捕らえられ、67年、ローマの市門の前で斬首されました。この絵は、その殉教した場面を描いています。

  • そして、もう一人の聖人ペトロは、十字架に逆さ吊りにされています。<br /><br />聖ペトロは、元々はガリラヤ湖(イスラエル北部)の猟師さんでしたが、弟のアンデレと共にイエスの弟子になりました。<br />最後の晩餐で、イエスがペトロに対して、「今夜、鶏が2度鳴く前に、3度私を知らないと言うだろう。」と予言し、ぺトロは最初それを否定しますが、結局それが現実のものとなると、ペトロは深く後悔しました。<br />そして精力的にキリスト教の布教活動をしたのですが、この人もまた、最後には捕らえられて、64年頃、ローマで逆さ十字架にかけられて殉教しました。この絵はその殉教の場面です。<br /><br />両聖人とも壮絶な表現の絵で、これだけで終わっていたら、なんだか救いようのない印象を受けるのですが、ちゃんと2人が救済されている絵も別に描かれていました。次の絵です。

    そして、もう一人の聖人ペトロは、十字架に逆さ吊りにされています。

    聖ペトロは、元々はガリラヤ湖(イスラエル北部)の猟師さんでしたが、弟のアンデレと共にイエスの弟子になりました。
    最後の晩餐で、イエスがペトロに対して、「今夜、鶏が2度鳴く前に、3度私を知らないと言うだろう。」と予言し、ぺトロは最初それを否定しますが、結局それが現実のものとなると、ペトロは深く後悔しました。
    そして精力的にキリスト教の布教活動をしたのですが、この人もまた、最後には捕らえられて、64年頃、ローマで逆さ十字架にかけられて殉教しました。この絵はその殉教の場面です。

    両聖人とも壮絶な表現の絵で、これだけで終わっていたら、なんだか救いようのない印象を受けるのですが、ちゃんと2人が救済されている絵も別に描かれていました。次の絵です。

  • 首をはねられた聖パウロは、こうして天使達に囲まれて、天に昇ったようです。<br />

    首をはねられた聖パウロは、こうして天使達に囲まれて、天に昇ったようです。

  • こちらも、ペトロとパウロがイエスと共に天上にいます。<br /><br />向かって左側にいる、青い服の人が聖ペトロ。ペトロはイエスに「天の国の鍵を授ける」と言われたので、その手にはX字型に交差した2本の鍵を持っています。<br />右側の緑の服の人がが聖パウロで、斬首された時の剣を持っています。<br /><br />この興味深い天井画は、Christoph Anton Mayrというチロルの画家が1768年に描いたものです。私が以前から行きたいと願っているエーベンの聖ノトブルガ教会の天井画も彼が描いたそうなので、これを知って、ますます聖ノトブルガ教会へ行ってみたくなりました。<br /><br />※2015年追記<br />それでこの翌年、2015年に念願だったエーベンの「聖ノトブルガ教会」に本当に行ってみました。同じ画家が描いたとは思えないような、とても可愛らしい天井画だったので驚いて調べたところ、「聖ノトブルガ教会」はこの画家がわずか18歳の時に描いた絵でした。一方こちらのセル村の天井画は画家が48歳の時の絵です。<br />「聖ノトブルガ教会」の絵は、ノトブルガさんの優しさがよく表れていて、彼女のイメージにぴったりと合っている、まるでメルヘンのような、素朴だけれども素敵な絵でした。<br /><br />☆2015年 聖ノトブルガ教会の旅行記<br />http://4travel.jp/travelogue/11037058

    こちらも、ペトロとパウロがイエスと共に天上にいます。

    向かって左側にいる、青い服の人が聖ペトロ。ペトロはイエスに「天の国の鍵を授ける」と言われたので、その手にはX字型に交差した2本の鍵を持っています。
    右側の緑の服の人がが聖パウロで、斬首された時の剣を持っています。

    この興味深い天井画は、Christoph Anton Mayrというチロルの画家が1768年に描いたものです。私が以前から行きたいと願っているエーベンの聖ノトブルガ教会の天井画も彼が描いたそうなので、これを知って、ますます聖ノトブルガ教会へ行ってみたくなりました。

    ※2015年追記
    それでこの翌年、2015年に念願だったエーベンの「聖ノトブルガ教会」に本当に行ってみました。同じ画家が描いたとは思えないような、とても可愛らしい天井画だったので驚いて調べたところ、「聖ノトブルガ教会」はこの画家がわずか18歳の時に描いた絵でした。一方こちらのセル村の天井画は画家が48歳の時の絵です。
    「聖ノトブルガ教会」の絵は、ノトブルガさんの優しさがよく表れていて、彼女のイメージにぴったりと合っている、まるでメルヘンのような、素朴だけれども素敵な絵でした。

    ☆2015年 聖ノトブルガ教会の旅行記
    http://4travel.jp/travelogue/11037058

  • 天井の中心部のフレスコ画と鳩(精霊)。

    天井の中心部のフレスコ画と鳩(精霊)。

  • こちらのマリア像は胸に剣が刺さっています。<br />イエスを失った嘆きを表しているのですね。痛々しいです。<br />でも、さらに痛々しいマリア様もいらっしゃいました。次の写真です。

    こちらのマリア像は胸に剣が刺さっています。
    イエスを失った嘆きを表しているのですね。痛々しいです。
    でも、さらに痛々しいマリア様もいらっしゃいました。次の写真です。

  • こちらのマリア様の胸には、なんと計7本もの剣が刺さっていました。<br />なにもそんなに剣を刺さなくてもいいのに?!と思いましたが、これは「聖母マリアの7つの悲しみ」を表した像で、ヨーロッパの他の地域にもあるそうです。<br /><br />聖母マリアの7つの悲しみとは、<br />1  聖母は老シメオンの預言によって悲しむ。<br />2 聖母はエジプトへ逃避する。<br />3 聖母は御子(イエス)を見失う。<br />4 聖母はカルワリオへの途上で御子と出会う。<br />5 聖母は十字架のもとにただずむ。<br />6 聖母は御子の亡骸を抱く。 <br />7 御子が墓に葬られる。<br />という悲しみなのだそうです。凄い表現の像ですが、視覚的に分かりやすいです。

    こちらのマリア様の胸には、なんと計7本もの剣が刺さっていました。
    なにもそんなに剣を刺さなくてもいいのに?!と思いましたが、これは「聖母マリアの7つの悲しみ」を表した像で、ヨーロッパの他の地域にもあるそうです。

    聖母マリアの7つの悲しみとは、
    1 聖母は老シメオンの預言によって悲しむ。
    2 聖母はエジプトへ逃避する。
    3 聖母は御子(イエス)を見失う。
    4 聖母はカルワリオへの途上で御子と出会う。
    5 聖母は十字架のもとにただずむ。
    6 聖母は御子の亡骸を抱く。
    7 御子が墓に葬られる。
    という悲しみなのだそうです。凄い表現の像ですが、視覚的に分かりやすいです。

  • こちらは弓矢が刺さったペストの守護聖人、聖セバスティアヌスです。

    こちらは弓矢が刺さったペストの守護聖人、聖セバスティアヌスです。

  • キリストを担いで川を渡る、聖クリストフォロスさんもいらっしゃいました。

    キリストを担いで川を渡る、聖クリストフォロスさんもいらっしゃいました。

  • マリア様にロウソクを灯して、セル村に来られたことに感謝しました。<br />松味先生の本を初めて見た十数年前には、まさか自分がセル村に来られるとは思ってもいませんでした。

    マリア様にロウソクを灯して、セル村に来られたことに感謝しました。
    松味先生の本を初めて見た十数年前には、まさか自分がセル村に来られるとは思ってもいませんでした。

  • 教会の外に出でみると、

    教会の外に出でみると、

  • 美しく整えられた墓地が広がり、

    美しく整えられた墓地が広がり、

  • 泉の側にはブリキのジョウロが沢山置いてありました。

    泉の側にはブリキのジョウロが沢山置いてありました。

  • 綺麗なお花の墓地には、あのジョウロでお水をせっせとあげているのですね。

    綺麗なお花の墓地には、あのジョウロでお水をせっせとあげているのですね。

  • すぐ近くの建物には壁絵があるようなので近くに行くと…

    すぐ近くの建物には壁絵があるようなので近くに行くと…

  • ここにも、Petrus(聖ペトロ)とPaulus(聖パウロ)のレリーフがありました。<br /><br /><br />

    ここにも、Petrus(聖ペトロ)とPaulus(聖パウロ)のレリーフがありました。


  • 教会の敷地から降りる階段には、

    教会の敷地から降りる階段には、

  • お花が綺麗に飾られていて、

    お花が綺麗に飾られていて、

  • ゼラニウムのピンクのグラデーションが可愛いかったです。

    ゼラニウムのピンクのグラデーションが可愛いかったです。

  • この上品な印象の建物の近くに、

    この上品な印象の建物の近くに、

  • クリーム色の家があり、その窓辺をよく見ると、

    クリーム色の家があり、その窓辺をよく見ると、

  • お花が可愛らしく飾ってありました。それも窓1つ1つが違う種類のお花で、

    お花が可愛らしく飾ってありました。それも窓1つ1つが違う種類のお花で、

  • 紫色のお花や、

    紫色のお花や、

  • 赤いお花に、

    赤いお花に、

  • ピンク色のお花。白い窓枠に映えて美しいです。<br />この上品なお花は一体、何だろうか?とよく見ると…

    ピンク色のお花。白い窓枠に映えて美しいです。
    この上品なお花は一体、何だろうか?とよく見ると…

  • ニチニチソウにも見えますが、葉っぱの形から、インパチェンスだと思いました。<br />インパチェンスも上手に育てれば、窓辺がこんなに華やかになるんだと思いました。

    ニチニチソウにも見えますが、葉っぱの形から、インパチェンスだと思いました。
    インパチェンスも上手に育てれば、窓辺がこんなに華やかになるんだと思いました。

  • こちらはセル村のお花屋さんです。

    こちらはセル村のお花屋さんです。

  • どんなお花の苗を売っているのかと見てみると…<br />ニューギニア・インパチェンス、白妙菊、マリーゴールド、ベコニアと<br />日本で売っているお花と同じでした。<br />

    どんなお花の苗を売っているのかと見てみると…
    ニューギニア・インパチェンス、白妙菊、マリーゴールド、ベコニアと
    日本で売っているお花と同じでした。

  • こちらはダリアです。これも日本で売っています。<br />チロルのお花屋さんを見ていつも思うのですが、日本に売っているものと<br />同じ花が多いです。花苗を日本で買って、チロルっぽい花の寄せ植えを<br />自宅で再現することもできるんです。<br />私も毎年何かしらお花を植えているので、チロルでお花を見るのはとても参考になります。

    こちらはダリアです。これも日本で売っています。
    チロルのお花屋さんを見ていつも思うのですが、日本に売っているものと
    同じ花が多いです。花苗を日本で買って、チロルっぽい花の寄せ植えを
    自宅で再現することもできるんです。
    私も毎年何かしらお花を植えているので、チロルでお花を見るのはとても参考になります。

  • もちろん、チロルならではのお花もありました。アルプス三大名花の1つ、エンツィアンです。<br />

    もちろん、チロルならではのお花もありました。アルプス三大名花の1つ、エンツィアンです。

  • 涼やかに咲いています。

    涼やかに咲いています。

  • 日本ではあまり見かけない、お庭の飾りも売っていました。

    日本ではあまり見かけない、お庭の飾りも売っていました。

  • お花屋さんを覗いた後、この伝統的な造りの家に惹かれて、小さな通りを歩いてみました。

    お花屋さんを覗いた後、この伝統的な造りの家に惹かれて、小さな通りを歩いてみました。

  • 通りを進むと、お花いっぱいの家が見えてきました。

    通りを進むと、お花いっぱいの家が見えてきました。

  • こちらは旅行者向け貸しアパートでした。

    こちらは旅行者向け貸しアパートでした。

  • 赤いつるバラが印象的で美しく、

    赤いつるバラが印象的で美しく、

  • ベランダのお花も紅白で上品な雰囲気。

    ベランダのお花も紅白で上品な雰囲気。

  • 休暇用アパートのゲストは、このお花の空間でつろげるのですね。いい感じです。

    休暇用アパートのゲストは、このお花の空間でつろげるのですね。いい感じです。

  • この壁に飾ってあるお花も、こんもりと美しいです。<br />このアパートのオーナーさんのガーデニングは素晴らしかったです。<br />後でネットで調べてみたら、このアパートのお部屋内部もかなり可愛くて、<br />いつか泊まってみたいと思いました。

    この壁に飾ってあるお花も、こんもりと美しいです。
    このアパートのオーナーさんのガーデニングは素晴らしかったです。
    後でネットで調べてみたら、このアパートのお部屋内部もかなり可愛くて、
    いつか泊まってみたいと思いました。

  • こちらも伝統的な建物に、

    こちらも伝統的な建物に、

  • 3色のペチュニアが飾ってあり、

    3色のペチュニアが飾ってあり、

  • そしてやはり、赤いつるバラが建物に沿わせてありました。

    そしてやはり、赤いつるバラが建物に沿わせてありました。

  • 少し歩いて後ろを振り返ると、さっきまで見学していた教会が見えました。

    少し歩いて後ろを振り返ると、さっきまで見学していた教会が見えました。

  • あちらにもお花の家があります。

    あちらにもお花の家があります。

  • なんとも可愛らしいイチゴミルクのような色の花。3色のゼラニウムを使っています。

    なんとも可愛らしいイチゴミルクのような色の花。3色のゼラニウムを使っています。

  • テッセンの仕立て方が面白い。

    テッセンの仕立て方が面白い。

  • 3つ星のお宿もありました。

    3つ星のお宿もありました。

  • そして、こんな可愛い家も。

    そして、こんな可愛い家も。

  • なんとも可愛らしい飾り付けに、目が釘付けになりました。<br /><br />このセル村は2012年に「オーストリアで一番美しい花の村」に選ばれ、<br />2013年には「ヨーロッパで一番美しい花の村」に選ばれたそうです。<br />(Entente Florale Europe の 2013年 Villages 部門でゴールド受賞。)

    なんとも可愛らしい飾り付けに、目が釘付けになりました。

    このセル村は2012年に「オーストリアで一番美しい花の村」に選ばれ、
    2013年には「ヨーロッパで一番美しい花の村」に選ばれたそうです。
    (Entente Florale Europe の 2013年 Villages 部門でゴールド受賞。)

  • ふと見上げると、上の道にもお花の家がある様子。行ってみます。<br /><br />

    ふと見上げると、上の道にもお花の家がある様子。行ってみます。

  • この道を歩いてきます。<br /><br />チロルでお花が綺麗な村というと、アルプバッハ村が有名ですが、<br />アルプバッハがこのEntente Florale Europe でゴールドを受賞したのは<br />1993年のことなのだそうです。つまり20年以上も前のことです。<br />一方、このセル村は昨年受賞したばかりです。このセル村もこれから<br />「ヨーロッパで一番美しい花の村」として旅行客にアピールしていくのだと思います。<br />こじんまりとした、静かな美しい村です。

    この道を歩いてきます。

    チロルでお花が綺麗な村というと、アルプバッハ村が有名ですが、
    アルプバッハがこのEntente Florale Europe でゴールドを受賞したのは
    1993年のことなのだそうです。つまり20年以上も前のことです。
    一方、このセル村は昨年受賞したばかりです。このセル村もこれから
    「ヨーロッパで一番美しい花の村」として旅行客にアピールしていくのだと思います。
    こじんまりとした、静かな美しい村です。

  • こちらのお花も綺麗です。

    こちらのお花も綺麗です。

  • まるでお伽話しの家のよう。<br />

    まるでお伽話しの家のよう。

  • 向こうに農家民宿が見えてきました。

    向こうに農家民宿が見えてきました。

  • どっしりとした木の建物の農家民宿。<br />色とりどりのお花のべランダ、どこか凛とした美しさがあって、<br />雨の中、傘をさしながら、しばし見とれました。

    どっしりとした木の建物の農家民宿。
    色とりどりのお花のべランダ、どこか凛とした美しさがあって、
    雨の中、傘をさしながら、しばし見とれました。

  • 横から見ると、いかにも農家の造りです。こういうお宿もチロルらしくていいなぁ。<br />昨年泊まったスザンナさんの農家民宿を思い出しました。<br />スザンナさんの民宿よりも、こちらの方が大きかったです。

    横から見ると、いかにも農家の造りです。こういうお宿もチロルらしくていいなぁ。
    昨年泊まったスザンナさんの農家民宿を思い出しました。
    スザンナさんの民宿よりも、こちらの方が大きかったです。

  • この辺りの家は昨年見たチロルの<br />シュトゥバイタールの民家とは<br />明らかに建築様式が違いました。

    この辺りの家は昨年見たチロルの
    シュトゥバイタールの民家とは
    明らかに建築様式が違いました。

  • 壁に道具。

    壁に道具。

  • 薪の上にお花が飾られてあるのが、<br />いかにもチロルの風情です。

    薪の上にお花が飾られてあるのが、
    いかにもチロルの風情です。

  • この辺りは丘のようになっていて、緑がとても美しかったです。

    この辺りは丘のようになっていて、緑がとても美しかったです。

  • こちらの家も小さくて、とても可愛いです。<br />ん?もしかして、この家は…!

    こちらの家も小さくて、とても可愛いです。
    ん?もしかして、この家は…!

  • 背後にある緑の丘で気が付きました。<br />この家は「チロール壁絵の里」の50ページに<br />載っている家でした。<br />松味先生の本には壁絵以外のチロルの風景も載っていて、<br />この家はとても可愛いくて、<br />背後の緑の丘が印象的だったので覚えていました。<br /><br />松味先生の本を見ていなければ、<br />セルに来ることは無かったでしょう。<br />本当に感謝しています。<br />

    背後にある緑の丘で気が付きました。
    この家は「チロール壁絵の里」の50ページに
    載っている家でした。
    松味先生の本には壁絵以外のチロルの風景も載っていて、
    この家はとても可愛いくて、
    背後の緑の丘が印象的だったので覚えていました。

    松味先生の本を見ていなければ、
    セルに来ることは無かったでしょう。
    本当に感謝しています。

  • しばらく歩いていった所に、<br />このようなお花だらけの家がありました。<br />この過剰なまでのお花のボリュームが凄い。

    しばらく歩いていった所に、
    このようなお花だらけの家がありました。
    この過剰なまでのお花のボリュームが凄い。

  • びっくりしたのはベランダのお花が、<br />チロルでよく使われているゼラニウムや<br />ペチュニアでなかったことです。<br />花火みたいなこのお花は何でしょうか?<br />いい感じに垂れ下がっています。

    びっくりしたのはベランダのお花が、
    チロルでよく使われているゼラニウムや
    ペチュニアでなかったことです。
    花火みたいなこのお花は何でしょうか?
    いい感じに垂れ下がっています。

  • 下の方には色とりどりのペチュニア、<br />サフィニア、ロベリアが。<br />さらに立派なテッセンが、<br />壁を這い上がるようにして上の階へと伸びていました。

    下の方には色とりどりのペチュニア、
    サフィニア、ロベリアが。
    さらに立派なテッセンが、
    壁を這い上がるようにして上の階へと伸びていました。

  • まだ7月上旬なのに、<br />こんなにこんもりと咲かせているのは見事です。

    まだ7月上旬なのに、
    こんなにこんもりと咲かせているのは見事です。

  • この家の花はゼラニウムがメインです。<br />つるバラも、やはりありました。<br />この村では赤いつるバラが流行っているのでしょうか。

    この家の花はゼラニウムがメインです。
    つるバラも、やはりありました。
    この村では赤いつるバラが流行っているのでしょうか。

  • ホタテマークが目立っている、<br />聖ヤコブ巡礼の道の案内板がありました。<br />ここオーストリアからスペインへ歩いて行くなんて、<br />途方もない距離です。昔の人は凄い。<br />(今でもオーストリアからスペインへ<br />歩いていく巡礼者がいるそうです。)

    ホタテマークが目立っている、
    聖ヤコブ巡礼の道の案内板がありました。
    ここオーストリアからスペインへ歩いて行くなんて、
    途方もない距離です。昔の人は凄い。
    (今でもオーストリアからスペインへ
    歩いていく巡礼者がいるそうです。)

  • こんな壁絵の建物もありました。<br />

    こんな壁絵の建物もありました。

  • 道端にもお花が植えられていました。

    道端にもお花が植えられていました。

  • 教会のある中心部に戻ってきました。

    教会のある中心部に戻ってきました。

  • お昼はせっかくなので、<br />この壁絵のレストランでいただきました。

    お昼はせっかくなので、
    この壁絵のレストランでいただきました。

  • レストラン内部。

    レストラン内部。

  • 天上は年代物で、1つ1つのマスに違う絵が描かれていました。

    天上は年代物で、1つ1つのマスに違う絵が描かれていました。

  • よく見ると、トールペイントのような素朴な絵でした。

    よく見ると、トールペイントのような素朴な絵でした。

  • チロルの食堂でよく見かける十字架も。

    チロルの食堂でよく見かける十字架も。

  • 注文したお料理です。細切れのお肉やハムや野菜をゼリーで固めたものです。<br />その上にスライスオニオンが載っています。付け合せはジャガイモです。<br />美味しかったので残さずいただきました。<br />

    注文したお料理です。細切れのお肉やハムや野菜をゼリーで固めたものです。
    その上にスライスオニオンが載っています。付け合せはジャガイモです。
    美味しかったので残さずいただきました。

  • テーブルの横には、こんな剥製が置いてありました。<br />これはアルプスマーモットさんでしょう。<br />山ではまだ一度も会ったことがないのに、<br />こんな所でお会いするなんて! <br />タヌキくらいの大きさで、<br />想像していたよりもずっと大きい動物だと分かりました。<br />山で会ってみたいです。

    テーブルの横には、こんな剥製が置いてありました。
    これはアルプスマーモットさんでしょう。
    山ではまだ一度も会ったことがないのに、
    こんな所でお会いするなんて! 
    タヌキくらいの大きさで、
    想像していたよりもずっと大きい動物だと分かりました。
    山で会ってみたいです。

  • 村の中心部。雨のせいなのか、人通りは少なく。

    村の中心部。雨のせいなのか、人通りは少なく。

  • 2軒目のお花屋さんがありました。

    2軒目のお花屋さんがありました。

  • また店先を拝見。

    また店先を拝見。

  • こちらにはエーデルワイスがありました。

    こちらにはエーデルワイスがありました。

  • お花の土が店先にどーんと置いてありました。日本と同じですね。<br />この村は園芸好きの人が多いので、お花屋さんも繁盛しますね。

    お花の土が店先にどーんと置いてありました。日本と同じですね。
    この村は園芸好きの人が多いので、お花屋さんも繁盛しますね。

  • 無料のご当地バスに揺られて帰ります。セルは無料バスの始発の村なので、<br />席はまだ空いていました。私の滞在したエルマウ村から乗ると<br />いつも混んでいて、座れることはほとんど無かったです。<br />とはいえ、無料は有り難い。<br />

    無料のご当地バスに揺られて帰ります。セルは無料バスの始発の村なので、
    席はまだ空いていました。私の滞在したエルマウ村から乗ると
    いつも混んでいて、座れることはほとんど無かったです。
    とはいえ、無料は有り難い。

  • バスの車窓から、セル村の入り口にある、花と太陽のモニュメントを眺めて。<br />さようなら、セル!素敵な村。また来たいな…。

    バスの車窓から、セル村の入り口にある、花と太陽のモニュメントを眺めて。
    さようなら、セル!素敵な村。また来たいな…。

  • エルマウ村のお宿Kaiserhofに戻って天気予報をチェックすると、<br />明日は終日、晴天とのことでした。憧れのWilder Kaiserに登る絶好のチャンスです。<br />そこでレセプションに行き、登山口までタクシーをお願いしたいと申し出たのですが、<br />レセプションの女性は「それならタクシーを呼ばなくても、ホテルの車でお送りしますよ。<br />ノープロブラム!もちろん無料です。」と言うではありませんか。<br />ビックリしました。なぜならこのホテルから登山口へは徒歩だと<br />片道2時間以上はかかるのです。<br />それを無料で往復プライベート送迎して下さるなんて、なんと太っ腹な!<br />お言葉に甘えて、お願いしました。明日の朝9時にホテル出発です。<br /><br />さて、夕食の時間になりました。このホテルは、ほぼ3食付です。<br />この日の夕食はサラダだけでなく、前菜もブッフェでした。<br />

    エルマウ村のお宿Kaiserhofに戻って天気予報をチェックすると、
    明日は終日、晴天とのことでした。憧れのWilder Kaiserに登る絶好のチャンスです。
    そこでレセプションに行き、登山口までタクシーをお願いしたいと申し出たのですが、
    レセプションの女性は「それならタクシーを呼ばなくても、ホテルの車でお送りしますよ。
    ノープロブラム!もちろん無料です。」と言うではありませんか。
    ビックリしました。なぜならこのホテルから登山口へは徒歩だと
    片道2時間以上はかかるのです。
    それを無料で往復プライベート送迎して下さるなんて、なんと太っ腹な!
    お言葉に甘えて、お願いしました。明日の朝9時にホテル出発です。

    さて、夕食の時間になりました。このホテルは、ほぼ3食付です。
    この日の夕食はサラダだけでなく、前菜もブッフェでした。

  • スープはポテトロールを添えたブイヨンスープです。<br /><br />この日も女将さんが夕食の各テーブルを周って挨拶にいらしたのですが、<br />「明日、Wilder Kaiserに登ります。」と言ったら、女将さんからも<br />「それなら、ホテルの車で登山口までお送りしますよ。」と言われました。<br />お礼を言い、すでに予約していることを伝えました。<br /><br />

    スープはポテトロールを添えたブイヨンスープです。

    この日も女将さんが夕食の各テーブルを周って挨拶にいらしたのですが、
    「明日、Wilder Kaiserに登ります。」と言ったら、女将さんからも
    「それなら、ホテルの車で登山口までお送りしますよ。」と言われました。
    お礼を言い、すでに予約していることを伝えました。

  • メインは、ビーフストロガノフのシュペッツレ添えにしました。<br /><br />チロルの山あいのお宿は、昨年のスザンナさんの民宿や、<br />一昨年のエーデルワイスホテルもそうだったけれど、とっても親切です。<br />そういう親切な対応をしてくれるお宿を選んで泊まっているせいもあるけれど、<br />親切さが他の地域より、きわだっていると思います。<br />

    メインは、ビーフストロガノフのシュペッツレ添えにしました。

    チロルの山あいのお宿は、昨年のスザンナさんの民宿や、
    一昨年のエーデルワイスホテルもそうだったけれど、とっても親切です。
    そういう親切な対応をしてくれるお宿を選んで泊まっているせいもあるけれど、
    親切さが他の地域より、きわだっていると思います。

  • シュペッツレはこんなふうに別のお皿に付いていました。<br />私の好きなチーズ味のシュペッツレではなくて、バター味のシュペッツレでした。<br />塩分はあまりありません。<br />つまり、ビーフストロガノフにご飯を添えて食べるようなものでした。<br />

    シュペッツレはこんなふうに別のお皿に付いていました。
    私の好きなチーズ味のシュペッツレではなくて、バター味のシュペッツレでした。
    塩分はあまりありません。
    つまり、ビーフストロガノフにご飯を添えて食べるようなものでした。

  • デザートはストラッチャテッラを添えたストロベリーティラミスにしました。<br />ストラッチャテッラというのは、チョコチップ入りのミルクジェラートなのだそうです。<br /><br />美味しい夕食をたっぷり食べて、さあ、明日はいよいよ、十年来の憧れ、<br />Wilder Kaiserに登る日です。どんな風景が待っているのか、<br />果たして私にも登れるのか、少し不安もありましたが、ワクワクして眠りにつきました。

    デザートはストラッチャテッラを添えたストロベリーティラミスにしました。
    ストラッチャテッラというのは、チョコチップ入りのミルクジェラートなのだそうです。

    美味しい夕食をたっぷり食べて、さあ、明日はいよいよ、十年来の憧れ、
    Wilder Kaiserに登る日です。どんな風景が待っているのか、
    果たして私にも登れるのか、少し不安もありましたが、ワクワクして眠りにつきました。

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この旅行記へのコメント (17)

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  • sanaboさん 2017/03/20 22:57:58
    いつの日か、カイザーホフに泊まりセル村にも♪
    旅するうさぎさん、こんばんは

    セル村の旅行記を拝見させていただきました。

    セルは2012年に「オーストリアで一番美しい花の村」に選ばれ、
    2013年には「ヨーロッパで一番美しい花の村」に選ばれたそうですね。
    花好きとしては、ぜひとも行きたくなりました♪

    一昔前、「オーストリアで一番美しい村」ということで
    アルプバッハに(それも2回も!)行きましたが
    今の時代はセルなのですね〜

    うさぎさんが泊まられたカイザーホフには今でも憧れ
    いつの日か泊まりたいと夢見ています。

    今年はチロルにお出かけのご予定がおありですか?
    また旅行記で楽しませていただけるかしらと、楽しみです^^

    ようやく暖かくなってきましたね。
    どうぞお元気で、春のお出かけをお楽しみくださいね。

    sanabo

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2017/03/21 23:36:13
    RE: いつの日か、カイザーホフに泊まりセル村にも♪
    sanaboさん、こんにちは。
    セル村の旅行記を見て下さり、コメントもありがとうございます。


    > セルは2012年に「オーストリアで一番美しい花の村」に選ばれ、
    > 2013年には「ヨーロッパで一番美しい花の村」に選ばれたそうですね。
    > 花好きとしては、ぜひとも行きたくなりました♪


    そうなんです。
    私は現地に行くまでそのことを知らなかったのですが、
    カイザーホフのお部屋に置いてあったパンフレットで
    セルがお花の村として受賞したことを知り、
    元々、セルへは壁絵を見に行くつもりでしたが、
    お花まで綺麗だなんて、一体どんな村なのかな?と思い
    出かけました。

    よろしければ、youtubeに受賞の様子が映っているので
    見てあげて下さい。
    授賞式でのセル村の人達、とっても嬉しそうです。
    この村ではこの年、山の中腹にある子供が水で遊ぶ施設
    HexenwasserでALPS賞を受賞し、
    チロルのブラスバンド大会でも優勝して
    youtubeではそのトリプル受賞を伝えているのですが、
    村を盛り上げていこうとする人達の活気が感じられました。
    https://www.youtube.com/watch?v=Ztvw3-DPcg4


    > 一昔前、「オーストリアで一番美しい村」ということで
    > アルプバッハに(それも2回も!)行きましたが
    > 今の時代はセルなのですね〜

    sanaboさんは2度もアルプバッハに行かれたのですね。
    以前からお花好きなのは知っていましたが、
    やはり相当なお花好きですね!
    私も同じなので、嬉しいです。

    私は今年、チロルのTuxertalに9連泊する予定ですが、
    もしかしたら、余裕があればですが、
    アルプバッハにも行くかもしれません。
    元祖お花の村はやはり捨てがたいです。

    お花の家々を見て歩くのは、毎回楽しみです。
    チロルで最も楽しみなことと言っていいくらい。
    見ていて飽きることがないです。
    家の形や装飾も、谷によって違うので
    そのおうちとお花が生み出すハーモニーが
    何ともいえず好きです。

    2016年に、このEntente Florale Europe の
    Town部門でゴールドを受賞したのは、
    なんと Bad Ischl とのことですよ!
    やっりね〜、綺麗だもの、イシュル温泉は。
    町全体も品がいいし、私もあの町、大好きです。

    ここに2016年のEntente Florale Europeの
    結果が出ていました。
    http://www.entente-florale.eu/results-2016/

    sanaboさんは色々な国にお出かけになるので
    受賞した町や村をご存じなのではないでしょうか。

    カイザーホフ、お料理と景色が特に良かったです。
    今年泊まるホテルも、例によって
    1泊3食に午後のおやつ付のところで、
    食事については何も心配がなくて楽です(笑)
    ずっと憧れていたホテルでもあり、
    久しぶりのチロル、満喫したいと思います。

    sanaboさんはどちらに行かれるのでしょうか。
    毎回、旅行記がとても充実していて。
    今回はポルトガルを拝見しましたが、
    私は学校で習った社会科を思い出しました。
    また、栄枯盛衰という言葉も。
    お泊りになったリスボンのホテルも素敵ですね。


    旅するうさぎ

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2017/03/23 23:34:47
    Soell♪
    旅するうさぎさん、こんばんは

    > よろしければ、youtubeに受賞の様子が映っているので
    > 見てあげて下さい。

    はいっ、早速拝見しました♪
    今バックグラウンドでyoutubeのチロルの音楽が流れています^^
    それにしても3冠達成とは凄いですね!
    村の活気や人々の意気込みが伝わってくるようです。
    ぜひぜひいつか訪れてみたいです。

    youtubeを拝見して分かったのですが、セル村のスペルは
    sの後ろはeではなくoの上に点々(!笑)が付くドイツ語特有の文字を
    書くのですね。 で、英語表記だとoeに。
    この発音、日本人は苦手ですよね〜(笑)

    > 私は今年、チロルのTuxertalに9連泊する予定ですが、
    > もしかしたら、余裕があればですが、
    > アルプバッハにも行くかもしれません。

    わぁ、Tuxertallに9連泊ですか!?
    いいですね〜♪ 思い切り楽しんでらして下さいね!
    アルプバッハ手前のRattenbergも好きなんです。

    > 2016年に、このEntente Florale Europe の
    > Town部門でゴールドを受賞したのは、
    > なんと Bad Ischl とのことですよ!
    > やっりね〜、綺麗だもの、イシュル温泉は。
    > 町全体も品がいいし、私もあの町、大好きです。

    Bad Ischlが受賞したのですね〜
    私も大好きな町です。
    ケーキ好きとしては、カフェ・ツァウナーもありますし(^_-)-☆

    > ここに2016年のEntente Florale Europeの
    > 結果が出ていました。

    残念ながら他に知っている町はありませんでした。
    今後のために、教えていただいたページをお気に入りに入れました。
    どちらかに行けたらという楽しみが増えました^^

    > 今年泊まるホテルも、例によって
    > 1泊3食に午後のおやつ付のところで、
    > 食事については何も心配がなくて楽です(笑)

    3食(お昼も)ついているのですか?
    思い切り遊んで、おなかがすいたらお家(ホテル)に帰って
    また遊んで・・・(笑)
    想像しただけで、私までワクワクしてきますヽ(^o^)丿
    いいなぁ〜〜

    旅行記を拝見するのが今から楽しみです♪

    sanabo

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2017/03/27 22:25:57
    RE: Soell♪
    sanaboさん


    > アルプバッハ手前のRattenbergも好きなんです。


    sanaboさん、ラッテンベルクもお好きなんですね。
    実は、ラッテンベルクにも行く予定です。
    理由は、聖ノトブルガさんの生まれ故郷だからです。
    前回の旅で、念願かなってエーベンの聖ノトブルガ教会に
    行くことができました。
    ですので今度は、彼女の生まれ故郷へ行こうと思っています。
    キリスト教徒でもないのに、聖地巡礼となりそうです。


    > Bad Ischlが受賞したのですね〜
    > 私も大好きな町です。
    > ケーキ好きとしては、カフェ・ツァウナーもありますし(^_-)-☆


    私もあのお店のケーキ、とっても美味しくいただきました♪
    色とりどりのフレッシュフルーツが載ったケーキ。
    テイクアウトして、温泉ホテルのベランダで食べました。
    ずいぶん前のことですが、あのケーキの美味しさは
    忘れられないです。
    甘さもちょうどよく、上品な感じがしました。


    > 3食(お昼も)ついているのですか?
    > 思い切り遊んで、おなかがすいたらお家(ホテル)に帰って
    > また遊んで・・・(笑)


    お昼に間に合うように帰れる日はほとんどないと
    思いますが、せっかくなので、お昼も午後のケーキも
    時には味わってみたいです。
    朝食も頼めば部屋まで持ってきてくれるそうなので、
    もし景色の良いお部屋であれば、時にはのんびり
    お部屋で食べるのもいいかなぁと思っています。


    旅するうさぎ
  • ぶどう畑さん 2015/08/22 10:36:42
    お花がいっぱい!
    旅するうさぎさん

    ぶどう畑です。
    セル村の旅行記にお邪魔しました。

    本当にお花がいっぱい!
    小さい村、絵本のような家々、こういう所、大好きです!!

    アルプバッハは、アヘンゼーに行った旅で訪れました。
    確かに窓辺の花がきれいで、古い大きな家があったりしましたが、「ここがオーストリアで一番美しい村?」の印象だったので、コメントを読んでなるほど…です。

    旅するうさぎさんは、健脚なんですね〜。
    私は貧脚なので、山は見るだけで、セル村などのお散歩で満足(笑)。

    エルマウ村のホテル、ますます行ってみたくなりました!
    また時間を見つけて、ほかの旅行記にもお邪魔したいと思います。

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2015/08/22 22:19:43
    RE: お花がいっぱい!
    ぶどう畑さん、こんにちは。


    > 本当にお花がいっぱい!
    > 小さい村、絵本のような家々、こういう所、大好きです!!

    セル、いい所でした。
    今度この辺りに泊まる時はセルもいいなと思いました。
    この村は皇帝山脈を斜めから眺めるので、
    あまり山脈がかっこよく見えないし、
    近くのリフトで登る山も、いたって普通な感じです。
    ですが、この村自体に魅力があって、雰囲気が良かったです。
    アルプバッハのように坂道に村があるのではなく、
    村の中心部は平坦なのですが、
    お花の家は綺麗だし、教会の内装も豪華で美しく、
    なかなか素晴らしい村でした。


    > アルプバッハは、アヘンゼーに行った旅で訪れました。
    > 確かに窓辺の花がきれいで、古い大きな家があったりしましたが、「ここがオーストリアで一番美しい村?」の印象だったので、コメントを読んでなるほど…です。

    アルプバッハにも行かれたのですね!
    「ヨーロッパで一番美しい花の村」ってどういうことなんだろう?
    と調べたら、こういうことでした。
    毎年選考が行われていて、金賞を取る村も1つではなく、
    複数あるようですよ。
    セル村が金賞を受賞した様子はyoutubeに出ていました。
    https://www.youtube.com/watch?v=Ztvw3-DPcg4

    また、最近の受賞した村の一覧も見つけました。
    村部門の他に、町部門もあって、
    クーフシュタインも2013年に銀賞を取ったようです。
    クーフシュタインも確かに美しい町だったから、
    これは分かるなぁ、と思いました。
    https://www.facebook.com/efeurope/notes



    > 旅するうさぎさんは、健脚なんですね〜。
    > 私は貧脚なので、山は見るだけで、セル村などのお散歩で満足(笑)。

    いやいや、全然健脚じゃないですよ。
    今までがあまりに軟弱すぎたので、
    これではイカン!と思ったわけです。
    チロルが好きなら、山を登らないと!と思い至りました。
    健脚を目指したいです。頑張ります〜(笑)


    > エルマウ村のホテル、ますます行ってみたくなりました!
    > また時間を見つけて、ほかの旅行記にもお邪魔したいと思います。

    エルマウのカイザーホフ、お薦めです。
    景色が抜群に良いですし、お料理も美味しいし、
    女将さんもしっかりとした方です。
    周りのお客様も上品な方が多かったです。
    難点はバス停からもの凄く遠いということです!(笑)

    今年はトラベラーのコットングラスさんがお泊りになりました。
    だから、旅行記を拝見するのを凄く楽しみにしているところです。
    ぶどう畑さんは今度、インドネシアに行くのでしょうか。
    楽しみですね!


    旅するうさぎ

    ぶどう畑

    ぶどう畑さん からの返信 2015/08/23 21:00:01
    Alpabtrieb
    旅するうさぎさん

    ぶどう畑です。

    クーフシュタインには、巨大パイプオルガンを聞きに行きました。
    橋の所に花がたくさん飾られていて、川岸の家がカラフルで、思わず写真を撮ったことを覚えています。

    You tube に映っていたセル村の受賞の瞬間、みんな嬉しそうですね!

    私は「Alpabtrieb」に興味津々です。
    同じドイツ語のなのに、スイスではAlpabzug(アルプアプツーク)で、呼び名が違うのですね。
    フランス語では、Desalp(デザルプ)というらしいです。

    オーストリアは牛の飾りが派手!
    http://www.tyrol.com/e-cattle-drive-soell

    セル村、いいなぁ!
    チロルへの興味がまた湧いてきました!

    といいながら、9月にジャカルタとシンガポールに行ってきます。
    ジャカルタはあまり見どころがないので、1泊のツアーでボロブドゥール遺跡などを観光する予定。
    食あたりにならないことを祈るばかり。

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2015/08/24 21:13:43
    RE: Alpabtrieb
    ぶどう畑さん

    > クーフシュタインには、巨大パイプオルガンを聞きに行きました。
    > 橋の所に花がたくさん飾られていて、川岸の家がカラフルで、思わず写真を撮ったことを覚えています。

    そうでしたか、クーフシュタインにも行き、パイプオルガンも
    聴かれたのですね。
    私がちょこっと立ち寄った時も、橋の上のお花が綺麗でした。
    イン川が流れ、趣きのある町ですね。


    > You tube に映っていたセル村の受賞の瞬間、みんな嬉しそうですね!

    そうですね。
    ヨーロッパで一番美しい花の村だけでなく、
    山の施設や、ブラスバンドでも表彰されたようですね。


    > 私は「Alpabtrieb」に興味津々です。
    > 同じドイツ語のなのに、スイスではAlpabzug(アルプアプツーク)で、呼び名が違うのですね。
    > フランス語では、Desalp(デザルプ)というらしいです。


    チロルでは、Almabtrieb(アルムアブトリーブ)と言うそうです。
    以前から見てみたいと思っている行事です。
    私もぶどう畑さんの旅行記を拝見して、
    スイスは呼び方が違うんだと思っていました。
    ドイツのバイエルンでもAlmabtriebだと思います。


    > といいながら、9月にジャカルタとシンガポールに行ってきます。
    > ジャカルタはあまり見どころがないので、1泊のツアーでボロブドゥール遺跡などを観光する予定。
    > 食あたりにならないことを祈るばかり。

    ボロブドゥール、楽しみですね。
    旅行記、楽しみにしています。


    旅するうさぎ
  • oneonekukikoさん 2014/12/28 21:04:28
    雨模様の一日なのに
    旅するうさぎさん
    こんばんは。
    お久しぶりです。

    お花でいっぱいのセル村の紹介ありがとうございます。
    冒頭に雨模様とありましたのに
    とっても綺麗に花たちが写真に収まっているのにびっくりしています。

    たとえ雨でも、チロルの7月はお花が楽しめますね。

    こちらは、しばらくドイツ詣でが続きそうです。
    チロルはお預けかな。
    でも、なんとか孫達を連れて
    スザンナさんのお宿を再訪できたらと思っています。

    来年もチロルですか?
    いよいよ今年も残り少なくなってきました。
    oneonekukiko

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2015/01/02 17:39:30
    RE: 雨模様の一日なのに
    oneonekukikoさん、
    あけましておめでとうございます。
    コメント、ありがとうございます。


    > お花でいっぱいのセル村の紹介ありがとうございます。
    > 冒頭に雨模様とありましたのに
    > とっても綺麗に花たちが写真に収まっているのにびっくりしています。

    いえいえ、なにか寂しい感じに写っていて
    セルには申し訳ないことをしたなと思っています。
    よく、お花の写真は曇りの日が撮りやすいというけれど、
    私の実感では、お花のある家は青空の日に撮ったほうが
    断然美しいと思いました。
    でも、村歩きは楽しかったです。
    やっぱり花の村は歩いているとウキウキしてきます。


    > こちらは、しばらくドイツ詣でが続きそうです。
    > チロルはお預けかな。
    > でも、なんとか孫達を連れて
    > スザンナさんのお宿を再訪できたらと思っています。

    ドイツの旅行記を拝見したのですが、とても素敵でした。
    娘さんのご家族がドイツに住んでいらっしゃる間、
    ドイツをいろいろ周ってみるのは
    とても素晴らしいことだと思いました。

    スザンナさんの農家民宿は、私もまた行きたいと思っています。
    とてもチロルらしい滞在ができましたし、
    沢山の思い出ができました。
    次にシュトゥバイタールに行く時には
    もう少しちゃんと山を登れるようになっていたいです。


    > 来年もチロルですか?

    はい。今年もチロルに行く予定です。
    チロルには行きたい谷が沢山ありすぎて
    どこから訪ねればいいのか、大いに迷うところなのですが、
    今のところ、ZillertalやTuxertalに行こうかと思っています。

    oneonekukikoさんも行かれた、Maria Waldrast、
    あの修道院の背後に青く見えていた山々がZillertal Alpsだと
    Maria Waldrastでいただいたパンフレットに書いてありましたが
    あの山々の方に行ってみたいのです。
    氷河の山々と湖の織りなす風景を見てみたいです。
    お宿は5年くらい前から
    素敵だなあと思っているところがあるので
    そこに泊まろうかと思っています。今度は夫も一緒です。


    旅するうさぎ

    oneonekukiko

    oneonekukikoさん からの返信 2015/01/02 20:39:24
    RE: RE: 雨模様の一日なのに
    来年はご主人様とチロルですか。
    お二人でチロルはお久しぶりですね。
    お時間が取れて良かったこと。
    計画の楽しみが増えますね。

    ツィラータール
    聞き覚えのある地名でしたので、記憶を思い起こしてみたら
    ザルツブルクからインスブルックへの帰り道に
    1泊して寄り道しようかと思ったところでした。

    いつも素敵な風景の紹介をありがとうございます。
    いつも参考にさせてもらってます。
    今年もどうぞよろしくね。

    oneonekukiko
  • ムロろ~んさん 2014/12/25 08:27:31
    壁絵\(◎o◎)/!
    旅するうさぎさん

    おはようございます、ムロろ〜んです。
    チロルに行かれた旅行記を拝見しました。
    セルの街並みがきれいでゆっくり散策してみたいなぁと思いましたよ。
    私もこのような街に行ったことがあるのですけれど、ゆっくりじゃなくってせかせか歩いちゃったので(あっちこっち詰め詰めにスケを組むのでf^_^;)。

    壁絵ですけれど、本当に美しいですね。
    じっくり見てみたいのですけれど、これって維持管理が大変そうって思っちゃったんです。
    先日、勤め先のお寺で壁の塗装について師匠と話題になったのですけれど、こちらの建物もどのようにしてきれいに維持するんだろうってふと疑問に感じてしまいました。

    それでもこのようにきれいに美しく見せてくれる芸術作品にほれぼれしちゃいます。


    ムロろ〜ん(-人-)

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2014/12/28 18:30:45
    RE: 壁絵\(◎o◎)/!
    ムロろ〜んさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。


    > セルの街並みがきれいでゆっくり散策してみたいなぁと思いましたよ。
    > 私もこのような街に行ったことがあるのですけれど、ゆっくりじゃなくってせかせか歩いちゃったので(あっちこっち詰め詰めにスケを組むのでf^_^;)。

    ムロろ〜んさんは毎回、短期間の日程であっても
    とても充実した旅をしていますね!
    事前に旅先のことをよく調べているのが分かります。
    私も事前に調べてから旅に出るのですが
    基本、同じ宿にずっと泊まっていることもあって
    何月何日にこの場所に行くと
    はっきり決めておくことがあまりなくて、
    事前に調べたいくつもの行きたい場所の中から
    現地で天候や体調のことも考えつつ、
    前日にどこに行くのかを決めることが多いです。

    このセル村も、機会があったら行ってみようかな〜
    と思っていた所の1つで、行ってみたら素敵な村でした。
    逆に事前に結構調べたけれど、結局行けなかったところも
    多々あるわけで、まあ、いつか行ければいいか、
    というくらいに、のんびり考えています(笑)
    旅のスタイルは人それぞれですね。
    趣味の世界だから、正解というものがないし、
    それでいいのだと思います。


    > 壁絵ですけれど、本当に美しいですね。
    > じっくり見てみたいのですけれど、これって維持管理が大変そうって思っちゃったんです。
    > 先日、勤め先のお寺で壁の塗装について師匠と話題になったのですけれど、こちらの建物もどのようにしてきれいに維持するんだろうってふと疑問に感じてしまいました。

    ムロろ〜んさんのお勤め先のお寺も維持管理が大変なのですね。
    壁1つでも、伝統の色や装飾を維持していかなければならないし、
    お金もかかることなので、ご苦労があるのだと思います。

    そういえば以前、
    京都の東本願寺の近くに住んでいたことがあったのですが、
    お寺の御影堂の修理をしていました。
    あのお寺はあまりにも巨大なので
    初めて見た時には心底ビックリしましたが
    (あの大きさは関東では見たことがなかった)
    やはり東洋一の巨大木造建築物だけあって、
    修理には5年くらいかかったそうです。

    昨年、法然上人に挨拶しようかなと思って
    ぶらっと知恩院に行ったら、
    そこでも御影堂の修理をしていました。
    2012年から修理を始めて、
    終わるのがなんと2019年とのことでした。
    なんだか気の遠くなるような話しだな、と思いました。

    チロルの壁絵の補修については、
    昨年、別の村で補修している現場を見ましたが、
    足場をしっかり設置して、女性の職人さん(壁絵画家の方かな)
    が描いていました。
    伝統のあるものを維持するのは大変なことですね。


    旅するうさぎ
  • コットングラスさん 2014/12/24 17:31:13
    こんにちは
    旅するうさぎさん

    エルマウ、ゴーイング、セル村とグーグルマップで位置を掴みながら
    旅行記を拝見させて戴いています。
    いつもながらの記載内容の深さには感銘してしまいます。
    この地方からサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路が…というのも
    驚くばかりできっと今も続いているのでしょうね。

    昨日12月23日、新聞広告を何気なく見ていた時、ふと目に止まったのが
    kneipp(クナイプ)の文字でした。
    (株)クナイプ・ジャパン ドイツシェアNO.1入浴料となっており、
    日本上陸30周年の広告でした。
    クナイプといえば、まず最初に思い浮かぶのは旅するうさぎさんの
    Maria Woldrastの旅行記でした。
    そしてクナイプでいくつか検索していくと「セバスチャン・クナイプ
    ドイツの自然療法生活を訪ねる」というサイトを見つけました。
    セバスチャン・クナイプ神父 1821年〜1897年
    肺結核を患っていたが、冷泉療法 冷水の刺激によって引き出された
    自己治癒力で結核を直した 云々が記されていました。
    Maria Waldrastのクナイプの前の看板に描かれていた人でした。
    あの冷たかった足の間隔が蘇り、チロルへの思いがまた高まりました。

    早速、「心まで暖まるクリスマス、至福のバスタイムを…」のコピーに
    乗り、ドイツシェアNO1.の入浴料をアマゾンで注文してしまいました。
    (笑)

    コットングラス



    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2014/12/27 18:11:13
    RE: こんにちは
    コットングラスさん、こんにちは。
    コメント、ありがとうございます!

    > この地方からサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路が…というのも
    > 驚くばかりできっと今も続いているのでしょうね。

    そうですね。
    YouTubeに「Auf dem Jakobsweg durch Tirol」という動画があり、
    ホタテを帽子に付け、杖をついてチロルの区間を歩く男性の姿を見ました。
    今でも巡礼の道を歩く人がいるからこそ、
    こういった標識が各所に分かりやすく掲示されているのでしょね。
    その動画の男性は過去6年間に4回歩いたそうなので
    凄いものだなぁ…と思いました。

    それに、コットングラスさんの撮ったお写真にも
    Jakobswegのホタテマークがありますね!
    以前、コットングラスさんのレアモースの旅行記を拝見した時に
    見つけました。ここも巡礼路なんだなあと思ったんです。
    このお写真です↓
    http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=34799922

    他のトラベラーさんのフランスの旅行記でも
    ホタテマークを見つけたことがあります。
    今回の旅で、ホタテ印の意味がよく分かったので
    今後、ヨーロッパを旅する時には
    このマークにも注目していこうと思いました。


    > 昨日12月23日、新聞広告を何気なく見ていた時、ふと目に止まったのが
    > kneipp(クナイプ)の文字でした。
    > (株)クナイプ・ジャパン ドイツシェアNO.1入浴料となっており、
    > 日本上陸30周年の広告でした。
    > クナイプといえば、まず最初に思い浮かぶのは旅するうさぎさんの
    > Maria Woldrastの旅行記でした。
    > そしてクナイプでいくつか検索していくと「セバスチャン・クナイプ
    > ドイツの自然療法生活を訪ねる」というサイトを見つけました。
    > セバスチャン・クナイプ神父 1821年〜1897年
    > 肺結核を患っていたが、冷泉療法 冷水の刺激によって引き出された
    > 自己治癒力で結核を直した 云々が記されていました。
    > Maria Waldrastのクナイプの前の看板に描かれていた人でした。
    > あの冷たかった足の間隔が蘇り、チロルへの思いがまた高まりました。
    >
    > 早速、「心まで暖まるクリスマス、至福のバスタイムを…」のコピーに
    > 乗り、ドイツシェアNO1.の入浴料をアマゾンで注文してしまいました。
    > (笑)


    クナイプの広告を見て、私の旅行記を思い出して下さったのですね。
    Maria Waldrastというアルプスの巡礼地は、
    今まで訪ねたチロルの中でも特に好きな場所です。
    あのような清々しい体験は初めてでした。
    修道院や周りの自然美が素晴らしく、
    おまけにクナイプ体験もできて良かったです。
    山の中で、水に足を浸して歩いただけなのに、
    宿に戻ったら足の痛みがとれて
    体が軽くなっていたのは本当に不思議でした。
    美味しいお水が飲めたことも良かったです。

    あの旅行記を書いた時に「クナイプってなんだろな?」
    と少し調べたことがあったのですが、
    セバスチャン・クナイプ神父のことまでは
    詳しく調べていなかったので、
    教えて下さりありがとうございます。

    教えていただいたサイト、見てみました。
    とても分かりやすくクナイプのことが書いてありました。
    クナイプ自然療法は最初はなかなか理解されなかったけれど、
    ついにはローマ法王庁公認の治療法となった経緯など、
    とても興味深かったです。
    ドイツの町にはクアオルトという療養の町が多数存在していますが
    そのきっかけはクナイプ神父が提唱した
    クナイプ自然療法によるものだったのですね。
    コットングラスさんがお好きな
    ガルミッシュ-パルテンキルヘンの町もクアオルトですよね♪

    クアオルトについて興味が出てきたので
    それについて書いてある本を読んでみることにしました。 
    (Amazonで2冊注文しました。)
    クアオルトでゆっくり保養というのもいいですね〜。
    チロルのホテルでもクナイプがある所は多く、
    一昨年泊まったVitalhotel Edelweissにもあったのですが、
    当時はやり方がよくわからなかったので、やりませんでした。
    もし次に泊まるチロルのホテルにクナイプがあったら
    やってみたいです。


    旅するうさぎ
  • akikoさん 2014/12/24 00:23:09
    セル村も素敵!
    旅するうさぎさん

    今まで訪れられた村も素敵でしたが、セル村も負けず劣らず、本当に素敵な村ですね〜 2012年に「オーストリアで一番美しい花の村」に選ばれ、2013年には「ヨーロッパで一番美しい花の村」に選ばれたんですって?"一番美しい花の村"というフレーズ、とっても魅力的です!

    どのお宅も花いっぱいで美しいですが、特につるバラが綺麗な貸しアパートや旅するうさぎさんの言葉を借りると"お花だらけの家"だという大きな農家民宿の家なんかは、もう今すぐにでも見に行きたくなるような素敵な家ですね(*^_^*) この村を歩いているだけで幸せ気分になるのが想像できます。

    バロック・ロココ様式の村の教会は、アルプスで最も美しい教会の一つと言われるだけあって、優美な装飾が教会内いっぱいに施されていていますね。マリア様の胸に7本もの剣が刺さっている像はちょっとビックリでしたが、「聖母マリアの7つの悲しみ」を表した像だと聞き、納得です。表現の仕方も所変われば品変わると言いますが、いろいろあって面白いですね。

    セル村の旅行記を見せていただき、チロル地方の新たな魅力が加わりました♪ 行ってみたい〜〜

    akiko

    旅するうさぎ

    旅するうさぎさん からの返信 2014/12/24 20:54:02
    RE: セル村も素敵!
    akikoさん、こんにちは♪

    実はセル村では当初、壁絵が見たいと思っていただけ
    だったのですが、現地でもらったパンフレットに
    「セルは2012年にオーストリアで一番美しい花の村に選ばれました。
    そして今、ヨーロッパで一番美しい花の村へ。」
    みたいなことが書いてあったので、調べてみたら
    去年すでに「ヨーロッパで一番美しい花の村」を
    受賞していたことがネットで調べたら分かったのです。
    YouTubeに授賞式の様子がバッチリ出ていました。

    花が好きなので、これはもう絶対に行かなければ!
    と思いました。ですので、雨にもかからわず、
    心はウキウキしてセル村に向かいました。

    しかし、写真ではあまり雨は目立ちませんが、
    実際には雨が結構ザーザー降っていて
    傘さしながら片手で写したので、
    なにか寂しげな感じに写ってしまい
    セルには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    本当は人間の目で見ると
    もっとお花の色がはっきりしていたんです。
    晴れの日にもう一度行って
    一眼レフで撮ってくれば良かったと思いました。
    今回の件で、雨の日は壁絵を撮るのはOKだけれど、
    お花の家はあまり綺麗に写らないことがよく分かりました。
    いつか、盛夏の青空の日にセル村を撮ってみたいです。
    セルの魅力って、こんなものじゃないと思うんです。
    とっても可能性を秘めた村だと思いました。


    > バロック・ロココ様式の村の教会は、アルプスで最も美しい教会の一つと言われるだけあって、優美な装飾が教会内いっぱいに施されていていますね。マリア様の胸に7本もの剣が刺さっている像はちょっとビックリでしたが、「聖母マリアの7つの悲しみ」を表した像だと聞き、納得です。表現の仕方も所変われば品変わると言いますが、いろいろあって面白いですね。


    「アルプスで最も美しい教会の一つ」という表現は
    wikipediaでこの教会について調べたら
    そう書いてあったので引用したのですが、
    本当に美しくて、教会の中に入ってしばらくは
    ポカンと口あけて見てました…(笑)

    「聖母マリアの7つの悲しみ」の像は、現地で見た時に
    かなりギョッとしたのですが、家に帰って調べたら
    ヨーロッパではよくある像だということが分かりました。
    一度見たら忘れられないです。

    お忙しい年の瀬に、旅行記を見て下さって
    コメントもありがとうございます!


    旅するうさぎ

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